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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │●│●｜リ｜ハ｜ビ｜リ｜介｜護｜の｜基｜礎｜知｜識｜●｜●｜ └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成１５年８月２１日 118号 毎日１つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか？ 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Ｎｏ．１１８ ■車椅子の名称１２ 介護ブレーキ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【介護ブレーキ】は、名の如く“介護者”の使用するブレーキのことで、 車椅子の後部のグリップ（用語０１０参照）の部分に“自転車のブレーキ のような形”で備え付けられています。 介護用品のカタログ等では【キャリパーブレーキ】と表示されているもの もありますが、同様のものです。 介護者が外出の際、主に“坂道”などで減速に使うブレーキです。 ちなみに、坂道の車椅子介護では“原則的”に［上り坂］は前方から進み (上り)［下り坂］は後方から進み(下り)ます。正書には、緩い下り坂の場 合、前方から下る方法を紹介しているケースもありますが、安全面での配 慮(技術)や『おとしより』が怖がらない(安心できている)点が前提です。 ［下り坂］で前方から進み、急ブレーキをかけた場合【シートベルト】を 装着していなければ、乗車している『おとしより』は前方に転落してしま う可能性もあります。 坂道以外でも、急ブレーキは大きな振動につながり、敏感な『おとしより』 には不安を与えかねません。また、頻繁且つ“断続的な”ブレーキの使用 は揺れが多く落ち着きません。使用する時は、止まっている時も含め 坂 道の傾斜の程度に合わせ“持続的に”握りの調整が求められます。 介護職の場合、できるだけ振動を起こさない快適な車椅子介護が望まれま す。現場的印象としては、車椅子の“揺れ”を“体(たい：＝からだ)”で 効率よく制動し必要以上に【介護ブレーキ】に依存しない事も技術的に大 切かと考えます。 現場では【介護ブレーキ】の付いていない車椅子で外出援助を迫れれる場 面も少なくありません。この時に、自信を持って『おとしより』にとって “安心で安全な”快適な車椅子介護を行えるのがプロの証ではないでしょ うか？ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma！ http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky！ http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 ＰＯＳＴ企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連ＷＥＢ ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |