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タイトル:609studio No.253◆現代時評:[不毛の論議 教育基本法の改正]  2006/04/25


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   【609 Studio 】メール・マガジン・2006/4/25  No.253
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◆現代時評:[不毛の論議 教育基本法の改正]        ken

◆セコリョ新聞ダイジェスト版:2006年4月21日号

◆編集長から

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◆現代時評:[不毛の論議 教育基本法の改正]       ken

   Ken氏もしくは現代時評へのご意見、ご要望などは 
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◆◆アサヒコム 2006.4.13 「愛国心」の表現で合意 教育基本法改
正の与党検討会、自民、公明両党の教育基本法改正に関する与党検討会
は12日、最大のハードルとなっていた「愛国心」の表現について「伝
統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」と
することで合意した。

◆◆サンケイWEB 2006.4.14  自民、公明両党は十三日、教育基
本法改正検討会(大島理森座長)に幹事長、政調会長らも加わった協議
会で、教育基本法改正に向けた最終報告をまとめた。全面改正といえる
与党改正案は、前文に「伝統を継承」「公共の精神を尊び」と明記。教
員に「自己の崇高な使命」の自覚を求めている。個人の権利尊重を強調
しすぎているとして批判が強かった現行法の修正を図る内容だ。

■■延々と続く教育基本法の改正論議、それは果てし無い不毛の議論と
も思える。 そこで声高に主張する人々は、有識者であり、教育問題の
専門家であり、いわゆる右翼・左翼であり、官僚・政治家たちである。

■■近頃は「何々基本法」というのが多い。 そこで先ず、「基本法」
とはナにかを振り返って観よう。 「法」とはいうものの、国民の義務
・権利に関係がなく、裁判の対象にもならない、「法」であるようなな
いような、いわば鵺(ぬえ)みたいなものである。

■■参議院法制局のホームページには次ぎのように記している。 「基
本法とは、国政に重要なウェイトを占める分野について国の制度、政策
、対策に関する基本方針・原則・準則・大綱を明示したものであるとい
われています。(中略)基本法の特質として、まず、それが憲法と個別
法との間をつなぐものとして、憲法の理念を具体化する役割を果たして
いるといわれます。たとえば、教育基本法は、その制定の経緯、内容等
から、日本国憲法の下での教育の基本について定めたものであり、憲法
の補完法的な性格を有するものとされています。 こうした基本法の出
現を背景に、最近では、憲法→法律→命令という段階的な法体系が、憲
法→基本法→法律→命令という法体系に変容していると語られることも
あります」。

■■要するに憲法を説明する補助文と考えていいらしい。憲法そのもの
が「法」ではない上に、その補助文ともなれば「法」よりも「国民の心
構え」と言った方が適切かも知れない。 「教育基本法」とはそのよう
なものである。

■■それがいまなぜ蒸し返して声高に議論されなければならないのか。
 どうやらその理由には二つの潮流があるらしい。 一つは「国歌や国
旗」に象徴される国家への帰属意識の高揚、つまり「愛国心」を求める
ものであり、もう一つは最近の教育レベルの低下に対する危惧感である
。 前者は「右翼化」と警戒され、後者は「教育の差別化」と非難され
る。

■■併せて、前者は「道徳の荒廃」を憂え、後者は「全員横並び教育は
非効率」と主張している。 そこへ加えて第3のグループとして、文科
省の権限拡大志向があるとしている。文科省は、改正・教育基本法に「
教育新興基本計画」の策定・実施を盛り込むことで、文科省の権限を一
気に拡大出来るらしい。 がしかし、この文部科学省の権限拡大志向と
いうのは、例によって評論家連中の要らざる批判過剰かもしれない。

■■与党周辺の学者、有識者による「教育基本法改定」に関する検討会
も、過去二か年で既に69回を重ねた。 が、上記三つの理由のうち、問
題の最大論点は「愛国心」論であった。 結論として与党案は、自民党
は「国を愛する心」との表現を求め、公明党は「国を大切にする心」を
主張した。 

■■「国を愛する」と「国を大切にする」とはどこが違うのか。創価学
会の牧口初代会長、戸田城聖2代会長らが政府から弾圧を受け、不敬罪
と治安維持法違反で逮捕され、牧口氏が獄死した過去がある。 そのた
め公明党には「愛国心」という言葉に強い拒否反応があるらしい。 つ
まり「愛国心」には右翼的雰囲気が、いまなお残っているということで
あろうか。

■■その昔、儒学者荻生徂徠の門前にある日、浪人者が訪れた。「拙者
、長年浪々の身でその日の食にも事欠く。儒学は貧者を救うと聞いたが
、願わくは拙者に幾ばくかの金品を糊口の費として賜りたい」と、応対
に出た門弟に来意を伝えた。 門弟は返事に窮して、荻生に浪人の来意
を通した。

