メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」2007年6月号  2007/06/11


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☆        ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
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☆     ■■■■■「 PERSON to PERSON 」■■■■■
★          ためになる教育マガジン
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★       No.73  2007.6.11
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                          http://tokkun.net
◎いよいよ夏!◎                 magazine@tokkun.net

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●教育コラム・・・・・・・・・・・・・・・・『教育問題の扱い方』光岡誠司 
●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新書特集!!! 
●スットコ大集合 
●図書券プレゼント 
●データの杜・・・・・・・・・『中学校教員の意識調査(総合的学習に関して)』 
●お知らせ
●読者・生徒のメルマガ評

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◆ごあいさつ◆
 
東京はまだ梅雨入りはしておりませんが、日々暑くなってきました。こうなる
と、生徒たちは夏休み、講師は夏期講習を連想するわけです。

その夏休みですが、これからはもっと短くなるかもしれない!?その上、さら
にこれまでお休みだった土曜日に授業が始まるかも…。え〜! 
 
そんなプランが、安倍総理大臣が熱心に見守る“教育再生会議”というところ
から出されました。週休二日に慣れてしまった生徒諸君にはご同情申し上げま
す(笑)。あっ、先生方もかな。

今月も光岡先生にお願いしました。

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■□■□■□■□■□■□■ 教育コラム ■□■□■□■□■□■□■□ 
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『教育問題の扱い方』
光岡誠司

教育再生会議の報告で、これまでより授業を10%増やすという提案がなさ
れました。学校や地域によって対応が違うようですが、土曜日の授業の復活も
あちらこちらでありそうです。

どう見ても公立校の授業時間を減らしすぎてしまったと思いますから、それ
を増やす方向性に異論はないのですが、なぜ10%なのでしょう。というのは、
ゆとり教育で減らされた学習内容は3割(30%)と言われていたからです。

もともと3割削減すれば、生徒誰でも授業がわかるようになるなどというこ
と自体が、裏付けのない暴論でリスクが高いと思っていましたが、案の定、こ
うしてすぐに増やされる方向になったわけです。 
 
 ただ、そのための改革ですが、今回の10%という数字もまた、報告を見る
限り、根拠や検討の過程が伝わってきません。

(教育再生会議はホームページがあり、そこにいろいろな資料もありますから、
よろしければご覧になって下さい。議事録はまだ公表されておりません。 
 ⇒ http://www.kyouiku-saisei.go.jp/)

つまり、識者と呼ばれる人々が集まっていろいろ決めるとは言っても、何か
具体的目標なり、科学的な裏付けがないまま、感情論や世間の風潮や思い付き
によって政策提言がされていないかということを指摘したいのです。

報告書には、もう一つ、従来の「道徳」をやめて「徳育」という教科を入れ
るとありましたが、ねらいは何でしょう。そもそもこの二つの違いがわかりま
すか。変えるのなら、その前に「道徳」の授業の内容はどうだったのかという
分析があってしかるべきだと思うのですが、その形跡もありません。

単なる思い付きで、教育現場に何かを指示したり、方針を大幅に変えられた
りしては、それを実行する現場、つまり学校の先生方はたまったもんではあり
ません。

ゆとり教育導入による、相対評価から絶対評価への変更だけでも混乱します
が、総合的学習の時間、小学校の英語などなど、対応すべき問題はいまだ山積
しているはずです。 
 
 忠実にそれに従って準備をしようとするまじめな先生ほど負担が大きく、お
そらく減らされた授業の中で学力を維持することにまで、とても気がまわらな
いのではないかと心配になります。

その上、今度はよくわからない「徳育」の授業が入るとなれば、教科書の準
備や教材研究に当てる時間が必要になります。未知の科目ですから当然です。

そもそもこの会議の座長を務める、野依良治氏。ノーベル賞を取った世界的
大学者ですが、この会議の初会合で、自分が子どもの頃は、部活もやっていた
し塾など行っていなかったと“個人の経験”を引き合いにして、「塾を禁止すべ
き」と言って失笑を買った人物です。これなら誰にでも言えますね。

再生会議の17人のうち教育現場を知っているのは二人だけという指摘ま
であります(藤川大祐・千葉大学教育学部助教授)。こういう問題はノーベル賞
学者や大会社のトップ、メダリストなどの有名人じゃなくて結構。 
 
