メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 10月5日号  2003/10/05


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毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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                     運ちゃんのひとりごと

  2003/OCT/5TH 第139回(mag2は-100回)、melten64回、e-mag42回
              購読者数 723名    posbeeは第9回

          今日現在までの走行距離987,184km
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 皆さんこんにちは、あさやんです。
 私のところにこんなニュースが舞いこんできました。

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  ◆国交相、高速料金「別納割引」を廃止

 扇千景国土交通相は閣議後の記者会見で、日本道路公団が高速道路の
大口利用者を対象に実施している通行料金の「別納割引制度」を廃止する
と発表した。

 トラック、バス会社などの大口利用者に対しては、自動料金収受システム
(ETC)を活用した新しい割引制度を設ける。
 別納制度は今後、新規の受け付けや契約の更新はしない。

 現在の契約は有効なため、すべての事業者との契約期間が切れる2年後を
めどに、新制度に完全移行する。

 新しい割引制度は、今後内容を詰める。
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 といった内容のものです。
 この「別納割引」というのは、定期的にというのか頻繁に高速道路を利用す
る事業者に対して、一定の割引制度を与えましょうといった類のものなのです
が、営業車を動かす運送会社の運ちゃんはたいていがこの別納制度を利用
した『別納カード』というものを持たされています。

 早い話が後納式のカードで、このカードを利用することにより一定の割引が
適用されるというものなのです。
 回数券も便利なものではありますが、このカードはどこででもたいていの有
料道路においてキャッシュレスで有料道路が走れるということで、我々運ちゃ
んはその恩恵を受けているのです。

 どこへ行くにも現金で支払っているのは運ちゃんにとっても大変なことです。
 大型車なので高速料金も馬鹿になりませんしね。
 でもなんだろう。
 この別納カードを廃止するというのはどういうことだろうか。
 なにをしようと考えているのだろうか。

 そんなことを考えていました。
 つまりはどうなんでしょうか。
 ETCの普及が今ひとつ浸透していないということを表しているのではない
のでしょうか。

 それとも、料金所の収受員の人件費をカットする意味で、将来において無人
化するということなのでしょうか。 
 定年後の再就職の場としてもてはやされていたこの収受員の雇用の場が、
今まさに奪われようとしています。

 いま排ガスの関係で、どこの運送会社においてもトラックの代替に追われて
いる最中なわけですが、我が勤務先においては未だに一台たりともこのETC
車載機を搭載しているトラックはありません。

 運送会社によっては、こぞってこのETCを活用しているところもあるようです
が、これを装備することにより何らメリットが受けられないというところが、トラッ
クのETC車載の普及度が上がらない根本的な原因のように思われます。
 JHは、このあたりに着目したということなのでしょう。

 ETC車載機を装着するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
 止まらなくてもよいから、料金支払いの順番をパスしてスムーズにゲートをく
ぐることができる。
 ラッシュ時の料金所の渋滞によって、本線にまで停止車両がつながり、要ら
ぬ渋滞を作ってしまっている。

 料金支払い待ちで並んでいると、ボーっとした運ちゃんがその後続に突っ込
んで見知らぬ他人に対して不幸を作ってしまっている。
 そんな状況を作らなくても済むわけです。

 でもそれは理想であって、一般道に出る際に信号待ちで並んでいるクルマが
高速道路の本線にまで並んでしまえばまったく意味はなくなるわけで、今後は
違った意味での改善が求められることになるでしょう。

 高速で止まらなくてもよくなったら、今度は踏み切りを止まらなくてもよいように
なりませんかね。
 新しくなった石原伸晃国土交通大臣にお願いしてみたいところです。

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 【クリアテールの悲劇】

 最近、若者を中心として乗用車のウインカー類にクリアテールのものを取り付
けることが流行っているようです。
 あれを取り付ける人の心理ってどのようなものなのでしょうか。
 かっこいいのでしょうか。

 運ちゃんにとってあのクリアテールというものは、とてつもなく理解がしにくく、
そして、見るに耐えられないものです。
 この前、こんなことがありました。

 いつものように仕事で走行していると、前方になにやら眩しいものが見えた。
 対向車にしてはえらい眩しいクルマだなぁと思って目を細めてみていた。
 ライトが付いたり消えたり頻繁に見え隠れしている。
 そのクルマが信号待ちで並んでいた。
 私はそのクルマの後についた。

