メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」2007-02  2007/02/13


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☆        ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
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☆     ■■■■■「 PERSON to PERSON 」■■■■■
★          ためになる教育マガジン
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★       No.70  2007.2.13
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                          http://tokkun.net
◎入試真っ盛り◎                 magazine@tokkun.net

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●新春教育コラム・・・・・・・・・・・・・・「給食費未納問題」逢坂喜郎 
●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【教育関連本!特集】 
●スットコ大集合 
●合格体験記
●図書券プレゼント 
●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・『格差:アメリカ・日本の初任給』 
●お知らせ
●読者・生徒のメルマガ評

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◆ごあいさつ◆

小泉内閣から安倍内閣に代わって、教育の話題はいっぱい出てきて、メルマガ
編集長としては、うれしいのですが、ちょっと予想もしなかった問題が出てき
ましたね。 
 
給食費の未納問題というやつです。給食費を払わない人間なんて、どこかの変
わり者だろうぐらいに思っていたら、なんと4万人分もあると聞いてびっく
り!

まぁこれは教育問題というより、親、すなわち社会のモラルの問題ですが…。
みなさん、どう思います? 
 
この問題に関しては、逢坂先生にお願いしました。


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■□■□■□■□■□■□■ 教育コラム ■□■□■□■□■□■□■□ 
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「給食費未納問題」
逢坂喜郎 

給食費未納問題が何度か報道されましたが、皆さんもご存知の通り平成17年度
の未納額は20億円(4万人分)を超えるというとんでもない状態です。確かに
「格差社会」と言われるように、厳しい生活を強いられている世帯が存在する
ことも事実です。 
 
しかし、報道を見る限りでは到底納得がいきません。外車を乗り回し、ブラン
ド品を揃えているにも関わらず、給食費を払わない親がいるという話を聞いた
時には絶句しました。 
 
実態を正確に把握しようにも、プライバシーを盾に調査させず、実際のところ
「払えない」のか「払いたくない」のかが世帯ごとに正確には分からないそう
です。年金未納問題もそうですが、公共サービスに対する負担は、もはや個人
のモラルだけでは支えきれなくなってきたのが現状です。 
 
ただ、年金未納問題と給食費未納問題には明確に違いがあります。それは親が
たとえ給食費を払わなかったとしても、子どもは学校で給食を食べるというこ
とです。年金は納めないともらえないですからね。 
 
しかも、給食費の未納がかさめばかさむほど、それが材料費の削減に繋がり、
質の悪化を招くので、結果として、きちんと収めている人間がバカをみている
ということになります。

ある自治体では、給食費未納が続く保護者に対して、学校での給食の提供を差
し控えることを示唆したところ、
 
「給食がもらえないという理由でウチの子がイジメられたらどう責任とってく
れるんですか!?」
 
と言い放ったそうです。まさに「逆ギレ」、当教室だったら確実にスットコ行き
のネタに相違ありません。

このような常軌を逸した言動を耳にする度に、納税者として、負担者としての
怒りを禁じえません。では、私たちはどうすれば良いのでしょうか。このよう
なモラルの崩壊に対して、ただ嘆き、怒るだけでは何の解決にもなりません。 
 
モラルが崩壊している時こそ、制度改革が必要です。タダ乗りは確かに許され
ませんが、漬け込まれる行政側の制度不備の改善こそ急務です。

まず、経済的な事情で払えない世帯については、現行法で自治体から給食費も
含めて就学援助を受けられる制度があります。したがって、それでも払わない
というのであれば、これは子どもの義務教育費を流用していることになります。 
 
また、そうであれば全学校にカフェテリアを設け、その都度現金でサービスの
提供を受けるという形にしても差し支えないですし、就学援助としての昼食代
が自動的に自治体から学校の口座に振り込まれるようするという方法もありま
す。

「食育」の重要性が語られる昨今、学校給食の重要性は否定できません。特に
生活の都市化が進み、外食や中食が増えているだけに、栄養のバランスが取れ
た給食を割安で提供することは非常に意義深いものがあります。 
 
