メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」 2007-04  2007/04/10


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☆        ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
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★          ためになる教育マガジン
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★       No.71  2007.4.10
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                          http://tokkun.net
◎進級・進学おめでとう!◎             magazine@tokkun.net

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●教育コラム・・・・・・・・・・・・・・・・・『学力調査の利用』光岡誠司 
●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・【お薦め参考書】理系科目 
●スットコ大集合 
●図書券プレゼント 
●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『習った漢字』 
●お知らせ
●読者・生徒のメルマガ評

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◆ごあいさつ◆
 
いよいよ4月です。新学年の新学期が始まりました。真新しい教科書に、新品
のノート、見ただけでやる気が出てくるでしょう。でしょ?そうでしょ?そう
か、そりゃ良かった! 
 
昨年度は終わり近くになって、いじめによる自殺や履修不足の問題が出てきて
大騒ぎ。二度と繰り返して欲しくない事件でした。

今年度はどうでしょう。今年度も大きな動きがありそうですよ。だって今月さ
っそく、全国の小6・中3を対象に全国学力調査が40年ぶりに復活します。
小6・中3生諸君!がんばってくれい。

さて、新学期はやっぱりこの方、光岡先生にお願いしました。

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■□■□■□■□■□■□■ 教育コラム ■□■□■□■□■□■□■□ 
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『学力調査の利用』
光岡誠司 

教科書問題と言えば、これまで歴史教科書のことでしたが、新しい問題が持ち
上がっています。二極化です。来年から使われる高校2・3年生用の教科書検
定に関して、朝日新聞で報道されました。 
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200703310276.html

つまり、相対性理論や昨年のノーベル賞の対象になった研究を載せた、最新か
つ高度な情報を含んだ教科書が出てきた一方で、とても高校生が使うとは思え
ない、易しい絵本のような教科書まで登場してきたというのです。 
 
ある高校数学の教科書では、半分以上のページにイラストが付き、吹き出しつ
きのマンガ!まで載っています。別の教科書では、小学校で習う分数の計算練
習が付いているのがありますし、英語では、とうとう単語の読みをカタカナ表
記したものまで登場し、検定に合格する始末です。

この、教科書の“格差”が出てきた理由は単純明快。ゆとり教育で減らされて
しまった授業数のせいで、塾に行っていない層の学力がさらに低下してしまい、
これまでの教科書では難しくて使えなくなってしまったということです。 
 
心ある教育関係者はかなり以前から、学力低下を必死に訴えており、ゆとり教
育が入ってきてからは、もう悲鳴に近い声を上げていました。実態を把握しよ
うと、ようやくこの4月、40年ぶりに小6・中3を対象に、全国学力調査が
実施されます。 
 
ところが相変わらず、その調査に対し、画一化、序列化だと批判する声が上が
っています。ペーパーテストでは測れない学力があるというような主張です。
そうであれば、そもそも大学入試センター試験から即刻廃止すべきです。

全国50万人、上から下まで、国立であれ私立であれ、同一のテストで振り分
けるなど、画一化、序列化の権化のようなものです。日本中の受験生が同じ過
去問をやり、同じ知識を吸収するように仕向けるのですから。廃止して各大学
が、自分で作問すれば済む話です。

“超画一的”なセンター試験をそのまま上に残しておきながら、公立の小中高
では知識を測ることすらできないというのは実に不合理です。とにかく、これ
以上教育政策の失敗を隠すこと、生徒や教師に入試や学力に関する情報を遮断
することは許されません。

何度も指摘していることですが、学校の先生方は定期テストの結果しか、学力
の判断材料がないために、入試の得点予想すらできず、とても進路指導ができ
る情報を持たせてもらえません。本当に自分の生徒の進路を心配するのなら、
生徒の学力に関する客観情報、他校との比較した情報はのどから手が出るほど
欲しいはずなのに。 
 
