メルマガ:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」
タイトル:個人特訓教室メールマガジン「Person to Person」  2003/09/08


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◆個人特訓教室 メールマガジン◆

「 Person to Person 」

No.29 2003.9.8 ためになる教育マガジン
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                          http://tokkun.net 
            ◎天高く学肥ゆる秋◎   magazine@tokkun.net
  
●教育コラム・・・・・・・・・・・・・『公教育の情報開示』光岡誠司
●2003年第3回特訓川柳・★優秀作品発表!★
●教えて!センセー(読者からの、勉強Q&A)
●ショートユーモア・・・・・・・・・・・・・・・・・・『8月スットコ君』
●特集:注目校・・・・・・・『新宿高校の挑戦〜不殿教頭先生インタビュー』
●図書券プレゼント
●お知らせ
●アンケートご協力のお願い
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◆ごあいさつ◆
さて、夏休みも終わりました。昨年とは大違いの夏でした。川柳にもありまし
たが、東京では『夏期講習』というより『雨期講習』でした(笑)。夏を飛ばし
て、梅雨からいきなり秋に変わってしまったような気配です。

いきなり変わったといえば、文部科学省が『指導要領は最低基準』と歴史的大
方針転換をしましたが、どうやら、それを受けて今、教育現場は「改革」で大
変なようです。「あれ、ゆとりはどこ?」状態です。

民間人校長自殺問題を見てもわかるように、よかれと思った改革がすべて成功
するわけではありません。大丈夫なんでしょうか。
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◆教育コラム◆ 
           『公教育の情報開示』       光岡誠司

 あれほどにぎやかであった学力低下問題が影を潜めました。文科省は有効な
対策を出したわけではありませんし、学力低下を認めたわけでもなく、単に「指
導要領は最低基準」と言い残し論争から降りてしまったのです。当時この「最
低基準」の発言は、学力低下不安に対する“言い逃れ”と見なされていました
が、今になってみますと、その意味はとてつもなく大きかったのです。

 意外に思われるかもしれませんが、実は数年前から、教育は種々の行政シス
テムの中でもっとも地方分権が進み、その結果、地方がその気にさえなれば、
ほぼどんなことでも改革できます。そこに、文科省が指導要領の絶対性を放棄
したことで、皮肉にも危機感を持った地方や学校のやる気に火をつけ、少人数
制、能力別など、様々な前向きの大改革につながっているのです。

 改革自体は良いのですが、今この混乱期に志望校を決めなければならない受
験生にとって、情報の見極めは大変な難事です。例えば東京都立の高校改革な
ども百花繚乱。単位制、独自入試、民間人校長、進学指定校、総合学習の無視、
学区撤廃、生徒による授業評価など、まだまだ挙げたらきりがありません。

 つまり、親や生徒はこの改革により、教育の選択肢を広げ、権利や自由を拡
大するのですが、それは同時に自己責任の増大を意味します。学校だけでなく
受験生も責任やリスクを覚悟しつつ、情報を吟味した上で、自己決定せざるを
得ない状況なのですが、問題はその時に何より必要な、正確で迅速な情報が決
定的に不足していることです。文科省だけでなく、教育委員会や校長会などが
握っている種々の情報やデータを出すだけで、教育現場や受験生とその親がど
れほど助かるか計り知れません。

 そもそも学力低下論争の時も、危機感を持った学者達の独自のデータに頼っ
て論争していたことが混乱を深めました。また、絶対評価になってしまったた
め、中学生は自分の学力すら正確にわかりません。また、単に都道府県別のセ
ンター試験の平均点を出すことが技術的に不可能だなどと、誰も信じないよう
なことを言っておくことは到底許されません。

 今大評判の100マス計算を提唱されている蔭山英男先生を私は心から尊敬し
ていますが、100マス計算自体は単に古典的な学習方法にすぎません。それが
これほど話題になること自体、いかに一般のご家庭が情報不足に陥っているか、
いかに教育、学力に不安を抱いているかということの何よりの証左であると見
るのです。この混乱期に充分な情報提供もしないまま、生徒一人一人に自己決
定を求めるのはあまりにも酷で無責任です。   s.mitsuoka@tokkun.net

◎暗闇で目隠しされたらスイカ割りもできません!
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◆2003年第3回特訓川柳◆

            ◎優秀川柳発表◎

◎さぁやってまいりました、優秀川柳の発表です。1月、5月そしてこの9月
と、年3回です。当教室では、毎週数十首の川柳の採点を生徒、講師全員にお
願いし、HPにはその週の得点結果まで公表しています。その中から毎月の優
秀賞を選び、さらにそこから今回の優秀作品を決定しています。ここに選ばれ
ているのは生徒、講師に支持され続けた自信作ばかりです。

そして、その優秀川柳に対しては図書カードまで用意しちゃっています。
(金賞:3千円分、銀賞:2千円分、銅賞:千円分、優秀賞:5百円分)
では発表です。どうぞ!

       ●●『塾、勉強部門』●●

★★金賞★★:■当塾は 『甘さひかえめ』 覚悟して!

☆☆銀賞☆☆:◆パパ失業 あたし浪人 気が合うの!
☆☆銀賞☆☆:◆「後でやる!」宿題たまる名ゼリフ

☆銅賞☆:◇宿題を せがむ母親 子は遠慮
☆銅賞☆:◇また宿題?「圧力」だけだ「対話」なし
☆銅賞☆:◇試験後の決まり文句か「うーんビミョ〜」

        ●●『一般部門』●●

★★金賞★★:■リソナ破綻(はたん)まだまだ続きがありそ〜な

☆☆銀賞☆☆:◆トラ退治 ゴジラを早く 呼び戻せ
☆☆銀賞☆☆:◆父育毛 私脱毛 命がけ

☆銅賞☆:◇「声聞きたい」 とメールするなら 電話しろ
☆銅賞☆:◇絶対に 死んでもマスクは はなSARS
☆銅賞☆:◇ボク抜かし 計画進む 家族旅行

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★優秀賞★金銀銅以外にも甲乙つけがたい秀作がたくさんあります。塾、一般
部門から各10句を入選とさせていただきました。

■『塾、勉強部門』
※骨抜きの 子供を増やす 骨抜き魚(確実にそうなりますよね)
※忘れ物 探すふりする 常習犯(しらじらしいというより、いじらしい)
※今ならば あの日の問題 分かるのに(人生そういうものです)
※遠足の 朝は目覚まし いらないよ(お父さんはゴルフの時かな)
※新年度 みんな静かに 猫かぶり(まぁ最初は)
※んな馬鹿な!捨てた科目が一番マシ?(泣きたくなります)
※丸暗記したが範囲を間違えた!(これも泣きたい)
※アイドルから 暴行魔まで いるワセダ(OBはみんな泣いてます)
※先生が(体育)見本を見せたが 決まらない(ドスン!これは笑いたい!!!)
※「一浪と書いてヒトナミ」言い聞かす(なるほど)

■『一般部門』
※優勝の 話を避ける 半信ファン(もう大丈夫でしょ)
※「雰囲気」で 国の方針 決める人(威勢だけはいいのですが…)
※パパマック ママは銀座で ランチです(それでも意外に仲良し)
※テレビだと 必ずおどる イラク人(まぁ決して楽しそうではないですが)
※ビジュアル系 すっぴんかなり なごみ系(サスケはどうなんでしょう)
※試合中 何より恐い 母の野次(コーチより怖かったりします)
※ブレーキが ベルの代わりだ母のチャリ(すごい音するのありますよね)
※大トロは まずいと信じる 良い子ども(かっぱ最高!)
※お帰りの 声でさとる 母の機嫌(毎日どきどき)
※祝日の くつろぎ奪う「パパ遊ぼ!」(言ってくれるうちがいいんですよ)

◎以上の作品を投稿して下さった方、賞品の図書カードをお送りいたしますの
で、メールでのご連絡をお待ち申し上げます。今後も特訓教室川柳をよろしく
お願いします。惜しくも入賞を逃した作品もHP上にありますので、ぜひご覧下
さい。ついでに投票を、更についでに投稿を!次回はお正月です。
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◆勉強Q&Aコーナー◆

◎前回からスタートした当コーナーですが、ありがたいことにまずまずの評判
でした。みなさんもどしどしご質問をお寄せ下さいね。

◆Q1◆まだしっかりと受験勉強ができていないので模試を受けても意味がな
いと思うのですが、やはり受けたほうがよいのでしょうか?長時間模試を受け
るより、その時間、家で勉強していたほうが良いと思うのですが。(高3生)

【回答】いえいえ、できる限り早く、多く受験して下さい。模擬試験は合格判
定だけを見るものではありません。予想問題であり、それを受験することによ
り自分の弱点を把握し、対策を考えていくために利用するものです。ですから、
受けっぱなしでは無意味です。しっかりと復習することが大切です。また、模
試結果が出るまでに約一ヶ月かかりますので、直前に受けても対策をほどこす
時間的余裕がなく、逆に無意味です。模試を受けることも大切な受験勉強です。
(鮓谷先生)

◆Q2◆最近の新聞報道によれば、高校を卒業しなくとも大学へ進学ができる
よう制度改正をする動きがあるようです。そうなれば、子供達を高校へ行かせ
る必要がなくなるだけではなく、ひいては小学校や中学校へも行かせる必要が
なくなるような気がしますが、どのようにお考えでしょうか。

【回答】このような大きな問題を取り上げるには、メルマガのスペースでは無
理がありますので、HPの「何でも情報掲示板」の方に、この話題を掲載させ
ていただきました。ぜひそちらの方をご覧いただき、多くの方のご意見と一緒
に考えてまいりたいと思います。(編集長)
http://tokkun.net/light/light.cgi 「何でも情報掲示板」
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◆ショートユーモア◆

◎今月は川柳もあるし、このコーナーはお休みにしようと思ったのですが、ご
く少数のファンの、強い要望に応えて一つだけ紹介します。どうでしょう?

★そこにはちょっと…★
山口先生(仮名)が生徒の近藤さん(仮名)に単語暗記用のファイルをフロッ
ピーディスクに入れて渡しました。ただ、近藤さんは最新のパソコンを家で購
入したものの、知識ゼロ、その使い方はまったくわかりません。山口先生はせ
っかくの最新パソコンを勉強に役立ててもらいたいと、(単にファイルを開く
だけですが…)一時間くらい、しつこいほどよ〜く説明をして渡したのですが

翌日
山口先生「おぅ近藤、ファイル開けたか?」 
近藤さん「せんせ〜うちのパソコンね、フロッピーディスク入れるとこなかっ
たよ」 
山口先生「え〜!あ〜そうかぁ、確かに最近はフロッピー入れるところのな
いのも多いけど…ちぇっ。でもお前、ほんとによく見たんだろうなぁ?」 
近藤さん「見ました、全部ちゃんと見て、すみからすみまでよ〜く見て、最後
の最後にぃ、まるいとこに乗せて入れてみてもだめだったんだから!」 
山口先生「お、お前…、、丸いところって、おまえ…まさか、あの〜」 
近藤さん「うん、あれ、CDとか入れるところでしょ」 
山口先生「ばっかだなぁ、おまえ、できるわけないだろう!ったくもう、新品の
パソコンが壊れたらどうすんだよ!ホントに!そんなことするヤツ、聞
いたことないぞ」 
近藤さん「だっ〜てぇ、お母さんがやってみたらって言うんだもん」
山口先生「えっ、お、お母さんが?う〜、たまにできるかもしれないけど…(-_-;)」

(日直:ハハハ!先生、言葉には気をつけましょうね。ところでどんなものか
とうちに帰って実際やってみましたが、どうやってもおさまりが悪かったです)

◎まだまだ世のIT化には時間がかかりますようで…。来月もお楽しみに!
http://tokkun.net/2002-10/kokuban.htm
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◆特集:注目校◆  「都立新宿高校」(不殿教頭先生インタビュー)

◎都立新宿高校は進学に対する真剣な取り組みで注目を集める人気校です。こ
の春からは進学重視の単位制高校に移行ました。そんな中、幸いにも新宿高校
の不殿教頭先生から貴重なお話を伺うことが出来ました。逢坂先生がインタビ
ューを編集しました。

■カリキュラム■ 
本校は本年度から単位制に移行しましたので、科目選択の幅も広がり、これま
で以上に充実した進学指導が可能になりました。例えば習熟度別授業や少人数
制の授業がそれです。ですから国公立の5教科7科目入試に向けた指導体制は
着実に整備されてきています。
ところで、話題となった総合的な学習の時間ですが、本校では特に時間を定め
て講座を用意していません。各種学校行事の中でおこなっています。例えば大
学から講師の方を招いての授業は、学年の制限は行なわず、誰でも受講するこ
とができ、好評です。
 
■選択科目群■ 
選択科目は基礎系・応用系・発展系の三つに大きく分けました。1・2年生の
間に主に基礎科目を学び、大学進学に向けては応用科目で実践的な学力を鍛え
ます。この応用科目は大学入試問題の演習を基本とする、都立高校の授業では
画期的形態をとっており、どのくらい成果が上がるか楽しみです。なお発展科
目は大学レベルの知識を学んだり、第2外国語を学んだりすることのできる講
座ですが、これに関しては今後さらに内容を充実させていく方向です。 

■夏期講習■
本校では7月20日から8月末まで、つまり夏休み全体を通して実施しました。
中には7時半から始まる講座もあり、講習終了の4時までの間相当な時間を充
てたことになります。1コマ50分ですが、大体どの講座も2コマから3コマは
授業を行ないましたので、集中して実力アップを図ることが出来たのではない
かと思います。ちなみに学期期間中行なわれている土曜講座も合わせると、合
計1400時間を確保したことになります。この数字は定時制高校の一年分の授業
時間数だと考えるとわかりやすいかと思います。

■本校を受験する中学生の皆さんへ■
本校は自分の力で考え、表現することの出来る生徒を望んでいます。したがっ
て自校作成の入試問題でも、そのような力を試す問題なので練習をしておくと
良いと思います。頑張ってください。
 
★インタビューの感想★ 逢坂喜郎 
新宿高校の夏期講習への取り組みを伺ったときに進学指導に対する強い意志を
感じました。ゆとり教育の矛盾が決定的となっている現在、この取り組みはゆ
とりに逆行するとも言えますが、私は全面的に支持したいと思います。その勢
いは戸山高校を凌駕し青山高校に迫るものがあります。そして今回とても強く
感じたのが、一人一人の子どもたちに綿密に学習指導を行なおうとする姿勢で
す。進学意欲の強い受験生の皆さんには是非ともお薦めしたい学校の一つです。
y.ohsaka@tokkun.net
◎不殿先生、お忙しい中貴重なお時間を拝借し、ありがとうございました。そ
れにしても1400時間の補習とはすごい。
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◆図書券プレゼント◆

★今月も5名の方に、抽選で千円分の図書券をお送りします。今月のキーワー
ドは“アマサヒカエメ”です。メールアドレスと共にキーワードを入力してい
ただくだけで応募になりますので、ぜひご参加下さい。

その折、たった一言でもご感想をお書き下さい。これまでにお寄せいただいた
ご意見も、じっくり拝読し、参考にさせていただいております。
では http://tokkun.net のプレゼントコーナーへ進んで下さい。今月の締め
切りはやや早く『9月24日』です。ご注意下さい。当選者にはメールでお伝
えします。また会員専用ページには、
 goukaku
で、入る事が出来ます。必ず半角小文字で入力し(enterを押すのではなく)
横にあるOKをクリックして下さいね。
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◆お知らせ◆

★その1:漢字検定が11月8日(土曜日)に代々木、中川両校で実施されま
すが、一般の方も受験できます。我こそはと思われる方どうぞお申 
し込み下さい。締め切りは9月末日です。お早めにお願いします。
    ■代々木教室:03-3370-4440■中川教室:045-910-1435

★その2:川柳の選考過程をご説明いたします。その週に投稿された川柳を一
覧にして(平均50首ほど)、5点満点で全講師と多数の生徒が採点
し、その採点結果をすべてHPで発表します。
     週ごとのベスト5を一ヶ月分にまとめ(つまり4週分20首ほど)
翌月、HPの人気投票にかけます。それを4ヶ月分まとめて優秀川
柳選定委員会で受賞作品を決定しております。従いまして、次回来
年一月発表の優秀川柳は本年8月から11月中に投稿された作品が
選考対象作品となります。
          投稿自体は無記名でも構いません。メルマガやHP上で入賞がわか
った後お知らせいただければ結構です。皆さまからのご投稿や投票
をお待ちしております。HPの左の川柳コーナーからどうぞ!
   http://tokkun.net
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◆アンケート(お願いと前回アンケート結果)◆

前回同様のアンケートです。以下の項目の右にあるアドレスをクリックしてい
ただくだけで投票できる仕組みです。ご協力よろしくお願い申し上げます。

●今月のメルマガでもっとも気に入ったコーナーはどれでしょうか?
(複数回答可)
1.教育コラム     http://tokkun.net/merumaga-enq/answer1.htm
2.優秀川柳発表    http://tokkun.net/merumaga-enq/answer2.htm
3.勉強Q&A     http://tokkun.net/merumaga-enq/answer3.htm
4.ショートユーモア  http://tokkun.net/merumaga-enq/answer4.htm
5.注目校紹介     http://tokkun.net/merumaga-enq/answer5.htm
6.図書券プレゼント  http://tokkun.net/merumaga-enq/answer6.htm
7.読者の声      http://tokkun.net/merumaga-enq/answer7.htm

◆8月号のアンケートにご協力をいただきありがとうございました。前回のア
ンケート結果は以下の通りです。8月号のメルマガはHP上でご覧いただけます。
 *8月号メルマガでもっとも気に入ったコーナーはどれでしょうか?

第1位 教えてセンセー(勉強Q&A):12票
第2位 教育コラム(伊藤先生:広島県教職員組合から〜):8票
第2位 ショートユーモア:8票
第4位 教科の窓(光岡先生:イギリスって?):4票
第5位 データの杜:2票
第6位 図書券プレゼント:1票
                         magazine@tokkun.net
◎ご意見などもどしどしお寄せ下さい。ありがとうございました。
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◆編集後記&読者の声◆

◎今月も盛りだくさんの内容でお届けしましたが、お楽しみいただけましたで
しょうか?毎年、新学期になれば教室は日に焼けたまっ黒な顔で一杯なんです
が、今年は白い顔ば〜っかりです。妙な風景で9月という気がしませんね。お
かしな気候で、農作物の不作も心配されておりますが、人の体も油断できませ
ん。季節の変わり目です。どうぞご自愛のほどを。

さて、受験生諸君!メルマガで笑った後は勉強、勉強。わかってますか、まだ
外は暑いのに、あの寒〜い冬に実施される大学センター試験まであとたった4
ヶ月しかないことを。えっ、それを言わないで、って?いやいや、言い続けな
いと先生たちもついつい忘れちゃうから。
学問の秋!さぁ一緒に勉強だ!お〜!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆《読者の声》◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
皆様から頂いたご意見などをご紹介します。多少編集させていただいておりま
す。ご了承下さい。
■この前に引き続き抽選に当選したということで、驚いています。夏休み、一
日一冊のペースで読書をする日々。当選した本も是非読みたい本だったので、
嬉しいです。
(編集長:一日一冊、学生さんですね?またご感想をお聞かせ下さい)

■私はまだまだ未熟な大学生です。今の教育界で起こっている様々な問題や、
課題点などがこのようにメールマガジンのコラムや本などを活用して知ること
が出来るので大変活用させて頂いています。はっと考えさせられるようなコラ
ムをこれからも期待しています。
(編:今月のコラムはどうでしょうか?遠慮なくどんどんご意見お寄せ下さい)

■私のお気に入りはショートユーモアで毎回メールマガジンが届くのを楽しみ
にしています。それから、今回プレゼント企画(本)はとても良いアイディアだ
ったと思います。
(編:ありがとうございます。他にも目新しいアイディアありませんかねぇ)

■いつも楽しくメールマガジンを拝見しています。 教育コラムや教科の窓、デ
ータの杜などが好きで、『勉強になるなぁ』と思いながら読んでいます。
(編:これは生徒さんです。勉強好きですね、良いですねぇ)

■メールマガジン毎回 楽しく読ませていただいています。教育熱心でいて、
なおかつ、温かい心で生徒を教えている様子が伝わります。夏期講習でお忙し
い時期と思いますが、お体に気をつけて頑張ってください。
(編:超がんばります!!!)

