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───────────────────────────────── 【609 Studio 】メール・マガジン 2010/1/26 No.419 ───────────────────────────────── 「現代社会を斬る！」をコンセプトに論説委員Ｋｅｎ氏の論説「現代時 評」をはじめ、政治評論家、本澤二郎氏の政治評論、また、ロシア唯一 の韓国語新聞サハリンの「セコリョ」日本語版、その他、寄稿記事など 話題満載！ ───────────────────────────────── 609studio ウェブサイト http://www.609studio.com/ オリジナルプリント販売開始 詳細 http://www.609studio.com/html/originalprint/index.html ＤＶＤ アリランの流れる島 詳細 http://www.609studio.com/html/news-3.html ジャーナリスト・ネット ウェブサイト http://www.journalist-net.com/ ブログ 取材手帖 http://j-net.obei.jp/katayama/ ───────────◆◆◆ＩＮＤＥＸ◆◆◆─────────── ◆現代時評：「政治家とは」 Ken ◆[セ・コリョ新聞日本語翻訳版]：２０１０年１月２２日号 ◆コラムEYE 「沖縄は不沈空母か」：片山通夫」 ◆こちらＪＯ３ＴＸＫ：片山通夫 ◆編集長から ───────────────────────────────── ◆現代時評：「政治家とは」 Ken ───────────────────────────────── ◆◆ ニッケイネット 2010. 1. 22. 民主党の小沢一郎幹事長の資金 管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、小沢 氏は一部を土地購入に充てたとする７億円弱の個人資金について「バブ ル経済崩壊後、銀行の破綻が続き、金融機関に預けていた資金を引き出 した」などと周辺に話していることが21日、関係者の話で分かった・・ ・・。 ■■ １９８０年に参議院議員現職のままで亡くなった人格者に市川房 枝氏が居た。 政治家というより、戦前からの著名な婦人運動家という ほうが通りがいい。 ひじょうに清廉で党派に組せず、法定選挙費用内 の選挙費しか遣わないのをモットーとしていた。 婦人参政権運動の主 導者で、いまをときめく菅財務相は若いころ彼女を応援して世に出、み ずから「市川房枝さんを勝手に応援する会」と称した。いわゆる「勝手 連」選挙応援の嚆矢である。 ■■ 市川房枝さんはまことに清廉な人だったが、世間の評価はそこま でで、誰も彼女を優秀な政治家とは考えなかった。 だから「政治家」 よりむしろ「婦人運動家」の範疇に入っていた。 世の有権者たちは彼 女を尊敬するが期待せず、「勝手連」応援団も菅直人氏らの少数グルー プに留まった。 道徳家は社会におおぜい存在するが、政治家としては それ以外の能力がより多く必要であることを国民が知っていたからであ る。 とうぜんのこと市川房枝議員には大臣などの役がついぞ回ってこ なかった。 ■■ そこでいまニュース種になっている小沢一郎氏のことである。 察するに小沢氏は、かっての市川房枝議員と正反対の性質であるよう だ。 つまり清廉ではないが、政治家としての能力は抜群らしい。 検 察の情報によれば、氏の政治資金規正法違反および土建業界からの賄賂 は動かし難い事実であるようだ。 小沢氏は、「いままでなら訂正申告 ですませた形式違反に過ぎぬ」とぼやくが、政治資金規正法違反だけな らそれでいいが、こと賄賂となればそうはいかない。 大いに罰せられ て然るべきである。 ■■ 彼は不動産取得の収入源を「いままで貯めておいた箪笥預金から 」というが、たかだか２０００万円の議員年歳費だけでは、いくら爪に 灯を点しても数億円を蓄め得るハズがなく、不自然である。 父の代か らの資産と言うが、先代小沢佐重貴氏は小作百姓の倅で小学校も満足に 行けなかったというのは有名な逸話であるし、息子一郎氏が億のつく遺 産を父親から相続したとは考えられない。 ■■ 今頃は政治家の簿外収入、つまり司直による賄賂の追及はひじょ うに厳しいが、つい数年前までは検察も追及に甘かった。 たとえば新 聞記者上がりの河野一郎が息子洋平に遺した遺産は３００億円を越した という。 金丸さんや田中角栄首相が莫大な遺産を残したのはいまとな れば公知の事実で、小沢一郎氏はその政治後継者だから、収賄術もじゅ うぶん習ったであろう。 彼はいまのところ箪笥預金を８億円持ってい ると言っているが、その程度はとうぜん持っていると考えていい。 な ぜなら岩手県のダム建設は胆沢ほか５８箇所というから、さぞ豪勢な裏 金が動いただろうし、その他にもすでに解散した元政党の行方不明助成 金のこともある。 いずれにしろ彼の箪笥預金に関するかぎり、その殆 どは後ろ暗いところから拠出させたものと断定してほぼ間違いなかろう。 ■■ いま検察は、小沢氏の個人預金の出入りを過去２０年に渉って調 査すると言うが、もしそれが本気ならすべては明るみに出ると考えられ る。 ボクの会社時代の経験から言えば、税務調査官が３人来て丸１ヶ 月も調べれば、いかに隠したつもりでも１００％露見するのは見え透い ている。 ■■ 小沢氏の賄賂などは「結構なことだ、すべて厳重に調べ上げてく れ」と検察の尻を突っつきたいボクたち庶民だが、この考えは待て暫し である。 なぜなら、では検察はいったい何のため、いま小沢氏の懐ろ を徹底調査しようとしているのか。 糾明して、果たして国家社会を幸 せにするかどうか、それが先ず問題である。 野次馬の覗き見趣味を満 足させるためだけであれば、本人が嫌がる私財調査などすべきではない のだ。 ■■ もちろん、検察が法の番人であることは論を俟たず、国会議員の 収賄疑惑などは糾明されるべきだ。 ふつう一般の庶民や企業相手であ れば、脱税を調べるのもよい。 が、このたび取り調べを受ける相手は 、いまの日本を背負って立つ実質的な責任者小沢一郎氏である。 法の 下に万人は平等だというが、国家の命運を担う大物と、そこらの庶民と はわけが違う。 あとさき考えれば、小沢氏相手の疑惑調査にはとうぜ んいくらかの手加減とエチケットが必要であるのではなかろうか。 ■■ やたら法の遵守を金科玉条にするだけの検察であれば、それはい わゆる「法匪」に過ぎない。 法は何のために存在するか。 法は国家 社会を益するためにこそ存在する。 いま小沢一郎という一市民を罪人 にするのと、百年に一度の国家の経済難局に立ち向かい負託の重責ある 政治家小沢一郎をサポートする義務とを量りに掛けてどちらが重いか、 検察はじゅうぶん沈思考慮してもらいたい。 ■■ もちろんいま日本を背負って立っているのは表面上鳩山首相で、 小沢幹事長ではない。 がしかし、衆目の観るところ、小沢氏の豪腕に 支えられ鳩山内閣はようやく生きている。 鳩山民主党にいまの日本を 経営させようとするならば、小沢一郎というやや清廉ならざる政治プロ を生かし置き、活用する必要が充分過ぎるほどあるのではないか。 ■■ ５０年惰眠を貪った自民党は小沢氏の力でようやくいま退陣した ところである。 その意味において、われわれは小沢一郎氏の今日まで の彼の努力と策謀にじゅうぶん感謝すべきである。 もし彼が居なけれ ば、日本はいまなお不遜な自民党の一人天下であったろう。 ここで検 察が小沢氏を葬ったとして、民主党が果たして健在でありうるかどうか 、たぶんに疑問である。 ■■ 「狡兎死して走狗煮られ・・」は世の通例である。 だがしかし 、狡兎自民党はいまなお蠢動し復権の機を狙っている。 そうした折に 些細な社会正義の名のもとに小沢氏を、用済みの走狗として誅するのは 果たして国のためになるかどうか、思案のしどころである。 せめて ひ弱な民主党のため、ここ当分は小沢氏を温存しておくべきである、と ボクは思う。 ■■ それには前から言っているように一つの便法がある。 日本には 遠山の金さん以来の法習慣として検察による初審裁判権という不文律が ある。 それは検察による「起訴猶予」権や「不起訴処分」権であり、 米国の「司法取引」に対比される。 つい先だって鳩山由紀夫氏はこれ により「不起訴処分」になった。 