したがって、子どもたちの健全育成のためにもこの20億円未納問題は何として
でも解決して、給食という制度を守っていかなければなりません。
 
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■■■■■■■■■■■■■ 先生の読書 ■■■■■■■■■■■■■■
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◎今月は“教育関連本”特集です!おもしろそ〜、どうぞ。
 
【亀山先生】
『知的生産の技術』 梅棹 忠夫著 岩波新書 777円
 教育のあり方をめぐる議論昨今やたら喧しく、教える側、学ぶ側の心構えや
姿勢、「効率よい」学習のノウハウを説く本等々、書店の棚は百花繚乱。とはい
え、何かを学び、力を伸ばすために最も必要なものはと問われたとき、私はあ
えて「学識」という古臭い言葉を挙げたいと思います。こんな言葉を使うのも、
詰め込み式に脈絡もなく覚える用語といった浅薄な「知識」と区別するためで
す。「学識」とは、手を動かし、様々に思いをめぐらす日々の積み重ねを通して
身体化されるものに他なりません。一見すると要領良い知的発想法が説かれて
いるかのようなこの本は、情報を整理すべくカードを使うことや、複数者で共
有する利点ばかりではなく、それに至る試行錯誤を丁寧に語っています。京都
大学教授、国立民族学博物館館長を歴任し、紫綬褒章を受賞した著者が、ここ
で説いている一つ一つは、地道な努力の積み重ね以外のなにものでもありませ
ん。具体的な作業から離れ、安易に事の核心に触れたいと気が急いでしまいそ
うな時こそ、より確かな一歩を踏み出すべく先人の苦労談に耳を傾けては如何
でしょうか。

【伊藤先生】
『こんな子どもが親を殺す』 片田 珠美著 文春新書 746円
物騒で大げさな書名ではありますが、ここ最近で起きた子どもによる親殺しに
ついてその原因や自分の親を殺すまでに至った少年等の心情を分析したもので
す。著者は精神分析を専門にしており、所々に自らの経験も交え、分かりやす
く書かれています。はたして本書の内容が全て、子どもたちが殺人にまで至ら
しめた原因となっているかどうかは疑問が残るものの、家族環境、父親、母親
の役割などについて、少年等にある種共通の要素があるように書かれており、
子ども達が発するシグナルや前兆行動を見抜く上でも、少なからず参考になり
ます。子どもを持つ身、子どもを預かる立場であれば、一読しても損はないと
思います。

【門田先生】
『教育のプロが語る「できる子ども」は環境で決まる』北野 大著 ダイヤモン
ド社 1,680円
著者がさまざまな方と、よりよい教育環境にするための経験と工夫について対
談しています。例えば、100マス計算で有名な陰山英男氏、東京初の民間人校
長である藤原和博氏、灘校の校長の河合善造氏、桐蔭学園の「中等教育学校」
を開校した鵜川昇氏などの方々です。できる子どもにするのは、やはり親の知
恵も必要です。親の日常生活の中からも子どもは学習していきます。家庭でも
実践できることが、本書にはたくさん詰まっていると思います。

【村井先生】
『教育力』齋藤 孝著 岩波新書 735円
教育学者であり、教育方法の研究を専門としている著者が考える「良い教師」
とは・・・。その条件の一つ目に、「教師自らが学ぶことの魅力を忘れずに、
学ぶことへの向上心を常に持っていること」があった。なぜなら、そのエネル
ギーは生徒たちに伝染し、彼らの学ぶ意欲に火をつけることができるから。「こ
の科目は勉強する意味がない」なんて早い時期に自分の世界を狭めるのはもっ
たいない。先人たちの知恵を継承することがどれほど素晴らしいことか…まで
は実感させられなくても、せめて学ぶことの魅力を伝えられる力は教える側に
必要なことだ。その他いくつも著者の教育に対する考えが書かれているが、こ
れらは学校だけに限らず、広い範囲で「教える」立場にあるすべての人に有益
だと思う。

