メルマガ:『テーマパークは私の学校』
タイトル:緊急号外 【テーマパークが私の学校 新潟の実情リポート(転送)】 2004.11.01  2004/11/02


■ ■ ◇                       テーマパークが私の学校
■ ■ ■             「そうか!! 教育って、そういう事だったんだ」
■ ■ ■                       . . .2004.10.01 No,号外
------------------------------------------------ http://www.e-storybank.com/
 
==[▼ご挨拶]================================================================
  
 皆さん、こんにちは!!
 香取貴信です。今回は緊急号外を出させてもらいます。
 
 下記に添付した内容は、私の志匠の角田さんのメルマガ【社長のビタミン・一日
 一語】です。新潟には、私の知人や友人、同志もたくさんいます。どうか力を貸
 してください。そして、多くの人に現状を広めていただければと思います。

 本当に心からお祈り申し上げます。  
                                 香取 貴信
================================================================[▲ご挨拶]==

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●日本の鴻鵠(こうこく)が集う日本一骨太なメールマガジン:感謝4100名さま!●
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●12月3日神戸講演会:経営者向けの第一部と社会人向けの第二部の構成です
が、お勧めは勿論通しでのご参加です。懇親会あり。
⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/akamachan2004/10000
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04/10/29【社長のビタミン・一日一語】 vol.522

☆本号は、読者からの「新潟の実情レポート」特別号です☆

(亜僑創家:ウォロン/臥龍)

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●10月27日の夜、受信した読者メールです。

こんばんは。

こちらは越後湯沢温泉イナモト旅館でございます。

激励のメール、確かに頂戴いたしました。

本当にありがとうございます。

おかげさまで、災害当日、私どもをご利用いただいていたお客様にはお怪我をなさっ
た方はなく、また従業員にも怪我はありませんでした。
当地では大きな物的被害にも見舞われずに済みました。

実は、昨日のビタミンは被災地復旧支援の準備に追われ、今ようやく目にすることが
できました。

今日、朝4時起きして被災地の中心である小千谷市まで若干5名ですが炊き出しにお邪
魔してきました。

昨日の降雨で新たな土砂崩れの懸念もされ、また一時は5℃を下回る気温、苗場峠で
は雪も積もるほどの冷え込みでしたので、相当の覚悟が必要な出発でした。

現地までの道のりは平常であれば1時間程度のところ、劣悪な路面状況につき2時間半
を要し、これだけでさえ、現地にお住まいの皆様のご不安はいかばかりかと察するに
余りありました。

地面はアスファルトがひび割れて大きく口を開け、また地面のセンターラインが10cm
も左右にずれていました。

道路両側の石垣は崩れ、電柱は斜めになり、変圧器がぶら下がっていました。

道行く人々の顔にも血の気がなく、肩を落として歩く姿は本当に痛々しいものでした。

私たちは当初、小千谷市役所と連絡を取り合い、3,000名の市民が避難している小千谷
市総合体育館に足を運びました。

ちょうど朝食どきだったこともあり、多くの皆さんが朝食を受け取る長蛇の列を成し
ていました。

現地にはコンビニおにぎり、調理パン、バナナ、清涼飲料水等が豊富に用意されてお
り、大きなビニル袋一杯に受け取って行きました。

また、食事前には手指を消毒するアルコール、仮設トイレ等も完備され、衛生状態は
良いようでした。

自衛隊の災害派遣のスタッフも大勢で、今日からは仮設浴槽も用意されるとのことで
した。

到着時には朝食時間を迎えていたこともあり、現地担当責任者と相談した結果、市内
の小中学校に中規模の避難場所が設けられており、そちらの方が支援が行き届いてい
ないとの報せでしたので、急遽方針転換して行先を小千谷東中学校に変更しました。

途中小千谷市役所に立寄って白米を100kg程度お預かりし、500名程度の被災者が待つ
小千谷中学校に向かいました。

中学校のグラウンドには数多くの皆さんがマイカーを停め、テント下で寄り添うよう
にして焚き火で暖を取っていました。

私たちがグラウンドの一角をお借りして大鍋やぬか釜(籾殻で御飯を炊く羽釜のセッ
ト)を用意し始めると辺りには「何が始まるの?」と人々が集まってきました。

「実は〜〜」
と事情を説明すると、皆さんが本当に歓待して下さいました。

「お気持ちはありがたいんですけど、各地から毎食毎食届けられる、冷たいオニギリ
 にはもう辟易…」
というのが現地の本音のようです。
これも外部から見れば「飽食の時代の贅沢」と思われるかもしれませんが、当人たち
にとってはやむをえない心境なのでしょう。

そんな中、10:30ごろに震度6を上回る強度の揺れが小千谷を襲いました。
昼食に間に合うように米を研いでいたところ、「グッツン!」と突き上げるような振
動のあと、激しい横揺れで中学校の体育館が左右に揺すぶられていました。

揺れがおさまったかと思った途端
「ガッシャーン!!」
と何かが崩落する音。

後から聞いた話では近所のカメラ屋さんが、文字通り潰れた音だったそうです

昼食には釜炊きのアッツアツ御飯と、サンマのつみれや越後もち豚、野菜がふんだん
に入った鍋をご用意しました。

皆さんが
「美味しい!」
と歓声をあげて平らげて下さいました。

出発の時には皆さんが私たちを囲んで大喝采の中送り出されてきましたが、自分たち
には帰るべき暖かい家があるのに、こうして送り出して下さる皆さんには一時の食事
を作って差し上げることしかできず、また今晩も冷たいテントで休まなければならな
い現実を思うと胸が潰れそうな心境でした。

