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───────────────────────────────── 【609 Studio 】メール・マガジン 2007/9/18 No.309 ───────────────────────────────── 【609 Studio】 メールマガジンは「現代社会を斬る！」をコンセプト に論説委員Ｋｅｎ氏の論説「現代時評」をはじめ、サハリン情報として、 ロシア唯一の韓国語新聞サハリンの「セコリョ」ダイジェスト版、その 他、寄稿記事など話題満載！ ───────────────────────────────── サハリン韓国語ラジオ放送をお聞きください！ http://www.609studio.com/html/broadcasting/urimal.html サハリン韓国語新聞 セコリョをお読みください！ http://www.609studio.com/fromsakhalin.html ───────────◆◆◆ＩＮＤＥＸ◆◆◆─────────── ◆現代時評：[判官びいきの美学―安倍首相の辞任] ken ◆セコリョ新聞ダイジェスト版：９・７号、９/１４号 ◆編集長から ───────────────────────────────── ◆現代時評：[判官びいきの美学―安倍首相の辞任] ken Ｋｅｎ氏もしくは現代時評へのご意見、ご要望などは office@609studio.com へ！ ───────────────────────────────── ◆◆ 安倍首相とつぜんの辞任でマスコミもいささか狼狽気味だ。 サンケイは、「自民党各派閥は１２日、さっそく総裁選に向け動き出し た。ポスト安倍の有力候補は麻生太郎幹事長だが、福田康夫元官房長官 を擁立する動きも強まっている。津島、谷垣両派などにもレーゾンデー トル（存在理由）をかけて候補擁立を目指す動きがある。「勝負師」の 小泉純一郎前首相の再登板を求める動きも急浮上しており混沌・・・」 と報じた。 アサヒは「当惑と落胆と怒り」として、例のやや偏向気味 な街の声をかき集めた。 読売は情緒たっぷりに、「辞任表明を終えて 玄関を出ると、午前中の土砂降りがうそのような青空だった。ひんやり した空気の中、安倍は秘書官５人らを連れ、ゆっくりと公邸へ歩いた。 ８月２５日にインドなど歴訪から戻って以降、「戦後最年少」の首相就 任を誇った安倍の足取りからは、躍動感がすっかり影をひそめていた。 だれもが無言だった・・」と詠嘆調。 ■■ ふだん偉そうに言うマスコミ諸君も首相のとつぜんの辞任には驚 いたらしく、いま一呼吸入れている。 年内瓦解の噂もあったが、こう あっけなく首相が辞任するとは誰もが思はなかった。 細川の殿様首相 が辞任したときとちょっと似ていなくも無い。 ■■ もともとわれわれの了解では、政治家というのは粘り強く鉄面皮 で、最後まで追い詰められても頑張り抜くものとの先入観があった。硫 黄島の山崎中将には及ばぬながら、政治家の本領は不撓不屈、悪罵と倒 閣運動の策謀に耐え、粘り勝ちを武器にした職業であると考えてきた。 時が経って、首相も庶民と同様にあっけなく地位を投げ出す時代が到 来したのかも知れない。 ■■ もっとも、首相・大臣の地位を投げ出しても、議員の地位は残り 、歳費も貰える。普通の月給取りのようにすぐ失業するわけではないか ら、いやになれば簡単に辞職出来るのもメリットだろう。 辞任直後に は「無責任」といった批判も出るが、後釜の政権亡者や大臣病患者はい くらでも居るから、形式的な政治空白さえ無視すれば、別にたいしたこ とではない。 政治家への非難は、７５日も経たなくてもすぐ消える。 ■■ 昨今のように難問山積と称される時代でも、わが国はじつは一皮 剥けば特別困るような政治的問題が何も無いのが実態だ。 とりあえず 目先の収拾は世界随一といわれるわが官僚制度が適当にお茶を濁してく れる。 その官僚機構の弊害をどうやって矯めるかが、政治家の存在理 由であるが、政治家はそれよりも自分の議員としての身分保全、言い換 えれば彼らの収入源の確保が大事だ。 