【鮨谷先生】
『99.9%は仮説〜思い込みで判断しないための考え方』竹内薫著 光文社
新書 735円
ぱらぱらと表紙をめくった時に、はじめに見えた“飛行機はなぜ飛ぶのか?実
はよくわかっていない”というプロローグが気になり読んで見ました。飛行機
が飛ぶしくみにはじまり、プトレマイオスからコペルニクス、ケプラー、ニュ
ートン、アインシュタインという天体物理学の流れや、超ひも理論など数多く
の実例を挙げながら、科学は完全に証明されておらず経験に依存していて、現
時点では反証されていない“仮説”に過ぎないことを示しています。そして科
学的態度というのは、「権威」を鵜呑みにすることではなく、さまざま
な意見を相対的に比べて判断する”頭の柔らかさ”のことであり、さ
まざまな意見を相対的に比べて判断する柔軟性を身につけるべきであ
ると示しています。ブルーバックス大好きな科学おたくには少々物足りなく
感じるかも知れませんが理系でなくてもとても読みやすい本です。

【新藤先生】
『哲学的な何か、あと科学とか』 飲茶著 二見書房 1,575円
不完全性定理、相対性理論、エントロピー増大の法則、コペンハーゲン解釈、
どこでもドア。目次の見出しを拾ってくると、いかにも難解そうである。ん、
どこでもドア??この明らかに浮いたフレーズが、本書の面白さを象徴してい
ます。学問を面白いと思わせることが教育の第一歩。ならば、哲学・科学の入
門書としてこれは間違いなく良書でしょう。「前提1 A=Bである 前提2 B=C
である→ 結論 A=Cである」正しいと思ったあなたは思い込みが激しい?!
のかもしれませんよ(笑)。(新藤先生)

【高橋先生】
『大学で何を学ぶか』 浅羽道明著 幻冬舎文庫 520円
教育に関する本からは少しズレるかもしれませんが、広い意味では「教育」に
関する本と言えるでしょう。「大学」という組織の教育機関としての問題をあぶ
り出した上で、学生が大学でなにをするべきかを示してくれるこの本は、少々
議論が古いモノの、今の世の中でも通用する部分も多いです。大学生になりた
い人、大学生になったけれどつまらない日々を過ごしている人にお勧めです。

◎当教室の読書ブログ 『VIVA読書』一日なんと1000人以上!の人が
読んでいます。ぜひどうぞ!→ http://blog.goo.ne.jp/tokkun-book

 
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■■■■■■■■■■■■■ スットコ君 ■■■■■■■■■■■■■■ 
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◎正月だろうと、受験のまっさい中だろうと、いるんです。こういう人は。
(*^_^*)。今月もすごいわ。それ行け! (^O^)/

★誰か止めて〜:パート1 (^^♪ ★
生徒『先生、お腹減ったは、I'm hungry.っていうじゃないですか?で、
不思議に思ったんですけど、お腹一杯って何て言うんですか?』
講師『おっ、良い質問!“I'm full.”だよ。覚えてね』
生徒『Oh, yeah, I'm full, I'm full. 覚えた 覚えた 
アイムフール!アイムフール♪』
講師『お・おい…』
(日直:こりゃまずい。Foolはさすがにまずいでしょう(笑))

★誰か止めて:パート2 (#^.^#) ★
講師『磁石は引っ張り合ったり、退けあったりするでしょ?知っているよね?
じゃあS極と引き合うのは何極?』
生徒『M極!』
講師『えっ?』
生徒『SといえばMでしょ』 
講師『…』
(日直:(――〆) ノーコメント)

★英会話?迷会話? (>_<) ★ 
中学生の数学の授業中ですが…
生徒『先生!聞いてよ。○○ちゃんね。英語相当やばいよ!』
講師『おう。どうした?』
生徒『だってね。私この前○○ちゃんにあなたはハーフですかって 
"You are half ?"って英語で聞いたのぉ。(疑問文になってないし)
そしたら、○○ちゃんね。"Yes, I am ニューハーフ!"って答えたん
だよ。ヤバイでしょ?』
講師『あんたら2人ともヤバイからね』
(日直:お二人、末永くお幸せに…)