通知表も絶対評価であれば、相対的な自分の学力的な位置は、父母はもちろん、
本人すら把握できません。もちろん隣の学校との評価の違いもわからないとい
うメチャクチャな状況が現実に続いています。塾に通えない生徒は情報ゼロ、
完全に不公平です。 
 
できる者ができないと勘違いし、できない者ができると思い込み、本番の入試
で失敗する例は多いのです。いまだにテストに反対している人は、生徒のため
ではなく、自分たちが競争させられ、学習指導の成果が客観的に測られるのを
恐れているのではないでしょうか。 
 
きちんと都道府県別や学校別、科目別など細かいデータを公表し、少しでも塾
に通っていない生徒や熱心な先生たちに自分の学力、学校について情報を与え
るべきです。そうすれば、成績の芳しくない地域や学校については、きちんと
対策を立てられますから、高校で小学校の復習をするなどという事態はすぐに
改善されるはずです。

まさか高校の教科書で小学生の内容を復習する教科書まで現われてきたこと、
カタカナで英語を教える高校の教科書が登場したことを“多様化した”と喜ぶ
教育関係者はいないはずです。

s.mitsuoka@tokkun.net
 
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■■■■■■■■■■■■■ 先生の読書 ■■■■■■■■■■■■■■
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◎新学期ですし、久しぶりに参考書を取り上げてみます。ただし、同じすばら
しい参考書でも、人によって合う合わないがあるからね。そのことだけはしっ
かり頭に入れておいてね。 
 
先生方、とてもたくさんご存知で、全部は載せられませんので、今月は算数・
数学・理科にまとめておきました。
 
【門田先生】 
『受験算数の裏ワザテクニック』山内正著 (文英堂 998円) 
小学生が読んで理解するというより、教える側がこれを参考に教えたら子供た
ちが問題を解きやすくなると思います。線分図のような問題では解くルール・
書くルールを決めてあげることが必要です。その基礎的なものをしっかり理解
させる説明が多いです。この本の内容を理解すれば小学生にとっては問題がや
りやすくなるのは間違いありません。算数の基礎的なところでつまずいてしま
った場合や、受験勉強初期のころに見ておくと良いのではないでしょうか。た
だし、使い方は難しいと思います。書かれている対象が曖昧なので、生徒一人
で使うのではなく、指導する側がやる内容を厳選する必要があると思います。

【藤田先生】 
『未来を切り開く学力シリーズ 中学数学発展篇 方程式と関数』橋野篤著 
(文藝春秋 1300円)
タイトルは方程式と関数なのですが、式の計算から方程式、また関数、数列ま
で多種多用な問題が掲載されています。だからといって問題数が多いわけでは
なく、問題数もちょうどよいくらいの分量になっています。なんといっても解
答と解説が詳しいのがよいです。他の参考書には書いていないような途中の過
程も細かく書いてあります。「式の計算」と「方程式の計算」のちがいや、「関
数の変域」のような、つまずきやすい箇所の解説は、この本が一番わかりやす
く詳しいのではないかと私は思います。計算ミスが多い人、関数が苦手な人に
はおすすめの参考書です。
 
【鮓谷先生】 
『難関大への演習 物理』(Z会出版 1365円)
参考書ではなく問題集の紹介になってしまいますが、本書はタイトルのように
東大、京大、東工大、早稲田、慶応などの難関大学の問題が取り上げられてい
ます。解法が難しいというよりも、題材となっている現象が興味深いものであ
ったり、一見単純そうに見えるけれども、注意を怠ると簡単に引っかかってし
まったりするような問題が、過去問から抜粋され収められています。問題数は
少ないので、目的が基本からじっくり押さえようという人には決して向きませ
んので注意してください。ひと通り大学受験の物理の学習が完了している人に
は、なるほどと思えるような問題が多く、解説もしっかりしていますので、最
後の仕上げにもお奨めできる問題集です。特に早稲田の単スリット、光の干渉
の問題は現象が面白いので是非チャレンジしてみてください。
 
