メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」 2004-10  2004/10/08


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☆      ◆個人特訓教室 メールマガジン◆
★           
☆      ■■■「 PERSON to PERSON 」■■■
★         ためになる教育マガジン
☆   
★       No.43 2004.10.8
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                          http://tokkun.net 
         ◎気持ちも受験に、衣替え◎   magazine@tokkun.net
  
●教育コラム・・・・・・・・・・・『教育理念と理論のあと付け性』徳永康之
●ショートユーモア・・・・・・・・・・・・・・・・・・『スットコ君9月分』
●先生の読書
●教科の窓・・・・・・・・・・・・・・・・・・『かつらと王権』逢坂喜郎
●データの杜・・・・・・・・・・・・『世界の大学:アカデミックランキング』
●図書券プレゼント
●お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『HP全面改訂など』
●アンケートご協力のお願い
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◆ごあいさつ◆
 
 ここ東京では、記録的な暑さにやっと終止符が打たれたと思ったら、10月は
雨ばかり。本来なら、修学旅行や運動会や文化祭には最適な季節なのですが、
これじゃあ何となく気分も晴れません。

ただでさえ、この時期、生徒たちに勉強させるのが難しいんです。秋は学校
行事も多くて、勉強に対するノリが悪いんです。そこで、塾講師は授業中に

「ほ〜ら、この問題!去年の入試に出てる!よく覚えとけよ!」な〜んて、授
業中、生徒たちに緊張感を持たせようとするのですが…、

冷静に考えれば「去年出たぞ!」ということは確率的には「今年は出ないぞ!」
と宣言しているようなものでして…。“うっ矛盾だ”とまじめな塾講師は、秋
の夜長をこのように“哲学”をして過ごします(笑)。

ね、徳永先生!というわけで、コラムには初登場、慶応大学大学院哲学科のOB
です。どうぞ!
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◆教育コラム◆ 

         『教育理念と理論のあと付け性』     徳永康之
               
「先生はな、君のためをおもって言っているんだぞ。(深刻な表情とともに)」

今でこそ、こういう言葉をかけてくださる方は、(私の年齢的にも)本当に貴重
になり、心底ありがたいと思いますが、実は、自分が中学生から高校生のころ
には、この手の言葉に、なんとなく違和感を覚えました。

「本当に僕のためになること、先生にわかるのかなぁ?」

 言い換えると「先生の考える『君のため』は、本当に『僕のため』になって
いるのだろうか?」。あるいは「過去の価値観に基く先生のいう『君のため』は、
現在を生きる『僕』にとって、本当に『ため』になっているのか?」、という疑
問です。

 もし先生の価値判断が、『僕』の価値判断と、決定的に異なるのであれば、先
生の独善的な判断である『君のため』は、『僕』が今重要だと思っていることを
否定しているのではないか、という違和感を生じさせる、ということです。

 先生が、自分の生徒時代の経験や、教師になってからの指導経験に基き、生
徒指導のために持っている一定の価値判断のことを、ここでは、「広義の教育理
念」と呼びます。

 教育理念とは、通常、学校にせよ、塾にせよ、組織として掲げる教育理念を
意味すると思われます。それらは、例えば「ゆとり教育」であったり、または
「成績最重視教育」であったり「基礎学力定着第一教育」といったものです。
そして、これら教育理念は、それぞれの組織の目的や立場によって様々です。
 
 さらに、個々の先生方は、これらの組織として掲げる教育理念に加えて、「広
義の教育理念」をもって、日々、生徒に接していると考えられます。

 さて、組織として掲げる教育理念、と「広義の教育理念」は、その内容は多
種多様ですが、どちらの理念にも共通する特徴があります。
それは「理論のあと付け性」です。

「理論のあと付け性」とは、「社会に関するすべての理論は、ある統計データや、
過去の直観的経験に基づいて形成されるかぎり、将来の出来事の予測に、誤り
を生じる可能性が常にある」ということです。

 小難しく、かっこよく定義しましたが、具体的な内容は、別段難しいわけで
もなく、たとえば

「過去の『タイプ』によって、特定の子の指導内容や目標を決定したところ、
子供が不完全燃焼感を抱いたり、詰め込みで燃え尽きたりしてしまい、結果と
して指導に失敗した」
とか
「過去の同学年の興味や水準に照らして、新しい生徒たちに厳しい評価をした
が、別の評価すべき新しい側面を見落とした」などです。