■■応対に出た荻生先生は答えた、「儒教には、親(しん)より疎(そ
)に及ぼすという言葉がある。貴殿はきょう初にお目に掛かり、親(し
ん)とは言い難い。 親しい人々の中には貧しい人々がまだ多いので、
疎である貴殿に施すまでには至らないが、悪しからず」。 浪人者は納
得して去った、という。 

■■儒教では社会の秩序を最も大切なものとした。仁義を主な教条とし
、君臣・父子・夫婦・長幼の序を守ることを第一とし、その秩序をない
がしろにすることを最も忌み嫌った。 「愛国心」はその典型で、自分
の住む国を他国より大事にすることで、普遍的、全地域的な「人類愛」
には劣るとすべきだろう。 それ以外に、愛国心が他に優先すべき根拠
は無い。

■■だが「愛国」のスローガンのもとに、先の大戦では多くの無辜の青
年たちが戦場に駆出され、またある者は獄中で死んだ。牧口常三郎のみ
ならず、右翼の巨頭笹川良三さえ、戦時中、獄に下ったことがある。 
糸山英太郎の選挙のとき、あるPL信者が例祭に呼び出され、糸山候補
への投票を依頼された。聞けば、PLの御木教組と、糸山の義父、笹川
が戦時中に、豚箱仲間だった因縁があり、それゆえに糸山の選挙運動に
駆出されたのであった。 「愛国」という言葉は、ときに暴走し、右翼
の巨頭をも獄に繋ぐことがあったという、いい例である。 それに、豚
箱における同窓などというのは、別して親疎のうちの「親(しん)」の
情がふかかったであろう。
 公明党の「愛国」に対する心配も一概に杞憂とは言えない。

■■親子の間柄から始まる儒教の「親疎」の序列を、かっての教育勅語
では「親に孝に、兄弟に友に、夫婦相和し、朋友相信じ…」と続け、そ
の行き付くところは「愛国」であり、さらには「人類愛」と連なるので
あろう。 その「愛国」が、「一旦緩急あれば義勇公に報じ、もって天
壌無窮の皇運を扶翼し・・」となって、教育勅語が、戦後、軍国主義の
汚名を着せられることとなった。

■■いま教育基本法の改正を声高に論じている自民系議員の多くには旧
教育勅語の復活が念頭にあるらしいが、その教育勅語にも改定計画があ
ったことはあまり知られていない。 文部大臣時代の西園寺公望は、教
養ある「市民」の育成を重視し、『科学や英語や女子教育を重視せよ』
と言明していた。そして明治23年に井上毅らが作った「教育勅語」に異
論を唱え、明治天皇の同意を得て、教育勅語改定案を作っている。(こ
の「第二次教育勅語」の草案は西園寺家から立命館大学に寄贈され、現
存しているそうだがボクは詳しいことは知らない)。 西園寺、井上毅
らによる明治末年の教育勅語改定案は、いまの教育基本法改正案の「走
り」かも知れない。

■■だが、ボクが思うのに、文部科学省が机の上で観念的に基本法とや
らひねくって見ても、教育が期待した結果になるかどうかは多分に疑問
である。なぜなら、教育の結果などというのは思った方向へ行かないこ
とが多いものだ。 「愛国」を教えたからといって、それを習った子供
たちが「愛国者」、もしくは「国を大切にする人」になるかどうかは、
多分に疑わしい。 

■■例えば、戦争中の「尾崎・ゾルゲ事件」で、ソ連のスパイとして処
刑された尾崎秀実などはじゅうぶん過ぎるほどの「愛国者」であったが
、結果的には「反愛国」の道を辿ってしまった。 だからといって、彼
が無分別であったのではなく、むしろ良識と分別において人に秀でて良
識あるインテリだった。 投獄されている間に娘、楊子に宛てた彼の多
数の獄中通信などを読むと、涙が止まらないほど感動的である。

■■戦前の教育学で、バイブル的な存在はルソーの名著「エミール」で
あった。 いま「エミール」という本のことがあまり言われないのは、
「ルソーが考えたように、人間の教育はうまくいかない」ということに
あった。 つまり、教育においてルソーの説は、主観的にうまくツール
として利用できない」という一種の諦めからであった。

■■教育基本法改正案のもう一つの目的、つまり現在のような「教育の
行き過ぎた機会均等主義は、教育レベルの低下を招くから、教育につい
てもう少し自由裁量に任せよ」、ということらしい。 この論はむしろ
、いわゆる「社会格差」を教育面において、より助長することになると
の反論が高い。言われてみればどちらの側の論にも1長1短があり、ど
ちらとも決めかねる。