【村井先生】 
『理系標準問題集 化学』石川正明/片山雅之/鎌田真彰/仲森敏夫/三門恒
雄著 (駿台文庫シリーズ 1050円) 
今回は駿台の先生方が作った問題集を紹介させていただきます。この問題集は、
学校で定番の「セミナー化学」などで化学の基礎をある程度身につけてから、
次へのステップを目指す人達にお勧めしたいと思います。この問題集のお勧め
ポイントは解説の詳しさです。タイトルに標準と書いてあるように、やや難し
い問題を扱っているので、基礎をマスターしたつもりだったのにサッパリ解け
ないような問題もあると思います。そんなときにこの解説を見れば、なぜその
計算になったのか?どんな理論を用いたのか?など、問題を解く上での考え方
が丁寧に書かれているので、答えに納得できるだけでなく、応用力も身につく
はずです。ただし、注意して欲しいことが一つ、・・・解説自体が少しレベルの
高いものなので、根気強く、必ず理解するんだという気持ちが無ければ途中で
嫌になってしまうかもしれません。買う前に解説を読んでみて、ちゃんと取り
組めそうか?自分のレベルに合っているか?確認してみて下さい。化学の基礎
力とやる気のある人、是非参考にしてみてください。(村井先生)
 
【伊藤先生】
『高校数学公式活用事典』岩瀬重雄・本部均著 (旺文社 1428円)
高校数学で学習する公式集です。これを使い暗記すれば数学が出来るようにな
るというものではありませんが、利用の仕方では大いに役立ちます。公式だけ
を覚えても入試問題が解けるとは限りません。しかし、正解を導き出すまでの
材料としては不可欠です。うろ覚えの公式を確認するための一冊として手元に
置いておいて損はありません。ただ公式をどう使うかという点において、例題
が少ないため、あくまでも参考程度に留め、自分で数多くの問題練習が必要な
のは言うまでもありません。

◎当教室の読書ブログ 『VIVA読書』でもすでにたくさんの参考書類を紹
介しています。一日なんと1000人以上!の人が読んでいます。 
 
ぜひ参考にして下さい。→ http://blog.goo.ne.jp/tokkun-book

 
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■■■■■■■■■■■■■ スットコ君 ■■■■■■■■■■■■■■ 
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◎はい!お待たせいたしました。難しい勉強の話しが終わったら、スットコ、
スットコ!新学期です。あんまりやんないようにね(*^_^*)。 
それ行け!  (^O^)/

★★危機一髪、できそう!★★
生徒『先生、この間ふと思ったんですけど、エレベーターってヒモが切れたら
落っこちますよね?』
講師『ヒモ?』
生徒『(無視して)まぁ、とにかく落ちるじゃないですか?』
講師『それで?』
生徒『その衝撃をどうやって回避しようかと考えていて名案が思いついたんで
すよ!』
講師『何??』
生徒『先生、ここだけの話ですよ!落ちる瞬間にジャンプすれば良いんです
よ!』
講師『え??何言ってんだ?お前は』
生徒『・・・!あ!!そうか、ジャンプするタイミングを間違えるとエレベー
ターの天井に頭ぶつかって危ないでよね?』
(日直:実はこれちょっと魅力的です。が、仮にジャンプできても、今度は天
井にものすごいスピードでぶつかりますから、いずれにせよ即死です。残念)

★★ピンチ、切り抜けろ!★★ 
あれほど「覚えて来い!」と言ったのに確認テストの出来が悪いA子。
A子『昨日の夜ずっと練習していたんです。テレビも全く見ずに』
講師『テレビも見ないで頑張っても、結果が出ないとねぇ』
A子『本当に頑張ったのに...』
講師『わかったわかった』
・・・休み時間中・・・
別の先生『○○って番組知ってる人いるかな?』
A子『はーい、はーい昨日見ましたよ〜』
講師『おーーーい』 
(日直:いるんだなぁ〜すぐ演技するヤツ)

★★もう少し!★★
定期テスト対策中の中2のA子さん。社会はどうでしょうか?
A子『先生、世界で一番面積が小さい国を覚えたよ!スゴイでしょう?』
講師『おお、すごいね。言ってみて』
A子『バリカン市国!』
(日直:坊主にするぞ!)
 