 要するに、組織の掲げる教育理念も、「広義の教育理念」も、それが過去のデ
ータや経験に基づくものである限り、目の前にいる生徒さんの指導において、
予測をくつがえさせらせる可能性は常にある、ということです。

 それを踏まえると、個人特訓教室で講師という立場にいる私が、常に心がけ
る(戒める?)べきことは自ずとはっきりしてくるような気がします。

 それは、「たとえ、同じ子に、同じ教科を、毎週同じ時間に、教えているとし
ても、その都度、その都度、先入観なく、相手の感じていることや、思ってい
ることを汲みとりつつ、最善な形で授業を行う」ということ。

 当然なこととお叱りを受けそうですが、それでも、私にとっては非常に難し
いことです。なぜならば、私がそのとき考えた『最善』が、そのときのその子
にとっては、『最善』ではない可能性が、常にあるのですから...

                       y.tokunaga@tokkun.net
◎徳永先生、大学院哲学科出身というだけでなく、なんとあの、世界中に名声
のとどろかせるバークレー音楽院にご留学という、きっと日本にはほとんどい
ない経歴の持ち主です(笑)。
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◆◆◆ ショートユーモア ◆◆◆

          『スットコ君大集合』

◎好評に付き、ボリュームア〜ップ!今回は5つです。これでどうだ!!!

★★栄養たっぷり★★ 
理科の問題です。
問:炭水化物・たんぱく質・脂肪がそれぞれ含まれている食べ物の代表例は何
か、( )内に書きなさい。
解答欄:炭水化物( ゴマ )
   たんぱく質( ゴマ )
     脂肪 ( ゴマ )
(日直:全部ゴマかい!きっと毎日、お母さんに“体にいいから食べなさい”
って言われているんでしょう(笑)。確かにゴマは、健康食品の王様ですね)

★★複雑な関係★★
講師『学校がいよいよ始まったな』
生徒『ええ、今まであまり仲良くなかった人とも一緒に勉強する機会があって
仲良くなれて良かったです』
講師『そうか、いいライバルができたな』
生徒『はい!今ではもうすっかり“幼なじみ”ですよ』 
(日直:うっ、なんだなんだこれは?)

★★突っ込め〜!★★
生徒『先生!この英文の“available(利用できる)”って形容詞なのにどうし
て、名詞の後につくんですか?』
講師『お!いい質問だ。ちょっと難しいんだけど、とりあえず“〜ble”で終わ
る形容詞は名詞を後ろから修飾することがある、って覚えておく!』
生徒『へー初めて聞いた』
講師『他にもpossible(可能な)やimaginable(考えられる)とかもあるぞ』
生徒『へーそうなんだ』
講師『そう!え〜と、あと “vegetable(野菜)”な〜んてね、ハハハ』
生徒『なるほど、わかりました』
講師『ちょっちょっと、待った、気付けよ、おまえ!』
(日直:中学生でこの先生のボケがわかれば、英語の実力者です(笑))

★★聞き逃しません★★
講師『じゃあ3行目から訳していこう』
生徒『はい、ローマの首都のイタリアは…』
講師『おい!!』 
(日直:ちょっと気軽な、でも致命的なあやまちですねぇ〜)

★★逆もまた真なり?★★
講師『…ということで、カナダでは英語とフランス語が公用語として使われて
いるんだね」
生徒『それじゃ、せんせ、フランスではカナダ語が話されているんですか?』 
(日直:カナダでフランス語なら、フランスではカナダ語という感覚が新鮮で
つぼにはまりました。バランス感覚に優れた生徒さんでした)

◎いかがですか、今月のできは?!(^^)/~~~
http://tokkun.net/2002-10/kokuban.htm
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◆◆◆ 先生の読書 ◆◆◆

◎生徒諸君、本を読んでいますか?読書の秋ですよ、読書!今月も先生方にお
薦め本をお願いしました。

★★門田先生★★
『どうして勉強しなくちゃいけないの?』
藤田徳人著 PHP研究所 1260円 

“遊んでいないで勉強しなさい”“どうして勉強しなくちゃいけないの?" 
どこにでも出てきそうなこの会話。教室でも“英語は将来使うかもしれないけ
ど、因数分解とかグラフとかってかけなくていいじゃん"などという声をよく
聞きます。いい高校に入って、いい大学に入って…、だけで終わってしまうと
悲しいですね。この本では、勉強する理由から、自由・特権とは何か、さらに
は何のために生きているのかといった、子供に意欲をもたせるといった事まで
を男と女の違いなどの生物学的な事も交えて考えさせてくれる一冊です。