いかに上手に政権の中枢に近づ くかに血眼で、政争に明け暮れているばかりだから、官僚の監督など二 の次である。 ■■ ところでボクは最初から思っていたのだが、安倍さんという青年 （？）はなかなか清純で理想を求める、近来稀な政治家ではなかったろ うか。 「美しい日本」を口癖にするところなどは、かっての保田與重 郎や亀井勝一郎ばりの「日本浪漫派」の美意識の政治家である。 日本 浪漫派は源流を本居宣長や香川景樹に求められるが、戦時中は耽美派右 翼の精神的拠り所とされ、そのため安倍（元？）首相の「美しい日本」 を右翼張りと批判する向きもいる。 が、「美しい日本」はもとより立 派なことであり、汚濁の坩堝と堕している政界の現況よりずっと上等で あることは論を俟たない。 ■■ 考えてみると、安倍が首相となって以来、彼自身に関する行動に ついては何一つ落ち度が無かった。 インド洋給油支援、憲法改正への いとぐち、言うところの「戦後レジュームの転換」、防衛庁の昇格、教 育改革への熱意等々。 いずれもちょうどそのときに首相になった政治 家が、良かれ悪しかれ手を付けなければならぬ懸案事項ばかりで、それ を精一杯に推し進め、わき目を振らなかった彼の態度は誠心誠意、まこ とに見上げたものであった。 ■■ １２日の辞職説明のときにも彼はまだ言っている、「このテロと の戦いを継続させる上において、私はどうすべきか、むしろこれは局面 を転換しなければならない。新たな総理のもとで、テロとの戦いを継続 していく、それを目指すべきではないだろうか」と。 まこと彼、安倍 首相の純情無垢には頭が下がる。 そんなにテロ特措法が大事かどうか は大いに疑問の余地もあるが、彼のいじらしいまでの純情さにボクはも らい泣きしそうになった。 ほんとうはこうした純情で真面目な人物に 日本国の首相を長くやってほしかった。 ■■ 彼の辞職の発端は、年金問題や累卵の官吏汚職、任命した大臣諸 公の不始末等にあり、彼にとっては偶発災難に過ぎない。 もちろんト ップに立つ者としての彼には結果責任が存在する。 が、実際上の責任 は彼の部下にあることは論を俟たない。 次々と大臣が辞職したのも、 事前に「身体検査」をしたはずの官房副長官や秘書官たちの無能力や失 態であり、その全責任を彼が背負うのは気の毒としか言いようがない。 ■■ 「国政を預かるものとして、とつぜん辞職するなどは無責任極ま る」という人々も多いが、必ずしも一刀両断にそうとは言い切れない。 人間、神の身体を持たない。不運が連続し心身ともに疲労困憊の極に達 したときは、たとい首相であろうと総てを投げ出す権利はある。 それ を最後の最後まで頑張ることを強制するのは、戦争中の大本営と同じで 人道的でもなければ最善の方法でも無い。 ■■ 外野がそうした極限までの努力を政治家に期待するのは、ほぼ総 ての政治家がそうした頑張り能力を持っているものと、誤解してきたか らだ。 政治家というものが、海千山千の老獪さや手練手管を持ち、ど んなに悪事を暴き立てられても最後まで頑張り通すという種族であると いった定説は何時頃から出来たのだろう。 じっさい、政治家も一人の 人間であり、辛抱出来ぬときがある。 ■■ 本来、国家社会を預かるものは先ず清廉潔白で、もちろん智謀も あり、つねに純情・ナイーブでなければならなかったはずだ。それがい つのまにか、手練手管と狸の悪智恵をもった政争のためのヤクザ業師た ちに政界を占領されてしまい、国民からの政治家に対する「尊敬」を忘 れてしまったのは何時頃のことからか。 ■■ そこへ久しぶりに現れたのが清新溌剌の坊ちゃん首相安倍晋三で あった。 ところがマスコミは、それを「ＫＹ（空気が読めない）首相 」として軽侮した。 他人の裏心が読めないというのは正直一本、真面 目な人として褒めるべき美徳であって、そのいったい何処がいけないの か。 政治家としての適応能力に欠けるというのでれば、その政治の方 を矯めるべきではないのか。 ■■ 純真無垢に育てられた安倍晋三が、家業としての政治家を継いだ のもちょうど不運なときだった。 海の向うにはブッシュ、プーチン、 金将軍といった超鉄面皮が勢揃いし、国内には稀代の業師小沢一郎が烏 合の衆の民主党を取り敢えず一本に纏めて、何がナンでも政権奪取を目 指しているときだ。 