 そのときわかった。
 これはヘッドライトではなく、ウインカー類の点灯であったということに。
 いやそれにしても、気が狂うほどに眩しい。
 この眩しさはいったいなんなんだ。
 本人はこのことを理解しているのだろうか。

 信号が青に変わり、そのクルマは急発進して遠ざかっていった。
 しかしそれでも、私の前からはいなくなることはなかった。
 他のクルマもそのクルマの後ろにつくのはいやらしく、私とそのクルマとの
間には一台たりともクルマが走らなかった。

 私のトラックにあと少しのパワーと社命速度という縛りがなければ、そんな
邪魔者を交わすこともできるのだが、こんな奴にかぎって前にはばかろうと
する。
 早く消えて欲しいなぁ。
 ただそれだけを願っていた。

 私はいままでいろんなクリアテールをみてきましたが、今回のようなクルマ
のクリアテールも珍しいです。
 後ろも明るくして、それでなにを見ようというのだろうか。
 最近では国産車でも見られるようにもなりましたが、リアフォグもご多分に
漏れません。

 あれはもともと、濃霧などの視界の悪い条件において、高速道路などを走
行中に、後続車に自分の存在をアピールするために取り付けられているも
のであります。
 それなのに、リアフォグの使い方を知らないのか、普通の日にまでこのリア
フォグを点灯して走行している。

 こいつらファッションだと思ってやっているんやろうか。

 あんな眩しい光をずっと見せられちゃ、目がつぶれちまうよ。
 頭の中まで痛みが走ってきたわ。
 目の眼球の裏にまで、痛みが残ったりもする。
 光っていろんな自己主張の道具に使えるでしょうが、間違った使い方をし
て他人様に迷惑をかけちゃいけねぇなぁ。

 高速道路でも、対向車がいるというのに平気な顔をしてハイビームにして
走っているとか。
 あれってよく考えてみたのですが、乗用車が追い越し車線を走行している
と、中央分離帯の植木類で対向車の光が遮られるのでしょうかね。

 あんたらはそれでいいだろうが、こっちはたまったものじゃない。
 ビームを長くにわたって浴び続けなければならないんだ。
 それがわかっているんやろうか。

 相手の立場がわからないと、つい勝手な行動をしてしまいがちですが、光
に関することもルールであり、大切なマナーのひとつであるということをよく
考えて使うようにしましょう。

 極論:

 気をつけよう!
 光ひとつで命も縮まる。
 変な光の使い方は、要らぬトラブルの元です。
 相手の虫の居所が悪いと、思わぬ方向にことが発展するということです。
 光軸調整のある乗用車も要注意。

 トランクに重いものを積んだら、必ず光軸調整を。
 光軸が地面ではなく、地上にあったならばそれは間違いなく相手が迷惑し
ています。
 ライトを点け、クルマの前方10m位離れてしゃがみながらそのライトを確認し、
眩しいなぁと思ったならばワンランク光軸を落としてみてください。

 最近のクルマはヘッドライトが明るいですから、いい加減な気持ちでいると
たくさんの人に迷惑がかかります。
 さあ、今日からでもしっかり理解してやりましょう。

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 【速報】

 私のトラックがついに、提携する修理工場に持ち込まれました。
 今日そこに行ってみましたが、荷台の仮装をしていました。
 ドアを開けてコックピットに入ってみると、

 ウーン、いい匂いだ。

 この新車の匂いはたまらんわい。
 久々に嗅ぐこの新車の匂い。
 これはまさしく私のトラックです。
 誰のものでもありません。
 そう! 私のものです。

 納車までは、この新車情報を流すことにしましょうか。
 運ちゃんになってから、はじめて処女のトラックに乗ることができるんです。
 このトラックは、私の人生のすべてを刻んで走ることになるでしょう。
 ハヨ、こいつ(今のトラック)の距離を100万キロにしよっと。

 それではまた、次回まで。

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 【発行者】

 あさやん owner@asayan47.com

 サイト http://www.asayan47.com/unchan.html

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