メルマガ:ちょっとだけHなお話し
タイトル:ちょっとだけHなお話し12  2004/02/04


鬼のニノミヤ(番外3)

「おい。おい、待て」
道端に胡座する老人が、先を急ごうとする青年に声をかけた。
襤褸を纏い、頭と顔が白髪と髭に埋もれて表情が分からない。厳しい口調で
はあったが、本人は地蔵のようにピクリとも動かない。
一旦は振り返ったものの、バカにしたようにフン、と鼻を鳴らして歩み去ろ
うとした青年を、また同じ言葉で呼び止める。
「凶、凶、凶…じゃ。そっちの方角は禍々しい臭いがする。行かぬが吉じゃ。
鬼が出るぞ、鬼が出るぞ」
青年が口の端を吊り上げる。
「鬼ねえ。今、町を騒がせてるヤツかい?」
「分からん。そうかも知れんし、違うやも知れん。じゃが人が死ぬのは間違
いない。いっとうはじめに死ぬのは男じゃ。貴様かも知れんぞ」
カラン、カラン。
襤褸袖の下から現れた干からびた腕が、数本の棒を転がした。
老人の珍妙な仕草を、カカカカ、と青年は笑い飛ばす。
「インチキ占者か。俺にふっかけたって何んも出てこねぇぞ。俺はただ、里
帰りをするだけなんだ」
「貴様はどこへ行く?肩にかけているものは何じゃ?不吉な臭いがする」
青年もまた妙な恰好をしていた。薄汚い布を巻きつけて頭部を隠すようにし
ている。右肩から左腰にかけての襷は、旅の荷物が入っているにしてもおか
しな形をしている。
よくよく見れば、時折動いている様子さえあるのだ。
「おい。おい、待て…」
青年は無言で走り去った。老人は追いかけようにも体はずい分と衰弱した様
子で、傍らの木片を杖代わりに立ち上がるだけで精一杯で、程なく彼を見失
ったのだった。

『喉渇いた。水』
青年の背後で声が聞こえる。
「ねぇよ。我慢しろ」
『嘘だ!川があるだろ?水の流れる音が聞こえるぞ』
ちぇっ、と舌打ちしつつ、肩の襷を外した。確かにすぐ近くに川がある。袋
を解くと、中から声の主が現れた。
少女だった。漆黒の髪が肩の辺りまで流れる様に伸び、切れ長の目が青年を
見上げ、睨みつけている。瑞々しく張りの良い肌、つんと尖った鼻、薄い唇、
並びの良い歯と、その中から覗く赤い舌。一際整った、とまではいかないが、
若さ特有の美しさがあった。
が…。
袋から取り出されたそれは全体を通して見ると、奇妙な肉の塊としか見えな
かった。頭、顔、首までは確かに存在している。しかしその下はというと、
左肩から伸びる細長い腕。その対照となる筈の右肩と右腕がない。いや、そ
れどころか右肩より下が全く見えないのだ。その部分は何かで抉り取られた
様に欠けている。断面は、剥き身の卵のようにツルリとしていた。
本来なら、欠けた部分から臓物やら骨やら肉やら、人として生きるために必
要な物が付属していなければならない筈だ。だがその肉塊と言ったら、左側
も腕から下はまるきりなく、心の臓さえも見当たらない。
青年が所持していたその肉塊が死体ならまだしも、彼に対して睨みつけ、毒
づき、辛うじて揃っている左腕を懸命に動かし、ひょこひょこと蠢き、意思
をもって青年と会話しているのだ。
肉塊は生きている、としか思えない。
「面倒臭がって嘘つくんじゃないよ、ったく」
「へいへい、悪かったね」
青年が肉塊を抱きかかえ、川の方へ歩み寄ると、肉塊は器用に左腕を伸ばし
て水を掬い取り、喉を潤した。
「それにしても何だあのジジイ!人のこと捕まえて不吉な臭いだって?てめ
えの方がよっぽど臭いっつうんだ!」
カカカカ、と馬鹿にしたように青年が笑う。
「笑うなあ!だいたい誰のせいであたしがこんなに不自由してると思ってん
だよ?」
「へいへい、俺が全部悪いんだよ。悪かった悪かった」
生返事に渋面を作りながら、用が済めば肉塊の少女は定位置に戻る。随分と
身が軽い様で、片手でひょいひょいと移動し、袋の上に鎮座した。
「この体もどうにかならないもんかね」
「だからどうにかしてるじゃねえかよ?しょっちゅう使えそうなヤツくすね
て持って来てやってんのにお前ぇと来たら、あれはイヤだ、これは気にいら
ねえ…贅沢なんだよ!」
大袈裟に溜息をつく肉塊を再び袋に仕舞いながら、青年も毒づいていた。
「だって死んだ体ばっかりじゃないか。繋ぎ目から色の違う体なんかで満足
できるかよ」
「生きてる体切って持って来いってのか?ただでさえ町じゃ鬼が死体を切っ
て盗んでくって噂が立ってるってのに、このうえ人斬りまでさせる気かよ?」
襷に担がれ荷物と化した少女が袋の中で暴れ出す。
「あーぁ、早くあたしの体が見つかればなぁ…」

