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タイトル:609studio No.327◆現代時評:「日本も小麦の増産を・・」 ken  2008/02/19


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【609 Studio 】メール・マガジン 2008/2/19  No.327
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 現代時評・今週のテーマは、「日本も小麦の増産を・・」についてで
す。Ken 氏の復帰に伴って「右往左往」は休載いたします。
   
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◆右往左往:休載いたします。

◆現代時評:「日本も小麦の増産を・・」 ken

◆本澤二郎の政治評論「日本とアメリカ」:本澤二郎

◆セコリョ新聞ダイジェスト版:2008年2月15日号

◆編集長から

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◆現代時評:「日本も小麦の増産を・・」 ken
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◆◆ 日本農業新聞 2008年1月24日 農水省は23日、大麦と
裸麦の安定生産に関するシンポジウムを松山市内で開いた。需要が高ま
る中、労力分散につながる品目として実需者や同省関係者らは、産地に
生産拡大を呼び掛けた。 

■■ 読売オンライン 2008年2月15日 農林水産省は14日、
政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を、4月から30%引き上げ
る方針を固めた。  自民党の了承を得たうえ、15日に正式決定する。
世界的な小麦価格の高騰に伴い、値上げ幅としては、農水省に記録があ
る1970年以降、73年12月の35%に次ぐ2番目の水準になる。
 (中略)日本は小麦需要量の約9割を輸入小麦に依存している。政府
がほぼ全量を輸入している。 

■■ 「麦踏み」は春、二月の季語である。 いまごろはその風景を見
ることも少なくなり、昭和も遠くなった。 まこと「麦踏み」こそは日
本農業の春の原風景でもあった。 小麦は4世紀、大麦は2世紀に渡来
したといわれるから、おそらく麦踏みの習慣は飛鳥天平の昔からあった
のではないか。

■■ 麦は若い新芽のうちに踏んで傷をつけると丈夫に育つ。 人間も
幼年の間に鍛えよ、という教訓にこの「麦踏み」が例えとして用いられ
ている。

■■ ところがいま、わが国では麦の生産が減少し、供給は米国、カナ
ダ、豪州からの大量輸入に依存している。  日本の食糧自給率は40
%を割ったといわれるが、それは米の自給率100%も加重平均しての
統計で、米と並んで主食とされる小麦に至っては自給率は10%、ほぼ
全量を輸入に頼っている。 米と麦の自給率の間には、不思議なほどの
差がある。 

■■ その小麦の輸入価格が最近急騰し、政府を慌てさせている。 パ
ンやめん類など小麦粉を主原料とする食品メーカーは昨年以降、製品値
上げに踏み切っているが、再値上げは不可避だ。 ここに至って、わが
国農業政策の積年の小麦生産軽視へのツケが回ってきたと言えよう。

■■ 「麦」はもともと、わが国では米と並んで昔から重要な主食穀物
の双璧で、粟、稗、蕎麦がそれに続いた。 

■■ 江戸時代はいわば米本位制社会であった。 年貢は特別のばあい
を除けば米の収穫に比例して決められ、それはすべて玄米で徴収され、
武士の俸給もまた米で支給された。
 
■■ 農家のお上に差し出す税金、つまり年貢米は収穫高に対して親藩
4割、譜代5割、外様藩6割といわれ、農民への苛斂誅求の代表例とし
て巷間に伝えられてきた。 がしかし、この年貢米割合には百姓が如何
に苦しんだかを強調するあまり、歴史家によるいささかの誇張が含まれ
ていた。

■■ それは当時、西日本を始めとする大半の地方は2毛作が一般的で、
表作は米、裏作として麦や蕎麦などの雑穀を収穫した。 だが幕府の政
策では裏作には年貢を徴収しなかった。 つまり麦などの裏収穫は無税
だったのだ。 だから百姓は自分たちで作った無税の麦を「麦飯(むぎ
めし)」にして常食にした。 もし裏作の麦や蕎麦などすべての作物の
半分を年貢として取り立てられていたら、百姓はたまったものではなか
ったろう。 この点は近世史を修正する必要がある。

■■ 麦を主食として食する方法には「粉食」と「粒食」がある。 パ
ンやうどんの類は「粉食」、「麦飯(むぎめし)」が「粒食」の典型で
ある。 

■■ 国産の麦は、およそ大別して大麦と小麦の2種があり、「麦飯」
用は大麦の方で、小麦は主として粉食または発酵食品の原料として使用
した。 大麦にも、別種に「裸麦(はだかむぎ)」があり、いわゆる「
麦飯(むぎめし)」には主として「裸麦」が多用された。