いまボクは小沢一郎氏もまたこれに より暫時の「起訴猶予」とすることが日本国家にとって適切な処置であ ると思う。 ■■ 小沢氏の賄賂は、鳩ママの親族間贈与とは性質が異なり、悪質な 収賄罪であるから見逃し赦すわけにはいかない。 いよいよ自民党によ る弊害が無くなり小沢氏の辣腕も用済みになった頃を計り、彼を不要な 狡兎として煮るのが望ましい。 が、それまでは「起訴猶予」として温 存するのが適切な処置であるとボクは考える。 いまの情勢で小沢氏を 検挙し、たとい検察が溜飲を下げたとしても、それでは国家社会に何の 得にもならない。 ■■ 少なくとも現鳩山の１期間任期中だけは小沢氏の検挙を遠慮して おくのが大人の知恵というものだ。 もっともその間に、公訴時効にな る可能性もあるが、それはそのときのことである。 小沢氏も今回に懲 りて、今後は収賄を自粛するだろうし、もし公訴時効になっても教育刑 の精神に照らして適切であった、と言えぬことはない。 徒に罪人を作 るだけが社会正義ではないのだ。 ■■ ましていま、小沢氏を罰せよと騒いでいる野次馬たちは、社会正 義の心からではなく、本心はTV映画で犯人を追う楽しみに酔っているだ けであり、検察がそうした庶民の娯楽に力を貸す必要はさらさら無い。 ■■ 所詮、政治の世界は汚泥にまみれた汚い社会である。 が、その 中にあっていかに国家社会を上手に守り抜くかこそ政治の要諦である。 四角四面な社会正義だけが政治の目的ではないことを日本国民ももう そろそろ覚るべきときが来ている。 ■■ 元来、政治家に故市川房枝議員のような清廉な人格者は少なく、 だいたいが清濁の「濁」に該当する性向の人物が多いものだ。 その「 濁」の人々相手に秋霜烈日の刃を振るったりするより、検察は機微を考 え、長期的な判断と司直行動を採ることが肝要である。 いたずらに検 察ファッショの汚名に甘んずるばかりが能ではない。 ───────────────────────────────── 【ＰＲ】 ◎片山通夫写真集「サハリン」好評発売中！！◎ 写真集「サハリン」が未知谷から発行されています。是非書店 もしくは609studioでお求めください。 四六判１６０頁 １６００円(税別) ISBN4-89642-138-8 C0072 未知谷 HP http://www.michitani.com/index.html または office@609studio.com ───────────────────────────────── ◆セコリョ新聞日本語翻訳版：２０１０年１月２２日号 ───────────────────────────────── 若い公務員らへの財政支援強調 ２０日の州政府会議でア・ホロシャヴィン州知事と立法・執行機関関係 者らは教育や保健、福祉関連分野に従事している若い専門家たちへの財 政的支援が必要であることに同意、これを実現するための特別法案作り に取りかかることを決めた。州知事は「サハリンの将来は若い専門家ら にかかっており、彼らは島の財産でもある。だから彼らに財政的支援を 行うべきだ」と強調した。 カナダ外交官サハリン訪問 １８日、モスクワ駐在カナダ大使館政治部書記官ケトリン・イブコプ 氏がサハリンを訪ねた。目的はサハリン州の経済潜在力と観光発展に関 して可能性の探査と両側の文化、教育、経済交流可能性の確認であった 。ケトリン氏を接見したヴェ・ロコトフサハリン州対外交流管理局長は 「サハリン州の主な外国パートナーは韓国、日本、米国であり、カナダ との協力関係は微弱だ」と指摘した後、文化分野における交流から始め ようと提案した。また、局長は今年開催予定の終戦６０周年記念行事に カナダの芸術家たちが参加することを勧めた。 約１５万トンの海産物輸出 ２００９年、サハリン州海産物輸出量は１４万５千トン（２億６５０ ０万ドル相当）。海産物はコルサコフ、ネベリスク、ホルムスク、南ク リルスク、クリルスク港から出港し、その漁船数は９１６隻。２００８ 年に比べ輸出量は４倍、輸出額は３倍増加した。主な輸出先は中国、韓 国、日本。 ニブフ語の出版物 サハリン北方少数民族原住民出身の作家ヴェ・サンギさんが７５歳の 誕生日を記念して今年中にニブフ語で２冊の本を発行する予定であるこ とがわかった。サハリン州から予算支援を受けて、各６００部を発行す るとのこと。 住宅公共料金支援 今年１月１日からサハリン州住民のうち４万６千人が住宅公共料金支 援を受ける。政治弾圧被害者と戦争老兵、戦争中労働前線参加者などが その対象となる。彼らは毎月住宅公共料金の５０％を年金のように銀行 や郵便局で支援金を受け取ることになる。しかし、この支援金でアルコ ールを買う人もいるであろう。 交通事故で１２８人死亡 昨年のサハリン及びクリル地域で起きた交通事故は９４４件。この事 故による死亡者数は１２８人、外傷を受けた人は１２９９人。その中で 子供は１１人が死亡、１２５人が怪我した。交通事故の主な原因は交通 規則違反。 ア・チェーホフ作品多数入手 ユジノサハリンスク市にあるア・チェーホフ記念博物館によると、同 館が昨年９９点のチェーホフ作品を新たに入手した。その中には長年入 手を望んでいたチェーホフの「サハリン島」の一部を始めて掲載した１ ８９４年発刊の雑誌「ルスカヤムイスリ１５号」も含まれている。 漁業支援予算策定 サハリン州農水産当管理局によると、サハリン州政府は今年漁業発展 支援金として４２００万ルーブルの予算を割り当てることにした。支援 金は漁船の修理や漁業加工設備の現代化に使われるとのこと。 殺人事件 サハリン州検事局によると、昨年１２月２４日、スミルヌイフ区域ポ ベジノ村に住む李某氏（６０歳）が自宅で死体で発見された。李氏の体 には傷跡があった。調査中、カン某（６８歳）が殺人を自白。カン某の 説明によると、二人はお酒を飲んでいるうちに口論になり、怒ったカン 某がナイフで李某氏の首を刺し殺したとのこと。警察はカン某が高齢で 健康状態が悪いため、外出しないとの約束で自宅待機を命令した後、刑 事処理の手続きを踏んでいる。 外国人数減少 外国人専門家の調査によると、昨年サハリン州外国人登録者数は６万 ３７８０人で前年度に比べ約３千人が減少した。また、２００８年度に は３万７８５７人が出国したが２００９年度には経済危機の影響で４万 １５７６人がサハリン州から出ていった。昨年の外国人勤労者数は８０ カ国２万７１７９人で、彼らの法律違反件数は８３９８件、約４千万ル ーブルの罰金を払い、１７５人は追放された。 電気料金引上 今年１月１日からサハリン州全域で電気料金が１キロワット当たり２ ．２５ルーブルから２．５２ルーブルへと引上げられた。原因は燃料価 格の高騰（ガス２０％と石炭６．６％）。州政府の説明によると１キロ ワット当たり元価は４．３５ルーブルであるが、政府が一部を支援する ために２．５２ルーブルに留まっているのとのこと。電気窃盗事件は根 絶できず昨年の場合８２４件が発覚、５７６件が提訴された。電力会社 は発覚されていない窃盗は遥かに多いと言っている。 朴・ヘリョン会長「２００９年人物」に選定 サハリン州政府機関紙とＴＶ公社がサハリン・クリルイ通信社と共同 で行った「２００９年の人物」選定コンクールで朴・ヘンリョン韓人会 長が選定された。当コンクールをガガーリンホテルが後援し、その受賞 式がさる１８日同ホテルで行われた。２０人の候補者のうち、５人（政 治、ビジネス、発明、業績、人気部門別）が選定をうけたが、政治分野 で朴会長が選ばれた。 ───────────────────────────────── ◆コラムEYE 「沖縄は不沈空母か」：片山通夫」 ───────────────────────────────── ２４日の名護市長選挙で沖縄県名護市長選の結果、米軍普天間飛行場 の名護市辺野古への移設に反対派の市長が誕生した。沖縄からの報告に よると「同基地の移転問題がもつれて普天間に固定されてしまう」危険 も危惧されているという。 沖縄の静かな怒りがこの市長選の結果を招いたと思われる。我々は沖 縄の「静かな怒り」に真摯に向かい合わなければならない。日米両政府 と沖縄県民だけの問題ではない。米軍の庇護のもとに冷戦時代から繁栄 を享受してきた我が国である。沖縄に米軍基地を置いておいて、繁栄の 教授だけは受けるという虫のよい話はもう通用しない。 一方、日米同盟の在り方にも十分留意する必要がある。言われてきた ように「米軍人の事件」が起こるたびに、捜査権が及ばないような地位 協定なるものの在り方も然りである。