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────────────────────────────────────── 【609 Studio】email newsletter 2017年10月10日 No.830 ────────────────────────────────────── フォト・ジャーナリスト片山通夫のemail newsletter。現代時評、ロシアやサハ リンの話題、編集長のコラムなど多彩な話題満載! ────────────────────────────────────── 重要なお知らせ 日頃から609studioとLapizのサイトをご覧いただきありがとうございます。 最近、かなりの不正(?)アクセスが多くなり、503エラーが頻繁に出るよう になりました。このエラーを回避するためにも、サイトの大幅なリニューアル を行う予定でおります。 ご不便をおかけしますが当面ご辛抱ください。 なお以下のサイトを新に構築いたしますのでこちらをご覧いただければ幸いで す。当面このサイトで様々な発言などを行ってゆく予定です。 http://michiokatayama.wixsite.com/609studio Lapiz はfacebookで記事を掲載してゆきます。こちらもぜひ!!! https://www.facebook.com/graphicmagazine.lapiz/ 電子雑誌 Lapiz 2017秋号はただいま無料配布中!! 無料配布 https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=532138 ────────────────────────────────────── お知らせ 《サハリン逍遥》 片山通夫写真集 発行を記念して 11月25日から札幌・紀伊国屋で写真展開催決定! 好評発売中! 《サハリン逍遥》 片山通夫写真集 サハリン残留朝鮮人の取材のため15年間サハリンに通った写真家が自然や人 々の暮らしを折にふれて撮りためた素顔のサハリン。さり気ないアプローチでと らえた被写体にユーモラスな文章をそえた魅力的な写真集。 群像社刊 モノクロ152ページ、予価1800円+税 群像社サイトからお買い求めいただけます!! http://gunzosha.cart.fc2.com/ca8/198/p-r-s/ サハリン逍遥が電子ブックになりました! http://www.shinanobook.com/genre/book/3775 ────────────────────────────────────── 【著書案内】 「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」 片山通夫 著 日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太 への逆密航」を語る貴重な証言!! 凱風社 刊 http://www.gaifu.co.jp/index.html 定価 1900円+税 ────────────────────────────────────── ◆現代時評《忖度記事?それとも歪曲?》:片山通夫 ────────────────────────────────────── 日本の新聞にはあまり出ていなかったように思える。 「韓米高官 日本メディアの歪曲報道を批判」という韓国の聯合ニュースが次 のような記事を配信したのは、9月24日(日) の15:55だった。 記事の内容は「韓国青瓦台(大統領府)と米ホワイトハウスの高官は23日、電話 会談を行い、日本の一部メディアが韓米日首脳会談での発言を歪曲(わいきょく) して報道したことを批判した。特に、ホワイトハウス側は日本の一部メディアの 歪曲報道が韓米日3カ国の連携に亀裂を生じさせかねないと強く懸念したとされ る」というものだ。https://goo.gl/jqtbHJ 今までもあったのかもしれないが、日本メディアの歪曲報道は韓国では有名な のかもしれない。もっとも日本でも同様のことが韓国や中国に対して起こってい るので、お互い様なのかもしれない。 ただ今回の歪曲記事に関しては、アメリカが絡んでいるだけに、韓国も強気な のかもしれない。それとも歪曲が事実なのか…。 我が国の記者クラブ制度ほど、政権にとって都合の良いシステムはない。記者 会見での質問はあらかじめ提出することになっているようだ。その質問書に基づ いて政権側は答える。質問書に書かれていないような質問はまともに答えない。 菅官房長官の東京新聞の記者に対する「木で鼻をくくったような」回答などはそ の典型だ。ご丁寧に「記者仲間である記者クラブ」も政権側と同様の態度で「ク ラブの品位にかかわる」とでも言いそうな雰囲気だ。だからなのか安倍首相など は外国の特派員などのインタビューはほとんど受けない。 先の「韓米日首脳会談」での一部日本のマスコミの歪曲はアメリカで起こった 事件だ。そこには当然外国の記者も一部始終を見聞きしている。こんな状況で歪 曲(忖度)記事を書くのは勇気がいることだと思われる。 もしかして我が国は鎖国状況で外国からの情報は国民の耳には達しないとでも 思っているのだろうか。 大したガラバコス脳だ。その記者か所属しているマスコミは…。 註:ラパゴス化とは日本で生まれたビジネス用語のひとつで、孤立した環境で「 最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残される だけでなく、外部から適応性と生存能力の高い種が導入されると最終的に淘汰さ れる危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警 句である。 (ウィキペディア) 韓国をはじめ欧米のマスコミに流れる記事には必ずと言っていいほど書いた記 者のe-mailアドレスが記事の最後に書かれている。 日本では責任の所在がはっきりしない匿名記事だから「恥ずかしげもなく」歪 曲記事を書くのかもしれない…。