★★福原先生★★
『文科省が英語を壊す』
茂木弘道著 中央公論新社 756円

1977年に当時の文部省の肝煎りでスタートした「会話重視」の英語教育は、大
学センター試験におけるリスニングテスト導入(現在の高校2年生が最初の対
象)によりますます拍車がかかっています。本書はその刺激的なタイトルそのま
まに、会話重視そして文法軽視の英語教育を鋭く批判し、同時にその背景にあ
る「ゆとり教育」を「愚民化政策」と断罪します。
筆者は決して英会話が無価値であるとか、日本人には無理だなどと考えている
わけではありません。発音やリスニングを日本人が本格的に身につけることは
十分可能であるとし、その方法論もしっかりと提示しています。ただしそのた
めには「運動部としての英会話トレーニング部」が必要だそうです。楽をして楽
しく英語を身に付ける、という考えは甘いようです。


★★光岡先生★★
『村松友視の東海道中膝栗毛』
村松友視著 講談社 1260円

 日本史の教科書にも出ている東海道中膝栗毛は、十返舎一九が残した江戸時
代の代表作品ですが、本書はそれを村上友視氏が大胆に現代語に訳したもので
す。もう、おもしろい!のひとこと。弥次さん喜多さんの名コンビがくりひろ
げるお笑い道中記ですが、だじゃれや、バカ話だけでなく、そもそもなぜ二人
は旅に出たのか、宿場の様子や、各地の名物などもうまく話に織り込まれてお
り、楽しみながら読者も一緒に東海道を下っていくのです。江戸時代の人々が
目の前に生き生きとよみがえったような感覚に導いてくれます。古典嫌いな人
が読めば、それが一発で治る薬にもなる一冊で、旅に出たくなる人までいるか
も知れません。お薦めです。

★★伊藤先生★★
『正しい大人化計画〜若者が「難民」化する時代に〜』
小浜逸郎著 ちくま新書 714円

現代の若い世代は大人への条件を前にし、ためらい迷い、漂っている。その
現象は『ひきこもり』『フリーター』『ニート』『パラサイト・シングル』として
現れ、日本の未来を不安なものにしている。こうした若者が増えた社会現象を
考察し、それを改善するためには何が必要なのか、どうすれば若者が大人にな
るのか、学校教育・法・労働を互いにリンクさせながら筆者の考えが述べられ
ている。そして、その主たる内容は学校教育の改革であり、説得力も十分にあ
る。はたして筆者の提言が現実化するかは不明であるが、少なくとも学校教育
と若者の将来(日本の将来と言っても過言ではない)を考える上で、大いに参
考となるものである。文科省が謳う教育改革がとても薄っぺらなものと感じる
提言である。

◎夏休みにご応募いただいた、読書感想文の中から、優秀作品を新しくなった
HP上で発表します。お楽しみに。メンバーページ内に掲載しますので、ぜひ
ご覧下さいね。読書掲示板の方もよろしくお願い致します。
http://tokkun.net/msgbrd/msgbrd.cgi
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◆◆◆ 教科の窓 ◆◆◆ 

◎今月はちょっと変わった“歴史の窓”。ご存知でしたか、こんな話。

            『かつらと王権』          逢坂喜郎 

かつらと言えば昔のヨーロッパでも「ハゲかくし」の重要アイテムでした。
フランスで最初にかつらを着用したのはルイ13世。彼は若禿げで悩んでいまし
た。人に会うたびに「薄くなった」と言われ、嫌気が差してかつらを使用した
そうです。ところが次のルイ14世が肩まで垂れ下がったボリュームいっぱいの
「おしゃれ」なかつらをつけると、貴族たちの間でかつらが大ブレイクしたの
です。

18世紀後半になるとかつらの主役は女性になります。あのマリー=アントワ
ネットを中心にセンスが磨かれ、貴族の夫人は競っておしゃれ道を追及しまし
た。モード雑誌やお抱え美容師と、今も顔負けのおしゃれ競争の始まりです。

