609studio　号外　セ・コリョ新聞 2005/02/09

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タイトル：609studio　号外　セ・コリョ新聞 2005/02/09

◇609 Studio　メール・マガジン◇号外 ───────────────────────────────── 　　　　　　　　　　　　　　　　　　2005/2/9　【609 Studio 】メールマガジンは「現代社会を斬る！」をコンセプトに論説委員Ｋｅｎ氏の論説「現代時評」をはじめ、サハリン情報として、ロシア唯一の韓国語新聞サハリンの「セコリョ」ダイジェスト版、その他、寄稿記事など話題満載！　 URL ⇒ 　http://www.609studio.com ───────────────────────────────── 　　　　　 ◆６０９ｓｔｕｄｉｏから◆ 　◇有木優一君のスマトラ沖地震のインド・チェンナイの津波被害　　を取材したものですビデオ公開中！！　　　 http://www.609studio.com 　　　　 ◇ウェブログ「サハリンからの手紙」が好評！！　　　　　編集部に届いたサハリンからの手紙を掲載！！！！　　　　　　サハリンの今が透けて見えます。　　　　　　　http://609studio.cocolog-nifty.com/blog　　 ───────────◆◆◆ＩＮＤＥＸ◆◆◆─────────── ◆セコリョ新聞ダイジェスト版：２００５年２月４日号 ◆編集長から：[この１週間] ───────────────────────────────── ◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版]　２００５年２月４日号発行　ユジノサハリンスク市　翻訳　Kil　Sang ◇詳細/写真、記事、は関連Webへ →　http://www.609studio.com ───────────────────────────────── 早くから暖房準備　サハリン州政府は例年より速く暖房問題を政府会議で取り上げた。先週召集された全体会議で昨年３カ月間の暖房対策を肯定的に評価した後、今年の暖房季節の準備に万全を期するために以下のような決定を下した。暖房季節が始まる前に４５日分の石炭を備蓄し、非常事態に備え１０日分の石炭を備蓄することを決めた。又、集合住宅のボイラー修理を６月から段階的に進め９月１日には完了させ、生活保護対象者用の集合住宅暖房設備は１０月１日まで修理を終えることを決めた。「２００４年度の慈善家」選定　先月の２６日、ユジノサハリンスク市政府庁舎で「２００４年度慈善家選定」審査委員会会議が行なわれた。イゴリ・ミネルヴィン委員長によると、慈善事業を行う実業家が少なくないが情報提供に協力しない実業家もいる。そのため、情報提供された人々から厳しい審査を経て２０％の人、５人に「２００４年度慈善家証書」を授与することにした。同胞の安・ファザ社長と、ユ・ウラジミル社長がその中に含まれている。慈善家たちは運動選手や俳優、医師の他、機関や社会団体への支援を主に行っているが、安社長の場合、孤児や障害者、戦争及び労働老兵、子供の患者、学生、博物館職員など多忙面に渡って支援を行っている。勝利の日記念行事組織　戦争勝利６０周年を迎える今年。州政府は先月末、記念行事組織委員会の定期会議を開き、文化芸術記念行事の他、戦争老兵用の住宅建設、勝利記念関連施設の整備など多様なプログラムを実行することを決めた。又、６月上旬頃、ユジノサハリンスク市とアレクサンドロフスク―サハリンスク市で「２０世紀の戦争とサハリン・クリル」をテーマに科学会議開催も決まったのである。反日デモ行う　ロシア東部領土分化反対のサハリン社会団体委員らによると、日本の北方領土返還要求を抗議するデモを、日本の「北方領土の日」である２月７日に合わせユジノサハリンスク駐在日本領事館前で行う。約３００人が参加する予定。奨学金引上　先週、プーチン大統領は大学生に毎月支給する奨学金を４月から１００ルーブル引上げると発表した。爆雪と停電　サハリン州で１月２８日から３日間続いた大雪のため、ユジノサハリンスク市をはじめ１０の市町村で電気供給が中断される他、道路が通行止めとなる被害を被った。