メルマガ:片山通夫のnewsletter「609studio」
タイトル:609studio No.412◆コラムEYE 「毎日+共同+同加盟地方紙=?」  2009/12/08


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【609 Studio 】メール・マガジン 2009/12/1  No.412
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「現代社会を斬る!」をコンセプトに論説委員Ken氏の論説「現代時
評」をはじめ、政治評論家、本澤二郎氏の政治評論、また、ロシア唯一
の韓国語新聞サハリンの「セコリョ」日本語版、その他、寄稿記事など
話題満載! 
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      企画展「サハリンを読むー遥か[樺太]の記憶」
    
   北海道立文学館(札幌市)で、「サハリンを読むー遥か[樺太]の
   記憶」という企画展が開催されます。私の写真も一部展示される
   ことになりました。お近くの方は是非・・・。

 チラシ http://www.h-bungaku.or.jp/event/2009/pdf/karafuto.pdf
  
 北海道立文学館    http://www.h-bungaku.or.jp/
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           ブログ 取材手帖
        http://j-net.obei.jp/katayama/

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◆現代時評:今週は休載です。

◆[セ・コリョ新聞日本語版]:届いていません。

◆コラムEYE 「毎日+共同+同加盟地方紙=?」:片山通夫

◆アマチュア無線 JO3TXK:片山通夫

◆編集長から

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◆現代時評:休載です。
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 今週はお休みです。次週をお楽しみに。
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◆セコリョ新聞日本語翻訳版:
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 届いておりません。届き次第お送りします。
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◆コラムEYE 「毎日+共同+同加盟地方紙=?」:片山通夫
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  以前筆者は某国の通信社に籍を置いていたことがあった。通信社
だったので、細かい記事もせっせと拾っていた。そのときたたき込ま
れたのが「後は新聞や雑誌が追って行く」はずだということであった。 
 つまり、「事件の第一報は通信社が受け持つ」という原則をたたき
込まれたわけである。流した「第一報」に興味があれば「新聞や雑誌
が後追いの記事を書く」と言うことだ。だから、筆者はある意味では
「とても欲求不満」に陥ったことが多々あった。筆者自身が「後追い
で真相に迫る(?)記事」を書くための取材を続けたかったのだ。

 このほど、毎日新聞が共同通信社に加盟するという。そして「官公
庁の発表もの」などは共同から記事を買うというのだ。そう決断した
理由に関して、巷間では様々な憶測があるようだ。それらささやかれ
ていることも事実かも知れないが、筆者は「よく決断した」と思って
いる。

 まず、新聞(紙の)は売れなくなってきている。速報はインターネ
ットやテレビに完全に水をあけられていることは周知の事実だ。また
、インターネット時代を反映してか、人々、特に若者は新聞を読まな
くなった。つまり活字離れが甚だしい。加えて、紙媒体は費用がかか
り過ぎる。読まれない新聞にいつまでもしがみついている新聞社では
、経営が成り立ちにくいと思う。

 勢い、発行部数が長期低落傾向にある。そうなると広告収入は減る
という悪循環に陥る。産経新聞は思い切った措置をとった。夕刊を廃
止し、地方での発行も廃止した。毎日も北海道では夕刊を廃止してい
る。紙媒体を発行すれば売れる時代ではなくなったのだ。

 筆者は冒頭に述べた「通信社と新聞社の棲み分け」が今後、毎日新
聞の共同加盟のように加速するとみている。いや、そうならざるを得
ないと思うのだ。およそ「官公庁の広報係」に化してしまった現在の
新聞のあり方は、たとえば記者会見でまともな質問もできないで、会
見場でパソコンに向かって記事を書き続けている記者などは、新聞の
読者にとって果たして必要かと思うのだ。読者はその裏側、その深層
を知りたいのだ。

 そこに調査報道などに重きを置く新聞社が出てきたと、今回のこの
加盟問題に期待したい。 
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◆アマチュア無線 JO3TXK:片山通夫
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 次週からアマチュア無線に関して、悪戦苦闘の数々をお届けします。
ベテランのアマチュア無線家が読まれないことを願って・・・。

 かるーい読み物の予定です。決して専門的なお話ではありません。
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◆[編集長から]              片山通夫
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 最近、アマチュア無線をやり始めた。30年以上も前に一時凝って
いた筆者の趣味だが、再燃したわけである。ところが勝手が違ってな
かなか理解しがたいところがある。インターネットにつないで、世界
中とつながるというD−STARというシステムのことだ。

 30年前と違って、携帯電話やインターネットが世にはびこり、誰
も高価な無線機を買ってつながるかどうかわからない相手を探して、
夜ごとCQCQ(シーキュー・シーキュー)と叫んでいる趣味なんて
およそ理解できないのかもしれない。

 インターネットを利用するのなら何も無線機はいらない。アクセス
の方法さえ確立できれば、どこででもつながるのだから。

 だから、アマチュア無線の人口は、めっきり減ったという話だ。利
便性だけを考えるのなら、インターネットや携帯電話で用は済む。し
かし趣味は利便性だけの問題ではない。ノイズの間から地球の裏側か
らの電波を拾うと言うスリルはインターネットでは経験できない。

 ともあれ、筆者は、またアマチュア無線の世界にもどった. 

http://coffeebraek.blog59.fc2.com/blog-category-9.html
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発行     2009年12月8日   No.412
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
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