■■ さてその大麦の「麦飯」はどのようなものであったか。 裸麦(
はだかむぎ)を先ず精白し、平たく押し加工し、そのまま白米に混ぜて
炊飯したのである。 いまなおスーパー辺りの白米売り場に並んでいる
「押し麦」というのがそれで、少々オーバー目に精白し、扁平加圧して
炊飯時の吸水性を良くしている。 この押し麦加工した炊飯用裸麦のこ
とを、俗に「ふんどし麦」とも称した。 精白と押し加工しても、ふす
ま層が竪に黒く残っていて、それがふんどしを連想させたからである。

■■ 大麦の本流である六条麦は、裸麦よりもっとグルテンが少なく、
炊いても固くて、こなれが悪い。 だから、麦そのままで白米に混ぜて
炊くときは、前夜にいちど炊いて一晩寝かせ、翌朝また米に混ぜて2度
炊きした。 いわゆる「よばし麦」で、上方落語の「厄払い」や「弱法
師(よろぼーし)」にも「よばし麦売り」の話が出てくる。

■■ 「麦飯(むぎめし)」は、ふつう米7に麦3、または米8麦2程
度に混ぜて炊いたものである。 それ以上に麦を混ぜると、炊き上がっ
たときに粘り気が少なく美味しくないとされた。 戦前の田舎では、米
7麦3がごく普通の主食で、必ずしも貧乏人の食事ではなかった。  

■■ 麦は白米に比して繊維質やビタミンも豊富、健康のためには白米
オンリーよりは良いとされていて、最近の健康志向で聊かのリバイバル
・ブームすら見られる。 とくに小麦は既述の通りパンの主原料となり
、戦後急速に需要が増えたが、わが政府は小麦の輸入依存政策を数十年
来採り続け、それが今日に及んでいる。 

■■ 近年の国際的な穀物需給不安の折から、こうした麦類の輸入依存
政策は早急に改めるべきである。 小麦のトン当り国際価格3万円台と
いうのはいつまでも続くはずはなく、石油と同じに近い将来に暴騰する
可能性は大である。 国産小麦の生産コストは15万円といわれるが、
農家の生産価格を云々するよりは、ことは国民の主食確保問題であるこ
とを自覚する必要がある。

■■ 「小麦」という国際的な大農産物市場で競合しようとして、わが
国が小麦増産を企てるならば、それは近未来的に見て勝ち目は少ないこ
とは事実だ。 なぜなら、耕地面積においてわが国は米・加・豪に大き
く劣り、如何ともしがたい。  

■■ ところがいまの日本には耕作放棄している休耕田が50%近くも
存在する。 そうした休耕田を草茫々で放置せず、例えばそこで大麦な
どを耕作し、健康食品として再度に主食糧の座に戻せば、国民の健康保
持の観点からも、また小規模農業復活のためにもいいのではないか。 
それはまた、わが国の食糧自給率の改善にも少しは寄与すると思うが如
何なものであろう。

■■ さいわい大麦は耕作に手間が要らず、農薬に無関係、化学肥料の
施肥も不要に近く、集約自然農業に適している。 小麦は北海道とか九
州辺りの量産農家に任せておいて、せめて大麦だけでも、かってわが国
固有であった「主食としての麦飯」用に、生産・消費とも復活してほし
いものだ。 じじつ、最近の雑穀ブームで、かっては貧乏人の代名詞だ
った粟・稗・古代米などが目の玉の飛び出るほどの高値で小売されてい
るのを見るとき、大麦や裸麦がもっと見直され、白米以上に珍重されて
、高価で市場に出回ることを期待してやまない。

■■ 読売寸評2月13日に、「地元の食材が食べられる店がなぜない
のか」という疑問と農業後継者の不足による農地の減少に少しでも歯止
めがかかればと、(とろろ麦飯ご飯を)3年前から始めた。無論、そん
な店は一朝一夕にはできない。専業農家である義弟の協力を得たが、1
年分の小麦を確保するのに十数年かかった」とある。ことほど左様に、
いまどき麦飯用の小麦を入手することは難しい。「小麦を白米に混ぜて
炊いても美味しくない」という俗説が麦飯用小麦の市販を遮っているよ
うだが、筆者の経験では、小麦もふすま層を僅かに粗挽きし、白米に混
ぜて炊けば、小麦の香り豊かな黄金色の麦飯が出来上がって、見た目も
味も結構いける。 ぜひお勧めしたい。