ちなみに先に述べた記事にはcsi@yna.co.krと 記者のアドレスが記載されている。 ────────────────────────────────────── ◆「スプートニク」 >>> 引用元 http://jp.sputniknews.com/ ────────────────────────────────────── ◆情報通信・ラジオ「スプートニク」(HOME) http://jp.sputniknews.com/ ◆日本関連 http://jp.sputniknews.com/japan/ ◆国際─────────────── http://jp.sputniknews.com/world/ ◆ロシア国内─────────────── http://jp.sputniknews.com/russia/ ────────────────────────────────────── 読書《なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか》 西洋と日本の歴史を問いなおす 関曠野 著 聞き手 三室勇 発売日:2016.05.30 定価:2,592円 サイズ:四六判 ISBNコード:978-4-7571-4346-3 http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002384 ────────────── 新刊ガイド《「大大阪」時代を築いた男 評伝・関一(第7代目大阪市長)》 大山勝男 著 定価(本体2,600円+税) 2016年2月10日発行 http://koujinnotomo.com/ ────────────────────────────────────── ◆《News Digest》:609studio編集部 ────────────────────────────────────── ◇きな臭い話、こぼれ話、 やっぱり「緑のたぬき」? 小池百合子という政治家の本質―編集長コラム https://the-liberty.com/article.php?item_id=13592 小池氏の改憲主導宣言、引き金に?選挙後の論戦、加速か http://www.asahi.com/articles/ASKB6658YKB6UTFK01Q.html?iref=comtop_8_05 小池氏「呼んで来るのも必要」 加計問題の参考人招致 http://www.asahi.com/articles/ASKB65HHNKB6UTIL053.html (新ポリティカにっぽん)国難で隠す「もりかけ」と憲法 http://www.asahi.com/articles/ASKB252ZZKB2UEHF00B.html キューバ米大使館に対する「音響攻撃」説の真実味 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/post-8606.php アベノミクスに「ユリノミクス」で対抗 小池代表、希望の党公約で http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/post-8600.php 日本は核兵器禁止条約署名を https://this.kiji.is/289211951463728225?c=39546741839462401 北、核攻撃なら死者210万人-米大推計、東京とソウル https://this.kiji.is/288794701804962913?c=39546741839462401 北朝鮮、米国まで飛ぶミサイルの実験計画を発表=露下院議員 北朝鮮はミサイル実験の計画を発表した。計算によるとミサイルは米西海岸に到 達可能。ロシア自由民主党会派議員の代表団が平壌に10月2日から6日にかけ て滞在したあと、ロシア下院国際問題委員会のメンバーでロシア自由民主党の最 高評議会のメンバーであるアントン・モロゾフ議員がスプートニクに伝えた。 https://jp.sputniknews.com/politics/201710064159093/ ──────────────────────────────────── ◆編集長から:片山通夫 ──────────────────────────────────── 突っ込みどころの多い安倍首相と小池百合子都知事、いや希望の党代表。 自ら決定した衆議院解散なのに、自民党総裁なのに、いや総理大臣なのに、街 頭での演説に「逃げまくっている」ようだ。ゲリラそこのけの様相。たまらんや ろな、候補者や動員される党員、何しろ右往左往。 なんでも秋葉原ショックがトラウマなのだと。それで勇ましく「国難」だとか 「北朝鮮に圧力以外にない」とか・・・。アメリカというオオカミが後ろに控え ているからこその虚勢だと判明した形。 自民党支持者も情けなくなるだろうに…。 一方の緑のタヌキ。相変わらずのタヌキぶり。昔から「タヌキおやじ」という 言葉もあるように、タヌキはおやじへの蔑称(?)だったと記憶していたが、昨 今じゃ「東京タヌキはおばはん」だった。 ──────────────────────────────────── 発行 2017年10月3日 No.830 発行 毎週火曜日 購読料無料 FB https://www.facebook.com/michio.katayama.5 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 contact us http://www.609studio.com/html/mailform.html website http://michiokatayama.wixsite.com/609studio 投稿 http://www3.ezbbs.net/06/609studio/ 購読 解除 http://archive.mag2.com/0000052236/index.html ◇禁・無断転載◇ ──────────────────────────────────── |