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タイトル:609studio No.277◆現代時評:[教育の基本―セブン・アーツか六芸か]  2006/11/21


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【609 Studio 】メール・マガジン・2006/11/21  No.277
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【609 Studio】 メールマガジンは「現代社会を斬る!」をコンセプト
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◆現代時評:[教育の基本―セブン・アーツか六芸か]   ken
 
◆セコリョ新聞ダイジェスト版:2006年11月17日号

◆編集長から

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◆現代時評:[教育の基本―セブン・アーツか六芸か]   ken
   Ken氏もしくは現代時評へのご意見、ご要望などは 
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◆◆共同通信 2006.11.16 教基法改正案が衆院通過へ  野党反発、本
会議欠席―衆院は16日午後の本会議で、政府と与党が今国会の最重要
法案と位置付けている教育基本法改正案の採決を行い、自民、公明の与
党などの賛成多数で可決する。民主、共産、社民、国民新の野党4党は
、与党が15日の衆院教育基本法特別委員会で野党欠席のまま改正案を
単独採決したことに反発し、本会議採決も欠席する。

◆◆アサヒコム 2006.11.15  日教組は15日、与党の教育基本法改
正案の単独採決に抗議し、審議のやり直しを求める声明を出した。東京
都内で記者会見した森越康夫委員長は「非常に残念。いじめ自殺など直
面する緊急の課題に何ら答えていない」と与党を批判。衆院本会議での
採決回避を、議長に申し入れるという。 全日本教職員組合も15日、
基本法改正は憲法改正につながるとして、単独採決に抗議する談話を発
表した。

■■安倍首相ご執心の教育基本法改正案が、とにかく衆議院を通過した
らしい。 しかし大多数の国民はこの改正案に付いて興味が薄い。どこ
をどう換えるのか、はっきりしないからである。 政府側は、「これは
基本法だから、具体的なことは後で相談の上」という。 

■■考えてみると近年、「△△基本法」というのが増えた。「基本法は
法律ではなく、法の基本となる精神を定めたものである」というが、そ
れならわざわざ「法」というような言葉を使用しない方がいい。「基本
法は法ではない」とは、例の仏教用語から派生した「有耶無耶(うやむ
や)」に似ている。難解極まる法相哲学で「有る事が無いのか、無いこ
とがあるのか」と言出すと、何がナンだか解らなくなってしまう、とい
うのが「有耶無耶」の語源とされ「基本法は法律ではない」という説明
もそれに似ている。

■■ところが歴史上では、教育の基本となるべき学問というのが少なく
とも2つ存在する。 一つは儒学における「六芸(りくげい)」、つま
り礼・樂・書・射・騎(御)・数である。 これは説明しなくても、漢字
で類推すれば意味は解る。 

■■もう一つは四世紀ギリシャに始まる「リベラル・アーツ」である。
別名の「セブン・アーツ」が示す通り、7科目から成っている。文法、
修辞学、論理学の「(基礎)三科」と、幾何、算術、音楽、天文学の
「四科」に分かれるとされる。この7科目を直截に説明すると、「文
法は語り、弁証は真理を教え、修辞は言葉を飾る。音楽は歌い、算術
は数え、幾何は測り、天文は星を学ぶ」ということになる。

■■儒学の「六芸」は、幕末の儒家から近くは安岡正篤、中野孝次ら
によって、明治・昭和の政治家たちに理念として教えられ、受け継が
れた。ブッシュさんなどは、戦後の日本を創ったのは、米国による敗
戦国日本に対する統治技術が功を奏したと思っているようだが、事実
は、日本の政治家たちが幕末以来受け継いできた儒学の教養が原動力
になった、と考える方が正しいだろう。

■■ギリシャ・ローマに起源を持つ「リベラル・アーツ」は、これこ
そ西欧的教養の原点であるとして、わが国でも20−30年前ごろ大
学教育で喧伝されたが、その後ふるわず、いま僅かに東大教養学部と
いう名に痕跡を留め、それも外国語専修コース化している程度になっ
ている。 それはナゼか。 

■■わが国の大学というところは、教養を身に付けるよりもむしろ就
職斡旋機関という実態が強く、そのため実社会で役立つ技術教育に重
点を置いている。また、高校はそうした大学への予備校化している。
 いかに教養を身に付けても、就職や、実社会での立身出世に役立た
ない、という考え方が「技術教育優先」という、ある種の「学風」を
戦後の日本に定着させているのだ。