「…兄ちゃん?」
奇妙な青年の姿を認めて、少女が声を上げた。あまりの驚きの為か、抱えて
いた絞り上げの衣類を盥ごと取り落とす。
「兄ちゃんでしょう?」
その少女は青年が生家を出た当時、まだ五つ、六つほどの子供だった末妹で
あった。彼の事を覚えてはいたが、走り寄るでもなく、懐かしがる様子もな
く、ただ上目使いに冷ややかな表情で見つめるだけだった。
「…ヨシはどうした?元気か?」
「ヨシ姉ちゃんならいないよ。もうとっくに買われていった」
そう言った妹の顔は険しくなっていく。
「なんで今頃来たの?ヨシ姉ちゃんは信じてたのに。三年…三年待てばヨシ
姉ちゃんを助けてやれるって言ってたじゃないか?…ヨシ姉ちゃんはがんば
ってたんだよ。がんばって兄ちゃんを待ってたんだよ。兄ちゃんを信じてた
んだよ…」
ぼろぼろと大粒の涙がこぼれる。青年は妹から目を逸らし、暫く立ち竦んで
いたが、やがて無言のまま踵を返した。
「…ま、待ってよ」
背中から震える声が追いすがる。
「せっかく帰って来たんだから、あがっていけばいいじゃないか…」
無責任な約束をして家を出て行った兄を恨みたい気持ちはあったが、同時に
兄を思慕する心もやはり残っていた。心細い思いを一人で抱えるには、彼女
は幼すぎた。

「なんだァその男は?さっそく客を取ったのか?さっそく男を連れ込むのか
?おいお前、サチをいくらで買った?この襤褸家がよく淫売宿だと分かった
なァ!カッ、カカカカカカカ…」
家の中は酷く荒れていて、不快な臭気が充満していた。青年を見て毒づいた
男が浴びている酒と、泥酔したままの状態でひり出した汚物の入り混じった
臭いである。
彼は自分の五感全てを疑う他なかった。酒と汚物に塗れ、我が娘を口汚く罵
る年老いた男、それは紛れもない父の姿であった。彼が息子であることすら
気づかない。
「おい淫売、用が済んだら酒ェ買って来い!いいかァ、忘れんなよ。酒だ、
酒だ、酒酒酒酒酒酒…」
あまりの醜態を見かねて男の方へ踏み出した青年の腕をぐいと引き、妹は黙
って頭を振った。