★★話題の…★★ 
いつもは元気なのですが、今日は風邪でダウン気味のある先生。めったにない
のですが、なんとなんとある優しい生徒が気の利いたことをしてくれました!
生徒『はい、先生!これ飲んで元気出してくださいよ!』
講師『うそ!あ、有難う。おぉ!栄養ドリンクかぁ!えっ、もらっていいの?』 
生徒『大丈夫です。先生がんばって下さい!』
講師『悪いなぁ〜サンキュー、お〜効きそうだなぁ。。。』
生徒『はい!絶対効きますよ。だって、これ、あの〜あれ、何でしたっけ、え
っと"タミフル“100mg配合ですから!!!』
講師『…』 
 (日直:どう考えても危ない気がする(笑)。タウリンですね)
 
★★母校★★
生徒『先生!ちょっと質問なんですけど、ラサール・石井ってなぜあんな名前
なんですか?』
講師『鹿児島ラサールっていう頭の良い学校に通っていたかららしいぞ!』
生徒『そうなんだ。じゃあサレジオ越後の出身校はサレジオ学院?』
講師『それはセルジオ越後!』
 (日直:やってるやってる。いいじゃないっすか〜) 

★★曲芸★★
講師『高校には自転車で通うの?』
生徒『電車ですよ。私、自転車が苦手だから』
講師『あれ、この前乗れるようになったって言ってたじゃん』
生徒『乗れますよ。失礼な!でもブレーキが使えないんです。ブレーキを握る
と絶対に前に転がるでしょ。』
講師『前に転がる?前転みたいにぃ?』
生徒『急に止まるんだよぉ。絶対に前に転がるじゃん』
(日直:そんな人を見たことはありません。) 
 
■■おまけ■■ 
帰宅途中の駅で見かけました。家庭教師をやりますという張り紙のようです。
【家庭教師やります。御三家の論述対策(50字から200字位)指導対策も
できます。
<連絡先>
携帯電話 090-○○○-○○○○
※ご芳名とお電話番号の両方をお入れにおなりになられてくださいました方の
みに、ご返事差し上げます。】
(日直:こんなヤツに教わったら、タ・イ・ヘ・ン)

◎今月はわりとおだやかでした(笑)。!(^^)/~~~  

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■■■■■■■■■■■■ プレゼント ■■■■■■■■■■■■ 
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◎プレゼントです。抽選で5名の方に千円分の図書券をお送りします。今月の
キーワードは“タミフルハイゴウ"です。メールアドレスと共にキーワードを
入力していただくだけで応募になりますので、ぜひご参加下さい。 
 
その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご
意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。 

では http://tokkun.net/present.htm へどうぞ。  
 
今回の締め切りは『4月25日』です。 当選者にはメールでお伝えします。ま
た会員専用ページには、  
 goukaku で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し、(enterを押す  
のではなく)横にあるOKをクリックして下さいね。

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■■■■■■■■■■■■■ データの杜 ■■■■■■■■■■■■■
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『習った漢字』
 
中2・3年生の生徒諸君に質問です。ちゃんと頭の中で具体的に答えて下さい
ね。いいですか。 
 
■質問■ 去年(中3なら2年生の一年間、中2なら1年生の時)、学校で習っ
た教科書に出ている漢字、今100問テストをしたら、何問くらい正確に書け
るでしょうか? 

先生方にも 
 
■質問■ 去年一年、学校で教えた漢字、生徒が今年になってどのくらい書け
ていれば指導した側としては満足でしょうか? 
 