★名品?迷品?or米品? (-_-;) ★
中学1年生の女性と、ご飯の話になりました。
講師『美味しいお米とか言うけど、本当にみんな味とか分かるのかなぁ?』
生徒『分かりますよ〜、コシヒカリとか美味しいじゃないですか?』
講師『でも、コシヒカリと言ってもいろいろ種類があるだろ?』
生徒『そうですけど、私が一番好きなのは“とちおとめ”です!』
講師『それって、イチゴだろ!?』 
(日直:私が好きなお米は、“きくまさむね”でございます)

★♪バカボン (^0_0^) ★
太陽はどの方角から昇るか? 
生徒『西からです!歌にもあります!』
講師『歌ってみて』
生徒『西から昇ったお日様が♪東〜に沈む〜♪ バカボンの歌です。 
あれ、バカボンの歌ってことはもしかして…』
講師『そう、もしかして〜』
生徒『ばかぼんかぁ…』
講師『バ・カ・ボ・ンだ!』 
(日直:これでいいのだぁ〜♪、これでいいのかぁ〜?(笑))

◎おそるべしバカボンの影響力(笑)だまされるな〜!(^^)/~~~  

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■■■■■■■■■■■■■■ 合格体験記 ■■■■■■■■■■■■■■
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◎さぁ合格体験記です。まだ全体で見れば入試は中盤あたりですが、うれしい
報告が、教室に届いております。今月は中学・高校・大学受験生一人ずつ!

 
■M君【市川中学・巣鴨中学・慶応中等部合格】
僕は別の塾に通いながら、5年生の秋から算数だけを中川適塾の門田先生や
代々木の伊藤先生にも習いました。他の人より遅いスタートだと分かっていま
したが、絶対できるからといつも励ましていただいたのでがんばることができ
ました。何度も繰り返し過去問をやり、全部覚えるくらいまでやったことで、
本番では模擬試験の時より落ち着いてできたと思います。中学に入ってもまた
勉強をがんばりたいです。ありがとうございました。
 
■伊藤大輔君【明大中野八王子高校合格】
僕が個人特訓に入ったのは姉の影響でした。とても分りやすく教えてくれると
聞き、入ることにしました。僕は、最初理科が苦手でした。でも何回か授業を
受けているうちに段々と分るようになり、テストでも良い点をとることが出来
ました。そのときはとても嬉しかったです。時に優しく、時に厳しく教えてく
れた先生方によって無事に第1志望の学校に合格することが出来ました。
どうも有難うございました。

■須賀渉さん【法政大学国際文化学部合格】
私は今、本当にこの塾に入って正解だったと思っています。中学の時、団体塾
は私には合っていないということが分かり、小人数体制の中川個人特訓教室に
入ることに決めました。初めはここでもついていけなかったらどうしようとい
う不安もありました。でも自分のペースに合わせてくれて、先生に声をかけや
すい環境であり、この塾は私に合っているのだとすぐに確信しました。大学受
験になると予備校という選択肢を考える人もいますが、私は自分のペースで勉
強がしたかったので、迷い無く通い続けました。平常授業では予習を中心に、
テスト前にはテスト対策を中心に授業を進めていき、内申点を稼ぐことができ
たので、目標としていた大学に推薦で合格することが出来ました。時には難し
く苦戦するような問題もありましたが、解決するまで面倒を見てくれる先生方
がいたので、私はついていくことができました。自分に合ったやり方、自分の
ペースを作りたい人には是非オススメしたい塾です。
 
◎本当に良かった、おめでとう!!! 
 

