メルマガ:“夢追人”後記(あとがき)
タイトル:“夢追人”後記(あとがき)No.388  2008/05/27


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■  ”夢追人”後記(あとがき) No.388        ■
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■    BS衛星放送 映画主体のデータ・バンク   ■
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(等幅フォントにてご覧ください。右の『おひれ』が見えますか?)


2003年1月 18 日より「メイラックス MailuX 」様の
発行システムを利用しまして
毎週火曜日 午後7時半 お手元へ配信いたします。
ご贔屓の程宜しくお願い申します。


●(1) ホームページ更新のお知らせ
◆(2) 「古今和歌集」抜粋
★(3) リンク・サイト紹介


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● 更新 告知 ●
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(1)5 月 25 日

「予告!! 2008年7月 放送予定作品」
を上書更新しました。

http://homepage3.nifty.com/bs-yumeoibito/sokuhoo.htm


更に、同ページに「 2008年6月 収録予定全作品一覧」を
『おまけ』として併記しています。

http://homepage3.nifty.com/bs-yumeoibito/sokuhoo.htm#omake
 
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(2)BLOG【BOYAKI(ぼやき)〜夢追人のひとりごと〜】 

最新の記述は 

   『HDD(ハードディスク)録画』  
   『「自然災害」体験談』  ほか

http://yumeoibito.cocolog-nifty.com/bsyumeoibito/

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(3)5月26日
(一週間の録画全リスト){ 5/19 〜5/25 録画分}を更新しました。


http://homepage3.nifty.com/bs-yumeoibito/weekly.htm

今週の一本   舞台「星屑の町〜新宿歌舞伎町篇〜」   

 2008年2月、新宿・コマ劇場 

 【脚本・演出】水谷龍二 
 【出演】前川清、左とん平、ラサール石井、田島令子 
     高橋由美子、渡辺哲、でんでん、小宮孝泰 
     有園芳記、菅原大吉 ほか 

 終盤の「前川きよしと“ハロー・ナイツ”ショー」を含めて、 
 3時間超という長丁場を、たっぷりと堪能いたしました。 

 哀しいかな、まったく目のでない 
 「ムード・コーラス・グループ」“山田修とハローナイツ” 
 彼らが巻き起こす、涙と笑いの人情劇。 

 第六作目となるシリーズ演目は   
 今年の九月に「再開発」が予定されている  
 演歌の殿堂‘新宿・コマ劇場’での収録、です。 

 何より驚いたのは、高橋由美子さんの歌の旨さ!!! 
 いままでのイメージがひっくり返ってしまいました。 
 ‘客を呼び込む’前川清さんを全面に出すためか、 
 後半の「前川清ステージ・ショー」に 
 高橋由美子さんの出番がなかったのは 
 少々残念、でありました。  


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◆ 古今和歌集 ◆ 
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【夢追人 番外編】

最近出土した「木簡」に書かれていた“和歌”から
導き出された『古今和歌集』に関連している個所を
述べてみます。

‘序文’にあたる『仮名序』から、該当部分を抜き出し、
〈解説〉を転載いたします。

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『・・・。難波津(なにはづ)の歌は、みかどのおほんはじめなり。

 〈おほささぎのみかどの、難波津にて、皇子(みこ)ときこえける時、
  東宮をたがひにゆずりて位につきたまはで、三年(みとせ)になりければ
  王位(わに)といふ人のいぶかり思ひて、よみたてまつりける歌なり。
  この花は梅の花をいふなるべし。〉

 安積山(あさかやま)のことばは、采女(うねめ)のたはぶれよりよみて

 (葛城王(かづらきのおほきみ)を、みちのおくへつかはしたるけるに、
  国のつかさ、事おろそかになりとて、まうけなどしたりけれど、
  すさまじければ、采女なりける女の、かはらけとりてよめるなり。
  これにぞおほきみの心とけにける。〉

 この二歌(ふたうた)は、歌の父母(ちちはは)のようにてぞ、
 手習う人のはじめにもしける。

 そもそも、歌(うた)のさま、六つなり。
 唐のうたにもかくぞあるべき。
 その歌の一つには、そへ歌。
 おほさぎのみかどをそえたてまつれる歌。

   「難波津に咲くやこの花冬ごもりいまは春べと咲くやこの花」

 といへるなるべし。・・・・・』

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【現代語訳】

 あの「難波津に咲くやこの花」(後に出る)という歌は、仁徳天皇の
 御代の始を祝った歌である。
 
 「安積山かげさへ見ゆる山の井の浅き心をわが思はなくに」

     (安積山の影までも映って見える山の清水の浅い、
      そのように浅い心であなたを思ってはいないのに。 
      「安積山」は福島県郡山市。万葉集巻16-3807の歌)      

 という歌は、陸奥の采女が戯れの心から詠んだもので、
 この二つの歌は、歌の父と母とのように懐かしまれ、親しまれて、
 習字をする幼い人々の最初に書くものとしている。

 そもそも、短歌の体(たい)は六つある。
 漢詩においても、おなじようであるようだ。

 その六種類の第一には、「そへ歌」。
 仁徳天皇を梅の花によそえて、王仁がお詠み申しあげた歌、 

 「難波津に咲くやこの花冬ごもりいまは春べと咲くやこの花」

     (難波津に咲く梅の花よ、今は咲くべき春として、
      うるわしく咲く梅の花よ。
      「冬ごもり」は「春」の枕詞)      

 というのが、これに当たろう。・・・・・



《出典・転載》角川文庫2838 「古今和歌集」


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《最後までお読み下さり、ありがとうございます。》
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【”夢追人”後記(あとがき)】2008年5月27日発行  No.388
                                                  
 発行責任者    :夢追人@札幌 / 渋谷俊春
 連絡先      :yumeoibito207@hotmail.com
 発行システム   :MailuX http://www.mailux.com/
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