不幸な安倍は、いわば荒海に浮かんだひ弱な笹舟 でしかなかった。 ■■ こうした場合の御大首長には過去たいてい立派な軍師か忠臣が守 りを固めたものである。 三国志の劉備玄徳には張飛・関羽が、わが義 経には武蔵坊弁慶や佐藤忠信が居た。 安倍首相にも然るべき知恵者や 豪腕が脇を固めるべきであった。 そのためには塩崎や世耕といった若 手を集めたが、彼らにその能力がなく、いたずらに「お友達内閣」とか 「少年官邸団」とかと揶揄されたのみで、それも内閣改造で外に追いや られてしまった。 不幸なことである。 ■■ ボクはいま、安倍前首相に安宅関の義経をオーバラップしてみる 。 ５キロ痩せ、点滴とお粥だけで、政界という荒波を乗り切るわけに はいかない。「ともあれご苦労さまでした、とうぶんゆっくりお休み下 さい」と不幸な若武者に労いの言葉を申し上げたい。 ほんとうは彼安 倍晋三氏こそ美しき日本に理想的な首相としての素質を持っていたので はなかろうか。 ■■ 残念なのは、彼が掲げた「美しい日本」は、われらが国家の理想 的未来像であり、その議論がとうぶんお蔵入りになってしまうことであ る。 彼の後、誰が首班になろうと、こうした純粋な国家の未来像につ いての論議は行われないだろう。 そして日々、殺伐な政争と称する利 権戦争が際限も無く繰り返されるだろう。 ───────────────────────────────── ◎片山通夫写真集「サハリン」好評発売中！！◎ 写真集「サハリン」が未知谷から発行されています。是非書店 もしくは609studioでお求めください。 四六判160頁 1,600円(税別) ISBN4-89642-138-8 C0072 未知谷 HP http://www.michitani.com/index.html または office@609studio.com ───────────────────────────────── ◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] 発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang ◇詳細/写真、記事は関連Webへ → http://www.609studio.com ───────────────────────────────── ２００７年９月１４日号 ネベリスク地震被害者に住宅提供 先週末、ア・ホロシャヴィン サハリン州知事がネベリスク震災地域 を訪ね、市民やマコミ関係者らを対象に復興支援策について説明した。 州知事によると、特別調査団の建物被害調査は終了し、７７０棟の被害 状態分析結果が連邦政府に提出されている。総被害額は８７億ルーブル に達しており、連邦政府は２年間に渡って５０億ルーブルの支援を約束 しており、追加支援も検討中である。住宅以外の不動産などの資産の被 害に対する救済を事業家らが訴えているが、無利子の金融機関からの融 資を保証する以外は無理だと知事は伝えた。サハリン州から他地域に移 住する被害者には現地で住宅を提供する方針であり、サハリンに残留す る被害者らはネベリスクとアニワに住宅を建て移住する。 国会議員選挙１２月２日 ロシア大統領プレスセンターによると、今年の国会選挙は１２月２日 に決まった。選挙法が変わり無所属出馬はなくなり、候補らは地域住民 ７％以上の推薦が必要である。又、党員が２０万人未満の政党の場合６ 千万ルーブルの選挙保証金を預けてから選挙に参加できる。現在ロシア には１５の政党がある。 第２回水産国際大会 今月１３−１４日間、ウラジオストク市で沿海州政府主催の第２回水 産国際大会が開かれ、東西洋各国から水産業者が集まった。今年は鮭漁 についての議論が主なテーマであった。大会と一緒に開催された「２０ ０７水産展覧会」には国内外から多くの水産関連企業が参加し会社や商 品を紹介した。 年金１３％引上げ ロシア国会によると、１０月から基本労働年金が１３％引上げ、現在 の９００ルーブルから１２６０ルーブルになる。