当時のヘアスタイルは3000種類以上あったと言われ、特にフランス革命ま
での十数年間に登場した「巨頭ファッション」は強烈でした。「タワー」などと
呼ばれ、高く盛り上げられた髪に羽毛や花に飽き足らず、果ては鳥カゴまでも
乗せました!高いものではなんと1.8メートルに達したとか。

バランスをとるため、すり足で歩かざるを得ないので、たしかに優雅な身の
こなしには役立ったようです。 ただ、蒸れてあまりにかゆいので自分の髪は剃
ってしまったり、シャンデリアのろうそくで火事になったりしたこともあり、
まさに命がけのへアスタイルでした。 

しかし、巨大かつらはフランス革命とともに一瞬にして姿を消します。とい
うのも、革命の原因である食料=パン=小麦粉の不足が、かつらファッション
の「白髪ブーム」によってひきおこされたというように考えられたからです。

実際髪を白くすると顔の表情が柔らかくなるため、貴族たちはこぞって小麦
粉を頭にふりかけました。この「かつら革命説」の真偽はともかくとして、食
糧不足で苦しむ民衆を無視して小麦粉を振りかけていた貴族たちをやはり「罪
なし」とすることは出来ないでしょう。ちなみに革命後はギリシャ風の「男ら
しい」短髪が流行ったとか。
                         y.ohsaka@tokkun.net
(参考:『目で見る世界史』サイト http://www1.kcn.ne.jp/~a7627/)
◎昔も今も、“ナヤミ無用”とはいかないんですね。複雑な歴史があるもんです。
詳しく調べてみたら、まだまだおもしろい発見があるかもよ。
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◆◆◆ データの杜 ◆◆◆

       『世界の大学:アカデミックランキング』

◎以前、ゴーマンレポートという世界の大学ランキングをこのメルマガでご紹
介したところ、大反響。多くの学生だけでなく、大学関係者やテレビ番組制作
会社からも問い合わせがあり、び〜っくり。あの東大が、世界中の大学で100
位にすら入っていない(101位)ということもショッキングだったのでしょう。

ゴーマンレポートは実に細かく評価します。学問的業績だけでなく、大学のカ
リキュラム、財政、広報活動、さらにさらに、学問とスポーツのバランスや同
窓会組織まで。確かにそれらも大切で、評価が高いに越したことはないのです
が、当然、基準はわかりにくくなってしまい、そのことで時に批判されます。

そこで!今回ご紹介するのは、中国の上海交通大学がこのほど発表した純粋な
アカデミック(学問的)ランキングです。調査方法などはこちらをご覧下さい。
10位からです!
http://ed.sjtu.edu.cn/rank/2004/top500list.htm

参考までに、点数の後ろの( )内はゴーマンレポートにおける順位です。

★第10位★【シカゴ大学(米国)】60.5(14位)
★第9位★【コロンビア大学(米国)】61.2(23位)
★第8位★【オックスフォード大学(英国)】61.4(4位)
★第7位★【プリンストン大学(米国)】63.6(1位)

★第6位★【カリフォルニア工科大学(米国)】69.0(21位)
★第5位★【マサチューセッツ工科大学(MIT)(米国)】72.4(19位)
★第4位★【カリフォルニア大学バークレー校(米国)】74.2(12位)

4位のバークレー校と5位のMITは、教授陣の質だけなら、世界トップとの
意見もあります。カリフォルニア工科大学はアインシュタインのすごいデータ
ベースを初めて公表したことでも話題にもなりました。

●第3位●【ケンブリッジ大学(英国)】76.2(6位)
英国では、8位のオックスフォードと並び英国教育の最高峰、名門中の名門で
す。ノーベル賞受賞者数が世界1位。1284年設立と、歴史の長さでは米国の大
学も日本も遠く及びません。あのニュートンの母校でもあります。

●第2位●【スタンフォード大学(米国)】77.2(8位)
数多くのノーベル賞・ピューリッツァー賞受賞者を輩出し、クリントン前大統
領がOB。甲子園が830個も入るという途方もない広さで、キャンパス内には
ゴルフコースまであり、タイガー・ウッズが在籍したことも話題になりました。

