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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年3月30日 024号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.024 ■介護力学−重心の高さ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 【支持面】の広さにより姿勢の安定度が変動します。『おとしより』の“動 きやすさ”やケア場面での介助の労力(“動かしやすさ”)にも大いに影響し てきます。 【重心の高さ】がどうあるか?によっても同じような影響が伴います。 一般に“重心が低い”姿勢(例えば、背臥位)は安定感があり“重心が高い” 姿勢(例えば、立位)は不安定性が伴います。 これは、物体に例えて 支持面が同じ面積の花瓶で、高さ10センチのものと 高さ40センチのものを比べてみると“重心の低い”前者の方が安定して倒れ にくく、後者の方が不安定で地震等では容易に倒れる・・・・というケースで 理解しておけばわかりやすいかと 【背臥位】は支持面が広く、重心が低い 非常に動きにくい姿勢である事が わかります。逆に【立位】は支持面が狭く、重心が高い 非常に不安定な姿 勢である事も理解できます。 支持面と重心の高さの関係を下記にまとめます。 物体 おとしより 介護者 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 支持面 狭い 不安定 “動きやすい” “動かしやすい”介護−楽 広い 安定 “動きにくい” “動かしにくい” ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 重 心 低い 安定 “動きにくい” “動かしにくい” 高い 不安定 “動きやすい” “動かしやすい”介護−楽 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |