メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.675 ◆「ふろむ京都山麓」抜粋抄:みなみうら・くにひと  2014/09/16


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【609 Studio】メール・マガジン 2014・9・16 No.675
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   フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。Lapiz編集長・井上脩身氏の現
代時評、ロシア唯一の韓国語新聞「セ・コリョ」の日本語翻訳版、ロシアやサハリン
 の話題編集長のコラムなど多彩な話題満載!
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                        魑魅魍魎が跋扈する!
                    breath of CITY
                原発を考える
                         日和見ぶらり旅
                  サハリン逍遙
                 宿場町を行く 枚方宿
                   旅するカメラ

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◆現代時評「3・11余波」:片山通夫
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 あれから3年半が過ぎた。興味ある現象が電力業界に起こっているようだ。これは
もう「地殻変動の兆し」と言えるのではないか。原発で出来た使用済み核燃料の後始
末の問題である。少なくとも3・11以前までのように、原発がすべてかどうすると
いう事はあり得ないようだ。安倍政権は《世界一厳しい安全基準で》などと言ってい
るが、とてもじゃないけど難しいのが現実だ。だって《世界一地震の多い日本》だと
いうことを忘れている。非難するわけじゃないけど川内の場合も「避難」のルートや
方法があいまいなままだと聞く。

 その原発の再稼働がなかなか見込めない現実に、電力会社は他の「生きる道」を模
索しだした。電力会社は既存の自社のテリトリーを超えて電力供給に走り出した。正
に生き残りをかけた「仁義なき戦い」が始まろうとしている。おまけに家庭用であれ
なんであれ、太陽光発電の普及は目覚ましい。一説では既に原発3基分程度の電力を
賄っているとか・・。

 ところが地域独占で「競争する」ことのなかった電力会社が見限ろうとしている事
業がある。国の進める核燃料政策だ。当初から「トイレのないマンション」と揶揄さ
れた核燃料サイクル事業に陰りが見え出したのだ。こうなると、国(官僚組織)が追
いつかないスピードで、民間や国民は変貌を遂げる可能性がある。いや既にそれは起
こっている。

 従来から「核燃料サイクルの破たん」が叫ばれて久しい。しかし国や電力会社はそ
れを認めてこなかった。しかしながら前述したように、電力供給の多様化が押し進む
中で、地域独占という特権を謳歌してきた電力会社も、自由化によって地域を越えて
電力を供給することができるようになり「仁義なき戦い」が始まろうとしている。

 勢い、国が進める「核燃料サイクルへの参加」も電力会社には積極的ではなくなっ
てきた。簡単に言うと事業分担金が重荷になってきたわけだ。電気事業連合会会長は
「国の関与」の強化に言及している。当初(1989年)発表された計画では760
0億円の予算で1997年には完成するはずだったが、費用も2,2兆円という莫大
な金額に膨れ上がり、完成のめどは全くと言ってない状況だ。この核燃料サイクル事
業は莫大な費用を食っている割には失敗続きで先の見通しもないということに今更な
がら気づいたようだ。いや知ってても知らんふりを決め込んでいた。

 はたして円安で高騰を続ける原油や天然ガスの重圧に電力会社はどこまで耐えられ
るか。また家庭用太陽光発電などの普及で減り続ける電力事情の中、電力会社の運営
は地域独占の破たんも相まって、苦境に陥っている。国は、また税金を投入する羽目
に陥るのか。納税者はしっかり監視する必要がある。

 これは3・11の余波以外の何物でもない。
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◆「ふろむ京都山麓」抜粋抄:みなみうら・くにひと
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 人間はたいてい、苦しいことや忘れたい記憶を、忘れようとします。苦痛ばかり
背負っては、生きていくことがあまりにつらい。しかし、大切なことを後世に語り
継ぐことは、未来の子々孫々の平安のために、つらくとも必要だと思います。確か
にいまの時点では、まだ早いとは思います。復興事業のなかで、教育者や為政者な
どはぜひ未来に引き継ぐ事業として、留意をお願いしたい大切な事項であると思っ
ています。現地で活躍中のボランティア有志の方々にも、ぜひ記録者としての役割
りもぜひ意識してほしいと願っています。それらは未来への貴重な贈り物です。

 河田惠氏(元京都大学防災研究所長教授・関西大学社会安全学部長教授・阪神淡
路大震災記念 人と防災未来センター長)は次のように記しておられます。
 災害の体験や経験は、起こった瞬間から風化がはじまる。災害を忘れることなく、
現在に生き返らせるためには、語り継ぐことが大切である。
 河田氏がセンター長をつとめる「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」
は、2002年の発足以来、この震災を語り継ぐことの大切さを認識し、ボランティア
の「語り部」にお願いして、来館者に被災体験を語っていただいてきた。修学旅行
でセンターを訪れた中学生や高校生の感想文には、いかに感動したかという文言が
あふれている。本物に接することが、いまの時代にはとくに重要なのである。

 いずれの被災地においても、各国政府や人々は、地域における市民の大災害の
「語り継ぎ」を事業化する努力を開始すべきである。それによって過去の悲劇を再
びくり返さずに済むことになるのである。また最大の長所のひとつは、大きなコス
トをかけなくても、できることである。
 インドネシアに人口7万8千人のシムル島がある。1907年に起きた大津波の教訓が
、驚くべきことに「歌」になって受け継がれている。『海の水が引いたら、山に逃
げろ』という知恵が歌詞になっている。2004年のインド洋大津波に際し、ほとんど
の住民は30m以上の高台に避難した。死者はわずか7名に留まった。
 体験の記憶を風化させてしまうようでは、災害で亡くなった犠牲者に申し訳ない。
亡くなった人たちが、わたしたちの記憶の中に生き続けることが、いま生きている
ことに対する感謝であり、二度と災害に遭遇しないことにつながる。災害体験や教
訓を風化させてしまえばいつか、報告書を読まなければ理解できないような事態に
陥ってしまう。

 民俗学者の赤坂憲雄氏は、「海のかなたより訪れしもの、汝の名は」と題してこ
の度の津波災害について、記しておられます。
  柳田國男『遠野物語』には、ひとつだけ、しかし珠玉の掌編小説といった趣きが
ある津波伝承が収められている。第99話である。明治29(1896)年6月15日、旧暦の
5月節句の夜に、三陸海岸の村や町は大津波に襲われ、甚大な被害を受けた。岩手だ
けで1万8千人を越える死者を出している。
 船越村字田ノ浜(現・山田町)は戸数138戸のうち、遠く離れた高台の9戸を除き、
低地にあった129戸すべてが流失・全滅した。死者は483人であったという(『注釈
遠野物語』による)。
  遠野土淵村から田ノ浜に婿に行ったひとが、この大津波から1年ほど過ぎて、体
験を語った事実譚である。その男、北川福二は「現在の事実」として、また「目前
の出来事」として物語りしたにちがいない。

 『遠野物語』第九九話
 土淵村の助役北川清という人の家は字火石(ひいし)にある。代々の山伏(修験
者)で祖父は正福院で、学者で著作も多く、村のために尽くした人である。清の弟
の福二は、海岸の田ノ浜へ婿養子に行った。先年の大海嘯(大津波)に遭い、妻と
子を失った。生き残ったふたりの子とともに、元の土淵村の地に、小屋を建てて一
年ばかりたったころのことである。
  夏のはじめの月夜に便所に立ったが、海から遠く離れた地であるのに、彼が行く
道は波の打つ渚であった。霧がひろがってきたが、その霧の中から男女ふたりの者
が近寄って来た。よく見ると、女はまさしく、津波で亡くなったわが妻である。
 思わずその後をつけて、はるばると船越村の方へ行く崎の洞のある所まで追って
行った。妻の名を呼んだところ、振り返ってにこりと笑った。
 男はと見ると、これも同じ里の者で、津波の難で死んだ者である。自分が婿に入
る以前に、互いに深く心を通わせていたと聞いたことがある男である。
  「いまはこの人と夫婦になりました」と彼女は言った。福二は「子どもは可愛く
ないのか」と聞く。すると女は少し顔の色を変えて泣きだした。(以上は片瀬によ
る現代語表記、以下原文ママ)
 死したる人と物言ふとは思はれずして、悲しく情けなくなりたれば足元を見てあ
りし間に、男女は再び足早にそこを立ち退きて、小浦へ行く道の山蔭を廻り見えず
なりたり。追ひかけて見たりしがふと死したる者なりしと心付き、夜明まで道中に
立ちて考へ、朝になりて帰りたり。その後久しく煩ひたりといへり。

