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────────────────────────────────────── 【609 Studio】メール・マガジン 2017年6月20日 No.815 ────────────────────────────────────── フォト・ジャーナリスト片山通夫のメールマガジン。Lapiz編集長・井上脩身 氏の現代時評、ロシアやサハリンの話題、編集長のコラムなど多彩な話題満載! ────────────────────────────────────── 好評発売中! 《サハリン逍遥》 片山通夫写真集 サハリン残留朝鮮人の取材のため15年間サハリンに通った写真家が自然や人 々の暮らしを折にふれて撮りためた素顔のサハリン。さり気ないアプローチでと らえた被写体にユーモラスな文章をそえた魅力的な写真集。 群像社刊 モノクロ152ページ、予価1800円+税 群像社サイトからお買い求めいただけます!! http://gunzosha.cart.fc2.com/ca8/198/p-r-s/ サハリン逍遥が電子ブックになりました! http://www.shinanobook.com/genre/book/3775 ────────────────────────────────────── 【著書案内】 「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」 片山通夫 著 日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太 への逆密航」を語る貴重な証言!! 凱風社 刊 http://www.gaifu.co.jp/index.html 定価 1900円+税 ────────────────────────────────────── ◇現代時評 《共謀罪成立の立役者はマスコミか!?》:片山通夫 ────────────────────────────────────── 6月15日、共謀罪関連の法律が成立した。いや、自公を中心とする政権与党が 無理やり成立させた。この法律の問題点はすでに様々に言われているのでここで は書かない。 この政権をここまで増長させたのは、NHKを中心とした大マスコミの罪だ。 聞けば内閣記者会が果敢に菅官房長官に質問した東京新聞に対して「秩序を乱し た」と注意したとかしなかったとか。 この一件でも推し量れるように、現在のマスコミは「腐っている」。嘘か誠か、 「スシロー」とネット上であだ名されている時事通信社の「大記者」とか、「レ イプ犯の御用記者」とか枚挙にいとまがない。そしてこんな輩がテレビで大手を 振って出演しているマスコミなんて一体何なんだろう。 先の内閣記者会の件。ネット上では次のように批判されているので紹介したい。 ▼他の記者たちは、望月記者の奮闘をそのまま黙って見ているだけで、援護射撃 になるような質問ひとつしなかった。 →黙って何もしない記者はもう取材しなくていい。あなた達は、頑張って質問す る記者たちが地面にこぼしたパン屑を情けなくついばんでるだけです。 ▼記者クラブはもう廃止しろ!官房長官をめった斬りした東京新聞望月記者に抗 議をしようとしたのが官邸ではなく記者クラブだという驚くべき事実! こんな質問海外なら普通だ.望月記者ばかり目立ったので嫉妬によるものか!東京 新聞とジャパンタイムスの記者だけが官房長官に迫った!他の記者は恥を知れ! ▼官房長官の記者会見で、鋭く追求する東京新聞の望月記者に対して、場を乱す、 社会部だから長官会見の作法が分からない、と記者クラブとして抗議する動きが あったとか。 さすがに抗議には至っていないが、記者クラブが権力者を守るための仕組みだと いうことがまたバレた! ▼望月記者が突っ込みまくって、自分たちが全然仕事(取材)してないことが全 国にばれちゃったもんだから、それに怒って報復しようとしたんでしょうね。 権力に突っ込めない・追及できない記者なんて、全く必要ありません。記者クラ ブが必要ないという理由がまた一つ増えました。 引用元 http://79516147.at.webry.info/201706/article_140.html そういえばあの60年安保の時死亡した東大生がいた。樺美智子さんだ。悲しいか な、彼女の死は1960年6月15日。期せずして今日なのだ。 民主主義も今日6月15日に死んだ。(合掌) ────────────────────────────────────── ◆「スプートニク」 >>> 引用元 http://jp.sputniknews.com/ ────────────────────────────────────── ◆情報通信・ラジオ「スプートニク」(HOME) http://jp.sputniknews.com/ ◆日本関連 http://jp.sputniknews.com/japan/ ◆国際─────────────── http://jp.sputniknews.com/world/ ◆ロシア国内─────────────── http://jp.sputniknews.com/russia/ ────────────────────────────────────── 読書《なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか》 西洋と日本の歴史を問いなおす 関曠野 著 聞き手 三室勇 発売日:2016.05.30 定価:2,592円 サイズ:四六判 ISBNコード:978-4-7571-4346-3 http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002384 ────────────── 新刊ガイド《「大大阪」時代を築いた男 評伝・関一(第7代目大阪市長)》 大山勝男 著 定価(本体2,600円+税) 2016年2月10日発行 http://koujinnotomo.com/ ────────────────────────────────────── ◆《News Digest》:609studio編集部 ────────────────────────────────────── ◇◇ニュースな言葉、一口メモ 【カタコンブ・ド・パリ】 ⇒カタコンブ・ド・パリ (Catacombes de Paris)は、フランス、パリの地下納 骨堂(カタコンベ)。 