 
一応すでに教えた漢字、習った漢字ですから100%書けるのが理想ですが、
まぁそうは行きませんよね。東京都内の6校の中学生2000人以上を対象に、
ベネッセが実施した漢字の書き取りテストの結果をお知らせしましょう。 
 
中学1・2年生には中学1年で習った漢字を、中学3年生には2年生に習った
漢字のテストを実施しました。

で結果ですが、びっくりしますよ。 
 
  ■ 得点 ■     ■生徒の割合■ 
【0点以上〜10点未満】  17.7% 
【10点以上〜20点未満】 22.2% 
【20点以上〜30点未満】 21.3% 
【30点以上〜40点未満】 13.9% 
【40点以上〜50点未満】 10.5% 
【50点以上〜60点未満】  6.2% 
【60点以上〜70点未満】  4.0% 
【70点以上〜80点未満】  2.5% 
【80点以上〜90点未満】  1.5% 
【90点以上〜100点以下】 0.2% 
 
何と平均点はたったの27.8点!全部習ったものですよ。さらに学校間の平
均点、一番上の学校が、32.4点もあるのに、一番下の学校では22.1点
と、平均で何と10点もの大差が付いています。 
 
しかもこのテストを受けた生徒の中には、当然学習塾に通っている人も多数含
まれているはずですから、それを除いてテストをしたらどんなことになるので
しょう。おそろしい。 
 

このデータに今の“ゆとり教育”の問題点が集約されているような気がします。
とにかく公立の学校が宿題も出さず、定期テストの時しか、生徒たちは漢字を
まとめて練習せず、その時だけ覚えてもすぐに忘れてしまいます。 

おそらく計算問題にしても、英語にしても、社会や理科も同じでしょう。やは
り学力テストは絶対に必要ですね。みんな大丈夫かな?
 
詳しい内容はこちら 
⇒http://benesse.jp/berd/center/open/report/kanji/2005/pdf/kanji03.pdf 
 
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◆お知らせ◆ 

★その1★ 新学期が始まっておりますが、今からでも入塾は可能です。どう
ぞお気軽にお問い合わせ下さい。(講師も募集中です)
 
  ■代々木校:0120−153−045
  ■中川校 :0120−577−955 
  ■中川適塾:0120−579−955 
    
★その2★ 英検・漢検・数検の受付が始まっています。英検と漢検は6月に
実施され、数検は7月の予定です。締め切りは、その一ヶ月前です。受験希望
の方は、各教室にお問い合わせの上、お申し込み下さい。 
 
★その3★ 前回お知らせしたブログです。一言メッセージを!

■VIVA読書: http://blog.goo.ne.jp/tokkun-book

■入試に出る!!時事ネタ日記:http://blog.goo.ne.jp/nakagawa-tokkun/

■スットコ君:http://blog.goo.ne.jp/tokkun-suttokko/

■塾講師の考える教育:http://blog.goo.ne.jp/yoyogi-tokkun/

magazine@tokkun.net
http://tokkun.net   
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●編集後記● 

新しい一年が始まりました。教育界の人間にとっては4月が一年のはじまり、
お正月のようなものですね。気分を新たにがんばらなくては! 
 
生徒諸君!君たちも頑張って下さいよ〜。最初のテストの結果は一年間ずっと
影響するから、しっかり勉強して最高の成績を取る。新しいクラスメートに、
あっ、あいつなかなかやるんだ!って、印象付ければしめたもの。

それにしても漢字のデータ、びっくりしました。ここまでひどいとは…。当教
室に通ってくれている生徒たちなら大丈夫だと信じていますけどね(笑)。

定期テストの時だけちょっと勉強するというのでは、結局知識は何も身に付か
ず、入試前にあわてることになって、それまでのたくさんの授業やテスト勉強
は無駄に過ごした時間ということになる。 
 
人に言われなくても、新学期の最初くらい、しっかり予習復習をするんだよ。
それがどこまで続けられるかで、入試前にはとんでもない大きな差が出てくる
んだから。

 
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
 
これはジョンFケネディーやクリントン元大統領が尊敬しているという、日本
の政治家、上杉鷹山の言葉。 
 
“物事を成し遂げるという強い意志をもって事に当たれば何事も達成できない
ものはない。物事が達成できないのは、やり遂げるという強い意志が欠落して
いるからである。” 
 
