メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.442◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版  2010/09/07


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【609 Studio 】メール・マガジン 2010/9/7  No.442
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フリージャーナリスト片山通夫のメールマガジン。ロシア唯一の韓国語
新聞「セ・コリョ」の日本語翻訳版、ロシアやサハリンの話題、投稿、
編集長のコラムなど多彩な話題満載!
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           長い間休刊させて頂きました。

    9月に入っても暑い日が続いています。ご自愛ください。

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       「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」
   
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◆現代時評:当分の間休載させていただきます。

◆セ・コリョ新聞日本語翻訳版:2010年9月3日号

◆ロシアの話題・事件

◆編集長から
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◆現代時評:休載させていただきます。
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 筆者の都合で当分の間休載となります。
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◆セコリョ新聞日本語翻訳版:2010年9月3日号
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 第2次世界大戦終戦記念日を迎えて州知事からのメッセージ

 今年から9月2日を第2次世界大戦終戦記念日に制定、毎年国全体が
この日を記念することになったことを大変嬉しく思います。これをもっ
て極東地域平和構築に貢献した人民の役割と参戦に対するロシア国家の
見解が明確になったことでしょう。9月2日を国家記念日にしようとす
る我々の提案に理解を示し、賛成してくださった連邦政府や一般市民、
戦争老兵など皆さんにお礼申し上げます。南部サハリンとクリル島作戦
に2千人以上の犠牲者を出しました。彼らの犠牲が無駄ではなく歴史に
残る偉大なる愛国の証だったのが再確認され、今後強いロシアを作って
いく上でよい模範となることでしょう。

国際会議―第2次世界大戦の教訓と今

 9月2日から二日間にかけてユジノサハリンスク市のサヒン・センタ
ーで軍国主義日本から南部サハリンとクリル島の解放及び第2次世界大
戦終戦65周年を記念しての国際会議「第2次世界大戦の教訓と今」が
開催され、国内外から多くの研究者が参加した。また、9月2日には勝
利の広場で終戦記念集会が開かれた。

中国代表団サハリンへ

 中国大連のチェミン市長らが経済文化観光交流などを深める目的でサ
ハリンを公式訪問した。昨年中国とサハリン州との交易量は8億5千万
米ドル、しかし今年は上半期だけで既に7億8千万米ドルに達している
。サハリンからは燃料、水産物が中国からは建材、機械、日用品が入っ
ている。又、大学間交流もあって交換留学事業も行われている状況。3
1日、サハリン州政府人事との接見の際、チェミン市長は中国産農産物
の輸出と大連とコルサコフ間連絡船運航を提案した。

日本タンク展示

第2次世界大戦中ソ連軍の爆撃を受けた日本のタンク「ハーゴ」が先日
、ユジノサハリンスク市の郷土博物館の構内に移され展示された。

チェーホフ国際会議開催

 来る9月20日、チェーホフ生誕150周年とサハリン旅行120周
年を記念しての国際会議がユジノサハリンスク市で開催される予定。こ
の際、新しいチェーホフ記念館と起工式とチェーホフ半身像の序幕式も
行われると行事組織委員会が伝えた。

9月1日―新入生5万人

 新学期が始まる9月1日、サハリンとクリル列島で5万人余りの子供
達が入学した。

旧北海道拓殖銀行建物修復を提案

 27日のサハリン州政府会議でコルサコフなど4つの地域の市長らが
参加し、各地域の課題と事業進行状態についての報告を行った。この席
で州知事は日本時代に建てられたコルサコフの旧北海道拓殖銀行の修復
を提案した。

戦死者追悼レース

 さる27日から6泊7日の日程で第2次世界大戦で犠牲になった兵士
らを追悼するレースがあった。自動車やバイク、自転車などに乗った約
50人の参加者がユジノサハリンスク市を出発してロスイノ部落のソビ
エト軍人ら遺骨安置式に参加、その帰りに各都市のソビエト軍慰霊碑を
尋ね顕花など追悼儀式を行った。

