運ちゃんのひとりごと６月５日号 2003/06/05

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タイトル：運ちゃんのひとりごと６月５日号 2003/06/05

----<あさやんから皆さんへ>----------------------------------- 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- ----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan---- 　　運ちゃんのひとりごと 2003/JUN/5TH 　第123回(mag2は-100回)、melten48回、e-mag26回　　　　　　　　　　　　　購読者数 526名　　　　　　　　　今日現在までの走行距離965,422km ----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan---- 　皆さんこんにちは、あさやんです。　最近仕事で走っていて、バイクが気持ちよさそうに走っている光景をよく見ます。　今頃の時期は、春の長雨と夏の猛暑のちょうど中間のような時期ですので、風も気持ちよく、私なんかも窓を開けて風を感じながら走っています。　浜田省吾(？)の『風を感じて』を歌いながら走るのが、私のこの時期のデフォルトかな。　私は季節が変わると定番の歌が切り替わります。　春は石野真子(古いねぇ)の『春ららら』、夏はTUBEの歌、秋は中村雅俊の『ふれあい』、冬は森進一の『冬のリビエラ』かな。　演歌も好きですが、それなりに普通の歌も歌います。　あっ、歌のことを書きたかったのではなく、バイクについて書きたかったので軌道修正をすることにします。　私も若かりしとき、バイクに乗っていました。　それもスクーターなどを乗らずして、いきなり中型バイクに乗りました。　ヤマハのSRX-400というタンコロ(単気筒)でして、これで風を切って走っていたときがありました。　バイクって軽快でとても気持ちがよくて渋滞も楽々かわすこともでき、都会ではとても便利な乗り物でした。　当時、まだ安月給でクルマなど買える余裕もなかったので、とりあえずはバイクからという感じで乗りはじめたわけですが、当時のことを振り返るととても認識が甘かったなぁという思い出ばかりが残ります。　私がバイクに乗りはじめるまでのバイクというもののイメージは、　・常に列の前を走り、渋滞や参勤交代の巻き添えを食わない。　・周囲の視線を感じて、『粋なやつだなぁ』と言われること。　そんなよい方向ばかりを考えていましたが、実際には、　①気持ちよく走っていたら、タクシーが私を追い越してすぐさま左折しやがった。　②鋭角な信号のない交差点を曲がろうとしたら、先のほうから乗用車が強引に曲がってきた。　③特に遅く走っているわけでもないのに、まくりを仕掛ける乗用車があとを絶たなかった。　　前にこんな事故がありました。　①の事故はどのようにして起こったかといいますと、　私が街中の道をキープレフトの原則を遵守して走行していますと、タクシーが結構スピードを出して私をまくっていったのです。　それだけならば何もおこらないのですが、そのあとに悪夢がおこりました。　タクシーが急に左折を始めたのです。　私はタクシーの左側面に押し出されて、歩道へと誘導されていったのです。　行く手を阻まれるという表現がこれほどうまくあてはまることもないでしょう。　相撲の決まり手でいえば、『押し出し』に相当するものでしょう。　そのとき私は、特に骨折することもなく、一見けがも軽いようには思われたのですが、あれから１６年経った今でもそのときに受けた腰痛がいまだに残っています。　荷おろしするときに、その事故のときにうったところがいちばん痛みますから、間違いありません。　その事故の加害者はタクシー運転手でしたが、経歴を聞いたらまあびっくり。　前にやっていた仕事が鮮魚を運ぶ運ちゃんだったのです。　顔つきを見ても、この世のものとは思えないくらいに強面(こわおもて)で、気性の激しさ・悪さがはっきりと表に現れているような人でした。　事故の内容が内容ですので、タクシー会社も全面的に責任を感じてくれ、治療代もすべて向こう持ちとなりましたが、いやそれにしてもこれほど後遺症が残るとは思いもしませんでした。　その運転手は、そのタクシー会社を解雇になったということを後に聞かされました。　人の命を預かって商売しているタクシー運転手が、こんな横着な運転をするんだから解雇は当然だとさえ当時の私は思いました。　