|
|
☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │●│●｜リ｜ハ｜ビ｜リ｜介｜護｜の｜基｜礎｜知｜識｜●｜●｜ └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成１５年８月８日 112号 毎日１つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか？ 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Ｎｏ．１１２ ■階段昇降−杖歩行介助のおける工夫−■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これまで【段差昇降】や【障害物またぎ】で屋内外でのバリアー(障壁)の クリアの手段について基本〜現場的な事柄等をお届けしました。 【階段昇降】は単純に考えると【段差昇降】の連続的なものですが、連続 的なために積み重ねた“高低差”はこれまでのものより数段高くなります。 『おとしより』自身 恐怖心を伴うことも少なくなく、油断の許されない 介護の項目で安全性への配慮が必要です。 在宅では【段差昇降】【障害物またぎ】等を杖歩行対象者に実施する場面 も結構あります。しかし【階段昇降】についてはあまり・・・という印象 ですが(基本的に退院後１階を生活ベースにするので)、実際掘り探ってみ ると在宅でも“階段”クリアーしないといけない場面があります。 例えば、借家の２階や公団住宅の４階にお住まいのケース 或いは持ち家 でも山林を開発し作られた住宅地等では、玄関に至までに十数段の階段が ある（そこを通らないと家の出入りが不可)というケースなど・・・です。 引越しすれば・・・と考えるかも知れませんが、案外事が運ばず（環境を 変えたくない，経済的理由，面倒臭い！？等々様々）退院後もそのままで 外に出れない・・・というケースもすくなくありません。 また、施設(病院、入所、通所問わず)でもエレベーターは設置されていま すが、リハビリのために・・・と階段を使用されている『おとしより』も よく見かけます。 バリアーフリーが叫ばれていますが、外を歩くとまだまだ十分とはいえま せん(地下鉄の駅でさえ、まだ階段を使用しないといけない所もある？)の で【階段昇降】の介護方法は『おとしより』の“生活行動範囲”を広めた り、安全性を得るためにも その手段・方法は正確に心得たいものです。 加えて、前述の施設のＡＤＬが歩行レベルの『おとしより』（例えば、脳 卒中半身まひのケース）がリハビリのために・・・と訓練的に階段を使用 されている場合も 動作の安定性・安全性は・・・転倒の危険性は・・・ というように(用語１０５ ＡＤＬの実用性参照)適時見守りを行い、問題 がある場合は、方法や訓練量の修正やアドバイス、介助をつける・・・等 何らかの対応が求められるでしょう。 そのためにも【段差昇降】【障害物またぎ】と同様に【階段昇降】の基本 的ノウハウ及び現場的ポイントが大切となります。 次回以降、詳細お届けの予定です。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma！ http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky！ http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 ＰＯＳＴ企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連ＷＥＢ ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |