メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」 2005-04  2005/04/08


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☆        ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
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☆     ■■■■■「 PERSON to PERSON 」■■■■■
★          ためになる教育マガジン
☆   
★       No.49 2005.4.8
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                          http://tokkun.net      
◎進級・進学おめでとう!◎           magazine@tokkun.net

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●教育コラム・・・・・・・・・・・・・・・・・『進学指導重点校』伊藤義巳
●ショートユーモア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『スットコ君』
●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『学校・教育編』
●合格体験記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『2005年度入試第5弾』
●教科の窓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『時間の発明者』逢坂喜郎
●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『理想の先生像』
●図書券プレゼント
●お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『新学期生募集など』
●講師・生徒のメルマガ評
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◆ごあいさつ◆

 今年は桜の開花が遅く、まるで新学期に合わせてくれたかのようです。いよ
いよ新しい学年が始まりました。

 担任の先生はどんな方ですか、友人とはいっしょのクラスに慣れましたか?
これから部活はどうしよう、などなど想像は膨らむ一方ですね。生徒にとって
4月というのは、ハッピーな一年になるかどうか、一つのわかれめです。

 我々塾講師にとっても、今年担当する生徒はいったいどうなんだろうと、楽
しみにしています。が、その前にやることが…。

 そうです、受験指導の反省です。特に今年、注目すべき結果を出したのは都
立高校です。塾も負けてられません。ね、伊藤先生。

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○●○●○●○●○●○●○ 教育コラム ○●○●○●○●○●○●○● 
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『進学指導重点校〜指定期間3年を終えて〜』
伊藤義巳
平成17年度入試を終え、塾生たちもそれぞれの志望の学校に巣立っていっ
てくれました。塾の役割からすれば、生徒の進学実績はすなわち塾に対する評
価と同義です。

公教育においても特に進学実績を重視し、そのための指導とカリキュラムに
力を入れている学校があります。東京都教育委員会から平成13年度より進学
指導重点校の指定を受けた、『日比谷・戸山・西・八王子東』の都立高校4校で
す。今年は指定を受けた年に入学した生徒が初めて受験する年でありました。

その中で日比谷高校の今年度の実績を紹介します。私立難関(慶応・早稲田・
上智)の現役合格者数は、昨年60名から今年149名に、国立難関大学(東大・
東工大・一橋大・京大)は6名から20名へと増加しました。(3月25日現在)

各都立高校は毎年、学校経営計画を作成し、その掲げた目標に向けて学校を
運営していくシステムになっています。そこで日比谷高校の経営計画を見てみ
ますと、その中に進路指導について『難関大学現役合格者数の向上を目指す』
とあり、『国立大学20名以上』『私立100名以上』と具体的な数値目標が記載さ
れています。今年度入試の結果、見事に目標に到達したことになります。

この飛躍(といって過言ではないと思いますが)の理由は何なのでしょう。
日比谷高校は全都立高に先立ち、平成13年度から自校作成問題による入学選
抜を実施し(ちょうど今年の受験生が第一期生と重なります)学力の高い生徒
を確保できたことも挙げられますが、何よりやはり高校の努力と熱意がこのよ
うな結果を生んだのでしょう。

当初は各方面から“不公平だ”など、反対意見が上がっていましたが、公教
育の荒廃が叫ばれていた中で、都立高校の改革は急務でした。各都立高校の特
色を打ち出す一つとして『進学指導重点校』が生まれたのです。

大学進学を希望する生徒にとって、中高一貫の私立に負けない進学実績を残
すことが出来る都立高校を復活させることは、進路の選択の幅が広がっていく、
望ましいことであるはずです。現在も都立高校改革は中高一貫校をはじめ、様々
に特色を持った高校が出てきています。

日比谷高校の場合はひとまず成功と言えるでしょうし、今後も注目されます。
学校全体が一丸となって共通の目標を掲げ努力することで、学校は変わる、教
師も生徒も変わるということが証明されたのではないかと思うのです。そして
ひとつの成功例によって、学校教育全体が活気づいていくようにも思われます。

都立高校も悪くはないな・・・という気持ちにさせてくれます。現在も続いて
いる、他の都立高校についても改革の結果が楽しみです。我々の税金で賄われ
ている学校が良くなることに反対する人は誰もいないでしょう。
y.itoh@tokkun.net
◎東京都以外の地方でもさまざまな学校改革が進められ、大きな成果が出てい
るところもあるようです。今後、どんどんそういう情報を流して欲しいですね。

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■■■■■■■■■■■■■■ スットコ君 ■■■■■■■■■■■■■
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◎春ですねぇ、暖かくなるとヘンなのがぞろぞろ出てきますよね〜(笑)。もち
ろん教室も例外ではありませんヽ(^。^)ノ。どうぞ!

