メルマガ:リハビリ介護の基礎知識
タイトル:♪♪♪リハビリ介護の基礎知識♪♪♪−006−■トランスファー(2)■  2003/03/12


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         ●○●リハビリ介護の基礎知識●○●
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                                    平成15年3月12日 006号

 
 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。
 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中
 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか?
 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。

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 □今日の用語□          
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 No.006 ■トランスファー(2)■
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介護者(介助者)によるトランスファーでは、おとしよりに安心感をあたえ
る実技(技術)が求められます。

ベット〜車椅子間の移動介助を行う場合、
(1)1人で行う(前方から1人介助)
(2)2人で部分的に(前方から1人介助+腰部をもう1人がサポート)
(3)完全に2人で行う(1人が上半身を、もう1人が下半身を抱え全介助)

が考えられます。技術的に熟達している場合は(1)で申し分ないと考えら
れますが、対象者が重度障害でかなり大きい体格のケースや介助者が小柄で
技術的にも不安がある場合は、(2)(3)で対応する方が妥当です。

何よりも安全に恐怖心を与えず、実施−導入が原則ですが、いわゆるオーバ
ーサポート(介助のかけすぎ)も機能維持の為にはよくありません。
おとしよりの移動能力を把握し、必要な部分を手伝う(部分的介助)が基本
です。

一番良くないのは、マンパワー不足などで無理な1人介助を行わざるを得な
い場面で、安全性が低下するばかりか、介護者の身体にもダメージを与える
(腰痛など)危険性も有ります。

おとしよりの移動能力を見極め、適切な介護(介助)の方法を選択する事が
望まれます。

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