 赤坂氏は第九九話について、次のように綴っている。
 字数にしてわずか六百字にも満たぬ掌編であるが、その描き出す物語世界の味わ
いはとびっきりに深く、豊穣であり、せつない。『遠野物語』のなかでも、傑作の
ひとつに数えられるはずだ。この小さな物語によって、明治29年の「三陸大津波」
はくりかえし記憶を蘇らせる。物語は記憶の大切な媒体である。
 幸いにも生き延びることができた者たちこそが、語り部となって、次代へと記憶
を受け継いでゆく。物語りすることが魂鎮めである。
  いまはまだ、それどころではない。しかし、やがて喪に服しながら、わたしたち
は広やかな記憶と物語の場をめざして、動きはじめる。それを鎮魂の時空へと組織
してゆかねばなるまい。

参考書…………
○河田惠『津波災害―減災社会を築く』2010年12月刊 岩波新書
 この本は昨年の暮れに出版されました。もっと早く刊行され、たくさんの人たち
に読まれていたら、被害はもっと少なかったのではないか。悔やまれてなりません。
津波被害を知るためのおすすめの一冊です。

○赤坂憲雄「海のかなたより訪れしもの、汝の名は」月刊『群像』5月号所収 
東日本大震災特別寄稿 講談社

<2011年5月5日>より

ふろむ京都山麓  http://blog.goo.ne.jp/0000cdw
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◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2014年9月12日号
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都市の日を記念

 9月13日、ユジノサハリンスク市で132周年を記念する多彩な催しが予定さ
れている。レーニン広場を中心にコンサート、展示会、博覧会、マラソン大会、ダ
ンスなど市民らを楽しめる様々なプログラムが行われる。

選挙の日

 9月14日は市長と市議員選挙の日。今年は例年に比べ選挙運動が活発ではない
が、このような現象は極東全体でみられるとのこと。サハリン支部は人材不足を感
じているらしく最年少候補2人は19歳の大学生で居住地もレーニングラド州とウ
ランウデだという。職業や学歴も様々で主婦、修理工、会社代表、小学校卒業、犯
罪経歴のある候補もいるとのこと。選挙委員会は若者の投票率を高めるために投票
所にお土産を用意するなどの戦略も立てている。

韓国都議会代表来島

 9月16日から4泊5日の予定で慶尚北道議会代表9人がサハリンを訪問した。
1999年にサハリン州議会と姉妹提携しており、今後より交流と協力を拡大強化
する目的で親善訪問したのである。代表団は韓人社会関係者らとも懇談会を開く予
定だ。

北海道博覧会、来年も

 さる9月6ー7日間、シティーモールで開かれた北海道博覧会を来年も開催する
ことを参加者が合意。北海道9つの都市が参加した同博覧会をより発展させるため
には、サハリン農作物の北海道での販売、免税措置、物流センター建設などが必要
であると両者は議論を進めている。

サハリン人形劇場の日本巡回公演

 サハリン人形劇場が9月9〜16日まで北海道巡回公演を行っている。札幌、旭
川など3つの都市を回りながら、子供たちに演劇指導をも行うとのこと。

大統領杯スポーツ大会
 9月9日に始まった全ロシア大統領杯スポーツ大会にサハリン学生20人が参加
した。3千人以上の学生らが水泳、バスケットボール、陸上、射撃など6つ種目で
戦う。実技のみではなく理論を聞くテストも行う。

