メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.463◆次週2月15日号は取材旅行のため、休刊。  2011/02/08


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【609 Studio 】メール・マガジン 2011/2/8  No.463
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  フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。ロシア唯一の韓国語
新聞「セ・コリョ」の日本語翻訳版、ロシアやサハリンの話題、投稿、
編集長のコラムなど多彩な話題満載!
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              【お知らせ】

  次週2月15日号は取材旅行のため、休刊させていただきます。

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                        【著書案内】
             
       
       「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」
   
 日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太
 への逆密航」を語る貴重な証言!!

      片山通夫 著
      凱風社 刊 http://www.gaifu.co.jp/index.html 
      定価 1900円+税

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◆現代時評:「電子雑誌 Lapiz」片山通夫

◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2011年2月4日号

◆ロシアの話題・事件

◆編集長から
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 電子雑誌「Lapiz・創刊準備号」は3月中旬頃発行予定です!

電子雑誌「Lapiz」ウェブサイト
http://www.lapiz.bz/

609studio twitter
 http://twitter.com/609studio

609studio ウェブサイト
 http://www.609studio.com/
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◆現代時評「電子雑誌 Lapiz」:片山通夫
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 今週はいささか趣を変えて、筆者が目論んでいる電子雑誌の出版に関
して述べたい。名前はLapizという。スペイン語でエンピツのこと
だ。ラピスと発音する。

 Lapizは所謂電子雑誌を目指している。大人が読んで楽しいもの
としたい。当面は季刊とし、発行に自信がつけば月刊を目指す予定。
 
 さてその自信だが、今のところ全くないというのが本当のところであ
る。理由は様々あるが、先ずご多分にもれず資金難。満足に原稿料を払
えないから良い原稿が集まりにくい。それにいまだにはっきりとした、
つまり芯と言うものがつかめていない。こんな状況で原稿が集まるわけ
がないのはよくわかっている。迷っている部分が多すぎるのだ。
 コンセプトに一貫性がない筆者の責任です、これは。

 そうこうしているうちに、「図書委員会」というページが出来ること
になった。これは所謂「書籍評」である。読んだ本の読書感や書評を掲
載するページである。
 今のところ、この委員会は委員長一人だけで運営して行くが、委員長
は「委員を募集」したいようなのだ。もし、このメールマガジンをお読
みいただいている読者の中で、感銘を受けた本や、これは人に薦めたい
という想いをお持ちの方がおられたら、ジャンルは問わないということ
で是非お申し出ください。

 委員長に諮って、参加していただくよう、取り計らいます。

ご意見は

http://www.609studio.com/html/mailform.html

からメールをお送りください。
 こちらからご返事をさし上げます。
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◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2011年2月4日号
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クリル列島発展に注力

 さる31日、クリル列島の社会経済発展状況視察を終えたヴィトル・

バサルギンロシア連邦地域発展相がクリル列島住民の暮らしの質が改善
しつつあると評価しながら、今後も連邦レベルでの支援を積極的に行う
と発表した。又、極東地域発展政策の一環として2025年までのクリ
ル地域発展事業案を4月まで立案することを指示した。

内務員が警察へ

 さる1月28日、サハリン州内務局が記者会見を開き、内務員という
呼び方が警察への改称され、3月1日から関連法規が発効されると伝え
た。又、今年中に22%の職員即ち700人を解職させ、優秀な職員だ
けが残ることが出来ると発表した。

永住帰国者4千人以上

 2011年2月17日、サハリン韓人30人が永住帰国する。199
7年―2010年まで約4200人のサハリン1世韓人が祖国へ帰った。

サハリン歴史の本出版

 サハリン州政府はサハリン州成立65周年を記念して、サハリン歴史
を紹介する3編の本を出版する計画。1編は過去の歴史、2編は自然や
地理、3編はサハリン現代史で綴られる。編纂に携わる人々は郷土研究
員、作家、カメラマンなど。出版部数はまだ分からないが、サハリン住
民皆が購入できるようにするとの方針。

戦争老兵総会

 さる1月27−28日間、サハリン韓人文化センターでサハリン州戦
争老兵評議会総会が開催された。同会は1999年7月に設立され、1
5カ地域に地域評議会を設けている。会員は戦争参加者と法機関老兵ら
。サハリン州で最も権威ある社会団体の一つである。

州知事、シェル代表と会談

 さる1月27日、モスクワ駐在サハリン州政府代表部で、サハリン州
知事とシェル社の地域担当代表らが会って、プロゴロドノエ液化ガス工
場の第3段階建設問題と今後の展望について議論したことがわかった。

中国でサハリン投資説明会

 サハリン州政府は今年3月に中国北京で投資説明会を開催する予定。
説明会への参加希望者は2月10日まで州政府に申請を要する。
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◆ロシアの話題・事件
            The Voice of Russia http://japanese.ruvr.ru/
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◆魚にも言うことがある!?
ロシアには「魚にも言うことがある」という表現があるが、なるほど口
のきけない魚にも言いたいことがたくさんあるに違いない。ロシアにと
って水産資源は、おそらく原油やガスに負けないくらいか、おそらくそ
れ以上重要なものだ。というのは、化石燃料資源と違って魚などは生き
ている資源だからだ。ロシアは、そうした資源にかなり恵まれ、時には
有り余るほどある。しかし、これからは理性を働かせて、そうした天か
らの恵みを利用しなければならない。
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42858481.html

◆ペテルブルグで東洋学博物館が復活
東洋に住みながら東洋の研究を行うためには、一度、外から東洋を眺め
てみる必要があると学者らは述べている。その意味で、ロシアの北の首
都、サンクト・ペテルブルグは、世界の東洋学研究の中心のひとつであ
ると言えるだろう。
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/02/42512951.html

◆露大統領 エジプトの危機克服 迅速かつ平和的に
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42734973.html

◆エジプト 元閣僚および財界代表者らの口座凍結
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42763743.html

◆イエメン 大規模な反政府デモが発生
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42755657.html

◆プーチン首相 仏教徒の民族友好への貢献に感謝
ウラジーミル・プーチン首相は、陰暦の新年に合わせて祝電を送り、ロ
シア国内の民族友好に貢献しているとして、ロシアの仏教組織の代表者
らに対する感謝を示した。
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42781764.html

◆日本の水産庁 密漁問題についてロシア側と協議の意向
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42738104.html

◆チュニジアとエジプトからドミノ効果
http://japanese.ruvr.ru/2011/02/04/42849554.html
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◆[編集長から]              片山通夫
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 大相撲春場所の開催中止、名古屋の変、新燃岳の噴火、着々と進む北
方領土のロシア化、鳥インフルが猛威・・・と忙しい年明けとなった。

 一昨日・日曜日に車を駆って雪の道を走るつもりで、日本海沿岸まで
行ってみました。ところが、山や野には勿論雪はたっぷりでしたが、道
路は完全に「乾燥路」でした。あてが外れたというか、役所のサービス
が行き届いているというのか・・・。でも、ちょっと中へ入ると、まだ
除雪されていない小道があちこちに。

 2月7日は「北方領土の日」。でもあまり盛り上がらないうちに、ロ
シアは着々と手を打って「実効支配を誇示」しているようです。

 ところで次週は取材のため休刊させていただきます。
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発行     2011年2月8日   No.463
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
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