連邦国会はこの他にも 養育や軍人支援金の引上、８０以上の高齢者、障害者、扶養者のいない 家庭、保護者のいない子供たちへの支援も検討中である。 最低賃金２３００ルーブル ロシア連邦政府は９月１日字で最低賃金額を９００ルーブルから２３ ００ルーブルへと引上げた。 パン価格２ルーブル値上げ 今月に入ってからパンの価格が２ルーブル値上げしたことがわかった 。原因は材料即ち小粉粉価格の上昇。パン価格が平均３２ルーブルにも 達している極東地域に比べるサハリンはまだ安い方だと関係者らは言う。 市庁前に栄誉掲示板 ユジノサハリンスク市政府が市庁前に市の発展に寄与した人物２２人 、企業１０社を紹介する掲示板を作った。２２人の中には同胞事業家２ 人も含まれている。 中国現代美術展覧会 今サハリン州立美術館で中国の現代美術を紹介する展覧会が開催され ている。ロシアの「中国の日」関連事業として開催される当展覧会には 世界的に注目されているウァン・コチャン画家の作品も含まれている。 会場では販売も行われている。 ネベリスク震災慰問公演 同胞の白・スギョンさんが運営しているオーケストラがさる７日、ネ ベリスク震災地域で慰問公演を行った。公演には梁・チュンモ ユジノ サハリンスク駐在韓国総領事館出張所長も参加して市民を励ました。ま た、サハリン州離散家族会など韓人社会団体が中心になって集めた衣類 や食品などの支援物資も現場で配られた。離散家族会はユジノサハリン スク市にあるアラリヤ療養院に緊急避難している震災住民の他、孤児院 や学校にも支援物資を届ける予定である。公演を見に来た住民らは一緒 に歌って踊って、一時でも震災の悲しみを忘れることが出来たと感謝し ていた。 市成立１２５周年記念行事盛大に さる９日、ユジノサハリンスク市は大々的に市成立１２５周年を記念 した。極東各地から市長らが招待され参加した他、韓国や日本など現地 の外国公館関係者も特別招待を受けた。各民族の衣装を着た学生らのパ レード、モスクワから駆けつけた歌手のコンサート、子供を対象にした ゲームなど多様なプログラムが用意された。当市と姉妹関係にある日本 の旭川と函館市は太鼓公演団を派遣したほか、地域を紹介する広報物も 配った。 ────────────────────────── ２００７年９月７日号 安山サハリン同胞後援会サハリン訪問 先月の８月２９日から１週間の日程で、韓国安山のサハリン同胞後援 会の呉・チャンソク会長をはじめ会員７人が同胞社会の実態把握と支援 物資伝達のためにサハリンを訪問した。彼らはサハリン韓人文化センタ ーなど同胞関係施設や団体にパソコンを寄贈するほか、セコリョ新聞に は支援金を渡した。当会は安山市とサハリン韓人との交流や永住帰国者 への支援に力を入れている民間団体で永住帰国者慰安公演をはじめ多く のサハリン同胞行事を後援してきた。 サハリン原油ガス国際会議 さる４−５日の２日間、ユジノサハリンスク市サヒンセンターで第１４ 回サハリン原油ガス国際会議が開かれた。国内外から３５０人余りが参 加したが、今年のような大規模の会議はロンドン会議以来はじめてのこ とで注目を浴びた。ア・ホロシャヴィンサハリン州知事は祝辞の中で「 原油ガス関連産業はサハリン経済発展の根幹であるが、開発に当たって は州の経済発展であり、また、ロシア人の参加を最大限にし、サハリン の貴重な資源を維持することである」と述べた。 海外犠牲同胞追悼事業会サハリン訪問 韓国海外犠牲同胞追悼事業会の李・ヨンテク会長が率いる追悼団が今月 の３日―６日間サハリンを訪れた。追悼団はコルサコフの「望郷の丘」 と戦後２７人の朝鮮人が日本人により虐殺されたポジャルスコエ村の犠 牲者追悼碑を参拝したほか、６日にはユジノサハリンスク市にあるサハ リン同胞慰霊塔の前で１４回目の追悼式を行った。 中央大学と国立サハリン大学間交流協定 今月の３日、韓国の中央大学と国立サハリン大学が交流協定を結んだこ とがわかった。 中央大学は来年開校９０周年を迎える歴史のある大学 であり、単科大学１９、大学院１６、付属病院２、付属小中高校３の大 きい大学である。当校の理事長は在日同胞の金・ヒスさんだが、金理事 長は日ごろからサハリン同胞に関心が高く特に同胞らの悲劇的運命に心 を痛めてきたと伝えられている。