サハリン作家、全ロシアで優勝

 サハリン作家アナトリ・オルロフ氏の「鹿ピム」がロシア童話コンクール自然と
動物の話部門で優勝した。4千以上の作品から選ばれた同作品は2006年に書か
れたもの。アニワのオゴンキ村に住む著者は最近5〜6年生らの話「テグロイせせ
らぎ」を発表しており、旺盛に作品活動を続けている。
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◆みほの独り言「川内原発再稼働と沖縄基地問題に思う」:はないみほ
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 昨日、川内原発再稼働の審査が通過し、この冬には再稼働の見通しと成ったとネ
ットニュースで流れた。
愕然とした。
力をなくした。
カルデラ地質の問題や桜島の噴火における火砕流の問題や、住民避難における問題
や事故が起きた場合を想定した対策は何もしていない。
ただ福島原発事故後新しい原発の安全基準に担った原発だと言うことでこの川内原
発が稼働されるという。
鹿児島は世界遺産の屋久島がある。
原発事故が起きた場合、自然遺産の屋久島は除染不可能の不毛地帯となろう。
こんな素人の私が考えても、原発を稼働させる事のリスクがこの上なくたくさんの
問題を抱えている事はわかる。
結局経済という二文字だけが大事な今の社会形態である。
逆さまに言えば、経済という二文字で、すべてが見えなくなっている社会であると
いう事である。
経済というとその言葉の中にいっぱいの大事な要素を含んでいるように皆が勘違い
しているが、経済の中身は何もない。あるのはお金のみ。
この世は金ですべてが動き、金で命も住んでいる場所も奪われる。
命と場所を奪われて人はどう生きるのか?
それくらいに生きる本質さえ奪われている現状を先の原発事故で私たちは見たので
ある。
しかしまだまだ見えぬ輩がいる。
悪魔としか言いようのない政府と官僚、様々な利権に絡む人たち。
代々木公園のテング熱における閉鎖行為を見ても、いろんな問題が一気に押し寄せ
てきて、どうしてこうも偏りがあるのかと疑問視する。
テレビからはもう本当は報道されず、豪雨やテング熱やエボラ出血熱の情報ばかリ
報道され、人々に不安ばかリ煽っている。
なのに福島原発からの汚染問題や従業員が倒れ、病院に搬送された問題は情報を遮
断されたように一切流れない。
民主主義がこうも政党や首相により消え失せていく様は法治国家とは去ねぬ。
彼等の都合に伴った即席の法律はどんどん作られる。それを彼等は法治国家という
のだろう。
嘆き、声をなくす思いさえする。
そんな矢先に沖縄の名護市選挙の情報を見た。
70%の投票率。
基地反対の声明が容認派を大いに上回る。
この結果を見て力を貰った。
ネット、新聞、テレビからは、自民党の押せ押せの政治と権力の大きさを見せつけ
るような報道と、徹底した情報削除とあらゆる不安を煽る報道と他にネットからは
アメリカという国の大きさや世界の金融資本家の陰謀論的な話が飛び交う中、人は
冷静さを欠いてしまう。
大きな力と一般の人の思想からはほど遠いひどい思想に、太刀打ちできないという
感情が生まれ、思考停止に陥る。
沖縄の選挙の結果は私達に現実を教えてくれた。
情報は操作される。しかし私達はここにいる。
生きるために何が必要で何がいらないか、大きな何かが見えようが、お金が目の前
に見えようが、そんな事より今私達はここにいる。ここに生きている。この場所は
誰のものでもない私達の生きるため最低限必要なものなのだと身体で感じている。
架空に生きていないのだと教えてくれた。
不正選挙問題がネット上で上がっているが、民意は生きていると沖縄が教えてくれ
た。
川内原発も、その他の場所も本気の生きた人間に寄って守られて行くと確信した。
持って行かれぬ自分でいたい。
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◆「ロシアの声」が伝える「ロシアからみた日本・世界」>>>
           引用元 http://japanese.ruvr.ru/
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◇◇日ロ関係は、ウクライナ情勢に関連して、微妙な政権間の駆け引きが行われて
いるようです。日本のマスコミが伝えない「ニュース」が「ロシアの声」にあるか
もしれません。ソ連共産党政権時代から、モスクワ放送(ロシアの声)は「鉄のカ
ーテン」の向こう側を推し量る重要な放送であることは、今も変わらないと思いま
す。

◆日本関連
http://japanese.ruvr.ru/russia_japan/

◇日本 iPS細胞による世界初の網膜移植手術 成功
12日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った目の網膜の細胞を人に移植する世
界初の手術が行われたが、翌13日、術後の女性の容態は良好との事だ。iPS細胞を使
った再生医療の臨床実験を行っている理化学研究所が13日、発表した。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_13/277244469/

◇日本政府、プーチン大統領訪日期日、未だ確定できず
日本政府はプーチン大統領の訪日問題を未だに確定できていない。12日菅官房長官
は東京で記者団に対して声明を表した。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_12/277198728/