★★でっかい母さん★★
講師『聖徳太子の別名は"うまやどのみこ"。馬小屋で生まれたらしい』
生徒『えっ、うそぉ〜、聖徳太子って、馬から生まれたんだ』
講師『んなわけないだろ!』
(日直:彼に、桃太郎の話は禁物ですね(笑))  

★★地雷踏む★★
高2生との会話です。
講師『君たちの力から考えれば現役東京六大学は譲れない線でしょう?』
生徒『ですよね。先生、六大学って法政が一番下ですよね?』
講師『悪かったな!!』
(日直:先生方の出身校は知っておいたほうが無難かも(笑))

★★自己申告★★ 
前日の合格発表で見事現役第一志望の大学に合格した生徒が教室に来ました。
おめでとうを言ったあと…
講師『じゃあ合格体験記書いてよ』
生徒『いやぁ〜おれ理系だから、小学生以下の作文しか書けないっすよ』
講師『まぁそう言わず、ちょっと書いてよ、後輩は読みたがるんだから』
生徒『そうっすか?小学生以下でいいんすね。じゃあ、今書きます』
・・・・しばらくして
生徒『先生書けたんすけど…』
講師『ごめんな、ムリ言って。どれどれ』(手にとって読む)
生徒『はずかしいなぁ』
講師『お・お前、ホントに小学生以下だな、謙遜じゃなかったんだ』
生徒『だから言ったでしょ(怒)』 
(日直:川柳をひとつ。試される 合格してまで 学力を)

★★風まかせ★★
講師『日本の上空には、偏西風という西からの風が吹いているんだよ。だから
日本では基本的にはどのように天気が移り変わっていくかわかるか?』
生徒『うん、上から』
講師『う・上って?』
生徒『空から雨が落ちてくるから、上から変わってくるじゃん』
講師『おいおい、“へん・せい・ふう”はどこいったのかな??』
生徒『知らない!』
(日直:確かに太陽も上にあるし…)

★★いい国作ろう★★
高校生の英語の授業にて。
講師『だから歴史上の事実の場合は時制の一致の例外』
生徒『なるほど、よく分かりました』
講師『そうか、よかった。じゃあ歴史的な事実の例を言ってごらん』
生徒『え〜例えば、1992年に鎌倉幕府が出来ました』
講師『それ、君が生まれた後だぞ!』 
(日直:この生徒の言い訳は“オレ、世界史だから”だったそうです) 

★★身をもって示す★★ 
講師『じゃあ、この"絶体絶命で"短文を作ってみようか!やりたい人?』
生徒『はいはいはぁ〜い!』
講師『よし、言ってみなさい』
生徒『はい、ノーアウト満塁で4番バッターは絶体絶命だ』 
(日直:と、答えた瞬間、自分が絶体絶命になってます。わかりやすい(笑)) 

◎ほい、ここまで。どうです?新学期もなかなかやるでしょう (*^^)v。
http://tokkun.net/2002-10/kokuban.htm
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 先生の読書 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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◆学校・教育編◆ 

◎今月は教育問題を扱った書物を先生方にご紹介ねがいました。どうぞ!

★光岡先生★
『「不自由」論』 仲正昌樹著(ちくま新書 714円)
これだけ自由で無限とも思える選択肢を与えられている日本の高校生たちにも、
なりたいものがない、したいことが見つからないという状況が蔓延しています。
フリーター、ニートの激増は申し上げるまでもありません。自主性を尊重する
ゆとり教育、何でも自己責任、自己決定というグローバリズム的な風潮。いっ
たい本当に人は自由に意思決定をするものなのかがテーマです。大学の教育学
では、ほぼ確実に取り上げられ、先生たちにとても人気の高いルソーの『エミ
ール』。ルソーの自然人に対して考察を加え、その取り上げ方を批判します。他
に教育界で発言の目立つ、苅谷剛彦氏や林道義氏、宮台真司氏、佐藤学氏らの
考えを哲学的、論理的に論評します(宮台氏とは別書で対談を収録したものも
あります)。私が読んだ昨今の教育関連の本の中では出色だと思います。