今回の交流協定提携は金理事長の提案 によるもので、理事長は協定式代表団を直接引率してサハリンを訪問し た。中央大学は今後サハリン同胞青少年を招待し留学の機会を与える方 針だ。 ロ・米国交樹立２００周年 ８月２８日、 ユジノサハリンスク市のサヒンセンターで ロ・米国交樹 立２００年を記念するセミナーと展示会が開かれた。記念行事はサハリ ン州国際対外経済地域間連絡委員会が主催、ウラジオストク米国総領事 館が後援した。テ・アルムブルステルウラジオストク駐在の米国総領事 が行事に参加するために來島した。展示会では両国の交流歴史に表す文 献、写真、映像などが紹介され、セミナーでは両国の歴史や経済関係や 文化交流の歴史を踏まえた上での今後の発展をテーマにした専門家らの 報告と討論が行われた。 ナマコ４万匹押収 サハリン州内務管理局によると、今年の不法漁労取締り作戦で１９５ 件の犯罪が発覚。その中の４６件は裁判訴訟、４９人は刑事処罰を受け た。イクラ２３００ｋｇ、ナマコ４万匹など不法漁労による被害総額は ３２０万ルーブル相当するとのこと。 ２００７年永住帰国最終説明会 今月の１日、ユジノサハリンスク市で帰国希望者４００人が集まった中 で、韓国外交通商部職員による本年の特別永住帰国事業の最終説明会が 開かれた。韓国政府の説明によると追加特別永住帰国事業のために韓国 側が９１億ウォン、日本側が２億８千万円の資金を拠出した。説明会に 参加したユジノサハリンスク駐在日本総領事館の松崎キヨシ領事は過去 １５年間日本政府は人道的責任感からサハリン韓人に６９億円を支援し ており、追加永住帰国事業への支援は去年韓国政府が強く要請したので 検討し、決定したものだと追加支援に至るまでの経緯を説明した後、「 日本政府は朝鮮半島出身の皆さんが戦後長期間にわたってサハリンに残 留することになったことに人道的責任感を感じ、支援を続けてきた。今 後も厳しい財政の中でも多様な対策を講じる方針である」とサハリン韓 人への持続的支援を明らかにした。韓国政府関係者は事業対象の資格、 移住費用と定着のために必要な生活機器類や生活費の支援内容、永住帰 国後の韓国国籍取得の手順などを詳しく説明した。韓国政府は９月末か ら１１月までの間に６１０人を永住帰国させる予定であり、入居先は今 年の３月に新築された仁川市に位置するアパートで韓国人たちに混じっ て暮らすことになる。一方、説明会の参加者からは残留者への支援を要 求する声が上がった。 ───────────────────────────────── ◆[編集長から] Michio Katayama ───────────────────────────────── 残暑厳しい日が続いています。。もう９月も半ば過ぎだと言うのに。 ご自愛ください。 ◇突然の安倍首相退陣劇で自民党も大わらわ。急遽。福田、麻生両氏の 総裁選となった。ようわからんのは、両氏とも小泉構造改革を評価して いるような口ぶりだ。 ◇先の参議院選で自民党が大敗した原因のひとつに「格差問題」があっ たと思うのだが。格差是正と構造改革、両立するんかしら。 ◇拉致問題で名を馳せた安倍首相を一年前に選んだのは誰だ？とも改め て聞きたくなる。選挙の顔は首相には向かん。 いや選挙の顔にもなれなかった・・・。 ◇どうも来年春には衆議院解散・総選挙となりそうな・・。 野次馬としては「小泉チルドレンの当落」といっては失礼か。でも国費 で養えるだけの予算は無いぞ、我国には。 ───────────────────────────────── 発行 ２００７年９月１８日 No.３０９ 編集・発行 609studio Michio Katayama 発行 毎週火曜日 購読料無料 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 e-mail office@609studio.com website http://www.609studio.com 投稿 http://www3.ezbbs.net/06/609studio/ 購読 購読解除は websiteへ ◇禁・無断転載◇ ───────────────────────────────── |