メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」 2005-02  2005/02/10


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☆        ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
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☆     ■■■■■「 PERSON to PERSON 」■■■■■
★          ためになる教育マガジン
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★       No.47 2005.2.10
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                          http://tokkun.net      
◎春まであと少し!がんばれ受験生◎        magazine@tokkun.net

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●新春教育コラム・・・・・・・・・・・・・・『総合学習の見直し』伊藤義巳
●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小説編
●教科の窓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ものの数え方』鮓谷喜也
●合格体験記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『2005年度入試第3弾』
●ショートユーモア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『スットコ』
●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・・『公立小中選択制ランキング』
●図書券プレゼント
●お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『新学期生募集など』
●講師・生徒のメルマガ評
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◆ごあいさつ◆

早いもので2005年もすでに2月に入り、センター試験や中学入試は終了、
高校、大学入試が本格化してきました。あと一ヵ月もすれば、入試もほとんど
終わりですし、来年は早くもドイツワールドカップサッカーですよ(笑)!

“早い”といえば、学校週休二日制となったゆとり教育が始まって、もうす
ぐ丸三年。すっかりなじんでしまいました。そのずいぶん前から、どんなに学
力低下が指摘されても、学力低下はないと突っぱねてきた文部科学省。

ついに、昨年末の国際学力調査が決定打となって、何と30年ぶりに授業時
間数の増加が検討されます。行政というのは自らの過ちを認めることに関して
は、本当に本当に“遅い”んですね。

 ゆとり教育見直しは、いろいろな観点から進めて欲しいのですが、単に元に
戻せばよいというわけにも行かないでしょう。さてどこから?

伊藤先生にお願いしました。
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○●○●○●○●○●○●○ 教育コラム ○●○●○●○●○●○●○● 
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『総合学習の見直し』
伊藤義巳
先日、中山文科相が総合学習の見直しに言及したことを新聞は大きく報じま
した。文科相は以前から、国力の基礎となる教育は日本で危機的な状況にあり、
教育を国家戦略と位置づける、学力で世界のトップを目指すとし、『ゆとり教
育』からの転換を図ろうとしていました。そして先頃OECDの調査結果により、
学力低下に異論の余地がないことが示され、学習指導要領の見直しと合わせて
総合学習についても見直すとの発言が出たものです。

当初から多くの教師らは、総合学習の導入を好意的には捉えていませんでし
た。そもそもこの総合学習導入の意図は、自ら課題を見つけて考え、解決する
能力を育てることを狙いとしたものです。生きる力同様に、非常に抽象的であ
り、教科書もなく全て現場の熱意、工夫に任せるといった、その非常に不透明
な総合学習により犠牲となった主要科目の時間を取り戻す文科相の意向に私は
賛成します。

一方で今回の大臣の発言に否定的な声も聞こえます。OECDの調査結果を受け
ての揺り戻し、導入3年目にしてようやく教師の理解が深まっただけに時期尚
早である、国の方針が揺れ迷走しているなどです。学校間で総合学習に取り組
む姿勢の熱意の差により、その反応も様々です。また総合学習の効果はOECD
のような学力テストで計ることが出来ないものという意見もあります。では何
をもってその効果を計り、評価するのでしょう。各学校、教師に委ねられた総
合学習の中身についても、はたして目的に合致したものなのかをどう判断し、
誰が責任を持つというのでしょう。

そして何より問題と考えるのは、過去に実績もない総合学習に取られる授業
時間や教師の時間と引き換えに主要科目の学力の低下を放置してよいのかとい
う点に尽きます。自ら学び、考える力を付けることは確かに感覚として必要な
ことだと思います。読み書き、計算や基礎基本よりも不透明な総合学習の方が
大事なのでしょうか。考える力を付ける上で一番大切なことは、まず国語力で
あり、他の教科にしても基礎基本であり、知識であることは疑う余地はないは
ずです。その基礎をなおざりにして、生きる力、考える力などとは本末転倒と
言わざるを得ません。

