メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.630 ◆現代時評 《フルサイズデジタルカメラ》:片山通夫  2013/10/22


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  【609 Studio】メール・マガジン 2013/10/22  No.630
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   フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。Lapiz編集長・井上
  脩身氏の現代時評、ロシア唯一の韓国語新聞「セ・コリョ」の日本語翻
  訳版、ロシアやサハリンの話題編集長のコラムなど多彩な話題満載!
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◆現代時評 《フルサイズデジタルカメラ》:片山通夫
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 先週、台風26号がが関東・東北を襲い、また今週も怪しいコースをた
どっている台風27号。伊豆大島などは本当に気の毒だ。

 東京電力は20日、大雨の影響で、福島第一原発の地上タンク群の周
りを囲む「せき」から雨水があふれ出したと発表した。東電によると、
21日午前0時現在、せき内から水があふれたタンク群は12カ所。せ
きから放射性物質を含んだ水が排水溝を通じて外洋に流れた可能性もあ
る。(福島民報http://www.minpo.jp/news/detail/2013102111618)

 そんな中、小泉元首相が「原発ゼロ」を話し出した。「私が原発ゼロ
にしろという一番の理由はね、使用済み燃料の処分場がないっちゅうこ
とですよ」
(毎日新聞http://mainichi.jp/journalism/listening/news/20131021org00m040001000c.html)
相変わらずの小泉節だが、このことはおく。

 まったく話は変わるが、昨今のデジタルカメラの様変わりには驚く。
筆者はあるカメラクラブで教えているが、先月《フルサイズデジタルカ
メラ》の威力をまざまざと見せつけられるという経験をした。

 半切(356 × 432 ミリ)サイズの者h新に何が写っていたと思う?
京都・宇治川で行われていた鵜飼を撮影したものだった。
鵜匠が乗る小舟の舳先にはかがり火がたかれている。鵜匠は数羽の鵜を
巧みに操っている。鵜が水面から顔を出した瞬間を撮ったものだ。当然
鵜の周りは水滴が飛び散っている。

 このシーンがノイズもなく水滴までしっかり写っていた。
 なんでもISO6400まで上げたとか・・・。

 カメラは《フルサイズデジタルカメラ》だという。興味の無い方には
面白くもない話だろうが、このカメラの威力はすごい!
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◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2013年10月18日号
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釜山市、サハリンとの交流拡大

 先週末、ユジノサハリンスクで開催された「韓国週間」関連行事に参
加するために釜山市庁代表団がサハリンを訪ねた。昨年サハリン州と友
好協力を締結した依頼、多様なプロジェクトを推進中であり、「韓国週
間」の共同主催でもある。同胞が多く住んでいることも交流を深めたい
理由の一つ。10月24日には釜山市で第3回釜山―極東地域フォーラ
ムが開催される予定。

クリル地域、発展テンポ速い

 先日、サハリン州知事がイトロプ島を視察し、地域住民との懇談会も
開いた。当局によると、クリル地域は最近著しく発展しており、生活環
境も改善されたため、島からの移住者も減った。

同胞が「オリンピック聖火の歌」作詞

 ソチオリンピックを祝うために行っている聖火全国巡回で11月14
日はサハリンへ聖火が到着する。当日、記念式典の際、記念歌が歌われ
る予定だが、その歌を作詞したのは同胞の詩人張テホさん。彼は2編の
詩集を出版した他、祖国を思う母の気持を歌った「遠くて近い韓国」の
作詞者でもある。

中国吉林省の投資説明会

 10月28日、ユジノサハリンスク市で中国吉林省の投資説明会が開
かれる。そのため、20余りの中国企業の代表らが来る。物流、資源、
農牧畜業、機械、食品など多様な企業が参加する。吉林省には約百万人
の朝鮮族(全人口の4%)が住んでいる。

第1回「韓国週間」フェスティバル開催

 10月11日から3日間、サハリンの老若男女、誰もが楽しめる多様
な行事があった。駐ユジノサハリンスク市領事館出張所と教育院、釜山
市庁、韓人会、サハリン大学が共同開催、アシアナ航空サハリン支部が
後援で「韓国語スピーチコンテスト、K-popコンテスト、K-FOOD紹介、
伝統音楽舞踊公演」が開かれた。韓国から専門家を招待して専門的な知
識を伝えるものから韓国大衆歌謡と踊りに夢中になって楽しんでいる若
者達の歌や踊りの実力コンテストなど見て聞いて歌って踊っての楽しい
行事がたくさんあった。

韓国人形劇紹介

 さる11日、サハリン人形劇場で韓国の人形劇の上演があった。「山
村少年少女の愛」をテーマに忘れかけた童心を振り返る劇には伝統風景
と文化を感じることも出来て高い評価を受けた。
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 ◆「ロシアの声」が伝える「ロシアからみた日本・世界」>>>
           引用元 http://japanese.ruvr.ru
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 今週は休載します。
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◆[編集長から]              片山通夫
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  Lapiz冬号の編集作業が始まった。取材もまだ残っている。11月にか
けてフル回転の日々が続くような悪い予感がする・・・。

 今日もあるピアノの調律師の撮影に出かける。きっと暗い部屋での撮
影になりそうだ。f1.4の明るいレンズを下げて行こう。

 などと思いながらこの稿を書いている。なんだか手抜きの多い号だ。

 歯科h氏台風の被害の危険はまだまだ続きそうだ。
みなさん、ご自愛ください。
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  発行     2013年10月22日   No.630
  編集・発行  609studio Michio Katayama
  発行     毎週火曜日  購読料無料
  配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236
  MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020
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