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タイトル:609studio セコリョ新聞です!  2006/10/25


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【609 Studio 】メール・マガジン・2006/10/25  号外
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【609 Studio】 メールマガジンは「現代社会を斬る!」をコンセプト
に論説委員Ken氏の論説「現代時評」をはじめ、サハリン情報として、
ロシア唯一の韓国語新聞サハリンの「セコリョ」ダイジェスト版、その
他、寄稿記事など話題満載! 

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 休刊中でお届けできなかったセコリョ新聞日本語版をお届けします。


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◆セコリョ新聞ダイジェスト版:2006年10月13日号

◆セコリョ新聞ダイジェスト版:2006年10月20日号

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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] :2006年10月13日号
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事は関連Webへ → http://www.609studio.com
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国会議員補欠選挙予備資料

 州選挙委員会の予備資料によると去る10月8日に行われた国会下
院補欠選挙の投票率は26.4%。第160選挙区ではロシア共産党
から出馬した S・イワノワ候補が得票率42.2%で当選が有力であ
ることがわかった。又、ユジノサハリンスク市では4つの補欠選挙区
の投票率は20%を超え、7人が新しい市議員として選ばれた。

アルメニア人文化教育センターオープン

 今月6日、ユジノサハリンスク市内にアルメニア人文化センターが
オープンした。アルメニアの言葉と歴史、文化などを教える教育機能
と民族芸術活動の中心的役割を期待される同施設は24人しか入れな
い小規模のものであるが、中には図書館のほか、歌や舞踊の公演場と
して使える舞台もある。オープニングに参加した州政府管理ア・カシ
ヤノフ指導者はサハリン州知事に代わって、同センターサハリン州文
化発展に大きく寄与するであろうとの祝辞を述べた。

連邦政府サハリン州発展のために資金割当

 先日、イ・マラホフ州知事が「ロスネプチ」原油会社のエス・ボグ
ダンチコフ指導者との面談の際、ロシア連邦が2007年〜2015
年までのクリル列島社会経済発展プロジェクトを公式に承認するほか
、ユジノサハリンスク市のスポーツ・観光施設の再建のためにも資金
援助することにしたことを明らかにした。又、二人は北サハリンの展
望のない農村の住民たちをオハとノグリキに移住させる問題について
論議したと伝えられた。

6万2千人の青少年が休養

 先週の4日、2006年度サハリン州青少年休養・健康回復、就業
問題担当委員会議が開催され、本会議での報告によると今年、6万2
千人の青少年が各地のキャンプ場や休養施設で夏休みを送ったことが
わかった。又、今年はユジノサハリンスク市で開催される各種スポー
ツ大会に参加する青少年たちには往復の旅費を州政府が支援したこと
もわかった。州政府は他にも孤児や少数北方民族出身の青少年たちを
特別に配慮し、彼らのための特別休養プログラムをも実施した。

エトロプは来年も青年労働部隊を招待

 68人のサハリン青年労働部隊がエトロプ島で45日間の短期就業
を成功裏に終え帰ってきた。彼らは2千トン以上のサケとマスの加工
作業をこなし、一人当たり4万ルーブル以上の収入を得て帰ってきた
。若者たちの仕事ぶりに満足した地元の企業は来年も大学生労働部隊
を受け入れることにした。企業所自ら青年労働部隊を招待したことは
歴史上初めてのことである。

喧嘩した中国人拘束

 今月初め、同僚と喧嘩した中国人が拘束される事件があった。中国
人が多数を占める寮式の集団居住施設の住民が同僚に酷い暴力を振る
い中国人男性を警察に通報し、拘束されることになった同男性は日ご
ろから酒を飲むと暴力を振るうなど喧嘩を売ってきたという。通報を
受けて駆けつけた警察官にも抵抗したために拘束にまで及んだ。

第2回極東地域青少年民謡大会

 今月の2日〜4日まで、ユジノサハリンスク市の「カプリチオ」コ
ンサートホールで第2回極東地域青少年民謡大会が開催された。サハ
リン州成立60周年、そして児童民俗運動35周年を記念して行われ
た同大会にはサハリン州とハバロフスクから60人余の学生たちが参
加して素晴らしい歌の実力を披露した。

モネロン島観光開発事業本格化

 来年からサハリン州モネロン島への団体観光が実現する。同島の観
光開発事業はロシア連邦政府も支援している。先日、イ・マラホフサ
ハリン州知事は一度に26万人の国内外観光客を迎えられる施設の建
築工事現場を視察した。島の自然を楽しむ2つの観光コースはすでに
開発済み。一度に26万人と観光客数を制限しているのは専門からの
意見を受け入れて島の美観と植・動物界の自然保護のためである。