■■ ついでながらお隣の中国では、北中国は小麦のマントウが主食、
南中国は米の飯、つまり「白飯(パイファン)」を主食にしている。 
 北京料理には麦のマントウが添えられ、上海、広東料理には白いご飯
が供される所以である。  北は寒くて小麦しか耕作できず、長江以南
の中国は古くから米の大産地である。  その米・麦の耕作境界線は江
蘇省の淮河だそうである。 昭和13年ごろに大流行した新聞小説の歌
謡、火野葦平の「麦と兵隊」は徐州会戦が舞台で、そして徐州は淮河、
つまり麦作農業の南限に位置している。 もし火野葦平が、もう少し南
で従軍していたならば「稲と兵隊」という題名の小説を書いていたかも
知れない。
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◆本澤二郎の政治評論「日本とアメリカ」:本澤二郎
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[東京=「ジャーナリスト同盟」通信提供] 

 12日のワシントンからは、民主党大統領候補にオバマ優勢という報
道で埋め尽くされている。黒人初の米国大統領への期待の高まりは、い
うまでもなく変化である。

 民主党にとっては文字通り「ブッシュのお陰」ということになる。8
年もの間、巨大企業のためのブッシュ政治のきわめつきは、戦争好きの
アメリカを世界に売り込んで、人類の批判を浴びた。21世紀国家の中
で、もっとも劣悪なアメリカを印象付けている。戦争は莫大な財政の赤
字をもたらす。

 しかも米国景気を支えてきた住宅はバブルそのもので、それが破裂し
てしまった。見るも無惨な米国である。この間、おなか一杯にふくれた
富豪たちは、例によって軍需財閥とエネルギー財閥ということになる。
ブッシュは彼らの手先でしかなかったことが露見した格好である。

 本命・民主党候補のヒラリー・クリントンが苦戦しているのは、政治
も経済もとことん破綻させたブッシュのせいである。多少の変化では納
得しない米国民を印象付けていよう。

 他方、我が日本はどうか。昨年7月の参院選挙で野党が大勝利を博し
た。民意は見事に変化を求めていた。総選挙でねじれを解消することが
、政治の責任であったのだが、またしても野党はもたついて解散回避の
与党戦略に乗っている。「やはり小沢も同じ穴の狢か」と国民は受け止
めようとしている。

 「政界再編だ」といって突っ走るもの、福田退陣を画策する右翼勢力
と水面下の動きは、いつもながら右翼言論人の工作もからんで忙しい。
アジア重視の福田内閣の外交路線は正しい。ところが内政は、官僚らに
操作されていて腐敗税制の典型であるガソリン税の暫定分をあと10年
延長するのだという悪法を強行しようとしている。右翼マスコミを動員
して野党の言い分を蹴散らそうと躍起だが、成功する確率はそう高くな
い。庶民の生活は、彼らが想像する以上に悪化しているからだ。高速道
を走れない貨物車・マイカーばかりなのだ。

 またも発生した沖縄の米軍兵士による少女暴行事件に対する政府・与
党の腰の引けた抗議発言は、それこそ植民地の為政者のぶざまな態度そ
のものである。「アメリカ兵はいらない。お帰りください」となぜ言え
ないのか。泉下で宇都宮徳馬、後藤田正晴両氏が怒り狂っている様子が
、筆者にはありありと見えるのである。大半の国民の思いであろう。

 オバマやクリントンが尊敬してやまないジョン・F・ケネディーは、
宇都宮に「軍隊を外国に派兵・駐留させることは問題を起こす。やめな
ければならない」と語っていた。そんな大統領だから右翼が暗殺したの
であろうが、米国民主主義はなにもブッシュのそれだけではない。「米
軍がいなくてもアジアの平和と安定は確立できる」と、宇都宮らのよう
にどうして大声を張り上げて、米軍撤兵を求める政治家が現れないのか
。これも不思議なことである。

 年末に向けてワシントンは確実に変化する。日本は、莫大な財政赤字
と肥満化した官僚機構をかかえて沈没している。変化はアメリカよりも
、日本のほうがより強くなくてはならない。米国民主主義を超える政治
が、今の日本には必要なのである。
2008年2月13日記
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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] :2008年2月15日号
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事は関連Webへ → http://www.609studio.com
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国家評議会会議

 最近、サハリン州知事はプーチン大統領が主導する最後の国家評議会
会議に出席したことがわかった。50分間の会議では主に2020年ま
でのロシア社会経済発展戦略について論議されたが、プーチン大統領は
在任中のロシア経済的成長を強調しながら今後は労働生産性向上に主力
する必要があると指摘した。大統領は2009年には国内総生産を2倍
増加させることが可能であろうとも述べた。