■■じじつ、わりあい有名な東大名誉教授の著書の中に「現代の教養
とは、科学一般のことであり、いままでいわれた教養というものはも
はや普遍化していて、取り立てて言うほどのことは無い」という記述
がある。 これは一面の真理を衝いている。教養が単なる雑知識程度
なら、もう多くの大学がわざわざ教える程のことはない。

■■問題は、「教養」をどう活用するかである。 これに日本人は弱
い。 とくにキャリア官僚に於てそれが著しい。彼らは成績優秀で、
教養が知識にとどまる限り、問題無く優秀である。が、ひとたび教育
基本法改正案の前文にある「個人の尊厳を重んじ、公共の精神を尊び
、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統
を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する」ということに
なれば意外なほど脆い。 昔風にいえば「論語読みの論語知らず」な
のだ。学校教育で習った「教養」をどんな風に社会で活用するかにつ
いて教えられておらず、気にも留めていない。

■■西欧の「リベラル・アーツ」または「セブン・アーツ」は、その7
科目を完全にマスターしたと認められたとき、貰う学位が「マスター
of アーツ」である。日本ではそれを「修士」と称している。大工が
、七つ道具の使い方を習得し終わった(つまり修士になった)とすれ
ば、その道具を用いて先ず「家」を建ててみさせる。もし「家を建て
る技術」も出来たならば、そのとき「ドクターofフィロソフィ
(Ph.D)」の学位が与えられる。 つまり一人前の大工として認めら
れる、というのである。いま、日本ではPh.Dのことを「学術博士」な
どと称している。

■■いうまでも無く、ギリシャ語や英語のフィロソフィの日本語訳は
「哲学」である。「哲」の訓読みは「あきらか」、つまりモノの道理
を明かにすることである。 フィロソフィを日本語に直訳すれば「考
えることの楽しみ」となる。 その哲学を、わが国では明治に間違っ
て文学部の領分に組み込んでしまった。 そして教育の主体を科学技
術に置き、本来「考える力」を意味する哲学を文学の1分野に過ぎな
いとして学校教育の場で疎外してしまったまま今日に至った。

■■そこで問題が生じる。日本では、道具の知識について習った学位
保持者は多いが、その道具を使用して家が建てられる人がひじょうに
少ない、という事実である。知識は得たが、それを有効利用するため
の「考える力」については無関心だったからである。 

■■今回の教育基本法改正でも、「美しい日本」とか、「倫理道徳を
弁えた人間を造る」という目的も結構だが、それ以外のもう一つの大
事な目的、つまりこの「考える力」、つまり哲学の復興というのを考
えなければいけない。 

■■それが無いから「論語読みの論語知らず」ばかりを量産する教育
に堕してしまったのであった。 近年とくにその傾向が高級官僚や、
いわゆる「ポスドク」と称せられる学者の卵に多い。歌を忘れたカナ
リアは後ろの山に捨ててもいいが、考えることを忘れた官僚や博士な
どの高学歴者は捨てるわけにもいかず、困ったことである。ボクは今
回の教育基本法の改正に際して、そのことを先ず考慮すべきであると
思う。

■■中国儒学の「六芸」にしろ、ギリシャ・ローマ以来の「リベラル
・アーツ」にしても、「考えること」を優先しながら、それでいて、
日本の好きな「技術教育」もじゅうぶん採り入れている。日本は、産
業即戦力のための「技術教育」優先で、「考えること」を疎そかにし
たため、モノが考えられないいびつな知識人ばかり増えてしまい、そ
れで困っている。 その余波として、倫理道徳なども何時の間にか衰
退してしまったのではないか。 なぜなら、世の指導者層に必要な倫
理道徳は、明かに哲学をする心の上に成り立つものであるから。

■■カネ儲けさえ出来ればそれでいいのが米国社会であり、日本はそ
の真似をしてきたのであるといわれ、米国の教育には「哲学」が無い
などと往々にして評される。 が、必ずしもそうではない。 

■■以前、ボクの息子の大学入学に際して、米国大学の資料を幾つか
取寄せたことがある。それで判ったが米国の代表的なIvy 大学など
では、「リベラル・アーツ」がもっとも権威ある学部とされ、そこに
志願するためには、まず出身高校の成績は上位四分の一以内とし、
SAT共通試験も高得点であることを条件として求めていた。そして、
「リベラル・アーツ」部は、他学部に比して最も優秀であるとの評
価が定着しているらしかった。