というような意味。新学期にふさわしいこの言葉、君たちに贈ろう。 
  

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◆◎◇●×△■◎◇●× 講師・生徒のメルマガ評 ×●◇◎■△×●◇◎◆

◎以下のコメントは今月号ではなく、先月号(3月号)に対するものです。2
月号はHP上に本日掲載されます。
 

■親が子に注意することのデータが、東京・北京・ソウルでこんなに違うとは
思いませんでした。本当に日本の親は注意しないのですね。勉強しなさいはも
っといわれてそうな気がしたのですが、ほかの国のほうが多いなんて。 
 
■未履修のニュースはほとんど聞かないですね。本当に全部の学校が補習をや
っているんですか?もっと知りたいです。 
 
■学校の役割が変わってきたんだと思う。昔は情報基地みたいな要素があった
けれども、今は社会の授業より、テレビの方が楽しくて詳しい。知りたい情報
だったらインターネットで調べれば良い。カリキュラムに関しては必要なもの
を残し、要らないものはどんどん削る大胆さが必要。ただ、不易流行で、変わ
らない学校の役割については再評価が必要。集団行動を学ばせたり、給食で健
康を管理したり、体育で耐性を鍛えたりといったような。

■小論文を書いていても「作文」と言われてしまう私なので、是非「勝つため
の論文の書き方」を読んでみたいと思います。

■今年の先輩方も優秀ですね。早稲田とか入れちゃうんだ〜。自分も頑張らな
きゃ。

■日本よりも他のアジアの国のほうが親の権限が強いと思った。ウチの親もう
るさいけど、まだ甘いのかな。

■「ミスターアサマ」がかなりウケた。でも確かにMrとMtは紛らわしいかも。。。
「直帰」は初めて知りました。大学を出て社会人になる前に分かってよかった
です。危なかった。

■教育は誰のものなのでしょうか。教育に対する国からの統制が最近強くなっ
てきているように思えてなりません。右傾化は少し前から指摘されていたよう
に思われますが、正直怖いです。

■先日テレビでイジメに関する討論をやっていましたが、出場していた高校生
の発言で、理想よりももっと現実を語って欲しいという意見が出ていました。
先生方はどう思いますか?私は個人的には現実を知らずに理想を言うのは非現
実的、現実を知って理想を失うのは現実逃避、現実を知った上でどんな理想を
目指すかが大事だと思うのですが。未履修問題に限らず、不二家の問題、堀江
元社長の裁判など、大人のあり方について考えさせられることが多い時代だな
あという感じですかね。

■教育が悪くなったのは本当に最近のことなのでしょうか。子どもが勉強しな
くなったのは、学校や制度が変わったからでしょうか。格差社会(これも今に
始まった話ではないような気も)の現実がどうも見過ごされているように思わ
れるのですが。

■私は親から「あいさつしなさい」とよく注意されるけど、データでは26.
1%となっていた。案外少ないんだなぁと思った。親はうるさいと思うけど、
他のアジアの国に比べるとうるさくないのかな?

■私の話がスットコに出ていた。うれしいような、うれしくないような・・・

■日本の親が子供に一番言うことが勉強についてのことで、その他のことが勉
強の次になっていることは良くないと思います。最低限のマナーや考え方を教
えることが一番大切なことだと思います。

■合格体験記・・・1年前がとてもなつかしいです。勉強は大変だし嫌だけど、合
格したときの喜びは最高ですよね・・・2年後も喜べるように、今年合格した人た
ちのように合格できるように頑張りたいと思いますね。スットコ君は・・・本当に
笑えますね。いろいろなことを間違えるのも、すごいですけど、珍回答が出て
くるのもすごいですよね。

■最近では卒業式で「仰げば尊し」を歌わなくなったそうで、残念です。この
歌こそ卒業式に似合っているので、歌って欲しいです。

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