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───────────────────────────────── 【609 Studio】メール・マガジン２０１４/２/１２ 号外 ───────────────────────────────── フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。Lapiz編集長・井上 脩身氏の現代時評、ロシア唯一の韓国語新聞「セ・コリョ」の日本語翻 訳版、ロシアやサハリンの話題編集長のコラムなど多彩な話題満載！ ───────────────────────────────── ◆セコリョ新聞２０１４年２月７日号日本語訳をお届けします。 ───────────────────────────────── Graphic Magazine「Lapiz」情報 Lapiz２０１３冬号（１２月１日）発売中！ お買い求めは http://lapiz-international.com/ ☆☆目次☆☆ 巻頭言 原発を考える 急がれる原発汚染水問題の抜本的な対策 現在の日韓の原発状況を考える 柳田先生、ピンチですぞ！ breath of CITY 今西富幸の詩的実験Vol.2 Lapiz Gallery 北海道和種馬どさんこ １９９０ペレストロイカロシア・サハリン州 戦争解剖学の世界（第1 回） びえんと 井上編集長三陸の被災地を行く 撮りおろし 鈴木優子さん 古今東西 周防大島で一人出版の柳原一徳さん 宿場町を行く雲を突く城の町、平福宿 SWC の世界 サハリン肖像 日和見ぶらり旅 旅するカメラ 秋月城址 図書館とは何か？ 「児童文学の至高」椋鳩十と「純文学の極北」島尾敏雄 貸本という文化インフラ 百聞は一見に如かず、話題の武雄市図書館を見に行く 付録：２０１４年カレンダー ───────────────────────────────── 《重要なお知らせ》 皆様へ。 Graphic Magazine「Lapiz」のホームページは変更になりました。 http://lapiz-international.com/ 御手数ですが、ブックマークの変更をお願いいたします。 ───────────────────────────────── 新刊書紹介 《ふるさとはポイズンの島 ビキニ被ばくとロンゲラップの人びと》 電子雑誌 Lapizで活躍中の渡辺幸重さんがこのほど上梓されました本 を紹介します。 渡辺幸重 (著), 島田興生 (写真) 価格： ￥ 1,575 発行 旬報社 旬報社ホームページ http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/808 ───────────────────────────────── Graphic Magazine「Ｌａｐｉｚ」β版 ＊東日本大震災＊Portrait of Sakhalin＊自然遺産 屋久島 以上３点をＤＬマーケットにアップロードしました。 販売スタンドなど詳しくは下記へ。 http://www.lapiz.bz/ ───────────────────────────────── 【著書案内】 「追跡！あるサハリン残留朝鮮人の生涯」 日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太 への逆密航」を語る貴重な証言！！ 片山通夫 著 凱風社 刊 http://www.gaifu.co.jp/index.html 定価 １９００円＋税 ───────────────────────────────── ◆セコリョ新聞２０１４年２月７日号日本語訳 ───────────────────────────────── ア・ロブキン市長辞任 先週末の大ニュースはユジノサハリンスク市長の辞任。２月１日、ア ・ロブキン市長が辞任し、休暇に入ると発表した。休暇後すぐに新しい 職場へ移るとのこと。辞任の理由は州知事からユジノサハリンスク空港 工事を行う企業の責任者を頼まれたからだと説明した。市長は「私は航 空専門家であり、いつも新しい仕事に挑戦するのが好きです。私を必要 とするならば何時でも歓迎です」と気持ちを伝えた。法律により次の選 挙まで経済財政担当の第１副市長セルゲイ・ナドサジン氏が代理を務め る。 