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───────────────────────────────── 【609 Studio 】メール・マガジン 2010/11/23 No.453 ───────────────────────────────── フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。ロシア唯一の韓国語 新聞「セ・コリョ」の日本語翻訳版、ロシアやサハリンの話題、投稿、 編集長のコラムなど多彩な話題満載！ ───────────────────────────────── 【著書案内】 「追跡！あるサハリン残留朝鮮人の生涯」 日本の植民地統治が生んだ一家離散「二重徴用」「急速転換」「樺太 への逆密航」を語る貴重な証言！！ 片山通夫 著 凱風社 刊 http://www.gaifu.co.jp/index.html 定価 １９００円＋税 ───────────◆◆◆ＩＮＤＥＸ◆◆◆─────────── ◆現代時評：休載させていただきます。 ◆近頃考えること「近頃守りに逃げていないか」：片山通夫 ◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版：２０１０年１１月１９日号 ◆ロシアの話題・事件 ◆編集長から ───────────────────────────────── ◆現代時評：休載中 ───────────────────────────────── 筆者の都合で当分の間休載となります。 ───────────────────────────────── 【ＰＲ】 電子雑誌「Ｌａｐｉｚ」ウェブサイト http://www.lapiz.bz/ ２０１１年カレンダー http://www.609studio.com/html/2011/index.html 609studio twitter http://twitter.com/609studio 609studio ウェブサイト http://www.609studio.com/ ───────────────────────────────── ◆近頃考えること「近頃守りに逃げていないか」：片山通夫 ───────────────────────────────── ここ数日、時間があればボケっと考え込んでいる。電子雑誌発刊のこ とである。どんな形にすればいいのか、デザインは？いやその前にコン テンツは？・・・などなど、実に脈絡もなく、思いつくままに考え込ん でいる自分に気がついた。 実際、１００ページもの雑誌を作ろうとするのだから、考えなければ ならないことはいくらでもある。それはそうなのだが、全く結論が出な い。 以前なら「とにかくやってみてから」と、傍から見れば計画性も何も あったものではなく、とにかく突っ走るという性格だった。しかし今回 は違う気がする。「年齢からくる弱気」なのかどうかはわからないが、 ともかく、我ながらえらく慎重なのだ。 友人は「それって守りに入った証拠だ」と言ってのける。守るって、 一体何を今更とも思うのだが「そうなのかな」とも・・・。 弱気は失敗を招くというのが信条だったのに。 心機一転巻き返しをはかりたい。 ───────────────────────────────── ◆セコリョ新聞日本語翻訳版：２０１０年１１月１９日号 ───────────────────────────────── サハリン・日本との交流拡大期待 横浜で行われているAPECにロシア代表団の一員としてア・ホロシャヴ ィンサハリン州知事が参加している。州知事は「ロシア大統領のクナシ リ島訪問後もサハリンと日本自治体と関係は変わっていない。今まで日 本の自治体との肯定的な交流事例は多い。サハリン州はいつでも日本側 に対話の門を開いている」と指摘しながら活発な学問や文化交流を期待 していると述べた。 韓国、サハリンとの共同事業 サハリン州政府によるとロシアと韓国との貿易においてサハリンはリ ーダー役を果たしている。過去９カ月間露韓貿易量は１１０億ルーブル 相当、その中でサハリンとの貿易量が３０億を占める。ソウルＧ２０開 催中州知事は３０回も韓国とサハリンビジネスミーティングを行い、７ 件の協力覚書を締結した。韓国企業はサハリン発電所２の建設、石炭産 地開発をはじめ石炭輸出のための港整備、造船、ユジノサハリンスク空 港再建事業などに地元企業と共同で参加する予定。 移動住民就業センター稼動 先日、コルサコフ、ドリンスク、トマリなどの地方住民就業センター に事務装備を備え付けた自動車が提供された。ロシア大統領が指揮して いる同事業は地域の中心から離れている奥地の農村の住民、青少年、学 生たちを対象に就業サービスを行うのに活用される。 「２０１０年サハリン製品」コンクール さる１２日、ユジノサハリンスク市で「サハリン製品コンクール」が 開催され各地の１４企業が参加した。