メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 第9回  2003/05/26


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毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
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                     運ちゃんのひとりごと

 2003/MAY/25TH 第122回(mag2は-100回)、melten47回、e-mag25回
              購読者数 522名

          今日現在までの走行距離963,168km
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 皆さんこんにちは、あさやんです。

 春の全国交通安全運動も終わり、おまわりさんもご苦労様といったところで
しょうか。
 例のごとく、ネズミ捕りやシートベルト、そして極めつけは信号無視を取り
締まっていましたが、そんなことなどお構いなしのレジャッコさんたちは、くも
の巣に引っかかる虫のようにばんばん捕まっていました。

 『チェッ、運が悪いや!』とすべてを運のせいやそこではっていた警察のせ
いにする人が多いのですが、捕まるときというのは自分の運転に傲慢さや横
着の度が増してきたときが案外多いような気がします。
 それを警察様がチェックしてくれたのだという気持ちで今後に臨めば、きっ
とその罰金の支払いも無駄にはならないでしょう。

 『お前は教祖様か!』と該当者からお叱りを受けそうですが、悟りの気持ち
で運転をしたいですね。

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【なぜ事故が起こるのか】

 今日は、こんな題ではじめてみましょうか。
 なぜ事故が起こるのでしょうかね。
 毎日、公道には様々な乗用車やトラックがバンバン走っています。
 よくこれだけのクルマが走っていて事故にならないなぁと感心しながら走る
ことさえあります。

 事故が起こるときの瞬間を見たことのある方はおられますでしょうか。
 あれって、起こるべくして起こる事故ってあまりに多いのです。
 それでいてその当事者がなにも考えていないんだろうなぁと思えるような運
転なんですよね。

 よくまあここまで考えないで走れるなぁと呆れるようなドライバーもいたりして、
運転免許っていうのは選ばれた者だけが持つような資格試験ではないというこ
とを改めて感じさせられます。
 つまり、ひとつ線を引いてここから以上の得点を取れば合格ですよといった
類のものです。
 だからどのドライバーも完璧な人っていないわけです。

 ではどこに優秀なドライバーと危険物扱いのドライバーの違いがあるので
しょうか。
 これってたぶんにその人の性格が絡んでくる問題になるのでしょうが、独り
よがりな人ってどうしてもその種の事故が多いように思えます。
 まわりとの調和がとれないばっかりに、まわりを巻き込む事故をおこします。

 こんな人に事故に巻き込まれると、後処理が大変です。
 終始、『お前が悪い!』で押し捲られますから。
 自分の落ち度を認めようともしないんですよね。
 おばさん連中にもこんな人って多いです。
 うちの会社のパートさんにもこんな人が非常に多いんですよ。

 朝の通勤時間に会社構内で乗用車が頻繁に行き来しますが、おばさんという
のは相手を譲るというような気持ちがあまりにも薄いというか欠けています。
 こっちが前もって止まる準備ができているからこそ、事故がおきないという
ような状況です。
 でもそのおばさん連中にしてみれば、なにも悪いことをしているような気持
ちはさらさらない。

 その程度のことなんです。
 問題はこういう人がいまの時代多過ぎるんです。
 何も考えていない者同士がこういった場面に出くわしたらどうなりましょう。
 そう、事故になるんです。
 だからわけのわからない事故が多いというのはこういうことなんです。

 『譲り合い』という言葉がありますが、なぜにこの譲り合いができないのか。
 それは、人間の心底に『我先』という本能が備わっているから。
 人は生きるか死ぬかという場面に出くわした場合、誰でも生きたいという延
命本能があります。
 それがある限り、心では譲り合いを持っていても、からだがいうことを利き
ません。

 『ネコ型人間』と『犬型人間』についても以前書きましたが、あれも本能に
近いんじゃないでしょうか。
 自分の意志で動くというより、からだが自然に動いてしまいどうしようもない
というような感じのものです。
 自分のことをじゅうぶんに理解できていれば言うことないんですが、自分の
ことって自分ではわからないことが多いですよね。

 自分のことを第三者的に評価してくれる友というのか、よき同僚を持ちたい
ものですね。

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 しかし5月は暇だったなぁ。
 こんなにも荷物が動かないものかなぁ。
 幹線道路を走っていても、トラックが少ないのがはっきりとわかります。
 トラックが多いと走りにくいという人を結構耳にしますが、レジャッコが多いと
いうのも考えものです。

 トラックってがんばって走っていても遅く見える乗り物なのに、それを自ら速
度を抑えて走っているとほんと今にも止まるように思えるのでしょうかね。
 まるで邪魔者扱いのように前に割り込まれますわ。
 『おいおい、もみじと一緒にすんなよ!』
 と怒鳴るわけですが、近頃のもみじも元気なのが多いですからね。

 これだけ暇だと、日給月給の運ちゃんとしては非常にきついものがあります。
 子供がもうすぐ生まれるのですが、来月は給料になるのかなぁと不安になっ
ています。
 昨年までは当たり前のように運んでいた荷物が、今年はまったくといってい
いほどなかったり、同業他社の熾烈な営業競争が水面下で行われていること
を感じされられます。

 今はどこの運送会社も生き残りに必死ですから、営業のダメな運送会社は
長くは続かないでしょう。
 昔は待っていればいくらでも荷物の配送の依頼が来たようなのですが、そん
な時代はもうありません。

 仕事をもらうためには、日頃から荷主さんとのお付き合いのパイプを太くする
とか、当然荷物事故を起こさないとか、サービス業としての運送会社を意識し
ないことにはダメですね。
 サービス業であるからして、まわりが不愉快になるようなことをしていては、こ
れからの運送会社は事業継続が困難になることでしょう。

 基盤強固にして安泰かと思っていた我が社ですが、ご多分にもれずの運送
会社であることを思い知らされました。
 言葉だけではなく、身をもって危機感を感じながら仕事をするようになりました。
 皆さんはいかがなのでしょう。

 私も他社の状況が知りたいです。
 情報をお待ちしております。
 次回は業務上の事故について少し触れてみましょうか。

 それではまた、次回まで。

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 【発行者】

  あさやん owner@asayan47.com

   ホームページ http://www.asayan47.com/unchan.html

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