■■ところがわが国では、「理科系」と称して科学技術を専攻した
ものが優秀であるとされている。 おそらく、金儲けに通ずる即戦
力として役立つと考えられたのがそもそもの原因であろう。もちろ
ん理科系も大事だろうが、それにも増して、履修した学問を如何に
有効に利用し、社会に役立てるかのためには、広範な教養、つまり
哲学、または物事をあらゆる角度から見、そして考える能力が絶対
必要である。 愛国心も、他への思いやりの心も、所詮は「モノを
考える能力」の所産であり、教育の基本もそこにあると考えなけれ
ばならない。

■■さて、自民党ご執心の「教育基本法の改正」はなんとか議会を
通過したものの、その後に続く具体的な教育カリキュラムをどう作
り上げるか。 科学技術で作れるものではないし、まして政治家の
手練策略で作文出来るといった筋合いのものでもない。 結果的に
は文教官僚たちの作文に依存するしか方法がないだろう。

■■しかしそのとき、話は紛糾するだろう。自民党の「愛国心」を
、公明党の「郷土と国を大切にし」に置き換えた程度の話では済ま
ない。 おそらく紛糾に紛糾を続け、とりわけその間に、与野党の
党利党略が渦巻くであろうことは、ほぼ見当がつく。

■■そのときに、儒教の「六芸」や、ギリシャ哲学以来の「リベラ
ル・アーツ」を叩き台として、現代に合うよう取捨選択し、アレン
ジすればいい、とボクは思う。なにせ、儒学やギリシャ哲学には1
500年から2000年以上に渉る教育の経験があるのだ。もう一
つ、明治に発布された旧「教育勅語」からのモディファイも考えら
れるが、これは儒教からの派生だし、加えて旧左翼からの反発も大
きいだろうから、だいぶ用心する必要があると考えられる。
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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] :2006年11月17日号
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事は関連Webへ → http://www.609studio.com
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州知事中国訪問

 先週末、イ・マラホフ サハリン州知事はロシア公式代表団と一
緒に今年の春からの「中国のロシアの年」の閉幕式に参加するため
に中国を訪問した。州知事の訪問の主な目的はサハリン州政府とブ
ニェスエコノムバンクと中国開発銀行の間の3者間投資協定書締結
のことであった。中国のマスコミは協定書締結ニュースと共にサハ
リン州の経済発展成果を大きく取り上げたと伝えられている。来年
、1年間は「ロシアの中国の年」である。

北方少数民族工芸美術学校視察

 ポロナイスク区域ユズヌイ島にある極東唯一の北方少数民族工芸
美術学校の現況を把握するためにヴェ・ナゴルヌイ副知事が先週同
校を訪問した。北方少数民族の子供約100人が一般教育と共に少
数民族工芸技術を習っている同校は、生徒たちが殆ど地方出身で寄
宿生活を行っている。しかし、寄宿舎が1964年に立てられて以
来一度も修理したことのないため、今は殆ど人が住めない状態にあ
るなど施設の老化問題が深刻な状態。しかし、地方自治体は予算が
なく州政府からの支援が不可欠な状態であるために、ナゴルヌイ副
知事が視察に出向いたのである。視察後、ナゴルヌイ副知事は「寄
宿舎問題は州政府が解決できる。しかし、将来的には学校存続のた
めに、同校を州立学校にし州政府から予算支援を受けなければいけ
ないと思う」と財政不足を解決できる一つの案を提案した。

吹雪被害大きい

 エス・シェレデキンサハリン州副知事によると、先週末の吹雪で
島の西海岸とエトロプ島が停電や暖房供給の中断など被害を大きく
受けた。特にエトロプ島では40棟の住宅の屋根が飛ばされたり、
窓が壊れるなど最も被害が大きかったことがわかった。現在州政府
は被害についてのより詳しい報告をするように各地域に指示を出し
ている。

州内務管理局長新たに任命

 プーチン大統領がサハリン州内務管理局長としてエス・アンドレ
エフ大将を任命したことがわかった。2003年3月から州内務管
理局長を歴任してきたエム・ニキチン元大将はスヴェルドロブスク
な内務署に転職となった。

地震の多い極東地域

 さる13日、ロシア連邦非常省セルゲイ・ショウイグ相が地方指
導者との会議で、最近の極東地域での頻繁な地震発生に不安を感じ
ていると述べたことがわかった。セルゲイ相によると、今年に入っ
て極東地域では450件の地震が発生し、昨年に比べ2倍に近い。
先週も14件の地震が発生しており、11月10−11日にかけて
サハリンで起きた震度5度の地震には特に不安を感じているとセル
ゲイ相は言っている。セルゲイ相は専門家たちにロシア科学アカデ
ミーと協力して地震活動について積極的に研究を行うことを指示し
ている状態。火山や地震研究所の学者たちは2010年までの4年
の間にカムチャッカで大地震が起きると予測している。