初めての「韓人の日」

 9月30日、ヴォストク部落の韓人たちは以前とは違う嬉しさの民
族祝日を迎えた。今年制定された「韓人の日」を祝う披露宴に年より
は勿論のこと、今までこのような行事にあまり関心を示さなかった若
者たちまでも参加して数世代が一緒に民族の祝日を祝うことができ、
地元の老人たちは大喜び。

韓国語ラジオ放送局開局50周年

 サハリンテレラジオ公社韓国語ラジオ放送が今年で50周年を迎え
た。政治的・経済的環境の変化の中で紆余曲折の上、放送を継続して
いる当放送責任者と関係者に韓人社会から大きな拍手と感謝のメッセ
ージが送られた。
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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] :2006年10月20日号
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事は関連Webへ → http://www.609studio.com
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サハリン州知事不満

 先週末、イ・マラホフサハリン州知事がユジノサハリンスク市の暖
房季節準備状況を視察したのち、不満の声を伝えた。州知事は連邦法
の規定をとりあげながら、自治体は地域住民の生命と安全を保障する
義務があると強調し、断水や寒さで震える住民がないようにと市政府
に訴えた。

サハリン観光コースとして植物園開発提案

 イ・マラホフ州知事がサハリン観光コースとして植物園を開発する
ことを提案したことがわかった。1991年にできたサハリン植物園
はユジノサハリンスク市東南部のススナイ山脈の麓に位置しており、
面積は40ヘクタールにも及ぶ。約2千種類の木と潅木、花があり、
世界の52カ国と交流をしている。

愛の本寄贈

 韓国NGOの「海外同胞に本を贈る運動」の孫・ウソク代表が先日サ
ハリンを訪問し、700冊本のほか、DVDなどの韓国語映像資料を学
校や社会団体に寄贈した。

KBS世界韓国語放送人大会特別賞受賞

 サハリン韓国語放送局の李・タチヤナ記者が制作した「朴・ミラン
お婆さんのハン(恨)」が韓国国営放送局KBSの世界韓国語放送人大
で特別賞を受賞したことがわかった。その授賞式に参加するために今
月の17日、サハリンテレラジオ公社のア・ソロトフ社長と韓国語放
送局の金・チュンジャ局長が韓国へ向かった。

安山市鄭・チェンスサハリン事業所長、奉仕大賞受賞

 韓国の行政自治省とSBS共同主管の第10回住民奉仕大賞に安山市
サハリン永住帰国同胞支援事業所の鄭・チョンス所長(45歳)が選
ばれたことがわかった。20年間公務員生活をしてきた鄭所長は独学
でロシア語をならい、サハリン同胞の母国での定着を助けるほか、韓
国とロシアとの交流にも大きく貢献したことを高く評価され表彰をう
けるまでに至った。

サハリンアリラン奨学金伝達式

 今月18日、サハリン韓国語教育院でサハリンアリラン奨学金伝達
式が行われた。サハリンで事業を行っている10人が今年3月に結成
したサハリンアリラン奨学財団は韓国語学習に熱心な優秀な学生たち
を支援している。今回は教育院に通いながら韓国語を習っている学生
さんの中で成績の優秀な15人を選び、200ドルの奨励金を渡した
もの。

先生たちの帰国

 北朝鮮から派遣されサハリン芸術学校「エトノス」で4年間、民族
の踊りや歌、楽器など伝統文化を教えた4人の先生が任務を終え北朝
鮮に帰国することになった。その間、教わった学生たちや同僚の先生
たちはセコリョ新聞紙上を通じて感謝の気持ちを伝えた。

韓国語ラジオ放送50年

 先週の土曜日(14日)、ユジノサハリンスク市「オクチャブリ」
映画館で、700人の祝賀客が集まった中でサハリン韓国語ラジオ放
送50週年を記念する行事が盛大に行われた。母国韓国から政府関係
者や同胞関連機関職員も参加して紆余曲折の中でも母国語や民族精神
を守ってきた放送局の努力と苦労を慰め、感謝する言葉を伝えた。ま
た、韓国の有名人気歌手が友情出演するなど母国からの応援団が多か
った。また、サハリン州政府や市政府人事も駆けつけ、お祝いの言葉
を述べるほか、サハリン文化発展に大きく寄与したことを高く評価し
て放送局関係者たちや海外の支援者たちに感謝状を送った。
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発行     2006年10月25日   号外
編集・発行  609studio   Michio Katayama
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