メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.417◆コラムEYE :「基地問題」  2010/01/09


─────────────────────────────────
【609 Studio 】メール・マガジン 2010/1/12  No.417
─────────────────────────────────
「現代社会を斬る!」をコンセプトに論説委員Ken氏の論説「現代時
評」をはじめ、政治評論家、本澤二郎氏の政治評論、また、ロシア唯一
の韓国語新聞サハリンの「セコリョ」日本語版、その他、寄稿記事など
話題満載! 
─────────────────────────────────
              【PR】

           CD「トンダ・モンタ音頭」発売開始
  ジャーナリスト・ネットが、この夏から企画していたCD「トンダ・
モンタ音頭」がいよいよ発売開始になった。戦争出前噺で著名な本多
立太郎さんの詞に、関西を中心に活躍中のバンジョー奏者でまた演歌
師の宮村群時さんの作曲・歌で「制作したもの。
 本CDには本多立太郎さん作詞の「トンダ・モンタ音頭」のほかに
、本多さんの著書「トンダ・モンタ総理っ!」を題材に宮村さんが作
詞作曲した「あらずもがなの物語」を収録。
 
                価格 1000円(送料別)
           詳しくはメールでお問い合わせください。


          2010年カレンダー紹介
 
 詳しくは http://www.609studio.com/html/2010calendar.pdf


      企画展「サハリンを読むー遥か[樺太]の記憶」
    
   北海道立文学館(札幌市)で、「サハリンを読むー遥か[樺太]の
   記憶」という企画展が開催されます。私の写真も一部展示される
   ことになりました。お近くの方は是非・・・。

チラシ http://www.h-bungaku.or.jp/event/2009/pdf/karafuto.pdf
  
 北海道立文学館    http://www.h-bungaku.or.jp/
─────────────────────────────────
          609studio ウェブサイト   
         http://www.609studio.com/

       オリジナルプリント販売開始 詳細 
   http://www.609studio.com/html/originalprint/index.html


       DVD アリランの流れる島 詳細 
     http://www.609studio.com/html/news-3.html 

       ジャーナリスト・ネット ウェブサイト
        http://www.journalist-net.com/

           ブログ 取材手帖
        http://j-net.obei.jp/katayama/

───────────◆◆◆INDEX◆◆◆───────────

◆現代時評:今週は休載させていただきます。

◆[セ・コリョ新聞日本語版]:届いておりません

◆コラムEYE :「基地問題」:片山通夫

◆こちらJO3TXK:片山通夫

◆編集長から

─────────────────────────────────
◆現代時評:今週は休載させていただきます。
─────────────────────────────────
 筆者の都合により、休載させていただきます。ご了承ください。
─────────────────────────────────
            【PR】

    ◎片山通夫写真集「サハリン」好評発売中!!◎

 写真集「サハリン」が未知谷から発行されています。是非書店
    もしくは609studioでお求めください。
 
         四六判160頁 1600円(税別)
          ISBN4-89642-138-8 C0072

    未知谷 HP http://www.michitani.com/index.html
    または    office@609studio.com
─────────────────────────────────
◆セコリョ新聞日本語翻訳版:
───────────────────────────────── 
 届いておりません。届き次第お届けします。
─────────────────────────────────
◆コラムEYE :「基地問題」:片山通夫
───────────────────────────────── 
 鳩山政権が揺れている。特に沖縄の普天間基地移設問題が震源地のよう
だ。自公政権で米側と約束したこの問題、マニフェストで大風呂敷を広げ
た民主党の足を引っ張っている。

 アメリカとの同盟関係を重視するかどうかの瀬戸際のような書き方をす
るマスコミもあるが、ここは一番、じっくり考える必要がある。

 無論、外交問題は前政権が諸外国と結んだ約束は遵守する必要がある。
しかし、ここで一度立ち止まって考え直すことも必要だ。例えば「核密約
」も米国との約束だ。表だってしたかどうかの問題でなく…。