中国労働者雇用

 11月はじめ、サハリンの企業を通じて39人の中国労働者たち
が公式的に働きにきた。ユジノサハリンスク市の道路掃除を任され
ている「ドロジィニクー04」企業所が職員不足で悩んだ末、市政
府の認可の上、中国人労働者を雇用することにしたのである。都市
の掃除のために250人がいるのに現地では50人しか希望者がい
ない。月1万ルーブルの給料では働き手が現れないのが現状。1年
契約できている中国人労働者たちは寮と通勤バス提供の一日8時間
勤務の条件で月5500ルーブルを貰う。

ビジネス案内所オープン

 ユジノサハリンスク市で電話案内所に似たビジネス案内所がオー
プンする。779−779番を押せば企業や店、レストラン、美容
室、サウナなどの電話番号は勿論、住所や商品目録、値段などの情
報提供サービスを受けることができる。電話は無料。しかし、案内
所を通じて宣伝をしようとする企業や個人は月1−2千ルーブルの
料金を払う。英語での案内サービスも行っている。

不法外貨持込摘発

 今年9月、4万9950ドルの現金を申告をせずサハリンへ持ち
込もうとした韓国人リュ某氏が税関で捕まった事件があった。その
リュ氏の裁判結果が10月31日に出た。彼には10万ルーブルの
罰金が課せられた。

ロシア人の生活水準世界65位

 UNの発表によると、ロシア人の生活水準は世界65位。最も生活
水準の高い国はノルウェイで過去6年間継続して1位の座を守って
いる。評価基準は一人当たりの収入、教育や保険水準、平均寿命な
どであるが、ロシアはキューバ(50位)よりも低い。

新刊紹介:詩集「花の陰ら」

 ユガイ・オレグ州議員の補佐官を勤めている梁・セルゲイさんが
3回目の著作「詩集:花の陰ら」を出版した。詩集には自然や両親
についての思いを詠った140の叙情詩が乗っている。1949年
ユジノサハリンスク市で生まれた梁さんはイルクーツク工業大学建
築学科卒業後、サハリンの道路建設部門で働いてきたが、ペレスト
ロイカ後は「カレイスキ・クラブ」を指導するなど民族の文化や伝
統の維持発展に大きく寄与してきた。1978年「両親の家」、2
002年「父の幻想」を著した。

母校に戻る

 8月に校舎が大修理に入ったため、市内の各学校に分散され授業
をうけていたユジノサハリンスク第16号学校の生徒500人が、
先週の火曜日(14日)新しくなった学校に戻った。8月に同校に
赴任してきた李・ソンチョル校長(元ユジノサハリンスク第9号学
校教頭)は、「開校してから52年間一度も修理をしていない同校
の大々的な修理作業を数カ月という短い期間に終えるために休日も
休まず作業を続けてくださったストロイ・プレスチズ社に感謝しま
す」と早く学校に戻れた生徒や先生たちの喜ぶ気持ちを伝えた。3
階建ての校舎中1,2階のみを8月から1千400万ルーブルの市
予算で修理を終えた。残りの3階は来年9月まで修理する予定。
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◆[編集長から]              Michio Katayama
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 沖縄知事選が終わった。米軍基地問題にあやふやな態度で臨むと
いう新知事の手腕に期待するか。経済の振興にももちろん。

▽教育基本法が衆院通過。心の問題を法規制する野蛮国に成り下がっ
たか。巷間言われているように「戦前回帰」。

▽東西冷戦時代には当面の仮想敵国があり、それなりの緊張感が政治
にもあった。その「たが」がはずれて精神的な支え?を失って、戦前
への回帰が始まった。自国の歴史を見直し、非核三原則の上に「核武
装論」が台頭するという矛盾を矛盾と感じない政治家。

▽報道の自由が危ない。今でも様々な制約や自己規制で「自由のない
報道」と国境なき記者団などから批判されている上に、政府が拉致問
題を利用したNHK海外短波放送への介入をするという。その上、新
国際放送で命令放送も実施すると総務省が。「報道の自由」は憲法で
定められているはず。

 もう一度読み返してみよう。

第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、こ
れを保障する。

 こんな単純な日本語の表現も政治家や官僚にかかれば曲解するのが
日本。
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発行     2006年11月21日   No.277
編集・発行  609studio   Michio Katayama
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