◇日本外相:新たな対ロ制裁はG7の動向を見て決める
日本はウクライナ問題でロシアに対する追加制裁について、G7諸国と行動を調整す
る。金曜の会見で岸田文雄外相が述べた。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_12/277197485/

◇クリル諸島に残されていた第二次世界大戦時の旧日本軍戦車、博物館の陳列品に
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_12/277181624/

◇フランクフルト発大阪行きの機内で日本人死亡 ロシアに緊急着陸
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_09_12/277197333/

◆国際───────────────
http://japanese.ruvr.ru/world/

◇ウクライナ軍部が嘘発見器で調べられる
ウクライナのゲレテイ国防相は国防省および参謀本部の上層部に対して嘘発見器を使
った検査を行う構えを明らかにした。この検査後、両機関では解雇が行われうる。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_13/277254471/

◇スノーデン、米国を動かしているのは宇宙人だ
元CIA職員のスノーデン氏の資料からは米国はナチス的宇宙人は行政を行っている
ことが裏付けられる。イランの国立通信社Farsが断言した。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_14/277253873/

◇オバマ米大統領に、職権乱用の非難
シリアの武装戦闘組織「イスラム国」の陣地へ空爆を行うというオバマ米大統領の計
画が表されたことに対し、高官、専門家の間からは即座に非難の声が上げられている。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_13/277252817/

◇北朝鮮「米国は故意に、我が国の真の人権状況を歪めている」
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_13/277252232/

◆ロシア国内───────────────
http://japanese.ruvr.ru/russia/

◇ニジニタギルのアマチュア無線家 行方不明のマレー機の残骸発見!?
ロシア連邦スヴェルドロフスク州ニジニタギル(ウラル山脈の分水界に沿って走る欧
州とアジアの境界線からは約25km東のアジア側)に住むアマチュア無線家ワレンチン
・デグテリョフ氏は、今年3月7日から8日にかけての深夜連絡を絶ったまま、いまだ
に行方が分からないマレーシア航空機ボーイング777-200について、センセーショナ
ルな発見をしたと主張している
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_14/277254022/

◇プーチン大統領 制裁への対抗措置導入の条件を明らかに
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_14/277252668/

◇土日 モスクワなどでオーロラが見られる!?
北緯50以下の位置にあるモスクワやサンクトペテルブルグなどでも、この土日、め
ったに見られない天体ショーを楽しむことができそうだ。学者達は、ロシア上空に大
規模なオーロラが発生すると見ている。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_09_13/277251460/
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◆[編集長から]              片山通夫
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▲まったくもってよくわからないのが、インド首相への「大歓待」外交。勿論そのこ
と自身は結構な話だ。安倍首相の思惑は「対中包囲網外交」を完成したと考えたので
はないか。しかしインド側のほうがかなりしたたかだった。当のインドは「タジキス
タンで開かれていた上海協力機構首脳会議において、2015年に、これまでのオブ
ザーバーから、正式メンバーになる」という。アメリカに引きずられて、対ロシア外
交もままならず、プーチン大統領に足元を見透かされてる。
 「対中包囲網外交」どころではない。これでは「対日包囲網」ではないか。わが外
務省や安倍首相はわかっているのだろうか?

▲朝日新聞へのバッシングが止まらない。面白い事に、いや当たり前のことだが、ネ
ット右翼はもとより、読売、産経新聞からのバッシングはとどまるところを知らない。
 勿論、誤報や虚報は責められるべきだ。特に池上氏の記事の掲載を断ったことなど、
報道機関としてあってはならない。それをやったのだから責められても仕方ない。
 朝日新聞はその体質を根本的に見直すべきだ。なぜなら都合の悪い事は隠すという
報道機関にとってあるまじき行為だからである。まるで「官僚組織」ではないか。
 
▲ついでにメディアの事も書いてみる。読売、産経の両紙は鮮やかな色に染まってい
るだけ、まだましなのかもしれない。そんな目で見ればいいのだから。色を明確に出
さず巧妙にすりぬけてゆくNHKのような存在はそれ自身犯罪的だ。先日朝7時のニ
ュースを見ていた。テニスの錦織選手が準優勝した時のことだ。延々と筆者が知って
いる限り45分間以上彼に関するニュースだけだった。
 これっておかしくない?
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  発行     2014年9月16日 No.675
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