 我々は「核密約」も「あのときの約束だから」と容認できるのか?政権
が代われば、立場も変わる。その立場の違いを十分相手国に理解してもら
う努力を鳩山政権は行ってきたのか?100日をすこし超えた程度の期間
に、この難問を解決せよという方が間違っているのではないか。

 また我々は「沖縄におんぶに抱っこ」の基地問題を、あえて避けて通ろ
うとしているだけではないか。「自分の問題、自分の国の問題」として、
真摯に受け止めて、議論した記憶があるのかどうか、政治家、マスコミを
始めすべての人々に問いたい。

 「沖縄は気の毒だ。しかしわが町に米軍基地はいらない」では通らない。
先日、そのような話の前提に「我々国民が基地を他に移すという民主党を
選んだのではないのか」と話したら「民主党にすべてを委ねたわけではな
い」という「狡猾な意見」が出てきた。

 民主党はマニフェストで次のように明記した。

51.緊密で対等な日米関係を築く
○日本外交の基盤として緊密で対等な日米同盟関係をつくるため、主体的
な外交戦略を構築した上で、米国と役割を分担しながら日本の責任を積極
的に果たす。
○米国との間で自由貿易協定(FTA)の交渉を促進し、貿易・投資の自由化
を進める。その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・
農村の振興などを損なうことは行わない。
○日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方につい
ても見直しの方向で臨む。
 
 もう一度、沖縄の身になって考える必要が我々にはある。きれいごとで
は通らない。
─────────────────────────────────
◆こちらJO3TXK:片山通夫
─────────────────────────────────
 この頃になって、筆者は「自分で電波を出す」ことに魅力を感じた。
自分の無線機で、世界中に呼び掛けるというのは、当時夢のような話だっ
たのだ。

 それにはまず無線従事者の資格が必要だ。つまり、アマチュア無線技士
の免許を取得する必要がある。しかし、当時は今のように講習会があって
簡単に試験を受けられるという環境になかった。それに、アマチュア無線
をしている人たちも近くにいなかったので、なんとなく受験する機会を失
したと言える。

 このような状態が何年も続いた。

しかし、偶然、学生時代の友人が「受験する」と言っていたのを聞いて、
それなら・・・と一緒に受験することにしたのは、30才をだいぶ超えて
からのことである。

 かくして、免許は手に入れた。ところが、その友人とは目的が違ってい
たようだった。つまり彼は、車に無線機を積んで、仲間とおしゃべりする
のが目的。筆者は、できるだけ遠くに自分の電波を飛ばすのが目的。

 だから彼は144メガ帯によく出ていた。筆者はHF帯の21メガや7
メガ帯が主だったから、ほとんど交流はなかったように記憶する。

 21メガ帯はよく飛んだ。とりわけヨーロッパの各国とは良く交信でき
た。その頃のアンテナに関して次回に書きたい。

 ⇒次週に続く
─────────────────────────────────
◆[編集長から]              片山通夫
─────────────────────────────────
 サハリンとの連絡が滞っています。セコリョ新聞は届いていません。
ご了承ください。またKen氏が都合で現代時評は今週もお休みです。

 今年に入って寒さが続いています。日本海側の各町では結構な雪に見舞
われたというニュースが毎日のように続いていました。
 
 沖縄に平野官房長官が訪れていた。「県内移設」を示唆したとか。
同じ日の地元紙・琉球新報は「本土の人々も当事者意識持って」と訴える
集会の模様を伝えた。又その社説では「官房長官来県 県内移設の模索は
誤りだ」と訴えた。
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-11.html

 我々は沖縄の何を知っているのか?我々は沖縄の将来を、いや今をどう
理解しているのか?
 自問自答の時期が来ている。
─────────────────────────────────
発行     2010年1月12日   No.417
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236
MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020
e-mail       office@609studio.com
website    http://www.609studio.com
投稿     http://www3.ezbbs.net/06/609studio/
購読 購読解除は websiteへ

           ◇禁・無断転載◇
─────────────────────────────────

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。