メルマガ:リハビリ介護の基礎知識
タイトル:♪♪♪リハビリ介護の基礎知識♪♪♪-012号-■杖の長さ■  2003/03/18


☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆
         ●○●リハビリ介護の基礎知識●○●
 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆   
                                    平成15年3月18日 012号

 
 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。
 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中
 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか?
 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。

=================================================================
 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで
 ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360
=================================================================

 □今日の用語□          
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 No.012 ■杖の長さ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆
杖の長さは、まず 履き物や補装具をつけ、立った状態(脚を概ね肩幅位に
開いた程度)を保ちます。杖を持つほうの肘が、完全に伸ばした状態から約
30度曲げて立ちます。その時、杖先(杖先ゴムの部分)が足先から15セ
ンチ前、そして そこから15センチ外側にくるようにしましょう。

上記の状態で手の掌面(手のひら)の高さが、杖の握りの高さ(つまり、杖の
長さ)になります。

別の方法として、ウエストライン外側周辺の骨盤の頂点から 握りこぶし1
個分下ぐらい(個人差は有ります)に大腿骨の【大転子】と言われる骨の突起
部分があります。この位置に杖の握りの高さを調整してもかまいません。

在宅での手すり設置等では、【大転子】の位置を基準にされる事が多いです。
杖は、歩行の補助の手段ではありますが 手すり程の安定性、安心感は得ら
れません。歩行の問題のある方には、しっかりとした高さ調整を中心に使い
やすさの確認が必要です。 
 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆
================================================================= 
 このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 
 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。

 ●まぐまぐ
     http://www.mag2.com/m/0000105962.htm 
 ●melma!
     http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098
 ●Macky!
     http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech
 ●MailuX 
     http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20

 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。
     http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962   
     
=================================================================
 □発行□
  マガジン名 リハビリ介護の基礎知識  
 発行者 POST企画  caretech@iris.eonet.ne.jp 
 関連WEB ケアテクノのホームページ
 http://caretech.fc2web.com/c-index.htm
=================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。