 現場を熟知している方、学力向上などの実績を上げている方々を集めて、議
論をかわしていただきたい。そして何かを変更する場合には、その根拠となる
データや研究結果をぜひ公表してほしいというのが私の意見です。学校現場と
かけ離れた提言は百害あって一利なしと考えます。
 
 
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■■■■■■■■■■■■■ 先生の読書 ■■■■■■■■■■■■■■
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◎今月は“新書特集”ですが、実はとっても多くの生徒が「新書」を新しい本、
新刊本と勘違いしています。「新書」は“文庫”などと同じ、本のスタイル、形
のことですよ。本屋さんで確認してね。おもしろそうな本がそろいました。ど
うぞ! 
 
■高橋先生
『寝ながら学べる構造主義』内田樹著(文春文庫 725円)
いわゆる「構造主義」についての入門書。だいたいこの手の入門書というもの
は「入門」とは名ばかりで難しいモノが多いのだけれど、この本は高校の社会
科レベルの知識があれば十分読み進められると思います。逆に言えば、少なく
とも大学を目指す高校生であれば、この本を読み進められるだけの知識は付け
て欲しい。また、下世話な話にはなりますが、この本に書かれているような知
識は、大学入試の現代文でも頻出です。なぜなら、今現在の大学の先生方は、
好き嫌いはともかく、必ずどこかで「構造主義」に触れながらその研究生活を
送っているからです。純粋な知識欲という意味でも、大学入試対策という意味
でも、読んでおいて損はない本と言えるでしょう。

■村井先生 
『裁判官の爆笑お言葉集』長嶺超輝著(幻冬舎新書 756円)
裁判官は「法の声」を代弁する。そこに私情は無く、ただ法による無味乾燥な
判決文を読み上げるだけ。そんなシステムなので裁判にはどこか無機質なイメ
ージがありますが、人が人を裁くからにはそんなシンプルな話では済まず、や
はりそこにも人間の感情がしっかり存在しているようです。押さえ込まれるは
ずの裁判官自身の声が聞こえる、この本ではそんな瞬間が見開きごとに集めら
れています。爆笑は言い過ぎかもしれませんが、クスッと笑えるものから感動
するものまで、100近い語録とエピソードがあり楽しめました。裁判員制度の
下準備として、「裁判も人なり」を感じておくのも良いかもしれません。

■吉野先生 
『ツイてる !』斎藤一人著 (角川ONEテーマ21 720円)
著者はサプリメント「スリムドカン」などの大ヒット商品で知られる、銀座ま
るかんの創業者。全国累積納税額の日本一でも有名なつわものだ。「カネは天下
の回り物」ではなく、「カネは天下で回りっぱなし」を地で進む生き方が投影し
た堅牢で創造的な文章。私たちの悩んでいることが、どんなにかちっぽけなモ
ノだという現実がよくわかる。「現在悩んでいることは一年後には消えてしま
う」の一文を読んだだけでも、心の霧が消えていくではないか。

■亀山先生 
『博覧会の政治学?まなざしの近代』吉見俊哉著 (中公新書 882円)
かつて世界は書物のようなものであり、人々はあらゆるものに何らかのきざし
を見出し、物語を展開しつつ理解してきました。15世紀の大航海時代とそれに
続く征服の時代を経た西欧の近代は、自ら産み出したもののみならず新しく発
見された土地の自然や文化を一望の元に広げ、帝国主義や消費社会の戦略と絡
ませながら比較し、分類、整理し世界像を織り成していく視線を確立します。
本書で扱われている博覧会という事例はまさに「見せ物」として、こうした世
界を再編する作業の事例であり、筆者が言うようにそこを訪れた人々の日常的
な感覚や欲望までも変容させるほどの強烈な経験であったことでしょう。しか
しとりあえずは、1851年に開かれた最初のロンドン万博の会場であったガラス
と鉄骨だけで作られた巨大な水晶宮の中を行くような戸惑いと高揚感、視覚の
きらめきの中に足を踏み入れてみては如何でしょうか。

