メルマガ:平成川柳(世相を斬る)
タイトル:平成川柳(世相を斬る) 12月21日号  2008/12/21


俳句 川柳 小話 短歌 狂歌 俳句 川柳 短歌 狂歌 俳句 川柳 小話

                       平成川柳(世相を斬る)

           12月21日号 総購読者数831名

俳句 川柳 小話 短歌 狂歌 俳句 川柳 短歌 狂歌 俳句 川柳 小話

 こんにちは、千利息です。

 つい先日の話ですが、職を追われ、そして住むところを追われた人がたく
さんおられる現状を考え、勇気を振り絞って現自民党閣僚の重要ポストに就
いている大臣さんにメールをしました。
 毎日、汗を流しながら一生懸命働いている人が、一方的に雇用契約を解除
されている現状を自分のことのように嘆いているのだと。

 特に目立つのはやはり自動車産業でしょうか。
 これに限らず、輸出関連企業はどこも大変でしょう。
 ここのところの急激な円高で、にっちもさっちもいかなくなっているわけです。
 どんなに素晴らしい製品を作っていても、世界中で買う人がいなければ企業
としてはやってはいけないわけでして。

 私がまず思ったことは、これだけの円高が進んでいるのになにひとつ為替の
介入をしていないということか。
 これは単に日銀だけの責任にはとどまらなく、財務大臣のものの考え方にも
いきつくと私は考えております。

 私もいま流行のFXをやっている者ですが、ここのところの急激な円高は経済
を反映しているということのほかに、マネーゲームの力が重く加担しているように
感じられるのです。
 相場の中には買い方と売り方が存在していて互いにその立場で参入してくる
わけですが、果たしていまのこの相場が公正なものであるのかどうか。

 当然、仕手と称する相場を意図的に動かすやからもいるわけでその様々な
要素が入り組んでその時々の相場を形成しているわけです。
 私の嫌いなあのトヨタ自動車などは為替の基準を1ドル100円に設定している
ようですが、現在の為替からはかなりかけ離れています。

 1円円高に向かうとかなりの損害につながるようですが、ここのところの90円割
れはかなりきついでしょう。
 業界のトップ企業であってもこのありさまですから、他の企業の感じ方はこれ
以上になるのでしょうか。

 私はそんなこともあって、財務大臣宛にメールをしたんです。

 あの中川さんね。
 いくら相場であるとはいえ、これだけ円高が進んでいながらなにも対策をとらな
いというのはまじめな労働者を切り捨てているのと同じことだと。
 中川さんは少し前には、『この円高は悪い円高ではない。』などと会見でも話し
ていたようで、日本の財務担当大臣としての発言ではないと私は感じた。

 そりゃ、ひとりの経済人としての判断としては間違ってはいないけれど、財務の
切り盛りをして国民を守っていくという重要なポストにいるわけだから。
 その役割を果たしているとは到底思えないから意を決してメールをしたんだ。
 私のメールを見たのかどうかは知らないが、タイミングよくその日は中川さんは
こんな発言をしたんだ。

 『為替介入の用意はある。』

 この一言でマーケットはぐらついたね。
 みんな大慌てで売っていたポジションを買い戻したようだ。
 さすがは要人。
 本当に介入をしなくても、この一言でふざけた奴等が襟を正すんだと。
 まあこのあとに、与謝野さんの一言が元に戻してしまったのだが。

 でも、出したメールの日にそんなことがあったものだから、目安箱に入れた直訴
状が即決採用されたようなそんな気分にもなった。
 いま、麻生内閣の支持率は20%を割り込んで17%あたりのようですが、他人の
やることをただ、『こいつらあかん、こいつらあかん。』と決め付けないで、どんどん
国民の意見としてメールでもしていくのはどうだろうか。

 よくテレビなんかの世論調査では、『誰がやっても同じ。』とか、『政策に期待が持
てない。』っていうのがあるけど、もっと内閣にものを申すことがあって良いんじゃな
いかと私は思います。
 いまの労働組合とひとりの労働者の関係となんら変わりないように思えるからです。
 どうしたらもっとよい日本になるのかというのをもの申すようにしていったらよい。

 わて、なんか間違ったこと言うてまっか?