旧市街の城門(アンフェール門、「地獄門」、現在のダン フェール=ロシュロー広場とダンフェール=ロシュロー駅の近く)の南に位置す る。地下納骨堂にはおよそ600万個の人の遺骨が納められており[1]、パリの地下 採石場の名残であるトンネルと改造された洞窟が遺骨で埋められている。18世紀 後半に一般公開され、19世紀初頭から地下墓地は小規模な観光名所となった。18 74年以降は定期的に公開されている。内部を荒らされる事件が続いたため、2009 年9月に一般公開が中止され、同年の12月に再公開された。(ウイキペディア) ◇◇News Digest◇◇ ◇きな臭い話、こぼれ話 サハリン残留邦人、永住帰国…4年ぶり http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170615-OYTNT50047.html [文化] 2017年白山‘長白山の夏’文化観光祝祭が開幕 http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/news16/170609.htm [社会] 中国・図們-北朝鮮・七宝山列車観光が回復 延吉市の2017年中国・図們-北朝鮮・七宝山列車観光回復開通の情報公開会によ れば、6月16日、中国・図們から北朝鮮・七宝山へ行く列車観光が再び回復開通 する。 http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/news16/170612-2.htm [経済] 図們-大連冷蔵コンテナ循環列車、初の運行開始 8日午後15時53分、“ブーン”という列車の轟音と共に延辺鉄道コンテナ列車の 初めての運行の歴史が始まった。 図們市から大連市近郊へ向かうこの冷凍コン テナ循環列車は、 16個のコンテナにつながり、合計640トンに達する海産物を 乗せて力強く進んだ。 http://www.searchnavi.com/~hp/chosenzoku/news16/170614.htm 政治活動にほとんど参加しない日本の若者 http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/post-7795.php 【注目ニュース】国会蹂躙した安倍政権 “禁じ手”で「共謀罪」採決の全内幕 安倍政権が一気に舵を切ってきた。ここまで国会を蹂躙するとは、もはや言葉も ない。会期末の「共謀罪」法案の採決強行は予想していたが、委員会採決もスッ 飛ばして「中間報告」という禁じ手を使ってくるとは――。 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/207454 堺雅人&篠原涼子、吉永小百合との撮影に歓喜!「引き込まれるよう」 戦後の貧しさと飢えに苦しみながら、極寒の北海道で懸命に生き抜いた親子が、 十数年の空白を経て再会し、失われた記憶をめぐる旅を描く、吉永小百合の120 本目の出演作となる映画『北の桜守』。 http://www.cinemacafe.net/article/2017/05/17/49465.html 恐竜 ニッポノサウルス「独立種」 1934年に南樺太で化石 亜種か論争、北大チ ームが結論 https://mainichi.jp/articles/20170511/ddr/041/040/003000c ◇ロシアからのニュース 南アフリカで暴風 8人死亡【写真・動画】 https://jp.sputniknews.com/incidents/201706083731543/ フェイスブックのコメントで死刑 パキスタン パキスタンで、SNSサイト「フェイスブック」での口論中に預言者ムハンマドを 冒涜したとされる男性に死刑が言い渡された。 https://jp.sputniknews.com/middle_east/201706133753548/ サウジ外相「カタール支援を続ける」 サウジアラビアのジュベイル外相は13日、断交中のカタールに対し食料や医薬 品の支援を提供し続ける用意があると語った。中東のテレビ局スカイニューズ・ アラビアが報じた。 https://jp.sputniknews.com/politics/201706143754761/ 米国、シリアに長距離ロケット砲を配備 https://jp.sputniknews.com/us/201706153758407/ 露ヨットが北朝鮮に拿捕可能 https://jp.sputniknews.com/incidents/201706163767245/ ──────────────────────────────────── ◆編集長から:片山通夫 ──────────────────────────────────── 特別検察官、トランプ大統領の司法妨害疑惑を捜査 ワシントンポスト報道 アメリカは健全な司法システムを持っている。また隣の韓国は憲法裁判所と言う 組織を持ち、相手が大統領であろうが、憲法に違反しているとみると罷免する。 それに引き換え、我が国は「民主国家」とは名ばかりで、司法も、国会も、挙 句の果てには、記者クラブと言う訳のわからない組織に至るまで、政府の言いな り。 何度も書いたが「こんな日本に誰がした?」 ──────────────────────────────────── 発行 2017年6月20日 No.815 発行 毎週火曜日 購読料無料 FB https://www.facebook.com/michio.katayama.5 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 contact us http://www.609studio.com/html/mailform.html website http://www.609studio.com/ 投稿 http://www3.ezbbs.net/06/609studio/ 購読 解除 http://archive.mag2.com/0000052236/index.html ◇禁・無断転載◇ ──────────────────────────────────── |