どんな腹の立つことがあったのか知りませんが、運転に表しちゃいけませんよ。　それ以来、横着なドライバーがいちばんいやだというか、見ていてとても腹立たしいです。　そんなドライバーが事故っても、『当然だよ』とひとこと言い放って、つばでも吐きたいところです。　夜走っていると、タクシーの傍若無人な運転が目に余ります。　そんなに人の前ばかり走らなければならないほど、忙しいんでしょうか。　地元のタクシーなんかにたまに乗る機会があると、バカ正直に速度を落として走ります。　そこまでして、運賃を少しでもむしりとりたいのか。　わざわざ遠回りするし、この不況でタクシーもかなり苦しいようですね。　夜なんかいたるところで、タクシーのたむろしている姿を目にします。　まあ好きなところで陣を張る、通称『雲助』ですから、どこにでもいるわけです。　儲かりそうというのか、客の拾いやすいところにクルマを停めているのでしょうが、これだけはやめて欲しいなぁと思うことがあります。　それは交差点の角に錨を下ろすこと。　かどを陣取ってしまっているんですよ。　これはいくらなんでもひど過ぎますよ。　商売するにしてもなにをするにしても、人様に迷惑をかけてまでやっちゃいけませんよ。　それとも迷惑をかけていないと思っているのでしょうか。　たまに現場仕事のところに荷物を持っていくことがあります。　たいてい狭いところが多いです。　そんなところに入らなければならないところに、タクシーがいるんですよ。　もう呆れてものが言えないですよ。　私は、私がもしタクシーを拾おうとするならば、このような交差点のかどにたむろしているようなタクシーは真っ先にパスしますね。　まったくもって非常識です。　歩行者も迷惑するし、他のクルマも迷惑している。　交差点のかどにクルマを停めていることによって、何らかの死角もできていますしね。　こんなのは、パス、パス、パスですよ。　自分の固定客を作るなり、稼ぐ方法はいくらでもあると思いますからね。　もっと自分を磨きましょう。　②はなんとなくわかるでしょ？　でも②と③に共通していえることがあるのです。　それは、バイクというものはいかに大きなものであったとしても、見る人からすればそれはスクーターも大型バイクも変わらないということ。　俺様のバイクは400ccだ。お前の250ccのやつよりも大きいんだぜ。　こんな自己満足はあくまで自己満足であって、まわりはそうは見ていないということ。　バイクって軽く見られているというのか、実際の走行速度よりも遅く見られているんですね。　①の事故というのは、それを如実に表しているといえる事故です。　だから暴走族まがいな音をたてて走っているバイクは、あれはあれで俺たちは普通のやつらとは違うんだぜという自己主張が安全に役立っているといえます。　だれだって族と事故りたくはありませんからね。　可愛いバイク乗りと思われることが如何に危ないかということです。　この理屈でいくと、可愛い運ちゃんと思われることが如何に危ないかを速度を厳しく管理している運送会社の経営者に訴えかけたいと思います。　 -------------◆---------------◇---------------◆------------- 　私のホームページの掲示板にこんな書き込みがありました。　今回の話題と共通していると思い、採りあげてみることにします。　Kimuchiさんからです。 ------------------------------------- どうせなら無い方が良いけど、ハンドルを握っている以上は切っても切れない話・・・自動車事故。私も後続の貨物トラックに追突されて、身体障害者になってしまいました。多重事故だったので私の前にも５台（だったかな？）追突された車がいました。私はローリーの運転手で、丁度、スタンドへ油を降ろした後だったので、火事にもならないで、事故った所が病院のすぐ側という幸運で、救急車が来る前に病院のストレッチャー（って言うの？）で運び込まれました。その時は消防と警察は近くだったけど、警察は他の事故でそちらに行っていたそうです。荷物（油）を積んでて火でも出たら、その場で、火葬だった。その後、私がＩＣＵに入っていた時に加害者が来たそうだけど、意識が戻ってからはナシのつぶてだし、自分の住んでる県の病院に転院しても見た事がありません。ちょうど、同県の人間だったのね。どんな奴にぶつけられたかいまだに分からん？隣県まで行って事故る事は無いだろう。ハンドルを握ってる以上、事故は仕方ないと思うけど（運転によるけどね）、もし、起こって加害者になったら誠意はつくしてね。俺の加害者は前の人達にもお詫びの言葉も無かったそうで、その人達は厳罰を望んでいたそうな。