■福原先生 
『個人主義とは何か』西尾幹二著(PHP新書 777円)
40年前に出版され3年ほど前に絶版になった『ヨーロッパの個人主義』とい
う本に、新しく最終章を加えてこのたび新書として発売されました。「個人主義」
とか「個性」というのは入試の現代文や小論文で頻出のテーマですが、この筆者
の本もこれまで何度も取り上げられています。上智大学で出題された問題を筆
者自ら解いたらどうなったか、そのエピソードも収録されていて面白いです。
堅い文体で難解な部分もありますが、受験生の方にもチャレンジしてもらいた
い一冊です。

■伊藤先生 
『愛国者は信用できるか』鈴木邦男著 (講談社現代新書 735円)
教育基本法改正で大きく取り上げられた愛国心について、新右翼と呼ばれる鈴
木氏が語ります。愛国心だけでなく天皇制についても取り上げています。過激
なことが書かれているかと思いましたが、愛国心という言葉が使われだした歴
史や経緯など詳しく書かれており読みやすく、かつ興味深く読み進めることが
できます。特に三島由紀夫の愛国心についての考えについては感心させられま
した。新右翼ということで身構える必要もなく安心して読めますのでご心配な
く。

■門田先生 
『頭がいい人、悪い人の話し方』樋口裕一著(PHP研究所 757円)
見た目が8割なんて本もありますが、話し方も人の印象を決める大きな要素だ
と思います。この本では極端に言えば、バカに見えてしまう話し方の例が書い
てあります。例えば、根拠を言わずに決め付ける・抽象的な難しい言葉を使う・
自分のことしか話さない。多少自分も気をつけなければいけないなというとこ
とがありました。読んでいる人も多いでしょうが、今回久しぶりに手にとって
また読んでみようと思った本です。 
 
■逢坂先生 
『物語スペインの歴史(人物篇)』岩根圀和著(中公新書 760円) 
中世の大国スペインを彩った6人を贅沢に1冊にまとめたものです。『ドン=キ
ホーテ』の作者セルバンテスや、未完の聖堂サグラダ=ファミリアなど傑作を
残したガウディは世界史学習者でなくともご存知のことでしょう。しかし、私
が一番オススメしたいのは、スペイン女王ファナです。神聖ローマ皇帝カール
5世の母親であるにも拘わらず、恋に生きたが故に半世紀も幽閉され続けた彼
女は時代に抹殺された悲劇の人と言えるでしょう。映画化もされていますので、
先に映画を観るのも手ですね。 
 
◎当教室の読書ブログ 『VIVA読書』。一日なんと1000人以上!の人が
読んでいます。 
 
ぜひ参考にして下さい。→ http://blog.goo.ne.jp/tokkun-book

 
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■■■■■■■■■■■■■ スットコ君 ■■■■■■■■■■■■■■ 
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◎今月も絞りきれなくて、こんなに長くなっちゃいました。ヽ(^。^)ノ それ!

★★グサ!★★
実は当教室には、多くの著書を執筆し、あの『笑っていいとも』にタモリさん
と一緒にレギュラー出演までされていた!吉野先生がいます。
中学1年生の生徒に吉野先生を紹介しました。
講師『吉野先生は、テレビにもレギュラー出演してたんだぞ〜』
生徒『えっ〜テレビ?ほんと?すご〜い!何の番組ですか?』
講師『何だと思う?当ててごらん。絶対に何回も見たこともある超有名な番組
だから』
生徒『う〜ん・・・ポケモン?』
講師『・・・』 
吉野先生『・・・』(人間なのに…)
(日直:吉野先生、紹介する生徒を間違えました。すみませんでしたぁ!)

★★そっくりだ!★★ 
高2の数学の授業中です。 
講師『さて剰余の定理はこんな感じで、次に因数定理を説明するぞ』
生徒『は〜い。お願いします。』
講師『まずは、この因数って何か分かるか?』
生徒『こまった(困った)数?』
講師『漢字が違う!』 
(日直:数がこまることがあるだろうか???)