●第1位●【ハーバード大学(米国)】100(3位)
西の雄がスタンフォードなら、東は世界中にその名をとどろかせるハーバード。
説明の言葉に窮するほど、完全に日本人の大学の概念を超える組織です。全米
最古の超名門大学で、六人の歴代大統領はじめ、米国の政治、経済、学術を支
える頭脳を輩出してきました、が、…ビルゲイツは中退だそうです(笑)。

◎学術部門に限ったこのランキングでも、米・英の大学が独占していますね。
実はベスト10入りは逃したものの、日本の大学も健闘しています。100位以内
に入った日本の大学は

【東京大学:14位】・【京都大学:21位】・【大阪大学:54位】・【東北大学:69
位】、【名古屋大学:97位】で、国別では米・英に次ぐ世界第3位でした。

他に世界の主要国のトップ校をご紹介しますと、
カナダ【トロント大学:24位】、フランス【パリ大学06:41位】、ドイツ【ミ
ュンヘン工科大:45位】、ロシア【モスクワ大学:66位】、イタリア【ローマ大
学:93位】、韓国【ソウル大学:153位】、中国【北京大学:202位】。

◎ちなみに最近、世界中で人気のないブッシュ大統領、彼の母校エール大学は
東大より上の11位でした。ちゃんと教育したのかなぁ?
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◆◆◆ 図書券プレゼント ◆◆◆

★今月も5名の方に、抽選で千円分の図書券をお送りします。今月のキーワー
ドは“ゴマ”です。メールアドレスと共にキーワードを入力していただくだけ
で応募になりますので、ぜひご参加下さい。

その折、たった一言でもご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいた
ご意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。
それでは http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。今月の
締め切りはやや早く『10月25日』です。ご注意下さい。当選者にはメール
でお伝えします。また会員専用ページには、
 goukaku
で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し(enterを押すのではなく)
横にあるOKをクリックして下さいね。
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◆お知らせ◆

★その1:HP大改造計画進行中です!全画面で使いやすく、見やすいHPに
     なるはずです。HPの変更は一週間後、10月16日を予定してお
     ります。ぜひぜひ多くの方のご訪問をお待ちしております。

★その2:英検、漢検は締め切りましたが、数学検定は申し込み受付中です。
実施は11月13日・土曜日。一般の方も受験できますので、どう
     ぞお気軽にお申し込み下さい。締め切りは各教室によって異なりま
すが、ほぼ一ヶ月前には締め切ってしまいますので、お急ぎ下さい。
詳しくは各教室にお問い合わせ下さい。

   ■代々木校:0120−153−045 
   ■中川校 :0120−577−955 
   ■中川適塾:0120−579−955 

★その3:メルマガで講師募集です。当メルマガをお読みいただいている方
     なら、何となく教室の雰囲気を感じ取っていただけるのではないか
     と思いまして。来年度もできる方のみで、学生は不可です。

     詳しくは上記にお電話いただくか、HPからお申し込み下さい。
     採用試験は、一次面接、学力テスト、二次面接、授業見学(約2週
     間)、模擬授業と進みます。メルマガも手伝って下さいね(笑)。
     生徒は熱い先生を待っている! 
  http://tokkun.net
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◆編集後記◆

◎昔、大学入試が熾烈を極めた頃、一浪は“ひとなみ(人並み)”と読むといわ
れて苦笑したものですが、大リーグのイチローの方は、人並みはずれてます。

世界中の才能をひき付けてやまないあのアメリカ大リーグで、一世紀近く、ど
んな名選手も追い付けなかった大記録を、一人の日本人選手があっさり破って
しまいました。すごいことです。

受験生諸君、みんながイチローのように世界一になれるわけではないのですが、
ちょっと油断すると、誰でもすぐに一浪にはなります。回りが必死に勉強し始
めてからでは遅い!今やれることを全力でやろう。センター試験まであと約1
00日です。

magazine@tokkun.net
http://tokkun.net
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◆◎◇●×△■講師・生徒のメルマガ評■△×●◇◎◆ 
 
先月と同様のメルマガ評です。以下のコメントは今月号ではなく、先月号(9
月号)に対するものです。9月号はHP上に本日掲載されます。

(編集長:ジェンダーフリー教育のコラムには多くの意見をいただきました)
●日本の教育は難しいなと思った。日本やアメリカがこんなに男女差別を問題
としている中で、まだ世界の一部の国は女と子どもが家畜以下の扱いを受けて
いるそうです。あーむずかしい。(高2)