問題は指導要領の見直しと共に総合学習が削除され、主要科目の授業時間が
増えたとき、当然期待され、目的となるのは冒頭にある、学力で世界のトップ
となるはずです。見直しによって期待通りに学力が向上するかどうかは、まさ
に学校、教師の力によります。総合学習や、授業時間の削減だけが学力低下の
理由なのかどうか、白日のもとに曝されるわけです。そうした意味において、
文科相の発言の裏には、教師へ学力向上という新たな責務を負わせることにな
るとも言えるのではないでしょうか。
                        y.itoh@tokkun.net
◎以前、当教室でも総合学習に関するアンケートを実施して調べましたが、百
花繚乱といえば聞こえがいいのですが、なんでもアリの内容でしたね。                         

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 先生の読書 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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◆小説編◆ 

◎以前生徒さんからリクエストいただいた小説特集ということで、今年の第一
弾をスタートします。今年もたくさん本読むぞ〜!

★福原先生★
『交換教授』デイヴィッド・ロッジ作・白水Uブックス(上:979円下:897円)
交換留学生という制度はおなじみですが本書は交換教授です。アメリカとイギ
リス、それぞれの大学の教授がお互いのポストを交換して異国へ旅立ち、そこ
で巻き起こる様々なドタバタ劇を描いた小説です。2人とも英文学の教授で、
世間の常識とはちょっとずれたキャラクターの持ち主なので、セリフ、言動が
いちいち笑わせてくれます。英文学界の内幕暴露的な要素が小ネタ的に盛り込
まれているのも面白いです。最後にはとんでもないものまで「交換」すること
になりますが、是非一読してそのオチを堪能して欲しいと思います。

★石村先生★
『沈黙』 遠藤周作著 新潮文庫(540円)
キリスト教弾圧を通して神とは何かを問う傑作。テーマが非常に重く、考えさ
せられる内容の小説です。自分以外のものに答えや助けを求めるうちは救われ
ないという本質的なことが、キリスト教というテーマを通して実感できます。
きっと、教義どおりの信じ込みを打ち破る自分の良心の中にこそ神さまはいる
のですね。

★大友先生★
『ルドルフとイッパイアッテナ』杉浦 範茂著 講談社(1365円)
飼い猫ルドルフは、ある日乗り込んだトラックに運ばれ、遠くの都会にたどり
つく。彼の面倒を見てくれるのが、トラ猫のイッパイアッテナ。ルドルフは、
えさのとり方や、町での生き方、はたまた字の書き方まで、たくさんのことを
イッパイアッテナに習っていきます。私が「キョーヨー」という言葉に始めて
であったのが、この本。ルドルフと一緒にいろんなことを教えてもらいました。

★関根先生★
『新釈遠野物語』井上ひさし著 新潮文庫(540円)
大学を休学し、遠野近くの療養所で働く「ぼく」がひょんなことから犬伏太吉
老人と出会う。「ぼく」は犬伏老人が住む岩屋を訪れ、不思議な話を聞く。と
いう9編からなる短編集です。題名からわかるように、これは民俗学の祖、柳
田国男の『遠野物語』を意識して書いた作品です。犬伏老人の話は『遠野物語』
の中にある話によく似ています。『遠野物語』の話とどこが同じなのかを考え
ながら読んでも面白いでしょう。しかし、井上ひさし流の味付けもされていて、
『遠野物語』を読んだことがない人でも十分に楽しめます。最後の話では犬伏
老人の正体が明かされますが、実は、これは読んでのお楽しみとしましょう。

★逢坂先生★
『四万十川〜あつよしの夏〜』笹山久三著 河出書房 (450円)
大自然に囲まれて育っていく少年篤義の物語です。本書は青年期を迎えるまで
の5部作中最初の1冊で、よく中学入試でも出題されています。皆さんも一度
はご覧になったことがあるのではないでしょうか。読み終えて特に印象に残っ
ているのは、貧しい同級生が盗みの疑いをかけられ、いじめられている時に、
篤義が敢然と戦いを挑むシーンです。いつもは弱気で物怖じしてしまう篤義が
力強く殻を破る様子が強烈に描かれています。