■■概していえば、学者、有識者といった人々は、その地位、肩書きに
よって世間を惑わすことが多い。 いわゆる「バイカル博士」がいい例
である。 戸水寛人法学博士ら東大法科教授たち東大6人、学習院1人
の教授連中は「日露開戦」に先だって建議書を政府に出した。いわゆる
「七博士意見書」で、日露戦争に主戦論を唱え、なかでも戸水博士は強
硬意見を吐き、バイカル湖までの進撃を主張した。 大衆が彼らに迎合
したのは、7人全員が「教授・博士」であったことだ。

■■それが後に不幸な結果を生む。 第1次大戦が終わり、ベルサイユ
宮殿で講和会議が開かれているとき、かたやわが日本軍はチェコ兵救援
に名を借りて、なおシベリアの奥地にまで兵を進めた結果、戦争終結後
の二年間に、なお2千数百名のわが兵をシベリアの荒野に屍として残し
てしまった。彼らはまさに犬死であった。 が、いま彼らは靖国神社に
護国の英霊として祀られている。 バイカル湖までをわが国土に取り込
もうとしたわが陸軍の失敗であったが、それを使嗾したのは、かっての
「七博士意見書」であり、バイカル博士こと戸水東大法学博士の扇動に
よるものであった。 

■■もう少し近年の例をあげよう。 政府は第二次大戦中に、湯川秀樹
らの説に従がい、小・中学校に「特別科学学級」を設けた。 特別科学
学級とは、国家を支える優秀な科学者の育成を目的として設けられた英
才学級のことで、日本全国の国民学校および中学校より、IQ指数によ
る知能優秀児が選抜され、学徒動員時にも学習を継続しうる特権が認め
られるとともに、上級校進学に際して便宜が図られる建前だった。その
とき選抜された生徒たちに、伊丹十三(映画監督)、上村淳之(日本画
家)、筒井康隆(小説家)が居る。彼らは戦後、いちおう芸術家として
は名を成したが、期待された科学者としては落第生ばかりだった。 

■■世の学者先生、有識者、官僚といった人々が勿体らしく、意見をの
べたような場合、意外と後日に間違いを冒すことが多い。 原因は彼ら
がいわゆる「口舌の徒」であり、理屈を論ずるだけで、実態の変化を見
逃すという弱みがあるからではなかろうか。

■■いまその学者先生、政治家有識者らが60回以上の議論を重ね、教
育基本法を改正したからといって、教育の結果に、果していかほどのメ
リットがあるだろうか。
 今回の教育基本法の改正が実現すれば47年の施行以降初めてだが、
論議はさらに論議を呼び、論議多くして船山に上るの様相を呈している
。 それでいて、必ずしも結果がよくなるとの保証はどこにもない。 

■■いまさら、「愛国心」や「英才教育」などをむりやり教育に上乗せ
するより、普遍的な「人類愛」という考え方を、積極的に少年多感のこ
ろに教え込んでおくほうが、むしろいいのではなかろうか。

■■どこか、地球の向こうで航空機事故や地震のニュースが報じられる
たびに、「日本人は居なかった」と、TVが真っ先に言う、あの態度に
日本人の狭量さを感じるのはボクのみであろうか。 いま世界はみな一
つの時代であり、嬉しさも悲しさも四海平等であるべきではないか。
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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] :2006年4月21日号
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事は関連Webへ → http://www.609studio.com
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サハリン―2プロジェクト第2段階紹介式

先日、サハリンエネルギー社が州議員らを対象に「サハリン―2プロジ
ェクトの第2段階事業計画の説明会を開いた。説明に当たったイエン・
クレイグサハリンエネルギー社執行支配人によると、第1プラットホー
ムから1999年以来7300万バーレルの原油を採取した。現在、ヨ
ーロッパ諸国のロシアのガスへの依存度が高く特に液化ガス需要は最も
大きい。従って今後は液化ガス輸出に一層力を入れる方針である。現在
、日本と韓国、そして北米と液化ガス購入契約を結んでいる。第2段階
では二つのプラットホームの増築と、沿岸設備整備、原油積材ターミナ
ルの建設、1600kmの地上パイプと300kmの海底パイプ建設が
予定されている。北サハリンから480万トンの液化ガス生産が可能な
二つの工程ラインを持つ液化ガス綜合体へ運ばれる。ガスは夏よりも冬
により多く生産される。イエン・クレイグ支配人は国際規範に基づいて
プロジェクトを進めると共に環境に悪影響を与えないように最善を尽く
すとも述べた。州議員たちからはロシア国民採用の際、外国語能力を聞
く理由は何か、わが州に必要とされるガス供給期限を短縮するのは可能
か、会社の活動報告書を出版しない理由は何か、北方少数民族に対する
対応は如何なる国際規範に基づいて行っているのかなど数多くの質問が
あった。