★★おおワラいです!★★ 
英語の授業中、ことわざが出てきました。
『溺れるものは○○をもつかむ』○○に入る言葉は?
A子『ゴミ?』
B子『分かった!死体だっ!』 
(日直:色々つかむもんですね(笑)) 
 
★★I am 日本人★★ 
英語の単語問題で、sorry が出てこない中学生がいました。
講師『アメリカ人の足を踏んじゃった時、君は何て言うんだ?』
生徒『ええと、"ゴメン"』
講師『お前なあ...』
生徒『ああ、ちがう、"スミマセン"の方がいいか』
(日直:果たしてこの生徒はアメリカ人に許してもらえるでしょうか) 

★★全開!★★ 
試験前で早い時間から勉強をしに来ていたRちゃんは今日も全開です。
Rちゃん『先生、あたし今ダイエット中なんだ。だからごはんは3食でおやつは
無しなんだ。』
講師『3食は普通だから!』
Rちゃん『ウケルぅ!』
講師『何がウケルのか分からないけどね。頑張ってるじゃない。』
Rちゃん『でしょ。これまでだったら、お昼にお弁当食べて、さらにこうばんで
おにぎりも買ってたんだよ。』
講師『交番?購買だよ。』
Rちゃん『きゃはっはあ ウケルぅ!!。』
講師 『・・・疲れたぁ』 
(日直:“箸が転がってもおかしい”って、このこと。まわりはいらいら?)

★★修“食”旅行★★ 
修学旅行へ出発前の高2女子。行き先は長崎だそうです。
講師『長崎か、名所とかたくさんあるんだろうね』
生徒『うん。チャンポン』
講師『…』
生徒『知りませんか、長崎チャンポン』
(日直:名所、聞きたかったのに…) 

★★だだすべり★★
高校1年生の授業中です。
講師『という風に同じ原子数でも中性子数が違うものがあってこれを同位体ア
イソトープと言うんだよ。水泳選手じゃないよ。ハハハ』
生徒『・・・???』
講師『ありゃりゃすべっちゃったね。イアンソープって知らない?』
生徒『石鹸でしょ?』  
(日直:修復不可能です(笑))
 
★★あのころは〜、ハッ!★★ 
代々木校の近くに立派なある専門学校の超高層ビルが建ちました。
講師A『あのビル、すごいね〜』
講師B『はい。お披露目パーティーのときなんか、すごかったですよ!』
講師A『そんなのあったんだ』
講師B『ええ、ワダイコ(和太鼓)まで呼んで、それはもううるさかったんで
すよ』
講師A『へぇ〜ワダアキコまで、うるさいだろ、そりゃ。すごいなぁ〜』
講師B『えっ?あっ、いや、その・・・』 
日直:ワダイコVSワダアキコ すごい戦いになりそう(笑)) 
 
★★必需品★★ 
公民の授業で提出用の宿題を出しました。
【問い】未成年者の結婚には、年齢と両性の合意のほかに何が必要な条件とさ
れているか。
【生徒の答え】 印鑑 
(日直:正解は親の同意です。でも、きっと印鑑も必要ですよね)

★★師弟関係★★ 
中学生の生徒が教室にやってきました。数学が苦手で…
生徒『こんにちは!』
講師『こんにちは!あれ、今日授業じゃないだろ?どうした?』
生徒『テスト前なので、数学を教えに来ましたっ!』
講師『えっ、数学を“教え”に来た?』
生徒『はいっ、そうです!』 
講師『誰に教えるの?』
生徒『A先生です』 
(日直:自信満々に間違えておりました) 
 
◎あ〜あ! (@^^)/~~~  

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 
■■■■■■■■■■■■ プレゼント ■■■■■■■■■■■■ 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 

◎プレゼントです。抽選で5名の方に千円分の図書券をお送りします。今月の
キーワードは“ポケモン"です。メールアドレスと共にキーワードを入力して
いただくだけで応募になりますので、ぜひご参加下さい。 
 
その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご
意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。 

では http://tokkun.net/present.htm へどうぞ。  
 
今回の締め切りは『6月25日』です。当選者にはメールでお伝えします。ま
た会員専用ページには、 
 goukaku で、入ることが出来ます。必ず半角小文字で入力し、(enterを押
すのではなく)横にあるOKをクリックして下さいね。

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『中学校教員の意識調査(総合的学習に関して)』
 
コラムにありましたように、ここ数年、学校の先生たちは確かに大きな変化が
次々と訪れ、対応に追われているようです。今回はベネッセが発表した教員の
意識調査をご紹介しましょう。 
 