★鮓谷先生★
『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー・ロー・ノルト/レイチェル・ハリス著 
石井千春訳 (PHP文庫 552円)
著者が書いた詩「子は親の鏡」から1行ずつ取り出し、著者自身がそれの解説
を施したものが本書です。“子どもは親を手本として育つ”という言葉はこれま
でも色々な著書で示されています。手本といっても躾の言葉ではなく、親のあ
りのままの姿、例えば親がどのように喜怒哀楽を示すか、どのように他の人と
接していくかなどが子どもに生涯影響力を持つことになります。読み進める中
で「こんなことは分かっている」「実際にそんなにうまくは話せない」というよ
うに感じてしまう解説もありました。しかし、多くの詩や解説は自分自身が子
どもに対してちゃんとした言葉をかけられているのか振り返るのに最適かと思
えます。また、よい親になるだけでなく、よい塾講師になるためにはどのよう
にすればよいのか考えさせてくれました。以下詩の一部を紹介します。
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

★門田先生★
『算数がみるみる好きになる本』黒沢俊二著(主婦と生活社 1,050円)
この本は、小学1・2・3年生の子が算数を勉強していて苦手意識を持ちやす
い部分を、どのように考えさすか・アドバイスをしていくかといったことを指
導する側の視点からかかれた本です。生活していく中で、知っていることを使
って新しいものに挑戦するという力は必要です。自分の子供に対して教えると
きは、つい感情的になってしまいます。子供にうまく考える道筋を与えてあげ
る時のヒントになる本ではないでしょうか。

★逢坂先生★
『野ブタ。をプロデュース』白岩玄著(河出書房 1,050円)
第41回文藝賞受賞作(芥川賞は逃してしまいましたが)です。22歳の専門学
校生が綴る軽快な文章を楽しんでどんどん読み進めてしまうあなたもプロデュ
ースの「共犯者」です。典型的ないじめられっ子をクラス・学校の人気者に仕
立て上げる=プロデュースする話で、斜に構えた中高生には特におススメ。仮
面を被らなくても自立していくプロデュースされた「野ブタ」と仮面を剥ぎ取
られて脆くも自我が崩壊する主人公との最後の明暗が考えさせられます。

◎いかがでしょうか?本のリクエストや特集のご希望などがございましたら、
ぜひお知らせ下さいね。

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□■□■□■□■□■□■□ 合格体験記 ■□■□■□■□■□■□■□■ 
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さぁ〜て、今月で5回目の合格体験記。メルマガでのご紹介はこれで最後で
す。これまでの分を含め、生徒たちが書いてくれたものは、HPの方に載せて
おきます。ご覧下さい。

●『横浜国大理工学部 明治大学・東京理科大他合格』川和高校 村上和也君

 僕は中学2年生の春くらいから中川適塾でお世話になってきました。塾に入
る前はほとんど勉強もせずに遊んでばかりで、成績もあまりよくありませんで
した。しかし、塾に入り先生方の熱心なご指導のおかげで成績も上がり公立で
は良いレベルの高校に入ることができました。

 そして、高校に入ったあとも同じ塾でお世話になりました。1、2年では大
学受験のことはあまり意識せず、学校の予習復習をするような気持ちで通って
いました。しかし3年生になる時期に近づくと大学受験のことを真剣に考え出
し、他の予備校に行こうかとも考えました。しかし3年になり先生が変わると
聞いたのでこのままここで頑張ってみようと思いました。すると新しく教わっ
た先生方の教え方はとても良く、模試の成績も飛躍的に良くなりました。国立
大学の現役合格は最高の先生方の指導を最後まで信じてやってこれたからこそ
できたことだと思います。
本当にありがとうございました。


●『首都大学東京法学部合格』攻玉社高校卒 大和田大生君

私は私立文系型だったので英語、国語、日本史の3教科しか勉強していませ
ん。大学受験には理系や文系の区別をはじめ多数の教科がありますが全教科共
通に問われているものがあります。それは情報処理能力です。ただ公式や単語
を丸暗記しただけでは実際の問題はとけません。覚えた知識を如何に使えるか
が重要です。もし基本知識は暗記しているのになかなか点数や偏差値が伸びな
い人はこの点に注意してみたらどうでしょうか。あともう一つ大事なことがあ
ります。それは精神力です。いくら模試や練習問題や過去問ができていても、
本番はやはり周りの雰囲気からして違い、本領を発揮できないことも多々あり
ます。そのため本番で失敗しないように確固たる自信や精神力を養うことも大
事です。以上のことが私の2年間の受験生活を通して思ったことです。受験生
の人達の参考にすこしでもなればと思っています。
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 教科の窓 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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◎『忙しい、時間がない』は我々の口癖ですね。ところがその“時間”という
やつを発明した人々は案外知られていません。逢坂先生にお願いしました。

『時間の「発明」』
                         逢坂喜郎
 受験生も、サラリーマンも常に時間に追われ、時計やカレンダーとにらめっ
こしながら、勉強や仕事に精を出しています。「時は金なり」とよく言いますが、
実はこのような感覚はごく最近になって生まれたものであることはご存知でし
たでしょうか。