コンクール授賞式の後、「ブラン ドの力と販売量増加方」というテーマの円卓会議も行われた。 ア・クージン出版記念会 さる１６日、サヒインセンター会議室でア・クージン歴史博士の「サ ハリン韓人たちの歴史的運命１〜３編」出版記念会があった。州政府人 事、研究者、韓人たちなどをはじめ多くの市民が参加した。クージン博 士は「言語を４回、国籍を３回も変えながら、強制徴用、ソ連の差別に 耐えざるを得なかったサハリン韓人たちの悲惨な運命が私の心を打った 」と研究動機を説明した。記念会ではサハリン韓人の悲惨な歴史を伝え る映像も紹介された。 追放外国人専門受容所開設 ２０１１年からサハリン州から追放命令を受けた外国人を受容する専 門施設が運営される。当局によると今年１６０人の外国人が追放された 。今年６月ロシア大統領は不法移民者のための特別施設の必要性を指摘 し、サハリン州政府が関係法律を立案、先日州議会で通った。宿泊費、 交通費、書類手続き費用は連邦政府が出し、施設の運営費は州政府が担 当することになっている。今追放宣告を受けた外国人たちが内務署で出 国の日を待っているが来年からはユジノサリンスク市アルコール中毒者 治療所の一室で待たされることになる。 在外同胞NGO大会京都で KIN（Korean International Network）が主催する第７回在外同胞NGO 大会が１１月２６日から３泊４日の日程で日本の京都で行われる。今回 は「マンガン歴史記念館」の再建のための同胞協力基盤構築が目的。炭 鉱労働者が自力で記念館を設立し２０年間運営してきた同記念館の歴史 を知る他、再建資金を作るためにユン・ドヒョン バンドのコンサート も開く。サハリンからも社会団体代表５人が参加する予定。 ───────────────────────────────── ◆ロシアの話題・事件 The Voice of Russia http://japanese.ruvr.ru/ ───────────────────────────────── ▲メドヴェージェフ大統領 自身のツイッター名を変更 ロシアのメドヴェージェフ大統領は１９日、自身のツイッターにおける アカウントを変更した。 クレムリンロシア（KremlinRussia）から自身の苗字メドヴェージェ フへと変更され、メドヴェージェフロシア（MedvedevRussia）となった。 http://japanese.ruvr.ru/2010/11/20/35326015.html ▲露大統領の提案に日本は慎重姿勢 平和条約問題で http://japanese.ruvr.ru/2010/11/15/34258132.html ▲露韓の世界最大規模の造船所建設 １２月に開始予定 http://japanese.ruvr.ru/2010/11/17/34955105.html ▲文豪トルストイ没後１００年 地上でも宇宙でも記念行事 http://japanese.ruvr.ru/2010/11/20/35321954.html ▲国後島に大型船舶の埠頭が完成 開発計画の枠内で http://japanese.ruvr.ru/2010/11/16/34598940.html ▲ウラジオストク中心に、「トラの小道」モニュメント http://japanese.ruvr.ru/2010/11/19/35270309.html ───────────────────────────────── ◆[編集長から] 片山通夫 ───────────────────────────────── 「サービスのつもりで軽口をたたき、笑いを取ろうとする」性癖のあ る人物だと言う。柳田氏を知る人の話。その性癖が出たんだろうな。 「小型ロケット：燃料にペットボトル再生材 北海道で実験」と毎日 新聞が伝えた。 http://mainichi.jp/select/today/news/20101121k0000e040002000c.html 小型ロケットの名前は「カムイ」だと言う。実験では「カムイ」は一 気に２００メートルまで上昇したとか。 でもこのロケット、何に使うんだろう。 ───────────────────────────────── 発行 ２０１０年１１月２３日 No.４５３ 編集・発行 609studio Michio Katayama 発行 毎週火曜日 購読料無料 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 mailform http://www.609studio.com/html/mailform.html website http://www.609studio.com http://www.lapiz.bz 投稿 http://www3.ezbbs.net/06/609studio/ 購読 購読解除は websiteへ ◇禁・無断転載◇ ───────────────────────────────── |