ここでご紹介したいデータはまだまだ、とてもたくさんあるのですが、スペー
スの都合でできません。今回は総合的学習に関するものだけを選びました。質
問も短くしております。 
 
■総合的学習に関する質問■に対し、前の数字が、【とても、あるいは、まぁそ
う思う】と答えた先生の割合、うしろは【あまり、または、まったくそう思わ
ない】人の割合です。 
 
 ■総合的学習に関する質問■      【肯定】   【否定】 
 
■準備に時間がかかり負担が大きいか■ 【84.6%】【14.6%】
■基本的な学習がおろそかになるか■  【81.0%】【18.1%】
■学ぶ意欲は高まったか■       【22.3%】【73.7%】 
■生徒は総合学習を楽しみにしているか■【38.3%】【57.4%】
■もっと国語、数学などを重視すべきか■【82.0%】【15.1%】 
■なくした方がよいか■        【57.2%】【34.0%】 
 
いかがですか、どう見てもあまり成果を誇れる数字ではなく、先生方が悪戦苦
闘している様子がうかがえる内容だと思うのですが。 
 
興味のある方はどうぞ。  
  ↓ ↓ 
http://benesse.jp/berd/center/open/report/gimukyouiku_ishiki/2007/pdf/
03_01.pdf

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◆お知らせ◆ 

★その1★ 夏期講習の申込みがすでに始まっております。どうぞお気軽にお
問い合わせ下さい。(講師も募集中です)
 
  ■代々木校:0120−153−045
  ■中川校 :0120−577−955 
  ■中川適塾:0120−579−955 
    
 
★その2★ 前回お知らせしたブログです。一言メッセージを!

■VIVA読書: http://blog.goo.ne.jp/tokkun-book

■入試に出る!!時事ネタ日記:http://blog.goo.ne.jp/nakagawa-tokkun/

■スットコ君:http://blog.goo.ne.jp/tokkun-suttokko/

■塾講師の考える教育:http://blog.goo.ne.jp/yoyogi-tokkun/

magazine@tokkun.net
http://tokkun.net   
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●編集後記● 
 
みんな、新学年になってはじめての中間テストは終わったかな。できれば良い
スタートを切りたいところだけれど、結果はどうだっただろうか。 
 
うまく行った人はこの調子で次も行こう。ダメだった人は二学期に引きずらな
いように絶対に次で挽回しないと、そのままずるずる一年いきそうだから、期
末テストは必死でがんばってくれい!
 
そうすれば、夏休みは思いっきり遊べる! ってわけには行きません(笑)。そ
の調子で夏期講習も頑張って、みんなが遊んでいる間にさらに実力をど〜んと
付けてライバルを大きく引き離す。

うん、夏はそれしかない!がんばろう。 

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◆◎◇●×△■◎◇●× 講師・生徒のメルマガ評 ×●◇◎■△×●◇◎◆

◎以下のコメントは今月号ではなく、先月号(5月号)に対するものです。5
月号はHP上に本日掲載されます。
 
■高校野球の特待生制度のニュースは本当に多かったですね。今後の高校野球
はどうなるんでしょう?スットコはいつ見ても笑えます。自分もなってみたい
な。

■教育コラムにて特待生制度の違反問題がのっていたので読みました。全国3
74校もの学校がやっているとは思いもしませんでした。有名な駒大苫小牧も
そうしてたそうなので、あなどれませんね。
 
■高野連の説明はよく分からないし、他の競技や勉強についての特待生制度は
いいなんてちょっと不公平な気がします。高野連はこれからのルール作りをも
う一度したほうがいいと思います。
 
■優秀川柳はどれも面白かったです。ちょうどニッセイだったかな?の川柳も
ニュースでみて、いくつか川柳をみましたがひけは取らないと思いました。投
稿すればいいのに・・・

■私も宮部みゆきさんの火車を読みました。とても引き込まれてしまい、その
後宮部さんの書いた本を積極的に読むようになりました。ブレイブストーリー
も面白かったですよ。

■プロ野球で活躍している選手の中にもきっと特待生制度を利用していた選手
がいるんだろうな?と思いました。ある意味、特待生制度が日本の野球を盛り
上げてくれているのなら、それはそれでいいのかなと思いますが、教育的な立
場で高校野球を語るならやはりルールを守っていない学校はルールを守ってい
る学校や生徒に対してケジメをつけなければいけないように思います。
 