★光岡先生★
『閉鎖病棟』帚木蓬生著 新潮文庫(580円)
現役の精神科医でもある筆者が、ある精神病院の隔離病棟を描きます。それぞ
れの深い事情で発病し、家族や親戚などからも疎まれ見放された患者たちが、
前向きに生きようとします。そんな折、病院内で殺人事件が起こりますが、そ
れをめぐり、感動のラストまで一気に読ませてくれます。いまだに患者一人一
人の表情が眼に浮かぶ感じがするほど印象深い作品で、帚木氏の大傑作だと思
います。医療、看護系に進む生徒はもちろん、なるべく多くの生徒に読んでも
らいたい一冊です。

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 教科の窓 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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            『ものの数え方』
                             鮓谷喜也
英語であればone〜、two〜、three〜のように前に付けるだけでものの数は
数えられますが、日本語では一個、二個、三個だけでなく一匹、二匹、三匹な
ど様々なもののかずの数え方をします。

そのなかでも面白いのは兎の数え方です。現在では兎は一匹、二匹と数えて
も差し障りはありませんが、本来は一羽、二羽と数えるものです。その根拠は
諸説あり、仏教の戒律では、4本足の動物の肉を食べてはいけないとされてい
ましたが、お坊さんが「2本足で立っているから、兎は鳥である。」と言い食べ
ていたからとか、兎の耳は実は羽であり鳥の一種だから「羽」で数えるべきだ
とか…。他にも蝶は一頭、二頭と数えたり、たんすは一竿、二竿と数えたり本
当にいろいろあります。

 かずそのものの数え方についても、現在の日本語では「いち」「に」「さん」
「し」「ご」「ろく」「しち」「はち」「く」「じゅう」と数えますが、これは漢語
式とよばれ、古代の日本人が使っていたやまとことば式である「ひとつ」「ふた
つ」「みっつ」「よっつ」「いつつ」「むっつ」「ななつ」「やっつ」「ここのつ」
「とを」よりも一般的になっています。

それにも関わらず、漢語式の中でも「4=し」や「9=く」はあまり用いら
れません。これは「し」は「死」を、「く」は「苦」を連想させられるので、避
けられる傾向が強いためです。例えば日を数えるとき「十日(とおか)」までは
やまとことば式を用いますが、十一日以降は漢語式になります。

しかし、「十四日(じゅうよっか)は漢語式とやまとことば式が混じった形
になっており、「し」を徹底的に避けていたんですね。やまとことば式について
もう少し考えますと「ひとつ」「ふたつ」の「つ」は現在の個にあたるもので、
本来の数え方では「ひと」「ふた」「み」「よ」・・・です。他にも20を「はた」
30を「みそ」(20歳を「はたち」30歳を「みそじ」と言いますね)、10
0を「もも」、200を「ふたほ」、1000を「ち」、2000を「ふたち」な
どと数えていました。11などは「とお あまり ひとつ」という形で表現し
ていたようです。

 いやあ日本語って本当に難しくて、奥が深いものですね。それを普通に使っ
ている、自分にちょっと凄いなと思いませんか?私自身はちゃんと使えている
という自信は全くありませんが・・・。

では皆様にとって素晴らしい「ふたち あまり いつ」年でありますように。
                        y.sushitani@tokkun.net
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□■□■□■□■□■□■□ 合格体験記 ■□■□■□■□■□■□■□■ 
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●○● 玉川学園中学合格 牛久保小学校6年:畑山沙絵さん ○●○

『宝物』

 私は4年生の終わりころ「受験をしたい」と思うようになってきた。そして
普通の学習塾に通って塾というものに慣れてからこの中川適塾に入った。その
時にはもう、友達と一緒になってやっていた水泳も大好きだった新体操もやめ
ていた。きっとそれが私の決意の現れだったのだと思う。

しかし受験と言う環境に慣れ始めたころ、私に余裕が生まれていた。友達と
も遊んでいた。今考えたらどうかと思うものばっかりである。ついに六年生の
夏休み、母に注意されはじめた。その時は夏期講習真っ盛り。宿題も沢山出た。