結果・・・禁固３年、執行猶予５年でした。（数字は間違えててるかもしれません）執行猶予５年は重いそうな。事故った時に記憶が無くなるって本当ですね。事故った日の３週間前がまったくありません。次女が誕生日だったので、ケーキ買ってお祝いしたらしいけど覚えていない。ケーキ食い損ねたも同然じゃん。事故は無い方が良いのはあたりまえだけどさ。車両の修理費（自分の車両、相手の車両）、荷物の延着、会社の信用を損ねる。なによりも被害者を出さないように。俺は、もう、車が運転出来ない。テンカンがあるからね。私用でも仕事でも。事務職になるしかね～か。相手は新聞では、落ちた煙草を拾おうとして、ぶつかったってあったけど、裁判では胸のポケットから取ろうとして変わった。同業者だった者から言わせるば、それは無いな。居眠りしてたんじゃないのか？裁判って、あくまで結果に対してで、プロセスは見てないのね。皆も事故には気を付けてね。起きてしまったら、誠意はつくしてね。 ------------------------------------- 　kimuchiさん、ありがとうございます。　kimuchiさんに限らず、こんな仕事をしていると少なからず惨事に巻き込まれる可能性を秘めています。　前にもクルマがいるわけだし、後ろにもいる。右からも来れば左からも来る。　こんな時代ですから、考えてみると怖くて走っていられません。　一般ドライバーよりも事故に遭う確率ということでは非常に高い運ちゃんではありますが、それだからこそ防衛運転という考え方が出てきたのです。　でもどうなんでしょう。　高速道路なんかで、数キロ前で事故処理をしていた。　自分が停車車両の後ろに停車したら、後続のクルマが遠慮することなく思い切り突っ込んできた。　こんなことって普通に考えられることなんですね。　だって高速道路っていうのは本来、走行中は本線上には停車してはいけない道路なんですから、止まらせた方の事故当事者には責任を追及しても良いんじゃないかとさえ思えるのです。　みなさん事故ったときに、後のことを考えないで気軽に事故りますが、ことと次第によっては膨大な補償を請求される恐れがあるということをもっと認識しなければなりません。　人をひき殺したりしたときに、業務上過失致死などに問われるのは、自動車の運転が運転業務であるから。　たとえひとりひとりのドライバーが遊び目的で運転していたとしても、それは業務という位置づけで社会的には成り立っているのだということを、若年層にはもっと理解してもらいたいものです。　今回のkimuchiさんのお話は、自分の空荷のタンクローリー車に貨物トラックが突っ込んできた事故のことを書かれていますが、これがもし、あなたの乗用車の後方から燃料満載のタンクローリー(しかも全部ガソリン)が突っ込んできたとしたら、あなたならばどうしますか。　想像しただけでも怖いです。　だけど、現実にはその危ないことを考えずに平気な顔をしてぶっ飛ばしているタンクローリーがあとを絶ちません。　毎日運んでいると、感覚的に麻痺してしまうのでしょうかね。　ちょうど毎日お金を数えている銀行員が、お金をお金と思わなくなってしまうということと似ていますか。　燃料を漏らしたり、横転などして近所をパニックにさせるようなことは絶対にあってはなりません。　自分に与えられた職務は、しっかり勤めあげなければなりません。　実は先日、待望の子供が生まれたのですが、自分の子供の顔を見ているとなんだか和みますよね。　でもその子供をまったく知らない他人様に殺されてしまったとしたら、あなたならばどんなことを考えますか。　とても黙っちゃいられないですよね。　そんなこと当たり前だろうと思っていましたが、自分の子供ができてあらためてそう思うようになりました。　トラックに突っ込まれて、我が子を亡くされた方の気持ちというものは如何ほどのものでしょうか。　心中お察し申し上げます。　そんな災難に巻き込まれない、災難を引きおこさない努力をしましょう。　【あさやんからひとこと】　なにも考えていないドライバー、なにも考えていない歩行者、自分も含めてまわりはすべてなにも考えていないと考えれば、自分はどういう運転をすればいいのかがわかってきます。　頼りになるのは自分だけです。　外へ出たら、まわりは敵だらけと考えましょう。　それではまた、次回まで。　　★　　　　☆　　　　★　　　　☆　　　　★　　　　☆　　　　★ 　【発行者】　あさやん owner@asayan47.com ホームページ http://www.asayan47.com/unchan.html

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