■高校野球がビジネスになってしまったのは随分前から指摘されていたわけだ
し、特待も暗黙の了解になっていたと思う。どうも家庭科とかの未履修問題に
似ているように思えてならない。悪法も法なりっていうのはどうかなと思う。
確かソクラテスが毒杯をあおって死んだのは、もっと大きなものを守りたかっ
たからだと言われている。でも今の高野連に守るものなんてあるんですかね。

■コラムのあとのコメントにあったように別リーグを作るべきだと思う。高野
連の掲げる理念と甲子園の実情がズレすぎていると思うから。

■高校サッカーで最近、古豪と言われた静岡勢(東海第一、清水東、静岡学園、
清水商業)や九州勢(鹿児島実業、国見、東福岡)、そして関東エリア(桐蔭学
園、桐光学園、帝京)なんかが全国で勝てなくなってきたのは、クラブチーム
の存在が大きいように思える。恐らく高校サッカーで完全燃焼するよりも将来
のプロに向けて着実なステップアップを望んでいるからでしょう。野球ではプ
ロへの道ももちろんあるけれど、どうも甲子園で燃え尽きてしまうような選手
が多いような気がする。甲子園のヒーローも、一部の天才を除いて、鳴り物入
りで入団した割にはプロになってたいしたことがないような気がする。特待な
しの甲子園という定義ならそれでも構わないけど、若い才能は別ルートで伸ば
して欲しいと思う。

■今回ルールを破ったのはどこもかしこも「自己申告」ですね。バレてからだ
と格好がつかないからか、「皆で渡れば怖くない」から「じゃあ、ウチも違反で」
みたいなこと言ってんのかわかんないけど、やっぱりそれでもまだしらんぷり
をしているところがあると思う。甲子園はひた向きだから心動かされるのであ
って(プロ野球のバッターって全力疾走をあんまりしないですよね)、暗黙の了
解だの、何だのっていうのは汚いし、興ざめです。コラムにあったように処分
された側が可哀相っていういのはおかしいです。

■甲子園とか高校サッカーとか、ちょっと考え直したほうが良いと思います。
将来プロを目指す人にとっては年間の試合数は選手生命を縮めるくらい過酷だ
し、頭の古い監督に壊された選手は数知れないと思う。非科学的な練習もさる
ことながら、卑劣な作戦で高校の部活動とは思えないようなチームもあります。
私の友人は高校サッカーの予選で相手チームに削られてサッカーが出来なくな
りましたが、ヒザを削るように指示していたのは相手チームの監督でした。彼
は1年生で帝京のレギュラーになるぐらいだから、相当実力があったのだと思
いますし、将来プロにも入れたと思います。昔の話ですから、もし今みたいに
クラブチームが充実していたら彼の将来も違っていたと思うと悔やまれます。
思うに、高校の生徒指導の一環として部活動をやるのなら、特待生やスポーツ
推薦、将来プロを目指す選手は全て除外して別の教育リーグを作るべきです。
高校の指導者が成長期の才能のある選手を、目先の勝利ための手段や学校の客
寄せパンダとして扱うなら、日本のスポーツ界にとっても大きな損失だと思い
ます。

■「妻からのチョコが一番義理だった」が一番良かったです。なんかサラリー
マンの悲哀を感じさせますねぇ〜。

■「ワルボロ」は僕も愛読しています。でも昔のヤンキーってホントにあんな
格好していたんですね。

■愚痴合戦サイコー!!「何言ってやがる。ウチのバッターだって全然打てね
えぞ!」のコメントにシビレました。

■Junkってクズだったんですね。だからジャンクメールとか言うんですね。あ、
でもジャンクフードって??

■特待生は高校野球だとダメで、ほかのスポーツだとOK。高校野球だとダメで、
勉強の特待生はOK。何かおかしいような気がします。結局ほとんどの学校がや
ってたし。履修漏れと同じじゃんって感じです。

■川柳の“期限切れ 最初に食べるは お父さん”は“期限切れ 前から食え
ない お父さん“のほうがいいと思いました。

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