 大昔の人は太陽を基準にして時間を計りました。紀元前3500年のエジプトで
最初の日時計が作られて以来、様々な時計が作られてきました。が、それでも
それを使用したのは修道士などのごく限られた人々で、一般の人々は時間に対
しては無頓着でした。特に日時計は曇ってしまえば使い物にならず、客観的な
基準としては非常に使いづらかったそうです。

 それを一変させたのは、18世紀イギリスで起こった産業革命です。工場労働
者を中心に就業時間に対する感覚が徐々に浸透していきました。それまで、お
日様が昇れば目を覚まし没すれば休むという極めて動物的で主観的な基準であ
ったのが、工場経営者による管理に有益な客観的な基準が必要とされたのです。

 すでに正確に時刻を刻む時計は、宗教改革後の新教弾圧の中でフランスから
スイスに亡命したカルバン派の人々によって競って作成されてきました。今で
もスイスの時計は有名ですね。

 ともあれ工場主は仕事を一層効果的に進めるため、時間の感覚を労働者たち
にしっかりと植付け、一般社会に時間の観念を浸透させたという意味で、「時間
の発明者」といってもいいのかもしれません。

 一方で従来の職人たちの感覚では、中途半端な状態で仕事を切り上げること
は仕事をしたことにはならないので、この時間の感覚はなかなか受け入れられ
なかったようです。

 今では高校生の皆さんも時給でアルバイト代を貰い、会社員も残業に対して
は非常にシビアな見方をしています。企業の方も非効率な残業を忌避する傾向
もあるようです。

 ただ果たして時間で働くことだけが有意義な仕事なのでしょうか。個人的に
は昔堅気の職人の「一仕事」の感覚の方が共感できるところもあります。少な
くとも、仕事を中途半端にしたまま定時にスパっと帰るのはどうかと思うので
すが、皆さんはいかがでしょうか?
  y.ohsaka@tokkun.net

◎ちなみに英語でclock-watcher(クロックウォッチャ):時計を見ている人、
というのは(退出時刻を気にしてばかりで)怠け者、給料どろぼう、の意です。 

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           『理想の先生像』

◎生徒のみなさん!君たちは、何でも『気楽に話せる』先生が好きですよね。
そりゃそうだ。ところが、校長先生たちに聞いてみると、『気楽に話せる』先生
が、理想的な先生だと思っているのは、校長先生全体のたった4%!えっ?

じゃあお母さんたちはどうだろう。見てみると『気楽に話せる』先生を理想だ
と考えているのは26%。実は生徒・保護者・校長先生それぞれで、理想の先
生像は大きく異なっています。今回はそれをご紹介しましょう。(NHK調査)

★理想の先生像★
【好きな先生の条件(3つまで回答)】・【中高生】【保護者】【校長】

【気楽に話せる】・・・・・・・・・・・【61%】【26%】【4%】
【授業がわかりやすい】・・・・・・・・【50%】【56%】【92%】
【ユーモアがある】・・・・・・・・・・【41%】【12%】【8%】
【どの生徒にも公平】・・・・・・・・・【39%】【50%】【52%】
【生徒の話を真剣に聞く】・・・・・・・【32%】【67%】【65%】
【自分の過ちをすなおにみとめる】・・・【19%】【16%】【6%】
【怒るときはきちんと怒る】・・・・・・【17%】【44%】【60%】
【他の生徒・先生の悪口を言わない】・・・【6%】【11%】【4%】
【容姿や服装がかっこいい】・・・・・・・【5%】【0%】【0%】

生徒の理想は『気楽に話せて、授業がわかり、ユーモアのある』先生。
一方保護者は『生徒の話を真剣に聞き、授業がわかりやすく、公平な』先生。
で、校長は『わかりやすい授業で、真剣に生徒の話を聞いて、時に怒る』先生。

三者に共通しているのは、授業がわかりやすいこと、だけですね。あっ、もう
一つ、三者とも、先生はかっこわるくても良いらしいです(笑)。ホッ。
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★抽選で5名の方に千円分の図書券をお送りします。今月のキーワードは“リ
ソウノセンセイ”です。メールアドレスと共にキーワードを入力していただく
だけで応募になりますので、ぜひご参加下さい。

その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご
意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。

それでは http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。今月の
締め切りは『4月25日』です。ご注意下さい。当選者にはメールでお伝えし
ます。また会員専用ページには、
 goukaku
で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し(enterを押すのではなく)
横にあるOKをクリックして下さいね。
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◆お知らせ◆