２００４年度サハリン州経済現況（前号から）農村部門：ポロナイスクでミンク１万２千頭を飼育しており、出産率は平均５．４頭で全国的にも優秀な成績である。投資現況：この数年間サハリン地域への投資が急激に増加したと言える。原油ガス及び食料品工業、通信、建築、流通部門への投資が著しく増加した。昨年１１カ月間の投資額は５００億ルーブルに達し、前年同期比の約２倍の水準。建築部門：住宅建設や修理などは国家的思案として、州は勿論連邦政府からの予算を加えられ進められている。「２００４－２００７ユジノサハリンスク市整備計画」により今年も住宅を含め道路、公園、並木などの整備に州政府は積極的に取り組む予定である。運輸部門：北クリルにヘリポートが建設中であり、サハリンとクリル列島間乗客貨物運送完備のためにブレヴェストニク、ユジノサハリンスク空港の改装が進行中である。消費者市場：消費者のニースに合わせ商業形態の改善が目立った。１１０カ所以上のショッピングセンターとサービス施設建設に１億ルーブル以上の予算が投入された。小売業成長率は１３％に達し、特にマカロフ、ポロナイスク、スミルヌイフ区域の成長率が高い。又、流通サービス部門成長率は９．４％に達した。北方少数民族との交渉続く　州政府は２００５－２００８年まで北方少数民族の経済社会発展プロジェクトへの積極的投資を検討中である。当プロジェクトの一環として、原住民用の住宅団地建築（５，４７２㎡）と衛生設備、民族分化センター建設、20台の除雪車購入、８台の自動車、２隻の小型漁船を購入する予定である。しかし、原住民たちとの交渉は未だ終わらず開発反対デモは続く恐れがある。原住民側は「開発事業は原住民の生活様式に直接的に悪影響を与えている」と主張している。あれこれ「農業部門に２千万ルーブル支援」　１月２４日、サハリン州政府は今年の播種と収穫を支援するために２千万ルーブルの支援予算を策定することにした。当資金は種や肥料、消毒剤、原油、農機具などの購入に使われるよう予定であり、来年の４月から資金執行のための会議が定期的に行なわれる方針である。「ロシア人口０．４７％減少」　連邦統計局によると、昨年９カ月間ロシアの人口が０．４７％、６８万３４００人減少した。ロシアでは死亡率が出生率を上回り、２００４年１２月１日現在、全国人口は１億４３５０万人。「雇用現況」　サハリン雇用センターによると、昨年は企業による大量解雇もなく比較的労働市場が安定的であった。地域別にみるとマカロフ区域の失業率が最も高く（１６％）、ユジノサハリンスク市が最も低い（０．３％）。原油ガス開発事業により雇用機会が拡大され、男性専門化の仕事が増えた。　外国人労働者現況を見ると、昨年外国派遣労働者数は３、３５８人、その中の６９３人は独立国家連合出身であった。又、サハリン州には５９カ国の５，４４１人の外国人が働いているが（前年同期比３５％の増加）、トルコ国籍が最も多く（１，５６０人）、その次が中国（７９５人）、ウクライナ（５６０人）、北朝鮮（５５１人）、米国（３３５人）の順である。彼らは６２％が建築、１２％が地質探査、９％が商業及びサービス業、７％が工業部門に従事している。 ───────────────────────────────── ◆[編集長から]　　　　　　　　　　　　　　Michio　Katayama ───────────────────────────────── 　昨日８日にお送りできなかったセコリョ新聞２月４日号をお届けいたします。 ───────────────────────────────── 発行　　　　　２００５年２月９日　　　号外編集・発行　　609studio 　　Michio Katayama 発行　　　　　毎週火曜日　　購読料無料配信まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 Macky! ID:609studio e-mail info@609studio.com website 　　　http://www.609studio.com 投稿　　　　 http://www.609studio.com　掲示板へ購読購読解除は websiteへ　　　　　　　　　　　◇禁・無断転載◇ ─────────────────────────────────

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