「なんでこんな…なんで…なんで…」
二人は炊事場へ移動していた。父親が部屋を陣取っているので家の中という
と他に場所がないのだ。
青年は大分混乱している様子で、同じ言葉を繰り返していた。
「…そうだ、カズは?カズはどうした?」
「ヨシ姉ちゃんがあんまり兄ちゃんに拘るのと、兄ちゃんが家を出てったせ
いでヨシ姉ちゃんが兄弟の一番上になったから、カズ姉ちゃんが一番先に買
われて行った」
淡々と妹が語る。
「フサは…?俺が出てった時、生まれたばっかりだったシズオ坊は…?お、
お袋はどうしたんだ…?」
「フサ姉ちゃんもカズ姉ちゃんの次に買われた。そん次がヨシ姉ちゃん。シ
ズオは兄ちゃんが出てった次の年に肺炎で死んだ。母ちゃんはシズオが死ん
だ後、少し変になって…そこの」
開け放たれた炊事場の扉から見える、なだらかに隆起した場所を妹が指差し
た。ここからでは確認できないが、その先は切り立った崖になっている。
「崖から飛び降りて死んだ」
青年は母の哀れな最期を思って息を飲む。昔からあった場所だった。大して
高い崖ではないが、頭から落ちて首の骨でも折れれば易々と人は死ぬことが
できる。
「母ちゃんが死んでから父ちゃんもあんな状態だよ。もう誰が買われようが
残ろうが関係ない。毎日てめぇが飲む酒があればいいんだ。…私もいづれ買
われてく」
「…わ、悪かった…俺が…」
妹の表情は先程に比べて随分と和んでいた。狼狽した青年の様を見て気が済
んだのか、溜息と共に笑い声を漏らす。
「いいんだ、もうどこに買われても。ここよりマシだ」
そう言うや、腰掛けていた縁からひょいと立ち上がり、青年の前に回り込む。
「どこに買われたって誰に買われたって、私の体に大した価値なんてないん
だから」
腰紐を解き、着物を投げ捨てる。突然の出来事に面食らう青年に見せつける
ように、両手両足を広げた。
「父ちゃんが私を淫売だと言ったね。間違っていないよ、私はもうお客を取
っているんだから。ああ、心配しないで。兄ちゃんからお金を取ろうなんて
思ってないから」
「なんだって?ちょっと待て…!」
眼前まで迫る妹を跳ね除けようとして出した手が、肩に触れた。柔い素肌の
感触に罪悪感を覚え、雷に打たれたかの如く青年の体は硬直してしまった。
「寝た男の数が一人増えようが、今更関係ないんだよ。相手が兄ちゃんだっ
てさ」
一糸纏わぬ姿のまま、彼女は青年の胸の中に飛び込んだ。
「兄ちゃんっ…」
互いの胸の鼓動がはっきりと分かるほど、二人の体はぴたりとくっついてい
た。しかしそれに触れることは禁忌である。青年は固まったまま、時が過ぎ
るのを待っていた。
「…兄ちゃん…ぅ…うう…」
妹の嗚咽が沈黙を破る。
「う、う、兄ちゃん…辛かったよ…寂しかったよ…悲しかったよ…」
言葉に痞えながらもそこまで言うと、やがて彼女は赤ん坊の様に激しく泣き
出した。
青年の腕がその肩を抱く。
パラリ、と彼の頭に巻かれていた珍妙な布が剥がれ、包まれていた長い髪が
垂れ落ちた。
「えっ…」
思わず顔を上げた妹の瞳に映ったそれは、彼女には信じ難い物であった。
青年の年齢では考えられないほど白いものが混じった髪、そして額近くから
二つ、新芽のように天を向いて伸びる角。
「ひっ…!」
異形と化した兄の姿に酷く戦き、声にならぬ悲鳴を上げる。慌てて青年から
体を離すが、思う様に体が動かず、その場に尻をついてしまった。
『痛っ!』
転んだ拍子に足元に置かれていた彼の荷物に腕がかかり、中から何やら声が
聞こえた。
妹は再びギクリとする。
「キャアアアアアアッ!」
肉塊が自力で袋から這い出し、恐ろしい姿でまず、傍らにいた少女を睨み据
えた。絹を裂くような悲鳴に我に返った青年が走り寄ってそれを攫う。
「勝手に出て来るな!」
「だって…さっきから右腕がムズムズするんだ」
肉塊の少女は存在しないはずの右腕を摩る仕草をした。
「この家に上がった時、すぐ感じた」
「…!」
ハッ、として青年は通り過ぎて来た部屋に視線を投げ、肉塊を抱えたまま炊
事場を飛び出した。

年老いた男は、最初に上がり込んだ時と同じ恰好のまま酔い潰れていた。気
配に気づき、片目を薄く開けて瞳だけを動かして青年を見遣る。
「なんだァ、もう終わったのか?情けねえなあ。マ、金が入りゃあどうでも
いいんだけどよ。…もう酒がねぇ。淫売した金で酒買って来いってんだ。ヒ
ヒヒヒ、酒酒酒酒酒…」
「お前ぇが!」
腰にかけていた刀を抜き出し、大きく開いた男の股間ギリギリに突き立てる。
「人間じゃねぇってこたぁ割れてんだ!とっとと正体出しやがれ!」
言い終わるより早く、老男の口、鼻、耳、その他穴という穴から黒く得体の
知れない煙の様なものが噴出し、見る間に人の姿を形作っていった。もっと
も人型と思われたその物体にはやはり頭部に角らしきものが生えている。
だが青年と決定的に違うのは、見るものを凍てつかせる程の恐ろしい形相で
あった。
出来上がった体は隆々と盛り上がった筋肉に包まれドス黒く、正に鬼と言う
名に相応しい姿と言えよう。
宿主であった老男は、鬼が完全に形作られると同時に萎れ、乾物のように細
く小さくなってしまった。恐らく、老男自体は早いうちから死んでいたのだ
ろう。鬼がその体を使って生きているように仕向けていただけにすぎない。
「グゲゲゲゲゲッ…うまぐ隠れだど思っだのによ…」
「っざけんな!」
鬼の長い腕が青年に襲い掛かるが寸でのところで避け、前襟を僅かに切られ
た程度に終わった。違えて、刃物の切っ先が迫り来る巨体を受け止め、岩の
ような胸筋に食い込んだ。
「ギャアアアアアアアッ!」
鬼が後退ったところへ食い下がり、傷を負った場所へ再び刃を突き入れた。
「グゲッ!ゲゲゲゲッ!痛ェ!痛ェ!待で!待っでぐれェ!」
「待たねえよっ!」
三度、四度、五度と、傷口を容赦なく突き立て、ついには肉を抉る。次第に
動かなくなって行く鬼の目には、荒い息の下で苦悶の表情を浮かべながら己
を刺し貫く青年の姿と、片腕で彼の首にしがみつき、愉悦に浸る肉塊の少女
の顔だった。
「あった!」
少女が青年から飛び降り、死に果て、正に肉塊となった鬼の体から、細く長
い物体を探し当てた。それは既に彼女の持っているものと一対の物であり、
本来彼女の体に存在するべき部分品である。
「あたしの右腕!ハハハハハ!あった!あった!」
肩でゼイゼイ息をする青年を促し、右腕を目前に置くとツルリとした断面を
晒す。
青年が『あぁ…』と小さな声で答え、腕を拾い上げ、断面同士を近付けると
互いの肉塊は磁石のように引き合い、接続部分は溶けた餅のように伸び、肉
同士が混じり合い、やがてぴたりとくっついた。一度剥き出しになった肉の
上を皮膚が急速に覆い、暫くするとその部分は初めからそうであったように
ひとつになる。接続部には傷ひとつ見当たらない。
「…兄ちゃんどこ?恐いよ、恐いよ、恐いよ…」
背後で妹がうわ言の様に繰り返しながら、フラフラと部屋を歩き回っている。
彼女は一部始終を見ていた筈だ。
「サチ、怪我はないか…」
「ヒィッ!」
青年が近寄るとビクンと体を揺らし、小さな悲鳴を上げた。目を見開いてギ
ョロギョロと動かし、歯を強く食い縛り、唇を震わせている。
「キャアアアッ!兄ちゃん!兄ちゃん兄ちゃん!助けて助けて助けて助けて
助けて!ギャアアアアアッ!」
踵を返し、妹は青年から逃げ出した。
「助けて助けて助けてぇ…へへへ…ハハハ…ヒャハハハハハ…」
それは尋常と言えるものではなかった。笑いながらフラフラと炊事場へ向か
い、裏口をスルと抜け、母が飛び降りたという崖の方へ一目散に走って行っ
た。そしてまるで当然の様に、奈落に吸い込まれる様に、頭から落ちて行っ
た。
「サチーーーッ!」
差し出した青年の腕は追いつかなかった。