軍事愛国探査キャンプ

 「ピオニエル財団」は20年前から若者を対象に、毎年南部サハリン
とクリル島にある昔の戦闘地を訪ね探査活動を行う軍事愛国キャンプを
行っている。今年はスミルヌイフ地域とその周辺部落に住む20人の学
生達に地元の戦闘地を調べる機会を与えた。学生達は銃弾、地雷の破片
、鍋、軍靴などを見つけた。

サムチョク市・コルサコフ市友好交流協定提携

 8月30日、韓国江原道サムチョク市代表団が來島、31日コルサコ
フ市と姉妹都市決縁式を行った。

サハリン韓人集会へ2千人以上参加

 さる29日ユジノサハリンスク市にあるガガーリン公園のコスモス競
技場で2千人以上のサハリン韓人たちが出席して、強制併合100年、
強制連行、サハリンに放置など戦争と戦後責任を問う集会を開いた。韓
国から朴ソニョン国会議員、市民団体代表などが來島し、一緒に日本政
府に対して反省と補償を行うよう訴えた。

各地域でも終戦記念日を祝う

 ユジノサハリンスク市の他、ポロナイスク区域やトマリなど韓人の多
く住む地域で終戦日記念式典と運動会を開き、韓人たちの結束を高める
機会となった。
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◆ロシアの話題・事件
              The Voice of Russia http://japanese.ruvr.ru/
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▲露外務省「ビザ取得の四島訪問は問題ない」
ロシア外務省のネステレンコ報道官は26日付の声明で、日本国民によ
る南クリル諸島(いわゆる北方領土)への渡航に制限はないとの認識を
示した。
http://japanese.ruvr.ru/2010/08/26/17356878.html

▲露上院議長「北方領土の日は歴史の歪曲」
露上院(連邦会議)のミロノフ議長は2日、南クリル諸島(いわゆる北
方四島)を巡る日本国内の動きを、「歴史歪曲の試み」と批判した。タ
ス通信が報じた。
http://japanese.ruvr.ru/2010/09/02/18404767.html

▲終戦記念日 露専門家「対日参戦避けられなかった」
今日回復した平和のために祈ろう。神様がそれを永遠に守ってくれるよ
うに」―1945年9月2日、連合軍最高司令官のダグラス・マッカー
サー元帥は終戦の朝をこんな言葉で迎えた。東京湾に停泊した米軍艦ミ
ズーリ号上で、日本が無条件降伏の文書に調印した日のことだ。
http://japanese.ruvr.ru/2010/09/02/18479126.html

▲露与党議員「千島と南樺太は固有の領土」
露下院(国家会議)のネナシェフ議員(統一ロシア所属)は2日、終戦
65周年に合わせた会合で発言し、「日本側の主張する条件で結ぶ平和
条約など必要ない」と述べた。ノーヴォスチ通信が報じた
http://japanese.ruvr.ru/2010/09/02/18497940.html

▲プロジェクト「ロシアと日本・文化の対話」開幕 シベリアで
シベリアのクラスノヤルスク地方では、国際プロジェクト「ロシアと日
本 文化の対話」がスタートした。
http://japanese.ruvr.ru/2010/09/04/18722728.html
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◆[編集長から]              片山通夫
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 長い間お休みをいただきました。もう9月ですが、各地から「暑い!
」という声が聞こえてきます。ホント暑いですね。先日札幌で「こんな
に暑い夏の後に来る冬は雪が多い」という声が聞こえて来ました。
 サハリンからも異常に暑いという報告。ご自愛ください。


▼近頃の巷での話題
 既に亡くなられたお年寄りがまだ生きているように装っての年金詐欺。
世知辛い世の中になりました。死者を弔うということもできない…。
 100歳以上なんて言ってないで、全国民の生死を調べる必要が。
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発行     2010年9月7日   No.442
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236
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