メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.532 ◆現代時評「FaceBooka 怖さと便利さ」  2012/08/28


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【609 Studio 】メール・マガジン 2011/8/28  No.532
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 フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。Lapiz編集長・井上
脩身氏の現代時評、ロシア唯一の韓国語新聞「セ・コリョ」の日本語翻
訳版、ロシアやサハリンの話題編集長のコラムなど多彩な話題満載!
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◆現代時評「FaceBooka 怖さと便利さ」:片山通夫
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 FaceBookというものをはじめた。最初は何が何だか分からないので、
つい、自分のパソコンに保存してあるメールのアドレス帳の全てから
FaceBookを始めたことを知らせるというボタンを押してしまった…。

 結果は恐ろしいことになった。日ごろ全く連絡を取らない、地球の
裏側からの友人にまでも「友達リクエスト」が送られてしまった。
 経験のある方は、ご存じだろうが、おかげで、古い友達とも「邂逅」
できたわけだ。返事を書いたりする時間が増えて一時は大変だった。
嬉悲鳴だったわけである。

 ところが一方、全く知らない人、つまり「友達の友達」にまで、私
個人の友達を知られてしまうという危険(?)があることに気がつい
た。特に悪いことをしているわけではないので、構わないと言えばか
まわないのだが、なんだか居心地が悪い。

 息子の嫁(古い表現!)も実の娘、甥や姪などもそのなかに含まれ
る。同じ土俵の上で彼らに筆者の「日ごろの行状」を知られるのは落
ち着かない。だからと言って「友達拒否」するのも、なんだか…。

 筆者の友人の一人は「これは危ないツールだ。個人情報が筒抜けに
なる」と危惧していた。
 別の友人は、「FaceBookを初めて何十年ぶりかの知り合いと連絡取
れた」と感心していた。

 はてさて、いずれも正しいのだろうが、筆者は今のところ、恐る恐
る始めたという状態だ。
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◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版の翻訳者が夏季休暇に入りますので、
 8月は翻訳版をお届けできませんので、ご了承ください。
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         引用元 http://japanese.ruvr.ru
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◆[編集長から]              片山通夫
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 今朝ほど、とんでもないニュースが飛び込んできた。
「丹羽・中国大使の車襲われる けがなし、国旗奪う」(朝日新聞」で
ある。まさに暴挙である。このように日中両国の関係が険悪化してくる
と、それぞれの政府が制御できなくなる危険がある。この事件そのもの
はある意味では「些細なこと」かもしれない。しかし両国が対応を誤る
ととんでもない事態を招く危険がある。

 国境問題は、対韓国、対ロシアにも抱え込んでいる。戦後、歴代の政
府が真剣に対処しなかった「つけ」が、ここにきて噴出してきたとも言
える。

 ここは一番、過去の政権と同じような対応を現政府はとらないで、も
らいたいものだ。ロシアと韓国はそれぞれ「実効支配」続けている。
 いずれの国も、国家元首が実効支配している「我が国の領土」を国家
元首が訪れた。ロシアに至っては、ここにきて「インフラ整備」を始め
た。

 野田政権は「従来の対応の踏襲」をもくろんでいるかのように見える。
明確な対策を示巣ことのできない政府は政府の体をなしていない。

 それぞれの領土が「どの国に属するのか」は生半可な対応では決して
解決しない。はっきりとした対応を決定して、国民二はもちろん、相手
国にも明確なメッセージを伝えるべきである。

 短い期間で解決できる問題ではない。だから仮に政府が変わっても(
全くよく変わる政府だ)普遍的な考えを国民とともに共有すべきだ。

 ところで、同じ朝日新聞に「「原発0%」7割支持 政府の意見聴取
会終了」とあった。
 この結果は重要だ。合わせて次の国政選挙での争点に「原発問題」が
クローズアップしてきた。世論調査でもー原発「大いに重視」47% 
朝日新聞世論調査ーと伝えられている。

 毎週金曜日に首相官邸や国会を取り巻くデモは一向に衰えを見せない。
国民は「原発ゼロ」を訴えている。しかしその国民の声に耳を貸そうと
しない政府や国会議員に鉄槌を下すには、国民の側からすれば後は選挙
でしかない。

 国民の大多数の声を無視する議員にはレッドカードを突きつける必要
がある。主権は国民にあるのだ。
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発行     2012年8月28日   No.532
編集・発行  609studio Michio Katayama
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