メルマガ:3分で読めるママとぼくの幼児教育
タイトル:3分で読めるママとぼくの幼児教育  2005/08/05


  ◆◆◆ 3分で読める ママとぼくの幼児教育 −第53号− ◆◆◆
 

本当に暑い毎日です。ちょっと動くにも汗がだらだら流れてきますね。
小さなこども達はあせもで大変なのでは?
一緒に遊んであげている親の方も夏バテしそうですね。


■目次
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1.ぼくからママへのメッセージ(ママが嫌いになるとき)
2.子育てのツボ!
3.簡単にできる教材レシピ
4.ちょこっと情報


■1.ぼくからママへのメッセージ(ママが嫌いになるとき)
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「自分でやる!」って言って、蝶結びに挑戦した。
すると、そばでずっと見ていたママは、「そうじゃないわ」「ちがうわ」って言い出して、
手をだしてきたね。
ぼくは、時間がかかっても、失敗しても自分でやりたかったんだよ。
この間は、お風呂掃除に挑戦したかった。「一人でやるから見ててね。」ってお願いしたよね。
でも、ママは、「あそこがまだ、洗っていないわ」とか「外までびちゃびちゃになっちゃうから、
貸してよ」と言って、最後までぼくにやらせてくれなかった。
ぼく、悲しかったんだよ。
もう少し、長く見守っていてくれたら、きっと、自分で工夫して上手にできたかもしれない。
ねえ、ママ。一人でやらせて!手をださないで!お願いだよ!



■2.子育てのツボ!
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5歳女の子の作文です。

ふしぎなこと

おかあさんが、だれかになにかをもらったら、「ありがとうというのよ。」と
いつもいっている。なにかわるいことをしたら、「ごめんなさいというのよ。」と
いつもいっている。なのに、ふしぎなんだよ。
おかあさんは、「すみません。」ばかりいっている。
きのうも、てっちゃんのおばちゃんが、おかしをもってきてくれたら、「どうもすみません。」と
いっていた。
だから、ぼくもおきゃくさんがきて、二千円もらったから、「すみません。」といったのに、
「ありがとうでしょ。」っておこられた。ふしぎだな。
なんでおかあさんは、「ありがとう。」「ごめんなさい。」をいわないの。

言葉の使い方に、五歳の頃からこだわりを見せるというのはすばらしいことである。
言葉の使い方、言葉の言い表し方にこだわる心が、正しい言葉を身につけていく王道である。
子どもは、大人の言葉のやりとりを真似ながら、言葉を獲得していくものである。
お母さんの「すみません」を早速真似てみたところ、お母さんは「ありがとうでしょ。」と
たしなめた。「すみません」は、やはり子どもには少し不似合いかもしれない。
こういう矛盾を感じながら、しだいに言葉の感覚が身についていくことになる。

(野口芳宏先生 コメント  教室で読み聞かせ:こどもの作文珠玉集  明治図書)



■3.簡単にできる教材レシピ
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☆ あきかんの馬
 
用意するもの:あきかん・釘・ひも

(1)あきかんの底に釘で穴をあける(釘は、五寸釘を使うと、そのあと、ひもが通しやすい)
(2)ひもを通す(ひもは、麻ひもの太いものを選び、腰のあたりに手がくるくらいがよい。)
(3)そのひもを持って、あきかんの上に乗って歩く。

※ 昔、子どもの頃に流行った遊びの一つである。
※ ひものつけ方や足の乗せ方を工夫していくことで、楽しみ方も倍増する。
地方によっても違うので、いろいろな方に話を聞いてみると良い。



■4.ちょこっと 情報
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0歳〜9歳(シングルエイジ)の教育を考える研究会=シングルエイジ教育研究会(SAE)
による夏の研修会が開催されます。

日 程:8月9日(火) 9:55〜17:00 予定
    8月10日(水) 9:45〜16:05 予定
会 場:きゅりあん(東京都品川区)
参加費:2日間通し  20,000円
    1日のみ   11,000円

★幼児の睡眠。あなたのお子さんは大丈夫?★
新幹線の運転手が居眠りした事件を覚えていますか?
現代は、大人だけでなく幼児の睡眠も危ないのです。
産経新聞やNHKクローズアップ現代でも報道された「早起きをすすめる会」発起人 神山潤先生に
よるご講演。睡眠不足で子どももキレる?!

★脳科学は今や赤ちゃんの世界まで。★
日立製作所役員待遇フェローであり、日本赤ちゃん学会副理事長でもある小泉氏による講演。
「健やかな脳と心をはぐくむ」は脳科学と教育の共通課題だと話す小泉氏。
今回は「乳幼児教育と脳科学」をテーマにお話しいただきます。

など、他、講演あり、実践発表ありと充実した2日間。
詳細はホームページでもご欄になれます。

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    「3分で読める ママとぼくの幼児教育」第53号  2005/8/5
 発行人       :東京こども教育センター教室      
 発行サイクル :月刊(第一金曜日)
    URL       : http://www.tkkc.com   
    E-mail    : sae@tkkc.com 
 
 *掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
 
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