「…あのさ…」
頭は潰れ、二目と見られぬ顔になり果てた妹の骸を、どれだけの間見つめて
いたことだろう。青年の首にしがみつく少女は沈黙に耐え切れず、声をかけ
た。
「言うな…」
「だって…」
少女は口を尖らせる。
「お前ぇの言いたいことは分かる…けど…」
「妹だから嫌なんだろ?」
無言で青年が見返す。
「だってあんたいつも言ってるじゃないか。動物だって人間だって、死んだ
らただの肉の塊だって。仏より生きてる命の方が大事だって…」
「分かったよ…」
そう言うと死体に刃物を突きたてた。
ザクッ。
肉を切る手応え。すぐに骨に突き当たる。そしてまた、肉。おぞましい感触
に掌から下腕、上腕までが痺れるようだった。喉が焼けるような、胸が締め
付けられるような、不快な思い。

「おい。おい、待て」
帰る道すがら、やはりその場に居座る襤褸老人が声をかけて来た。
「鬼は?鬼は出たのか?」
「…んん?さあなあ…」
振り返りもせずに、青年は答える。髭塗れの老人は、ハテ、と首を傾げた。
「誰じゃ?その子供は誰じゃ?」
「ン?これか?これはなあ…俺の妹だ」
青年の腕にしがみついていた少女は振り向きざまに、襤褸老人に向かって舌
を出した。
「べえぇ」
仮初に五体満足を手に入れた肉塊の少女の姿がそこにあった。
カラン、カラン。
数本の棒が道端に転がり落ちる。
「凶、凶、凶、凶、凶…じゃ。鬼が出る。鬼が出るぞ。貴様の行く先には常
に鬼がつき纏う…」
カカカカカ、と青年が笑い声を上げる。
「インチキ占者に分かるこたぁその程度だろうよ」
寄り添う二つの影は次第に遠ざかって行った。

                               END

こんにちは〜。先日、18禁版のメルマガ発行をすっぱりやめちゃいました。
数えてみたら、会員さんが全部で3500人くらいいらっしゃったので、申
し訳ないかなあとも思ったのですが、なにぶんにもネタが尽きてしまったも
のですから。ふうふう。こちらは、もう暫く続けさせていただきたいと思っ
ています。
                                ヒロ

バックナンバーは直接、私の方へご連絡下さい。
バックナンバー希望の旨と、ご希望の作品名を掲示していただければ幸いで
す。
その折、簡単な感想もいただけるとうーれしいな〜、っと。
尚、これと同じ長さのものが×ご希望の話数をファイル添付で送ることにな
りますので、受信時間がかなり長くなると思います。なにかその点で不都合
があれば一緒にお知らせ下さい。

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