連邦政府極東地域に注目

ヴェ・イエプレモフサハリン州議会長によると、ロシア連邦は過去10
年間極東地域発展のために900億ルーブルの予算支援を行い、今後も
1800億ルーブルの予算を編成している。特に注力しているのが運輸
発展と持続的電力供給。今、政府は50〜300席の外国産飛行機の無
関税輸入も検討中。

大統領選挙事務所オープン

 2月11日、3月2日に行われる予定の大統領選挙のための選挙事務
所78カ所がユジノサハリンスク市に設けられるなど選挙のためのすべ
ての準備が終了したことがわかった。今回も投票場は教育機関内に設置
される。又、居住登録しているところと実際住んでいる地域が異なる者
は事前に選挙事務所に申告し、証明書持参のうえで現居住地の投票場に
向かうべき。

地震被害者らに4千万ルーブルの支援

 ロシア連邦政府は、ネベリスク地震被害者のうち、働いていない年金
生活者に4千万ルーブルの支援を行いことを決めた。支援金はロシア年
金フォンドが負担する。

入所待機児童3600名

 さる6日のユジノサハリンスク市教育政策会議で就学前教育機関不足
問題の深刻性が取り上げられた。会議によると、現在3600人の子供
が入所を待っており、このような需要に応えるためには今後16カ所以
上の幼稚園新築が必要である。

日本自動車説明会

 サハリン州国際対外経済連絡委員会の提案で、さる11〜12日両日
間、ユジノサハリンスク市内で日本自動車についての説明会が行われた
。サハリン州住民の多くが日本車を好み、又実際乗っているにも関わら
ず使用法や技術的サービス支援が不十分であることが説明会開催の動機
。説明会の講師は札幌ホンダの山口カズユキ社長。彼はロシア自動車輸
入界の展望や整備サービスや部品販売など様々な関連事業についても説
明した。

北方少数民族祭り

 3月15〜16日両日間、ノグリキ区域で第10次州北方少数民族祭
が開催される。オハ、スミルヌイフ、ポロナイスクなどから100人以
上の関係者が参加し、5つの民族がそれぞれの民族の伝統や文化などを
紹介する多彩な公演や展示会が企画されている。

旧正月記念行事

 さる9日、サハリン州韓人社会は従来のように若者から高齢者までが
祖国の風習に従って旧正月を祝った。韓人会は年寄りを招待して伝統文
化公演やお正月遊びや伝統料理で接待し、女性会などは大学生らを中心
に旧正月の礼儀作法を学ぶなど楽しく意味のある旧正月を迎えた。

日本政府1740万円支援?

 当新聞社は1月28日、正義復権財団から「我々は昨年6月22日の
韓国国会の公聴会でサハリン韓人文化センターに運営費として日本政府
が1740万円を支援したことを聞いた」との内容の手紙を貰い、サハ
リン州韓人会とユジノサハリンスク駐在日本総領事館に事実確認をした
。州韓人会は「文化センター運営費の名目でそんなお金を貰ったことは
ない」との返事をし、日本総領事館からは「公聴会の内容は詳しく分か
らないが、日本政府は2006年度予算から「サハリン居住韓人支援事
業体(1989年から韓・日赤十字社が組織)に1740万円を割当て
た。しかし、この資金はサハリン文化センター運営費としてではなく医
療相談のために割当てたものである。これをもって現在、文化センター
内にサハリン韓人老人らのための医療相談室開設のための手続きを行っ
ている」との返事が来た。本社が確認したところ、2月11日現在、1
740万円の資金はまだサハリンへ送金されていない。

2008年度永住帰国希望者申請スタート

 サハリン州韓人会・老人会・離散家族会など3つの団体が同時に、2
008年度永住帰国希望者申請を受け付ける。申請期限は2月18日〜
3月14日まで。パスポートや結婚証明書など必要な書類を持参のうえ
、各事務所まで。
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◆[編集長から]              Michio Katayama
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  寒い日が続きます。ご自愛ください。

◆コソボが独立した。いや「独立宣言」をした。早速国連では「独立宣
言の有効性」を巡って平行線。セルビアとロシアの強硬な反対意見。

◆一方、欧米諸国はこの「独立宣言」を有効視している。まだまだ流動
的な情勢で目が離せない。

◆筆者は90年代の中ごろまでにアルバニアへ2度ほど取材に訪れた。
コソボ住民に対するセルビアの「仕打ち」に憤るアルバニアという印象
だった。

◆民族の自決という言葉は今のロシアやセルビアには見当たらない。そ
こには大国のエゴだけがむき出し…・。
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発行     2008年2月19日   No.327
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
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