私たちにできることは小さなお力添えでしかないかもしれませんが、県内の「同朋」
の皆さんのためにできる限りのことをさせていただこうと決意して現地を後にしてき
ました。

一方的な文章で、しかも長文にわたり大変恐縮ですが、ご報告まで。

最後までお付き合いくださいまして誠にありがとうございました。

    越後湯沢温泉 イナモト旅館
        フロント 大橋 次郎 jiro@e-inamoto.com

追伸:私どもの本業である「宿」をいう機能を使って、すこしでもお役に立つことが
できないかと考え、以下のようなプランを考えてみました。
よろしければアクセスをいただいて、ご意見などいただければ幸いです。

当館の越後湯沢という位置が、関東からの入口として被災者支援のためのベースキャ
ンプ的役割を担えるのではないかと考えました。

・安否確認
・被災者支援(ボランティア)
・現地からの避難者
の皆様にご利用いただける特別プランを設定して
HP上にご紹介させて頂いております。
⇒ http://www.e-inamoto.com/

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●ご協力ください

日本赤十字社が新潟県中越地震の義援金受付を開始しております。
みなさまの温かいご支援よろしくお願い申し上げます。
臥龍夫妻もささやかながら、送らせていただきました。
日本赤十字社へのリンク⇒ http://www.jrc.or.jp/sanka/help/news/664.html
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●先ほど受信した、読者メールです。

臥龍は、今はどちらにいらっしゃいますか?

新潟市内は震度3以下は揺れはを感じません。
中越のお客様はそれは大変な状況です。
お取引先の久保田酒造は一見、壊滅状況・・・が、どっこいです。

電話で話した販売課長(女性)はご自宅も大変なのに、
「今年の酒は駄目か」との問いに
「2週間後には間違いなく出荷すると、東京でアナウンスして下さい」
と逆に叱咤されました。
老舗の経験とプライドが2週間出荷を実現させるのだと驚き・感動させられました。

又、小千谷のお客様は「家がいつ倒壊するか判らないので、会社で家族と共に生活し
ています。
その方が会社が片付き、その後余震が無くなったら家を片付ける」と・・・。

何といっても今回の地震は余震の多さと揺れの強さです。
復旧・復興の足元をさらっています。
でも新潟は確実に立ち直るでしょう。
アルビ応援歌にこんなフレーズがあります
「俺達がついているぜニイガタ」 「俺達の誇りニイガタ」と。

明日又、東京へ移動いたします。
これから毎週の移動となりますが、紅葉の季節
何か楽しみを見つけながらの移動時間としたいと思います。

鈴木 裕
E-mail   suzuki@hakushindo-com.co.jp

新潟の?博進堂の東京支店勤務
URL www.hakushindo-com.co.jp

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  改変せずに転送・回覧ください。転載・引用されるときは、出典を明記してくだ
 さいね。また本メルマガでご紹介するサイトなどで、実際にお取引をされる時は
「自己責任」でよくご判断くださいね。★☆

    経営思想家&天略経営コンサルタント&亜僑創家
                  臥龍garyu:WOLONG(角田識之 Sumida Noriyuki)
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●今また臥龍のブラザーである林英臣氏から送られてきたメールがありますので、急
遽、追加させていただきます。(転送自由)だそうです。

(新潟の被災地から林氏の旧知である浜松市議飯田末夫さんに送られてきたメールだ
そうです)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆   

どうか助けて下さい。小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを
手伝っていますが、現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。

そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市
役所の正面に車を止めている為に、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしか
出来ず、ボランティアの人達がせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣はそれ
を手伝う気配すらありません。心労と肉体的疲労が積もっている被災者の方々に当然
のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。

現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。「赤ちゃん用おの紙おむつ」
は足りています。あとは、トイレが使えなかったり、下着を替えられなかったりする
ので「パンティ ライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入り
ません。P&G、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてくだ
さい。

夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので「貼
るカイロ」が必要です。マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うの
ですが‥。

今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数
はさらにふくれあがり、「毛布の配給が出来ないので、小泉さんが返るまで待つよう
に‥」という連絡が入りました。一体何の為の視察なんでしょう? 午前中にも数名の
政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内
したところ「私に仮設トイレを案内するつもりかね?」と、言われたそうです。いっ
たいこの国は、どうなっているんでしょう?

現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要とし
ています。これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送っ
たり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えて
ください。あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。皆さんの声が
企業や行政を動かします。マスコミは頼りになりません。マスコミに対しては、どう
か支援活動の妨げとなり 被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての抗議
の声をあげてください。

あまりにひどい状況です。

小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。有り難うございます。
しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注意し
て送っていただけると大変助かります。段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下
着」など、中身を大きく書いて貰えると助かります。靴下1足、下着1枚でも有り難
いのですが、もし出来ればご近所の方と声を掛け合って、ある程度まとまった数があ
ると、とても助かります。送り先の住所はこちらです。

〒947-8501 新潟県小千谷市城内2-7-5 小千谷市役所あて

お手数をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

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以上が、角田さんのメルマガの内容です。
自分自身にも何か出来ることがないかと考え、転送しました。
よろしくお願いします。

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