★その1:新学期生を募集しています。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。 

     ■代々木校:0120−153−045 
     ■中川校 :0120−577−955 
     ■中川適塾:0120−579−955 
     ■愛進研 :0120−612−417

★その2:各教室で講師を募集しております。学生の方は応募できません。詳
しくは上記にお電話いただくか、HPからお申し込み下さい。一次面
接、学力テスト、二次面接、授業見学(約2週間)、模擬授業という流
れになります。
  http://tokkun.net
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●編集後記●

 2月・3月に受験生が去っていた後、教室はいったん閑散として本当にさび
しくなります。が、春期講習が終わり、4月になって、教室に新しい顔が見え
ると、塾講師は『さぁ一年が始まる、今年もやるぞ!』と気合が入ります。

 ゆとり教育以来、学力・教育問題山積状態は、何も変わっていませんが、年
度だけはたんたんと進んでしまいますね。今年度も当メルマガは明るく、真剣
に教育問題を取り上げたいと思います。ビシバシご意見をお寄せ下さい。

 生徒諸君!いよいよ始まりましたね、愛知万博、じゃなくて新学期。何事も
スタートが大事なんだから、めちゃめちゃ勉強しちゃおう。まわりが遊んでい
る時にじっと我慢して勉強する。まわりが勉強し始めたらもちろん自分も勉強
する。これが成功の秘訣です(笑)。

magazine@tokkun.net
http://tokkun.net
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◆◎◇●×△■講師・生徒のメルマガ評■△×●◇◎◆ 
 
先月と同様のメルマガ評です。以下のコメントは今月号ではなく、先月号(3
月号)に対するものです。3月号はHP上に本日掲載されます。

●私は公立中高一貫校の設置なんて絶対反対!!そんなのは私立の学校に行
けばいいと思うし、一貫じゃない方がいろいろな人を知り合えて楽しい。光
岡先生の話、とっても面白かったです。

●同じ高校の先輩がたくさんの大学に受かっていて驚きました。自分も大学受
験に向け頑張りたいです。教科の窓はすごく興味があるのですが、理解でき
ませんでした。もっとくわしく説明して欲しいです!!

●合格体験記・・・自分は大学受験はないので苦労なく進学のハズですが(慶大
商学部合格)、ハイ留年しないように頑張ります。

●今年の大学入試は不祥事が多すぎていかんと思います。このままじゃいかん、
もっとしっかりしろと言いたいですね。合格体験記を読みとてもためになり
ました。僕もちゃんと1年間勉強をすればいつか報われる日がくるんだと多
少勇気をもらいました!

●毎月たのしく読んでいます。前から気になっていたんですが、☆とか○など
を連続で打つやりかたを教えて下さい。あと先生のおすすめの一曲というの
を入れて欲しいです。

●今、理系か文系か悩んでいます。今回の教科の窓でやっぱり理系にするのに
は考えさせられます。やはりこういう考え方の人の方が理系に向いているの
でしょうか?

●とても内容の充実しているメルマガだと思いました。教科の窓が一番面白か
ったです。一度に読むには少し量が多いと感じました。数回に分ければ目を
通しやすいと思います。

●各大学の入試情報的なものを載せてもらいたい。受験に対して、縁起のいい
ものをピックアップして欲しい(例:キットカットなど)図書券を10名く
らいに送って欲しい。

●メルマガではスットコ君が毎回楽しみです。あんまりネタはないかもしれま
せんが、もうちょっと量を増やしてほしいかも・・・。教育コラムは興味深
いものだった。

●自分が選んだものってほんとうに手放したくはないのだけど、手放したほう
が確率は高いとは思わなかったです。

●教育コラムを読んで、合格発表の後にミスが発覚するなんて!!とびっくり
した。たった1点でも合格者の人数は結構増えちゃうんですね・・・。1つ
のミスがたくさんの受験生に迷惑がかかってしまうんだ、と少し驚きました。

●ショートユーモアのツッコミがびみょうだと思った。教科の窓の話はなるほ
どと思った。たしかに自分が最初に選んだのは手放したくないと思ってしま
う。売る方の心理を読むようにしたい。

●うちの学校の先生にもテストの時必ず製作ミスをする先生がいる。一生を左
右するようなものではないがちゃんと作ってほしい。

●最初の大学入試の話を読んで、自分も今年受験だから、受験生と同じくらい
試験監督も作る人も死ぬ気でやってほしいと思った。

●「合理的ってむつかしい」って話自体がむつかしかった。でもおもしろかっ
た!人間の感覚ってあてにならないなぁ・・・・。

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