そしてしばらくしたある日、「私は受験しない子供と同じ風にいたいけどそ
れじゃ駄目なんだ。もっとしっかり勉強しないといけないんだ」。と思うように
なった。いやな言いかたかもしれないが私は友達と一緒に馬鹿をしてても受験
生であることに変わりない。もっと勉強に精を出さなければならないのだ。も
うその時期にとっくになっているのに気付いた。

つまり私が受験を本気で頑張ろうと思ったのはそんなに前のことでないの
だ。そして残り約一ヶ月を切った時、先生は私に「兎に角計算間違いをするな
よ。」と何回も唱えられながら試験に臨んだ。

結果、第一志望合格。
私は嬉しかった。自分の努力が無駄でなかった事が何よりも嬉しい。そんな心
情だった。しかし、元々勉強がきらいだった私が何故こんなにがんばれたのだ
ろう。それはきっと塾の中の友達、先生のおかげだと思う。友達からは時に刺
激を貰った。先生からは駄目になりそうな時、言葉を貰った。とても温かい言
葉だ。他にも沢山ある。

それがあるから、きっと今の私があるのだ。前日に手紙や言葉をかけてくれ
た学校の友人達。同じ教室で約一年半授業を受けた友人。そして私に一から物
事を教えてくれた4人の先生。全てが私の大切な宝物だ。こんな人達に出逢う
ことの出来たことを私は本当に誇りに思う。

◎すばらしい体験記でした。本当におめでとう。
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■■■■■■■■■■■■■■ スットコ君 ■■■■■■■■■■■■■
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◎今月はどうかなぁ?自信がないなぁ〜、受験で忙しいしなぁ〜。
まぁ出すだけ出してみよっか。どうかうけますよ〜に。(*_*;

★★150年前の出来事★★
社会の時間です。
講師『では、1854年に交わされた条約は?』
生徒『はい、日米和親条約です』
講師『よく覚えたな!その調子だ』
生徒『任せてください!その年はうちの父が生まれた年ですから!!』 
講師『お・お前は何歳だ!』
(日直:いったい何を勘違いしているんでしょう。予想すら付きません(笑))

★★確かに上がる★★ 
講師『インフレーションは価格の持続的な上昇、デフレーションは価格の持続  
的な下落、いいかな??』
生徒『え!!』
講師『どうした?』
生徒『インフレってずっと「インフルエンザ」だと思ってました』 
(日直:“インフレンザ”?上がるのは熱じゃなくて物価です。(笑))

★★小学生には…★★
講師『二酸化炭素は水に少しだけ溶けるんだよ。その二酸化炭素が水に溶ける
と、普段自分たちがよーく飲んでいる飲み物になるんだよ。な〜んだ?』
生徒『ビール?』
講師『普段よく飲んでるのかよ!』
(日直:正解は炭酸。つまり炭酸飲料、コーラとかでした) 

★★でかすぎ★★ 
無事、私立高校の推薦入試に合格したAさん。
講師『おめでとう!合格体験記書いてよっ』
生徒『はい。何に書くんですか?』
講師『まぁ何でもいいけど…』
生徒『"模造紙"でいいですか?』
講師『そっ、それは〜』 
(日直:小学校の宿題みたい(笑)。いずれにしろ見てみたいですね。)  

◎どうです?いけます?
http://tokkun.net/2002-10/kokuban.htm

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       『公立小中選択制ランキング』

◎東京都内では、区によっては進学したい公立の小中学校が選択できます。賛
否両論あった制度で始まったばかりですが、予想以上に大きな人気格差が出て
いるようです。そこで、ひとつの区内で、学校によってどれほど学区外から生
徒が来たかを示す数字をいくつかご紹介します。(AERA04.11.25より)

【学区外流入率:入学者に占める学区外人数の割合】 

■小学校■(上:学区外流入率が最大校・下:学区外流入率が最小校)
【渋谷区】加計塚小:51.6%(入学者64人中33人が学区外から)
     本町東小:3.7%(27人中1人)

【新宿区】天神小:53.8%(13人中7人)
     江戸川小:0%(17人中0人)

【荒川区】第四峡田小:60%(70人中42人)
     汐入小:7.5%(106人中8人)

【品川区】大間窪小:90.3%(72人中65人)
     八潮南小:11.8%(17人中2人)

【板橋区】緑小:52.1%(94人中49人)
     若葉小:0%(2人中0人)

◎中学校は当教室代々木校のある、渋谷区の全中学の数字をご紹介します。
■中学校■
【学校名】入学者数・学区外・予定者数・入学率・・学区外流入率
松涛中・・・59人・41人・・66人・89.4%・69.5%
笹塚中・・・84人・・5人・118人・71.2%・・6.0%
広尾中・・・84人・23人・143人・58.7%・27.4%
代々木中・121人・36人・221人・54.8%・29.8%
本町中・・・50人・・3人・・98人・51.0%・・6.0%
原宿外苑中・60人・14人・120人・50.0%・23.3%
上原中・・・57人・・7人・126人・45.2%・12.3%
鉢山中・・・46人・11人・115人・40・0%・23.9%

◎ご覧の通り、中学でも学区外からたくさん生徒を集める学校と、逆に他の学
校に取られてしまっている学校があります。松涛中では生徒の約7割が学区外
から通っていることになります。松涛中は、英語で他の科目の授業を実施する
ことで話題になりました。

それにしても、渋谷区ではいずれの中学も入学率が100%に達していない“定
員割れ”状態です。もちろん少子化が大きな問題ですが、公立間での取り合い
ではなく、私立中学にどっと生徒が流れてしまったことを示しているのではな
いでしょうか。

本当に公立校選びも自己責任の時代です。みなさん、自分の学校は学区外から
でも通いたくなるような魅力的な学校ですか?
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☆■■■☆■■■☆■■■☆  プレゼント  ☆■■■☆■■■☆■■■☆
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★抽選で5名の方に千円分の図書券をお送りします。今月のキーワードは“イ
ンフレンザ”です。メールアドレスと共にキーワードを入力していただくだけ
で応募になりますので、ぜひご参加下さい。

その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご
意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。

それでは http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。今月の
締め切りは『2月25日』です。ご注意下さい。当選者にはメールでお伝えし
ます。また会員専用ページには、
 goukaku
で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し(enterを押すのではなく)
横にあるOKをクリックして下さいね。
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◆お知らせ◆

★その1:何と!今月21日、当教室の名古屋校がオープンします。通称“愛
知進学研究会(愛進研:個人特訓教室)”です。こちらも実力派講師
が控えております。本メルマガ読者で名古屋市中区の近くにお住まい
の方、ぜひ一度お越し下さい。
 
  愛進研【住所】名古屋市中区大須4−15−16名探第2記念ビル1F
         (地下鉄上前津2番出口・徒歩3分)
 【電話】0120−612−417
   *詳しくはHP上でご覧下さい。

★その2:3月から始まる新学期生を募集しています。どうぞお気軽にお問い
合わせ下さい。 

     ■代々木校:0120−153−045 
     ■中川校 :0120−577−955 
     ■中川適塾:0120−579−955 
     ■名古屋校:0120−612−417

★その3:ついに登場!先月号でもお知らせしましたが、HP上に、合格掲示
板2005年版をアップしました。ここからはにぎやかになるはずで
す。どうぞご覧下さい。メンバーページ内ですので、パスワード:
goukaku でお入り下さい。
  http://tokkun.net
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●編集後記●

 塾にとって一番の勝負どころはやはり、入試本番。生徒も講師も一年間いろ
いろ頑張って、その間、模試結果に一喜一憂しながらも、最後は合格、不合格
の二つに一つ。途中経過は問われない結果のみの世界です。

 それは百も承知で、そもそも社会は厳しいもの。子供たちがいつかは経験し
なければならない、最初のチャレンジを精一杯応援したい、と思います。

 受験生諸君、ここまで一生懸命がんばってきたら、最後もしっかり締めくく
ろう。不安なのは誰でも一緒だから、強気の方が絶対有利。ここまでやってき
た自分を信じて、精一杯やるだけだ。心から健闘を祈る。

magazine@tokkun.net
http://tokkun.net
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◆◎◇●×△■講師・生徒のメルマガ評■△×●◇◎◆ 
 
先月と同様のメルマガ評です。以下のコメントは今月号ではなく、先月号(1
月号)に対するものです。1月号はHP上に本日掲載されます。

●生徒の語りがもっと欲しいと思いました、うろおぼえで描いたありえないミ
ッキーとか生徒の芸術的ラクガキが載ってると面白いと思いました。伝言ゲー
ムみたいなのが欲しいと思いました。
 
●難しい事ばかりを教育コラムでは言っていたが、だんだんとわかってきたが、
OECDとパラサイトシングルが、いまだよくわからない。合格体験記では、みん
な推薦などをやっていた。自分も小論文はやっていたが、小論文はむずかしい
ので合格することは結構むずかしいことはしっているので、合格した人はどれ
だけ頑張ったのかと思いました。

●スウェーデンの子供は“幸せ”って思う子が70%くらいで、良いなぁと思い
ました。日本は病んでるなぁーーーと思いました。門田先生がフグにくわしい
と思いました〜笑^

●このメルマガにも続々と大学合格発表の知らせが届いてるのを見ていると、
私も受験まであともう一ふんばり頑張ってみようと思います。

●データの杜は毎回勉強になります。なんでこんなに違いがでるのか、日本人
としてちょっと不安になりました。スットコ君はあいかわらずおもしろいです。

●スットコ誕生の現場に出くわしたとき、得をした気分になっちゃうのは私だ
け?

●新年が明けたばかりにも関わらず、今年の教育についての話が掲載されてい
て、とても感心(?)すると同時に目をひかれてしまった。しかし最近では「ゆ
とり教育」がうすれて「修学旅行の費用」が高すぎると旅行会社と保護者が対
立している。僕は小さな問題だと思ったのですが、この小さな問題が国が加わ
るような大きな問題へと発展していることが気になっている・・・。 この問
題は自分でも調べてみたいと思います。そして合格体験記は、これから受験を
受ける僕にとってプレッシャーや意気込みを感じることができていい記事だと
思いました。

●フグは昔から日本で食べられてたそうですが、豊臣秀吉の安土桃山時代のと
きに沢山の死者がでるまえまでは死者が出なかったのかそこが疑問です。
フグの生体がわかり、フグの毒(テトロドトキシン)がわかってよかったです。
 
●こんなに豊かな国に生まれて、がんばれば明るい未来が待っているのに「死に
たい」と感じるなんて理解に苦しみます。(その他)

●子供の目から言えば勝手に「ゆとり教育」を始められてその結果「学力低下だ」
と言われるのは腹が立つ。国が勝手に勘違いをした政策に子供たちは振り回さ
れるのは当たり前ではないのか。大体「円周率を3にする」など数学(算数)の内
容を簡単にして、将来につながるわけがないというのに…。大人は子どもを見
ないで子供にモノを押し付けすぎではないのか。最近の教育についての記事を
読んでそう思いました。(浪人)

●皆さんの川柳もよかったのですが、先生からの一言がおみごと。何気にツボ
にはまりました(笑)。スットコ君、元素記号の返答がサイコ―♪ノリがいいVV
「Auは?」「BY KDDI♪」グッジョブ♪♪(高2)

●地震で多くの人が犠牲になったので早く回復してもらいたい。(高2)

●メルマガ評に「勉強は子供にとってやなもの」とあるのが、根本的な教育の問
題を示しているように思います。自分はよく母親と日常の中での物理、政治、
哲学なんかを話しますが、「考える」というのはとても面白いもんです。数学等
もそうですが、「将来使わないから」と切り捨ててしまうのはもったいないこと
です。それ自体がゲームのようなものなのに。化学の米村でんじろう先生のよ
うに、勉強を仕事のようなものでなく、その楽しさを伝える教師が増えれば自
然と教育問題は解消されるのではないでしょうか。(浪人)

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