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■■■■■■■■■■■■ プレゼント ■■■■■■■■■■■■ 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 

◎プレゼントです。抽選で5名の方に千円分の図書券をお送りします。今月の
キーワードは“テンサイバカボン"です。メールアドレスと共にキーワードを
入力していただくだけで応募になりますので、ぜひご参加下さい。 
 
その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご
意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。 

では http://tokkun.net/present.htm へどうぞ。  
 
今回の締め切りは『2月25日』です。 当選者にはメールでお伝えします。ま
た会員専用ページには、  
 goukaku で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し、(enterを押す  
のではなく)横にあるOKをクリックして下さいね。

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『格差:アメリカ・日本の初任給』

このところ“格差”が話題になりますね。確かにその方向に進んでいて、特に
教育問題で言いますと、私立と公立の格差が指摘されます。

教育水準の格差がやがて就職や、その後の生涯賃金の差となってくるわけです
ね。公立の小中高校にがんばってもらわないと、格差は開く一方でしょうね。
今月は就職する際の初任給を見てみましょう。

まず日本、経団連の2004年の調査によると全産業の平均の初任給は

**【学歴】*****【事務系】*******【技術系】 
【大学院卒】【221824円】【222957円】
【大卒】***【203230円】【204559円】
【短大卒】*【169469円】【172496円】
【高卒】***【159037円】【160668円】


大卒事務系の平均はおよそ【20万3千円】となっていますが、業種による格
差はどうか、もっとも高い業種は、【新聞・出版・印刷】で【22万8千円】。
もっとも低いのは、金融保険を除けば【電気・ガス業】の【19万8千円】。

企業の規模による格差は初任給に関する限り見られません。むしろどの学歴で
も、規模が大きいほど初任給は低いようです。(従業員3000人以上の大企業
の平均【20万2千円】に対し、100人未満だと【20万8千円】です) 
 
つまり、こと初任給だけに関して言えば、格差と呼べるようなものは存在しな
いのですが、アメリカはいきなり差が開きます。 
 
さすが格差のチャンピオン(笑)アメリカです。学歴はもちろんのこと、業種
だけでなく、どこの大学を出たかで、いきなり初任給から大きな差が開きます。 
 
残念ながらスペースがありませんので、ベスト5のMBA(経営学修士)資格
を持った人の初任給(年収)だけご紹介しましょう。大学院卒のことです。(ア
メリカ最強のエリート教育:釣島平三郎著より)

*【順位】*【大学】***********【初任給(年収)】(1ドル=120円で計算)
【第5位】【コロンビア】******【1183万円】
【第4位】【MIT】**********【1194万円】
【第3位】【ペンシルバニア】**【1217万円】
【第2位】【ハーバード】******【1271万円】
【第1位】【スタンフォード】**【1288万円】

全米で700以上のビジネススクール(大学院)のエリートはこれだけ優遇さ
れているわけです。ところが50位のアイオワ大学になるといきなり、【796
万円】まで下がります。

そして、下位になれば、MBAがあっても、関連の仕事すら見つからないとい
う厳しさです。どうでしょう、うらやましいですか。
 
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◆お知らせ◆ 

★その1★ 来期の講師も同時募集中です。お気軽にお問い合わせ下さい。
 
  ■代々木校:0120−153−045
  ■中川校 :0120−577−955 
  ■中川適塾:0120−579−955 
    
★その2★ 前回お知らせしたブログです。一言メッセージを!

■VIVA読書: http://blog.goo.ne.jp/tokkun-book

■入試に出る!!時事ネタ日記:http://blog.goo.ne.jp/nakagawa-tokkun/

■スットコ君:http://blog.goo.ne.jp/tokkun-suttokko/

■塾講師の考える教育:http://blog.goo.ne.jp/yoyogi-tokkun/

magazine@tokkun.net
http://tokkun.net   
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●編集後記● 

中学入試が終わり、昨日で私立高校の入試もほぼ終わりました。これからは公
立高校と国公立大学の入試が控えています。私立大学は1月の終わりごろから、
現在進行形で、2月後半まで続きます。

この時期というのは、毎日、自分の教え子の誰かがどこかを受験していて、従
って、ほぼ毎日、誰かの合否連絡が届くわけで、我々塾講師にとっては、緊張
の連続です。

一年の努力の成果、いや、一年どころか大学受験になりますと、6年も7年も
通っている生徒もいるわけで、そうなると、まるで自分の家族が受験している
ような気になります(笑)。

毎年そういう生徒がいるわけですが、何年やっても、この緊張感に慣れること
はないようですね。

受験生諸君!あと少し、あと数週間で晴れて自由の身になれる。最後の最後だ
から、本当にがんばれよ。頼むぞ、合格してくれよ!

