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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │●│●|リ|ハ|ビ|リ|介|護|の|基|礎|知|識|●|●| └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年7月27日 106号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.106 ■廃用症候群■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【廃用(はいよう)症候群】の“廃用”は医学 或いは保健・福祉の現場で 英訳した場合『disuse(dis−use)』となります。 いわゆる“使わない”(『おとしより』の立場では“使えない”)事による 心身の弊害を意味します。 具体的にいうと、長期臥床などで活動しなかったり 或いは、骨折などで 手足をギブスその他で固定されたりする事で起こる身体の“合併症”とま とめられます。 若い年代の者でも、例えば足を骨折して数週間ギブス固定を強いられ、活 動性が制限された場合(骨が折れた場合 整復といい、骨のズレを修正し、 しっかり連結が保たれるまで固定する事は必要な処置です。)筋肉が痩せ、 筋力の低下・関節の動きの悪さ(関節の拘縮・筋肉の短縮)が多かれ少なか れ生じ、全身的にも体力の衰えが見られ、ケガをする前の生活水準に戻る までに時間がかかるかもしれません。 とは言っても、若い年代のケースでは身体の【予備力】というものが備わ っており、ケガの重症度にもよりますが、大半が元の生活に戻れるのが普 通です。 『おとしより』の場合は、そういう訳には事が運びません。 病気(例えば“肺炎”など)で寝込んだり、転倒−骨折のシナリオ(例えば 大腿骨頚部骨折等の“下肢骨折”など)でギブス固定による活動の制限を 強いられた場合【廃用症候群】の影響は多かれ少なかれうけます。 ケースによっては、著しい【ADLの低下】を認める場合もあります。 【廃用症候群】の影響は介護現場でも軽視できません。 【廃用症候群】には“局所的におこるもの”と“全身的におこるもの”に 分けられ、多岐に渡ります。次号で“長期臥床による廃用症候群”につい てまとめて短評予定です。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |