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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年5月10日 061号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識や技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ===================================================================== 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ===================================================================== □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.061 ■視力障害■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 『おとしより』の【視力障害】は現場でもよく遭遇するのではないでしょ うか?代表的なものとして【老視】或いは【老眼】と呼ばれるものがあり ます。 【老視】は“目(眼球)の水晶体と呼ばれる所の屈折能力が年齢と共に衰え、 近くのものが見えにくくなった状態”をいいます。 簡単にいうと・・・ 水晶体は、オートフォーカスカメラのレンズの様なもので、遠くを見る時 は薄く(水晶体は変化せず) 近くを見る時は厚く(水晶体の厚みを増す)と 言うように適時、自然にピント合うようにが調整されています。 そのピントの調整役が“毛様体筋”と呼ばれる水晶体の周囲の筋肉で、こ の力が衰え レンズの厚みを増す事が難しくなります。また、レンズ(水 晶体)自体も“硬く”なり厚みを変えにくくなります。 遠くのものを見るときはいいのですが(水晶体は変化しなくていいのので) 近くのものを見るとき『おとしより』の場合、ピントが合わず(水晶体の 厚さが変えにくいので)苦労する訳です。 【老視】の程度は個人差があると思われますが、早ければ40歳からその 兆しが現れ、我々が関わる『おとしより』の皆さんの大半は持ち合せてい ます。また【白内障】に代表される“眼疾患”を患(わずら)っている場合 も多く、特に後期高齢者(75歳以上)では【視力障害】の程度は介護を行 う上で大切な確認事項となります。 施設でも、在宅でも共に【視力障害】は転倒の原因となりかねません。 ケアでも十分配慮したしものです。次回以降の用語では、現場でもよく遭 遇する白内障,緑内障及び全盲についての短評の予定です。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ===================================================================== このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ★【今日の用語】を明記したバックナンバーは、下記をから http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3E57758C39A20&p_id=postcaretech98&password=post0903 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |