メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」2004-12  2004/12/16


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☆        ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
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☆     ■■■■■「 PERSON to PERSON 」■■■■■
★          ためになる教育マガジン
☆   
★       No.45 2004.12.16
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                          http://tokkun.net 
       ◎さようなら2004年!特大号◎  magazine@tokkun.net

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●【特集】2004年教育界10大ニュース・・・・・・・【総括】:光岡誠司
●先生の読書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『1000円以下の本で』
●合格体験記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『2005年度入試第1弾』
●【特集】2004年スットコ大賞・・・・・・・・・・『スットコ君大集合』
●データの杜・・・・・・・・・・・・・・・・・・『女性非識字率ランキング』
●図書券プレゼント
●お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『冬期講習会など』

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◆ごあいさつ◆

 1年365日のうち、今年も350日がすでに過ぎ去り、残りはわずか15日ほど。
2005年に手が届きそうなところまでまいりました。さすがにどんなにのんきな
受験生でも、あせりまくる時期ですよね。

 人間なんでも前向きの方がよろしいかと思いますが、年末には一年を振り返
り、未来に向けての指針を確認することもまた大切かと…。

 オリンピックイヤーの2004年、台風上陸新記録の2004年。卒業、入学、成
功、失敗、人それぞれの2004年、今年の世相をあらわす漢字は『災』だそうで
すが、教育界はどう動いたのでしょうか。

恒例の教育界10大ニュースからお届けします!
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●○●○●○●○●○2004年教育界10大ニュース●○●○●○●○ 
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今年の教育関係のニュースの中から、当教室の生徒のご父母にアンケートをお
願いし、関心度をランキングしたものです。では10位からまいります。

【第10位】【753現象・8割の雇用主が若者に原因ありと回答】
中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が就職後3年以内に離職しているという
調査結果が出ました。フリーターが200万人(内閣府によれば417万人!)を
超え、ニートと呼ばれる、職探しもそのための訓練も受けていない人々が52
万人もいるという報道が大きな衝撃を与えました。

【第9位】【親世代に比べ体格は向上、体力運動能力は低下】
勉強だけでなく、子供の運動能力、健康などにも高い関心が寄せられました。
運動不足や、運動しても一つの種目に限定していることが原因?

【第8位】【父母の6割がゆとり見直し論】
都立高校PTA連アンケートでは、6割の父母が週6日制または隔週5日制に
戻すべきと回答しました。ゆとり教育から学力重視路線への転換を求める声が
過半数を超えたというのは驚きです。

【第7位】【精神疾患で休職の職員が過去最多】
教員病気休職者の5割以上が精神疾患という数字が公表されました。これもま
た父母を不安にさせる数字です。休職・復帰を繰り返す教員も多く、教員の労
働実態の解明を望むと同時に、生徒への影響が心配されます。

【第6位】【長期欠席、小中生で5万人】
このうち1万人は、教員とも相談所職員とも接触不可能という結果で、虐待の
疑いもささやかれています。また、今年の特徴として、校内暴力は3年ぶり、
いじめも8年ぶりにかなり増加しており、学校離れが加速していないのか心配
になります。引きこもりの増加といい、いずれも望ましくない傾向です。

■第5位■【少人数学級、9割の教育委で導入】
このニュースが5位に入るということは、いかに父母が1クラスの規模に敏感
かということの表れでしょう。40人は多すぎるというのは、ほぼコンセンサス
ができているように思われるのですが、東京都は導入していません。せめて30
人にという要求は依然として国に無視され続けており、自治体が先導した形で
す。動け!文科省。

■第4位■【佐世保の小6同級生殺害事件】
あまりにも衝撃的な事件であり、情報モラル教育論争に波及しました。この事
件からどのような教訓が導き出せるのか、難しい問題です。また、年末になり
奈良で小学生が殺害された事件などもあり、通学も含めた学校の安全性という
ことも大きな話題になりました。防犯カメラや防犯マニュアル作成、警備員配
置などということも現実のものとなりつつあります。

◆◆◆第3位◆◆◆【公立高校の基礎学力『大幅低下』87%】

公立高校教員アンケートの結果です。87%が生徒の基礎学力が大幅に低下し
ている、82%が学校間の格差が広がると回答しています。高校入学前の小中
校のカリキュラム、その制度を導入した文科省に責任があることは明らかです
が、だからといって高校でこの状態を放置することは絶対に許されません。

そもそも9割近くが“大幅低下”を認めるということは、“教育非常事態宣言”
が出されたのに等しいのだ、という認識が文科省や現場にあるのでしょうか。
せめて、“公立高校が私立進学校の下位に定着するということを何としても阻止
するのだ!”そういう決意表明だけでも欲しいものです。

◆◆◆第2位◆◆◆【指導力不足教員・全国で481人】

指導力不足の教員数が、昨年、一昨年に比べ大幅増加と伝えられました。各教
育委員会の認定方法などが外部にはわかりませんが、言えるのは“教員の質”
に対する世間の目はますます厳しいものになっているということです。

外部評価を導入する学校も増え、なるべく地域に開放しようとする試みもなさ
れています。また、教員の採用方式の改善、民間校長招聘など、懸命に改善に
取り組んでいる自治体や学校も多いのですが、もっともっとスピード感のある
大胆な改革が望まれます。

◆◆◆第1位◆◆◆【絶対評価で「5」の格差が最大45倍(横浜・公立中)】

本メルマガでも繰り返し、絶対評価の不合理性を指摘しました。予想通りの問
題が、予想以上の規模で噴出したにもかかわらず、効果的な制度改善はなされ
ていませんし、それができないことが絶対評価の本質であるということを責任
者たちは理解していないのでしょうか。

ここ数年の高校受験は混乱の極みです。学力データの豊富な塾でさえ進路指導
がままならず、まして定期テスト結果しかデータのない学校は完全にお手上げ。
受験生は極端にレベルを下げるか、一か八かという選択を迫られます。その不
合理を補うために、私立高校が集まって決定した一斉テストの実施も、中学校
長会の反対でつぶされたままになっており、怒りを禁じえません。

確かに、絶対評価を“公平”なものにしようとする、学校の先生方の評価基準
作成の苦心も大変ですが、ウマのあわない先生にあたってしまった生徒も悲惨
です。何とか切り抜けても、その年の他の中学校との格差は誰もわからない。
こんな不公平な制度はすぐに廃止するか、せめて相対評価を併記すべきです。


  ■■■■■【2004年総括】■■■■■
                                                      光岡誠司
いったい、ゆとり教育を導入した責任者たちは、その結果や影響を注視してい
るのでしょうか。このカリキュラムによって“生きる力”ははぐくまれつつあ
るのか、“心の教育”は実を結び、子供たちは自主的で勉強好きになったのか。

今年のランキングを眺めますと、ゆとり教育導入時に、その弊害と危惧された
ものが、そのまま大きな問題としてご父母に意識されていることがわかります。
ところが、新聞・テレビでは、少年犯罪は大きく取り上げられますが、学校問
題や、学力低下に関する特集はすっかり影を潜めてしまった印象です。

相変わらず注目度が高いのが、教員の質や不祥事にかかわるものです。ただ不
祥事とは言っても、 “教員”と呼ばれる人の数は全国で百万人を超えますので、
そのすべてが品行方正であるとは到底思えませんし、塾講師も(警官であれ、
弁護士であれ)同様で、従って、それは教育の本質的な議論のようで実はそう
ではありません。

問題なのは、塾講師が、不祥事どころか、わからない、成績が上がらないとい
うだけの理由で即交代するか、さもなければ塾自体が消滅するのに対し、学校
では、よほどのことでもなければ、その身分、厚遇は保証されてしまうという
制度です。従って、生徒の状況は一向に改善されませんし、しばしば、生徒が
辞めても問題教員は辞めずにいつまでも残るという“しくみ”になっています。

その“辞めないしくみ”のため、教員の平均年齢は今や40歳を越える一方で、
資格もやる気も指導力もある教員志望の若者には、教員採用の空きはなく、彼
らは塾講師になるわけです。

まずは、問題教員をすぐに交代できる制度改革を作り上げることによって、早
急にこの段階の議論から抜け出さなければなりません。しかるに現在は、国の
教育の根本理念、教科書は“ゆとり”のままで、採用やカリキュラムなどの改
善策は教育委員会や各学校に丸投げ状態です。

数日前に発表されたOECDの2003年国際学習到達度調査において、日本は、
各項目で前回2000年から大幅に順位を下げました。文科省が学力低下否定の根
拠にしてきた数値が低下し、トップ水準から落ちていることが初めて明確にな
りました。その上、家庭学習の時間は少なく、生徒の教師に対する敬意、教師
のやる気も日本は世界最低レベルと報じられているのです。

さらに年末になって、小4、中2の数学、理科の基礎学力をみる国際調査(TIMSS)
の結果が発表されました。ここで問題なのは日本の学力低下が裏付けられただ
けでなく、文科省がゆとり教育で強調していた、生徒の意欲、自信が、何と参
加46カ国中の最下位という結果です。

ここまでデータがそろえば十分です。ゆとり教育に別れを告げ、新しい教育観
を描かなければ、さらに全体の学力は低下し、さまざまな形で社会問題として
顕在化してくる可能性が非常に高く、すでにその兆候が見られます。英、米が
その道をたどっており、日本がその轍を踏むわけにはいかないのです。

文科省はメンツにこだわらず、大胆な政策転換を実行すべきです。教員のみな
さんは大幅な採用方式の転換を受け入れるべきです。かつて日本の驚異的な成
長の秘密とまで言われた、世界一レベルの高い公教育システム、それに対する
生徒・家庭の信頼が地に堕ちたままでは、教育の再生など夢物語です。                 
                        s.mitsuoka@tokkun.net
◎このランキング、今年は良いニュースが本当に一つもありませんでした。2
005年は良いニュースで埋まりますように!
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 先生の読書 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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◎いやぁ本当は“冬休み読書特集”を組みたいのですが、いかんせんスペース
が限られています。(スットコに取られました(笑))

以前、読者の方から“1000円以下の本を!”というご要望がありました。今月
はそれにお応えして、おすすめの文庫本、新書をご紹介します。お年玉もらっ
たらさがしてね。

★★光岡先生★★
『100万回のコンチクショー』野口健著 集英社文庫 560円
99年のエベレスト登頂で、七大陸最高峰最年少登頂記録を達成した著者が、正
に“命がけ”の人生を記したエッセーです。富士山やエベレスト清掃登山など
でも話題になりました。記録もすごいけれど、正義感もすごいし、勉強は苦手
でも知性がすごい。家族や祖国に対する率直な愛情とけた外れの行動力もすば
らしい。学校嫌いだった彼を変えたのは停学中に読んだ一冊の本。中高生、特
に自分のやりたいことが見つからないという人に読んでもらいたい一冊です。

★★逢坂先生★★
『ハプスブルク家』江村洋著 講談社現代新書 720円
あの有名なマリア=テレジアだけでなく、数々の名君と結婚政策によって欧州
を約700年間にわたって支配したハプスブルク家。繁栄した期間の長さに加え
て、その領土の広さが他の王朝と決定的に異なる点であり、キリスト教ととも
に欧州史の重要な「背骨」になっていると言えるでしょう。世界史を勉強する
皆さんもことあるごとに、ハプスブルク家という名前を耳にしていると思いま
す。知識を深める意味でも、もちろん趣味・教養としてお読みになっても十二
分に楽しめる一冊で、オススメです! 

★★鮓谷先生★★
『名言の知恵、人生の知恵』矢沢永一著 PHP文庫 552円
世界中の名言・名句を集め、それらに対する解説も書かれています。著者は「思
いぞ屈する時」つまり考えに窮したときに頼るのにぴったりの本を目指して集
めたようです。中国古典の解説書のようなものもありますが、本書のほうが米
大統領、西郷隆盛、詩人、哲学者、など歴史的著名人の名言以外にも上場企業
の社訓にいたるまで非常にバラエティーに富んでおり、古典一色ではないので
現実味を感じながら読むことができます。結婚式のスピーチやプレゼンなどで
も利用できる実用的な本とも言えます。まさに「思いぞ屈する時」にお勧めの
本です。

★★矢野先生★★
『椰子・椰子』川上弘美著 山口マオ画 新潮文庫 500円
受験前にほっと一息、受験直前のこの時期、教室内のピリピリとした空気に少々
疲れ気味の生徒さんも多いはず。合格するためにはひたすら勉強、努力、勉強、
努力…!それでも人間ですもの、ちょっとくらい気分転換したい!そんな時も
ありますよね。『椰子・椰子』の主人公は淡々と日常を過ごすごく普通の大人の
女性。それでも妊娠中のモグラと一緒に写真を撮ったり、朝起きたら乳房が八
つに増えていたり、いつのまにか子供が2倍に膨らんでいたり…と不思議な出
来事が次々に起こります。芥川賞作家、川上弘美が日記形式で綴る珠玉の摩訶
不思議ワンダーランド。

◎まだまだご紹介したい本がいっぱい。ぜひこちらをご覧下さいね。
http://tokkun.net/msgbrd/msgbrd.cgi
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■□■□■□■□■□■□■□ 合格体験記 ■□■□■□■□■□■□■□ 
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◎推薦入試の合格発表も本格化、ぞくぞくと合格の報が教室に届いています。
さぁ、今シーズン第1弾の合格体験記3名分をご紹介します。どうぞ。

●○●○●北里大学:医学部合格 攻玉社高校3年 根岸真央人君●○●○●

私がこの塾に通い始めたのは、高校1年の夏からでした。塾の印象は、先生
方は皆、明るくて何でも話せる信頼できる方ばかりでした。今となっては教室
は自分の家のように感じてしまいます。
 
受験を経験して、第一に感じたことは、100%でやることが大切。やる時
はやり、やらない時にはやらない、と時間にメリハリを付けることです。私は
スポーツをやっていたからそれを身に付けていたのだと思います。
 
次に目標を見つけるということです。私は医者になりたいという小さい頃か
らの気持ちと先生方の励ましが、大きな原動力になりました。
 
最後に、自分にとってレベルの高い学校は無理だなんて思わないで欲しい。
そう思ってしまったら、絶対合格しないから。私はこの大学にいくんだから、
その大学に行くための通過点のようなものとして、勉強を考えることが大切だ
と思うことです。

自分の人生は自分で切り開くのだから、たかが勉強なんかに負けるか!とい
う気持ちを持って受験に臨んで欲しいと思うのです。「いい大学に行く人は頭
がいいからじゃないよ、強い意志を持ってものごとに取り組んだ人が行けるん
だ」と私は痛感しました。

 約3年間いろいろお世話になりました。ありがとうございました。

●○●○●東京農業大学 応用生物科学部合格 川上貴和子さん●○●○●

私が塾を探していた時、従兄弟から紹介されたのがこの特訓教室でした。初
めて受けたのが夏期講習だったと思います。特訓教室という名の通り、問題の
こなす量が多くまた、先生方も厳しく感じ、続けられるか不安に感じたのを覚
えています。

しかし、今までやってこれたのは、先生方が親身になってサポートしてくだ
さっていたからだと思います。とりわけ、毎月の先生方からのコメントが助け
になりました。私の弱い点を率直に指摘し、また励ましの言葉も掛けてもらい
ました。自分の改善点をしっかり述べてもらうことで、勉強の取り組み方も少
しずつですが変化したと思います。こうしたことを今後も活かして行きたいと
思います。この塾に通い続けて本当によかったです。

●○●○●武蔵工業大学 環境情報学部合格 伊藤睦さん●○●○●

 私はこの塾のおかげで推薦を取る事が出来ました。
というのは、先生方は皆熱心で判らなかった事もすぐ気軽に聞く事が出来るか
らです。
 正直言って最初は塾なんか通ったってつまらないだけだろうと思っていたの
ですが、勉強の合間に先生の体験談や面白い話もたくさん聞けて、勉強も苦に
ならなくなり成績も安定し少しずつ上るようになりました。高3の夏には推薦
を取れるようになり、受けてみたら合格しました。合格した時も先生達が「お
めでとう」と言ってくれた事が嬉しかったです。
中川個人の先生方、本当にありがとうございました。大好きです。

◎まだまだたくさん書いてくれたのですが、メルマガでは全部をご紹介できな
くて残念です。HPの方でぜひご覧下さい。みんなおめでとう!!!
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■■■■■■■■■決定!2004年・年間スットコ大賞■■■■■■■■■
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◎!(^ム^)!くくく…、なぁ〜んと、1年分のスットコ作品の中から、年間チ
ャンピオン・スットコグランプリやっちゃおう!ということになりました。
(*^^)v 全講師の投票によって決定しました。えっ?君たちも投票したかった
って?いや、君たちは勉強しないと、“投票される”側になっちゃうよ。(^_-)

一時は存続の危機を迎えたこのコーナー、こんな企画ができるようになるなん
て…<`ヘ´>。これも講師陣のネタ集めの不断の努力と、飽くことなくネタを提
供してくれるかわいい生徒たちの素朴さのおかげでございます。m(__)m

受験生諸君、ちょっと手を休めて2004年の笑い納めです。(*^_^*)
まずは佳作入賞3作品から、そ〜れ、いけ〜!
\(^o^)/

■■■■■( ^^) _U~~佳作3作品( ^^) _U~~■■■■■

★そりゃすごい★ 
生徒『先生!昨日ついに我が家にも“イナズマ”テレビが来ました!!』 
◎編集長(きっと、大音響、画面ピカピカテレビでしょう。自分の子供が外で
こんなこと言っていると知ったら、お父さんは…)

★うん!あり得る★  
確率の授業です。
講師『こうやってコインを投げるでしょ。一枚だと、出方は何通りある? 』 
生徒『3通り』 
講師『えっ、どうして?』  
生徒『表と裏と立つ場合の3通り』 
講師『ふ〜…』 
◎編集長(めっちゃ数学向きの柔軟な頭脳が、受験では時にじゃまになります)  

★辛口評論家★ 
講師『charity(チャリティー)を日本語にすると?』 
生徒『えーと、偽善事業』 
◎編集長(慈善“ジゼン”と偽善“ギゼン”は紙一重?“情けは人の為ならず”
の意味を誤解している生徒も多いです。某人気女子アナも間違ってました)

続いて…■■■■■■■■(^_-)-☆優秀賞3作品(^_-)-☆■■■■■■■■

★★読書感想文★★ 
中学生が夏休みの読書感想文の下書きを持ってきました。その出だしは…。  
『私は読書が嫌いだ』 
◎編集長(『私はこの塾が嫌いだ』な〜んて始まる合格体験記があったら、どう
しましょ?(笑))

★★栄養たっぷり★★  
理科の問題です。 
問:炭水化物・たんぱく質・脂肪がそれぞれ含まれている食べ物の代表例は何 
か、( )内に書きなさい。 
解答欄:炭水化物( ゴマ )たんぱく質( ゴマ ) 脂肪 ( ゴマ ) 
◎編集長(“全部ゴマかい!”優秀賞ゲットしちゃいましたが、この生徒さんは
おおマジメ。もうすぐ入試だ、ガンバレ!) 

★★意外な答え★★ 
先生『teachの意味は?』  
生徒『桃!』 
◎編集長(「じゃあteacherは桃太郎か?」という日直さんのツッコミに脱帽)

  ●●●●●●●!(^^)!2004年スットコ大賞!(^^)! ●●●●●●

◎さ〜て!輝ける初代年間スットコグランプリ!この作品しかない!

★★★○×△賞★★★ 
■生徒A『芥川賞は19歳の人がとったんだってな。凄いよな』 
■生徒B『え?いいの?だってまだ未成年じゃん』 
■生徒A『年は関係ないよ。才能があるから取ったんだし、いいんじゃない』  
■生徒B『でも法律で禁止されてるんでしょ?』 
■生徒A『それはないだろう!大体お前、芥川賞って何か分かってんの?』  
■生徒B『え???競馬じゃないの??』 

◎編集長(これはすごい!生徒Bくん、名乗り出る勇気があれば、図書券をあ
げちゃおう(笑) v(^^)/~~~)

◎今年一年(不本意でしょうが)スットコで主役を演じてくれた生徒、講師の
みなさんに感謝です。先生方!来年も何かあったら( ..)φメモメモですよ。
http://tokkun.net/2002-10/kokuban.htm
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          『女性非識字率ランキング』

◎笑った後はちょっとヘビーな話題で…。
環境破壊、貧困や戦争、世界中にはまだまだ解決できない問題が山積みですが、
その解決のカギをにぎるのは何といっても“教育”です。もちろん中身が大切
ですが、その前に文字を知らなければ何ともなりません。

字が読めない、書けない人々は世界のどこにいるのでしょうか?少なくとも私
たちの近くにはいないように見えますが…。実は世界中にはまだまだ何億人も
いるのです。

特に、先進国とは文化的に異なっている地域の女性に目立ちます。そこで、女
性の非識字率(読み書きのできない人の割合)をご紹介します。

 順位 :【国名】:女性の非識字率(ユネスコ調べ)
第10位:【中国】:22.1%
第9位:【トルコ】:23.5%
第8位:【ケニア】:24.0%
第7位:【イラン】:31.1%

第6位:【サウジアラビア】:33.1%
第5位:【アルジェリア】:43.0%
第4位:【インド】:54.6%

第3位:【エジプト】:56.2%
第2位:【モロッコ】:63.9%
第1位:【イラク】:76.7%

◎超高度情報化社会と言われますが、世界中には、インターネットや携帯電話
はもちろん、新聞・雑誌そして“教科書”とも無縁の人々がたくさんいます。

イラクが1位であることは象徴的ですが、それ以外の国々にも日本とは違った
意味で、教育だけでなく政治・経済など、多くの問題がのしかかっています。
ここではご紹介するスペースがありませんが、興味のある生徒さんは冬休みに
ぜひ調べてみて下さいね。
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☆■■■☆      クリスマスプレゼント
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★もうじきクリスマス。今月は特別に倍の10名の方に、抽選で千円分の図書
券をお送りします。今月のキーワードは“ヒシキジリツ”です。メールアドレ
スと共にキーワードを入力していただくだけで応募になりますので、ぜひご参
加下さい。

その折にはぜひぜひ、ご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいたご
意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。

それでは http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。今月の
締め切りは『12月25日』です。ご注意下さい。当選者にはメールでお伝え
します。また会員専用ページには、
 goukaku
で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し(enterを押すのではなく)
横にあるOKをクリックして下さいね。
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◆お知らせ◆

★その1:締め切り間近ですが、冬期講習のお申し込みを受け付けております。  
メルマガに登場する先生たちは、みんな授業もしています。どうです
か、5日間または10日間一緒に勉強しませんか。運がよければスッ
トコにも登場できるかもしれません(笑)。日程等はHPやお電話で
ご確認下さい。
     ■代々木校:0120−153−045 
     ■中川校 :0120−577−955 
     ■中川適塾:0120−579−955 

★その2:ついに登場!HP上に、合格掲示板2005年版をアップしました。  
昨年はじめて作ってみたら大好評でした。2004年度入試はすでに
推薦などの結果が出始めています。どうぞご覧下さい。メンバーペー
ジ内ですので、パスワード:goukaku でお入り下さい。

★その3:こちらも締め切り間近、漢検・英検です。受験希望の方は大至急、
上記の電話番号にお問い合わせ下さい。

★その4:HPを22日にイメージチェンジします。ご期待下さい。
                         http://tokkun.net
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◆編集後記◆

◎本年も増刊号を入れて、13回のメルマガ発行ができました。読者の方々に少
しでも参考になったり、印象に残ったりするような企画やコラムなどがあれば
良いのですが、いかがでしょうか。

あと少しで楽しいクリスマス、お正月ですが、もちろん本番を間近に控えた受
験生にとっては、ただの“平日”。最後の総仕上げ大イベント・冬期講習が控え
ています。講師陣もここでワンランクアップさせようと、懸命の準備に追われ
ています。本当に最後の追い込みです。

受験生諸君、絶対に風邪など引かないように体調管理には万全を期して下さい
よ。ここさえ乗り切れば、暖かい春、あこがれの志望校でフレッシュマンとし
て迎える春がやって来ます。そこまでの辛抱、先生たちと一緒にがんばろう!

というわけで、読者の皆様とは今年はこれでお別れです。来年は酉年。本メル
マガもニワトリのように大きな声で教育問題を取り上げ、せめてニワトリより
は高く(笑)飛躍できるように努力する所存です。

今年一年お付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願い
申し上げます。皆様がよいお年を迎えられることお祈りいたします。
magazine@tokkun.net
http://tokkun.net
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◆◎◇●×△■講師・生徒のメルマガ評■△×●◇◎◆ 
 
今年最後、先月と同様のメルマガ評です。以下のコメントは今月号ではなく、
先月号(11月号)に対するものです。11月号はHP上に本日掲載されます。

●新聞でも気になった記事しか読まないので、3日分くらいの活字を読んだ気
がする(笑)。

●菊川怜が東大生なのを初めて知りました。一言に『リサイクル』と言えば聞
こえはいいけど、費用がそんなにかかっているなんて知りませんでした。ホン
ト何のためのリサイクルなんですかねぇ・・・

●教師の不祥事が増えてきているので、『更新制度』が導入されればいいと思う。
医師の免許も同様に『更新制度』を導入して欲しい・・・と思った。

●リサイクルについて考えたい。ペットボトルはリサイクルをするものだと考
えていて、でも実際はこんなに費用がかかるのか知らなかったし、何に使われ
ているのか知らなかった。

●ペットボトルのペットがポリエチレンテレフタレートだと初めて知った。環
境問題は生きていく上でとても重要な問題であるが、とても難しい問題でもあ
ることを実感した。

●高校にいるとき思っていたのですが、授業を受けるのは生徒の方なのに生徒
が先生を選べないのはおかしいと思います。これが予備校と学校の差であると
思うのですが、授業を受ける側にやる気、主体性がないから与える側もやる気、
主体性がなくなってしまうということもあると思います。『体験授業期間』を設
けて、その生徒獲得数によって給料を決めるという制度を高校、大学に導入し
てみたらどうでしょうか。おもしろい授業をする教師が高い給料をもらうのは
当然だと思います。高校、大学は義務教育ではないのだから、予備校化しても
いいと思います。

●私の中学の時の先生も努力しているようには見えませんでした。簡単に教員
になれてしまうのは問題だと思いました。

●ショートユーモアはいつものように面白く、毎回楽しんでいます。教育コラ
ムについては、今、授業の一つでこのような話題で話し合っていて、とても興
味が持てました。コラムの中で問題になっているような先生が増えることはと
てもこわいと思います。今まで多くの先生に習ってきましたが、私達生徒がた
くさんの先生から良い事(多くの知識)を教えていただいてこれたことは当た
り前のことではないと気づき、感謝したいと思いました。

●教員免許の更新はすごくいいことだとおもいます。実際うちの学校にも「こ
の人が教師でいいの?」って人がたくさんいますからね。

●ちゃんとペットボトルのラベルははがします!ポリエチレンテレフタレート
の構造式が正確に書けないんですけど・・・

●資源を大切に!のリサイクルだけど、便利なペットボトルをリサイクルする
と余計に資源を使ってしまうとは・・・。やはり「便利」と「環境に良い」は両立で
きないのか?新しい画期的な材質ができないかな〜。

●教員免許更新制、大賛成です。生徒は先生に成績を握られているし、先生同
士でも互いの授業の様子を知らないのか、知っていても注意しづらいのかわか
りませんが、やる気のない先生も悪質な先生も野放し状態なのが現状ですから。

●僕の学校にも指導力不足だと思われる教師が多数います。休みもいっぱいも
らえるんだから、学校の先生も休日に勉強をして指導力に磨きをかけてほしい
です。まあ、この塾は皆素晴らしい先生ぞろいですが・・・(笑)

●少子高齢化が進む現在、学校も企業と同じように競争主義に変わるのも時間
の問題だと思います。それにしても教育委員というのは国歌、国旗問題とか、
ゆとり教育と言いながら教員は競争原理を取り入れようとしたり大変ですね〜

●生徒だけでなく、先生方もテストは必要ですよ(笑)。生徒がAO入試の言い方
をまちがえているけど、前に先生がOA入試といっていたこともありました。先
生も堂々と言っていました。何でも堂々としているのがいいのだと思いました。

●最近の小学生はおもしろいですね〜!!小学生にもどりたくなっちゃいまし
た!!チューぺ!!

●先生の読書のコーナーはおもしろそうな本が多く、毎回楽しみにしています。
今は受験で忙しいので4月になったら思う存分読みたいです。

【編集長おまけ】上のような感想を書いてくれた生徒の皆さん、毎月ありがと
う。もっともっとおもしろくて、ためになるメルマガにしますから来年もよろ
しくね。でも高3生とは来年2月でお別れ…、だといいね(笑)

Merry Christmas&Happy New Year!

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