●“男女差別”と“男女区別”のこの2つの間に境界線を引くのはとても難し
いことだと感じました。昔話さえも否定されてしまうなんて悲しいです。その
うちトイレもいっしょになったりして・・・・
スットコ君には久しぶりに笑わされました。感想文に読書嫌い宣言。格好いい
です。
データの杜の結果には信憑性を感じません、あんな質問の仕方では“ニッポン
と叫びたくない”といいたくなる人もでてくるっしょ!?(高3)

●考えさせられるコラムでした。私が小学生のころには扱いが極端だったとか
はあまり感じませんでした。(大人が考えているほど男女の違いなんてないで
すよ。)男女の扱いがどうこう考えるよりも、学習カリキュラムなどの勉学につ
いての教育にもっと力を入れてほしいですね。(高1)

●男らしさ、女らしさを考えて行動するよりも自分ができる事を人にしてあげ
て、できない事を相手にしてもらうgive and take の関係でいいんじゃないか
と思う。だから家事が得意な方が家事をして、苦手な方がちがう事をすればい
いと思う。とりあえずどちらか一方だけがしてあげる、してもらうの関係は不
平等だと思う。

●私はジェンダーという言葉をはじめて知りました。そして、ジェンダーフリ
ーという教育が行なわれていることもはじめて知りました。私も、男女差別は
いいことではないと思いますが、着替えが一緒だったりするのは、ちょっと意
味が違うような気がします。私は政治の中での役割や給料が男女平等ではない
ことだと思いました。

●コラム)『女はしとやかに』はともかく『男は泣くな』のどこに問題があるの
か分からない。男性の方が肉体的に強く、女性を守る立場なのだから、弱みを
見せない、頼れるものでいろ、という教育はまっとうに感じる。『男女混ざって
遊べ』とは危険を助長しているようにしか思えない。それこそ、好きなことを
したいもの同士で遊べばいいのに、アホじゃないかと。日本昔話なんかは子供
の好奇心とか善悪に対する考え、優しさといったものを育むものの宝庫だと思
うし、それを捨てようとは何を考えてるんだと思う。
川柳)上手いのが多いと思います。勉強部門の銀の2つとかが特に身に染み
て・・・

●男女平等とは男女の差を均一にするのではなく、それぞれの特性を認め合っ
て活かすことだと思います。“女男”では女が先なので、両性と呼べばOK?

●1000円以上の本が多く、文庫にないのでお金がない私には買えませ
ん!!なので図書券プレゼントに応募して、図書券を当ててから買おうと思っ
ています・・・とゆうことでよろしくお願いします(笑)
(編:なるほど!1000円以下のお薦め本!を先生たちにお願いしときます。)

●データの杜を読んで、日本のサッカー日本代表が国際的な試合にでると、試
合前の国歌斉唱の時などには、口笛などのブーイングがありとても問題になり
ました。試合中も相手をひいきしている判定などがあり、ビジターでの試合で
は『君が代』を立って歌うのはあまりしたくないと思ったが、日中関係が改善
されていけばいいと思う。
(編:中国は“近くて遠い国”という感じになってしまいましたね)

●今回の教育コラムはなかなか身近な問題で面白かった。データの杜における、
“日本に不利な判定にブーイングする”についてだが、やはり未だに日本人は、
『ブーイング』に慣れていないようですね。おだやかな国柄が強くでた結果で
はないだろうか。
(編:同感です。他が熱すぎるのか、日本がさめているのか?)

●全体を見て面白味が感じられませんでした。僕なら4コママンガや競馬の予
想などおりまぜて学生などはば広い人に指示されるような事を書くでしょう。
(編:きっつ〜。競馬?できなくもないのですが(笑)一緒に裏のメルマガで
も作りますか)

●メルマガとしてPCに送られてくるやつ、ぎっしり書かれていて目が疲れて
しまうのでもう少し空白を・・・。(高3)
(編:わっかりました!が、誰かパソコン詳しい人紹介して下さい。)

●いつも楽しく読んでいたのに、なぜかことしのなつにどっぷりとこれにはま
ってしまいました。もしかしたら、今の私の一番の癒しかも・・・。これからも楽
しみにしています。(高3)
(編:いやぁ〜ほっとしました。)

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