孤児数減少 さる４日、政府当局によると、過去５年間孤児と放置された子供の数 が４千人から３千人へと減少したことがわかった。孤児になった主な理 由は親の養育権剥奪。最近、孤児関連の専門施設は減っているが、その 背景として言えるのが、孤児らが施設でなく一般家庭で育つような支援 活動を政府が積極的に支援しているため。扶養者のいない子供３千人の 中、２千２００人が後見人或は養父母の下で暮らしている。政府は孤児 の養育を受け入れてくれる家庭に生活費のほか、生活用品購入費、休暇 費用など多様な経済的支援を行っている。後見人に毎月支援しているの は極東地域のみであると政府関係者は言う。 優秀な地域―サハリン ロシア連邦地域開発省の調査によると、１３年度経済財政社会分野指 標をみると連邦で２位を占める。実質経済発展４位、投資魅力７位収入 と就業では６位、予算状況では１位の座にある。 若い科学者支援策 ２月８日―ロシア科学の日。州政府は４年前から若い科学者を養成支 援するために、優秀なプログラム公募選を行う。８日から１ヵ月間にわ たって申請を受け入れる。支援予算は１５０万ルーブルで最優秀プロジ ェクトには３０万ルーブルまで支援する。 外国人不法滞在者２８人追放 先月、２８人の不法滞在者がサハリンから追放されるほか、２９人が 強制出国の手続きを待っている。昨年も２３６人が追放された。その中 で２４人が中国人、他は殆ど中央アジア国籍だった。 「２０１４全ロシアスキー大会」サハリンでも開催 ２月２日はロシア各地でスキー大会が開かれる日。サハリンでも各地 から１千人以上の住民がアニワに集まった。今年は初めて２００ｍの幼 稚園生コースが設けられ、３５人が参加した。コースは２ｋｍ、５ｋｍ、 １０ｋｍの３つ。サハリン州政府が主催する同大会は今年で５年目。こ の日、全国各地で約１００万人がこのような大会に参加した。 ２０１３年、北方少数民族発展に４千万ルーブル 先週金曜日、トイモフスコエ地域で北方少数原住民会議が開かれ、政 府関係者、原住民代表など関係者一同が集まった。そこで昨年事業内容 と結果報告、そして１４年度には鹿飼育方案の立案と制定に注力するな どの発表があった。昨年、同分野の予算は４千万ルーブル、今年は更に １千万ルーブルが追加され５千万ルーブルに達するとのこと。 旧正月を祝う ２月１日、ユジノサハリンスク市韓人文化センターに２００余りが集 まって旧正月を祝った。主催はサハリン韓人会、しかし、市と州の政府 関係者や多民族代表など多民族も参加して一緒に祝ってくれた。エトノ スや文化センター韓人女性合唱団の歌と踊りを見ながら民族料理も楽し む。特にエトノス芸術学校は旧正月を記念する特別コンサートをロジナ 会館で開き（２月２日、第９号東洋語文学校でも旧正月を挟んで「外国 語週刊」を設け、韓国語、日本語、中国語を習っている生徒たちの学芸 会があった。また、クラスノゴルスをはじめ各地で韓人住民が集まって 旧正月を一緒に祝った。 駐釜山ロシア総領事夫妻、永住帰国施設を訪問 先月２９日、駐釜山ロシア総領事夫妻と副領事が、サハリンからの永 住帰国者２５人が住んでいるテチャン養老院を訪問した。ここに住む１ 世サハリン韓人らはロシア国籍を放棄して祖国へ永住帰国した。そのた め、ロシアの年金を貰えないのである。このような事情を知ったロシア 領事館は、この日、一式の機械を全部持ってきて養老院で、年金を受け るために必要な生存確認書とロシア旅券を発給した。 ───────────────────────────────── 発行 ２０１４年２月１２日 号外 編集・発行 609studio Michio Katayama 発行 毎週火曜日 購読料無料 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 contact us http://www.609studio.com/html/mailform.html website http://www.609studio.com 投稿 http://www3.ezbbs.net/06/609studio/ 購読 解除 http://archive.mag2.com/0000052236/index.html ◇禁・無断転載◇ ───────────────────────────────── |