もっといえば、米軍基地の存在は 我が国にとっていかほどのメリットがあるのかという視点からもこの際 見直す必要があるのではないか。 もう何年も前に中曽根元首相がいみじくも「日本列島は不沈空母」と 発言したことがあった。対ソ戦略の一環だったと思う。最も元首相は「 不沈空母」という言葉は使わなかったようだ。 ともあれ、我が国はソ連の攻撃に対して「アメリカの盾」になるとい うような意味合いだった。 沖縄を除く我が国は今「沖縄を盾にしている」ように見える。その盾 のこちら側で我々は安穏と暮らしているのだ。太平洋戦争で最大の地上 戦を経験した沖縄、その地上戦で大田実沖縄根拠地隊司令官（当時）が 海軍次官あてに打った電報に 「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」 とあった。 その「特別のご高配」は日本にある米軍基地の７５％を押し付けるこ とだったのか。沖縄は日本国土面積のわずか約０，６パーセント。在日 米軍専用施設面積の約７４．７％に及ぶ広大な面積の米軍基地。 我々はもっと考えなければならない。我々はこの問題を沖縄だけの問 題ととらえているのではないか？もし、この拙稿をお読みいただいてい る読者があなたの町に米軍が引っ越してくるという話があればあなたは どのような行動をとりますか？ 単にわが町に来てほしくないと考えるのか？それとも、沖縄に押し付 けておこうと逃げるのか？米軍基地の存在そのものを考えようとするの か？そろそろこの問題を真剣に国民一人一人が向かい合う時期であると 思うのだが。 沖縄は「不沈空母」ではない。 ───────────────────────────────── ◆こちらＪＯ３ＴＸＫ：片山通夫 ───────────────────────────────── 最初は「聞くこと」から始まった。何しろ「アマチュア無線特有の言 葉」もある。理解して使えるようにしなくては…。 音声なので、コールサインや自分の名前、住所などは次のように発す る。間違いをなくすためである。 例えば、筆者の名前「カタヤマ」は 為替の「か」、煙草の「た」、やまとの「や」、マッチの「ま」という 具合である。コールサインはアルファベットで Ｊ Ｊａｐａｎ，Ｏ Ｏｓｃａｒ フォネックコード（通話表）という。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E8%A9%B1%E8%A1%A8 上記のＵＲＬをクリックしてみていただければご理解いただけると思 うが、簡単に言うと「聞き間違いを無くす」ためのコード表である。 ますます「スパイもどき」になってきた…・。 次週に続く⇒ ───────────────────────────────── ◆[編集長から] 片山通夫 ───────────────────────────────── 「小沢独裁打倒」の声に「党員踊らず」の間の自民党大会だった。ま だ野党というポジションに慣れていないような自民党総裁。 慣れていないと言えば、民主党を基軸とした鳩山政権。沖縄米軍基地 問題で、しどろもどろと見えたのは幻か。 名護市長に基地移設反対を明確にした候補の当選に慌てたのは、自民 党ならぬ鳩山政権の面々だと読めた。 これで、いまさら「沖縄に・・・」、「いや県内に」などなど、百家 争鳴の状況に終止符を打って、早々に国内なら沖縄以外、もしくは海外 にと明確にすべしである。何しろ地元の意志＝民意なのだから。 もし、本州のどこかの地域に移転という案が浮上した場合、おそらく その地域の市民は猛烈な反対運動を起こすだろう。あの成田闘争のよう に。だから「沖縄に」というのは理屈に合わないぞ！ ───────────────────────────────── 発行 ２０１０年１月２６日 No.４１９ 編集・発行 609studio Michio Katayama 発行 毎週火曜日 購読料無料 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 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