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◆◎◇●×△■◎◇●× 講師・生徒のメルマガ評 ×●◇◎■△×●◇◎◆

◎以下のコメントは今月号ではなく、先月号(1月号)に対するものです。1
月号はHP上に本日掲載されます。
 
■今、道徳の授業で「イジメ」に関してのことをやっています。その事件をき
っかけに、道徳の授業も増えました。友達の学校も増えたと言っています。こ
れをきっかけに、イジメは一切なくなって欲しいです。
 
■ゆとり教育は教育制度として正しかったとは言えないと思いますが、それに
甘んじてあまり勉強をしてこなかった自分にも問題があったと、この時期にな
って感じています。
 
■教育の改善のために、多くの人が教育に対して常に関心を向けていることが
必要だと思います。今のような、教育に対する関心が一時的なものとなってし
まったら、全く改善されないまま教育が行なわれ、また同じ問題がすぐに生じ
てしまうはずです。
 
■本の特集では、「勝負脳を鍛える」について確かに、一流の勝負師たちが何を
考えているのかは気になります。そう考えると、興味が湧いてきました。川柳
は、金賞・銀賞・銅賞・優秀賞のどれもがおもしろく、予選を勝ち抜いてきた
だけのことはあるなと思いました。金賞の『塾・勉強部門』の川柳は、うまく
ひっかけていて、特におもしろかったです。
 
■次々と掘り起こされる問題群や、教育再生という生々しい言葉は、今までの
教育の壊れっぷりを痛感させます。長いスパンで教育を変えていかなければな
らないのが教育の壊れた時代に育まれた人間だと思うと心配です。

■試験本番の持ち物チェックリストは、役に立ちそうな気がします。全部持っ
て言ったら大変そうな気がするけど、忘れずにもって行こうと思います。

■「子供減り 子供のような 大人増え」!!!スゴいです、この川柳は!!!
今でも世の中のニュースを見ていると実感します。不二家とかネ!(3秒ルー
ルはマズいっしょ?)

■亀山先生って代々木の先生ですか?お話の紹介がとっても上手で(ナマイキ
言ってごめんなさいm(__)m)、ついつい読みたくなってしまいます(受験生な
のに)。

■私も一句。「無残にも 折られたケータイ 受信する pipipi…」

■センター試験の英語の形式が変わってしまって大ショックです。と同時に来
年受験のボクはショージキ「危なかった」という実感。来年また元に戻ったり
しないだろうな??

■「浪人はニートじゃないぞ!お父さん!!」がハマリです。わが家でもかな
りウケました。でもニートって国の教育でどうにかなるんですかね。経済的な
問題が無ければ抜け出せないんじゃないでしょうか。

■スットコの『そりゃ茶道部だろっ!!』のコメント(よ〜く考えよう)が面
白かった。お金は大事だよ〜!って。

■「日本人どうりで歴史にうといはず」のブラックな視点に感動しました。そ
れにしても・・・です。日本人なのに日本史は必修じゃないんですか?ナゾが
多いカリキュラムですね。

■イジメたら出席停止というのはどうして駄目なんでしょうか。社会の授業で
は、子供の教育を受ける権利について勉強しました。それをイジメっていう卑
劣なやりかたで奪うわけだから、同じ制裁を受けさせるべきですよね。現場に
基準がないから混乱するっていうけど、そんなのタダの言い訳。基準を作れば
良いだけの話しだし、そういうのは校長先生が決めたり、職員会議で決めたり
したら良いんじゃないんでしょうか。

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