 あっ、今年はこのメルマガで終わりとさせていただきます。
 今年一年、ご支援をいただきましてありがとうございました。
 読んでくれる人、参加してくれる人がいて、このメルマガを継続して発行できたの
だと思います。
 新しい年はきっと、良いことがありますよ。

 そう信じて、前を向いて歩いていきましょう。
 人生ダメだと思えばダメになる。
 実現できないことでも、いつかはできると信じていることで人生は楽しくなる。
 辛いときはとにかく歌でも歌っていくことですね。
 川柳でも送ってもらえれば、それだけでも人生は・・・・・・

 年明けは11日発行の分から開始します。
 
 というわけで、今回もそろそろ参りましょうか。

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アレグロ爺さんから、

○トウが立つ YKKK 勢ぞろい
(すみません。勉強不足で。補足をお願いします。)

○自公民 この危機アシの 引っ張り合い
(オヤジも若僧も似たようなものです。)

○円高で 年を越すヒト 越せぬヒト
(どなた様もご安全に!)

○FRB フリーバーゲン ゼロ金利
(やはり、国民が使わないと経済はまわらないのだという典型でして・・・)

○フセインとは 新大統領の ミドルネーム
(どこの大統領ですか?)

○クツ質問 かわしたブッシュ 記者会見
(あの歳で、あの身のこなし方です。世のオヤジ衆たちよ見習え!)

○横浜に 自殺防止の ブルーライト
(いしだあゆみの歌が聞こえてくるのかな?)

○運転手 一服地下鉄 ボヤ騒ぎ
(考えて休んでくださいよねっ!)

○喪中増え 書く手間減った 年賀状
(ホンネ:このまま遠ざかれないかなぁってか。)


プライズを募集します!
特別な理由がない限りは掲載差し上げます。


では私も、

○またですか? 支持率低下 総スカン 誰がやっても 他人のそらみ
(自分にはどうにもならないけど、任せる人もいないというのは・・・・)

○サプライズ 意外な攻めに あ然かな 靴を投げられ イラクを想う
(ごめんなさいといえない立場上の辛さがありますかな。)

靴の話題でもうひとつ。

○靴投げて 表が出るか 裏出るか 相手は意味を 理解する人
(この行為がなにを意味するのかは、ブッシュには理解できているはずです。)

○ゼロ金利 日本と競う あの国が ついに堕ちたか 強いアメリカ
(政府主導ではなく、国民主導にならないとやっていけなくなりましたね。)

○キム・ゲガン たいしたもんだ このおやじ 一癖ありの 北のツワモノ
(失うものは何もないといった顔つきが、金成日の片腕役を象徴しています。)

○職追われ 家を追われて ホームレス なんで俺たち 不幸の最中?
(日を追うごとに、ただ事ではないということが伝わってきます。みんながんばれ!)

○新幹線 四十路のおやじ 退役し いろんな夢を 運んだコイツ
(感慨深い人も多いことでしょう。)

○あとわずか 今年も残り わずかです 波乱の年か 『変』のつく年
(後ろを振り返ると、本当にいろいろとあった一年でした。)


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【継続掲載】

今はスパムメールが花盛りですが、なかにはまともなことが書かれたものも
あります。
下記の内容はスパムメールの本文です。
結果として違う目的に使われているのですが、私はとてもよいことが書かれ
ていると思いました。

しばらく載せていきたいと考えております。

1年の価値を知るには
卒業試験に落ちた学生に 聞いてみなさい

1ヶ月の価値を知るには
未熟児を産んだお母さんに 聞いてみなさい

1週間の価値を知るには
週刊誌の編集者に 聞いてみなさい
 
1時間の価値を知るには
会うのが待ちきれない恋人達に 聞いてみなさい
 
1分の価値を知るには
電車やバス、飛行機に乗り遅れた人に 聞いてみなさい

1秒の価値を知るには
事故で生き残った人に 聞いてみなさい

千分の1秒の価値を知るには
オリンピックで銀メダルを獲った人に 聞いてみなさい

時間は待ってくれません
あなたの持っている全ての時間を大切にしなさい

どうです?

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 この平成川柳は、みなさんの投稿される作品で成り立っています。
 いろんな方からの作品を心待ちにしておりますので、どうぞよろしく。
 投稿は私のメールアドレス宛にお願いします。

 毎回、廃刊の恐怖に脅えながら必死に抵抗しております。
 なお、購読解除につきましては、ご自身の実力でされますことを強く希望
いたします。

 個人的に購読解除の要請をいただきましても無視しますゆえ、なにとぞ
ご理解のほどを。

 ではまた、次回まで!

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