ロシア東部発展フォーラム開催

ロシア連邦経済発展貿易省とクラスノヤルスク政府との共同主催で、今
年の5月12日―13日にかけてクラスノヤルスクで「第3次ロシア東
部発展フォーラム」が開催される。シベリアと極東地域における大規模
プロジェクト方案を議論するのが主な目的である同フォーラムにサハリ
ンからは州知事と議員ら、大企業代表らが参加することになった。

2006年―州知事情報列車

昨年秋に始まった「州知事の情報列車(地域訪問)」プロジェクトの下
で、今まで州知事はオハとクリル島を除いた州全地域を見て回ったが、
来る22日に南部クリルを訪問する。クナシリ、シコタンの地元住民や
公務員たちとの率直な面談時間を予定している。

日本総領事、韓人老人亭(年寄りの憩いの場)訪問

今月の15日、ナツイ・シゲオユジノサハリンスク駐在日本総領事夫妻
が韓人1世たちの憩いの場である老人亭を訪ね、2時間近く会話を交わ
したことがわかった。老人たちは残留者たちに被害補償として医療費や
生活費の支援を日本政府に強く訴えたと伝えられる。ナツイ総領事は年
寄りとの会話のなかで自分がコルサコフ出身で戦後朝鮮学校にも通った
経験もあり、11歳の時に日本へ引上げたことを自ら語ったという。

州知事、除雪命令

 先週の17日、イ・マラホフ州知事は雪が解けて来て深刻な衛生問題
を起こしているのに、各機関が自分らの区域内の雪を道路に捨てている
と強く批判した上、10日のうちに指導者責任の下で雪を遠い所に運び
捨てるように命令を下した。

回想記                    ソン・ジョンモ

ロシア民主主義の誕生(社会主義制度下で民族差別はなかったか)

過去70余の歳月にわたってソ連社会を支配してきた弊習を無くし恐怖
のスターリン独裁政治が生んだ個人崇拝の根絶、ブレジネフの官僚主義
的指導体制の清算を目指し1985年ゴルバチョフ総書記が改革を宣言
した。そのため、人権尊重と民族の伝統と言語保存、文化発展への関心
が注がれた。サハリン韓人達に対する民族差別がなくなったのはそれか
らである。社会主義制度の下でのソ連憲法はすべての民族の平等を保証
していた。しかし、現実はどうであったか。いくつかの実例を挙げてみ
よう。憲法上では誰もが住宅を貰う権利を有する。サハリン韓人たちも
住宅を貰った。しかし、問題は配給原則にあった。アパートは一般的に
5階立てであったが、我々に回ってくるのは日当たりの悪い1階か、人
気のなく雨漏れもする一番上の階である5階であった。又、憲法上には
誰もが教育を受けられる。しかし、我々は希望する大学にも入れてもら
えなかった。軍人や外交官を養成する大学などが代表的な例である。又
、大学を卒業しても専攻を生かした職場はなかなか貰えなかった。マカ
ロフに住む池・ハウォンさんの場合、1978年通信教育で法律大学を
卒業したが専門性を生かせる職場へ行かせてくれなかったために製紙工
場の労働者として一生を送った。又、若い男性はいくら条件がよくても
建設部隊へ動員されるのみだった。又、パスポートの調査は韓人だけを
対象にするほか、諸々の差別が行われた。又、思想が悪いと誤解され説
明もなく追放された人もいる。その中には筆者の実兄もいた。彼は日本
時代運送会社で事務員として働いた罪しかないのに。
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◆[編集長から]              Michio Katayama
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  ウクライナに住む元日本兵が一時帰国された。63年ぶりだという。
まさに「浦島太郎」の境地だろう。

◇日韓関係がますます危うくなっている。竹島を巡って。

◇「団塊パンチ」創刊! 「平凡パンチ世代の意識革命に」とある。
そういえば、筆者も学生時代は「平凡パンチ」とともに「朝日ジャーナ
ル」を「同時に両方読むのがかっこよかった・・・」時代があった。

◇チェルノブイリ原発事故から20年。なおくすぶる4号炉。新たな石
棺が必要。まだまだ続く被爆の後遺症。 

◇千葉で、岩国で、そして沖縄市で・・。
小泉劇場のフィナーレ?
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発行     2006年4月25日   No.253
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
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