■私自身(38歳)も娘(7歳)も受験とは関係ないのですが、かえってその方
が全体を見れることもあるのではと思います。当然、受験に関するメールマガ
ジンなので、堅い話が多くなると思うのですが、その中にうまく、息抜きの話
もあって、楽しく読ませていただいてます。(堅い話はあまり読んでませんが。)
先生方の真剣さも伝わってきて、とてもいい感じだと思います。
(編:堅い話も読みましょうよ。ね、ね、お願いします)

■広島県の「連鎖自殺」は痛ましい限りです。確かに今の教育はおかしいです
ね。「ゆとりの教育」と言う名のもと、結果的に「学力低下」を招いているよう
です。文部科学省、日教組、政治家、予備校などが、「子供の教育」のためでな
く、「自ら(目先の)の利益」のために「当初の目的」を骨抜きにした結果が今
の現状ではないでしょうか。
(編:確かに教育問題の根本は複雑で多層的ですし、そもそも各々が教育や学
校に期待するものも千差万別です。ですから常に論点を絞って具体的に対策を
立てなければなりませんね)

■今回の教育コラム(広教組)は、厳しい意見をはっきりと述べられていて気
持ちが良かったです。これからも鋭い意見を期待しております。勉強Q&Aコー
ナーで、睡眠時間についての質問に丁寧にお答えいただき、ありがとうござい
ました。平均8時間とは案外多い、と驚きました。息子は8時間でも足りない
タイプのようで、部活・通塾・宿題を完全にこなすと睡眠不足になるようです。
先生の4時間半というのは、気力によるものなのでしょうね。見習ってもらい
たいものです。
(編:どのように時間を節約するかという観点から、徐々に自分の勉強方法が
生まれ、その後の人生に大いに役立ちます。体に気を付けて頑張って下さい。
これからもご質問いただければ、できる限り誠実にお答えします)

■学力を上げることに集中できる塾と違い公立学校には計り知れないしがらみ
があります。国旗国歌の強制により、現場の教師が自己の職務と良心の狭間で
どれだけ苦しんでいるかは塾の先生には到底理解できないでしょう。政治に無
関心な大人や若者たちを後目に国家権力は自衛隊を戦場に派遣する法案を通し
平和憲法をも無視されているような昨今。戦後58年の時が流れ原爆を落とさ
れた人々の痛みも風化しつつある昨今。未来ある子供たちを決して戦場に送っ
てはならない。二度と戦争を起こしてはならない。という決意を痛みとともに
再認識するための国旗国歌ならまだわかる。愛国心という言葉のベールに包ん
で、多くの罪なき人々を死に至らしめたかつての戦争の過ちを隠し忘れ去り何
も考えずに起立して歌うこと歌わせることは私には出来ません。どうしてそれ
が校長に対するいじめなのでしょうか。自殺の理由は本人にしかわかりません
が、おそらく自己の職務と人間としての良心の狭間で苦しみ抗議しながら死ん
でいったのではないでしょうか。一方的な論調のメールを送付され数日間とて
も暗澹たる思いでした。

(編:コラムに対する貴重な反論ありがとうございます。学校内部をご存知の
先生方にはこのように広教組に同情的なお考えの方もいらっしゃるようですね。
先月号の伊藤先生のコラムでは、スペースの都合とあまりの生々しさのため、
「いじめ」と判断する材料となる、教員と自殺した校長のやりとりや、各調査
報告を詳細に紹介することを控えました(新聞等では断片的に報道されていま
すが)。それをお読みになりましたでしょうか。せっかく当メルマガを購読して
いただいているのに気分を害されてしまったことについては残念ですが、よろ
しければHPの掲示板で冷静に議論、検討してみませんか。ご指摘のように塾
と学校は違いますが、立場の違いを十把一絡げにしなければ、子供達の健全な
成長を願うという点で接点が見つかるはずだと信じます。きっと自殺されてし
まった慶徳校長先生も子供達を戦場に送るなど、微塵も意図していなかったと
思うのです)


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