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タイトル:609studio No.200◆現代時評:[小泉語録は妄語録か]  2005/02/08


◇609 Studio メール・マガジン◇
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                             2005/2/8 No.200
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 ◇セコリョ新聞日本語版は下記の通り掲載いたしました。

 ●2005年1月14日号↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
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 ●2005年1月21日号↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
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◆現代時評:[小泉語録は妄語録か]              ken

◆セコリョ新聞ダイジェスト版:2005年1月28日号

◆現代語感:[戦後60年その5 冷戦]          MK
  
◆編集長から:[この1週間]

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◆現代時評 :[小泉語録は妄語録か]    ken
   Ken氏もしくは現代時評へのご意見、ご要望などは 
                  info@609studio.com   へ!
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◆◆毎日新聞 2005・1・28日  小泉純一郎首相が出席した27日の
衆院予算委員会質疑で民主党は菅直人前代表が首相の過去の発言をあ
げ挑発したが不発気味に終わるなど、一連の質問は今国会で対決の的
をしぼりきれない戦略不足を印象づけた。一方で小泉首相も靖国神社
参拝について7回も同じ答弁を繰り返すなど積極的に説明に応じよう
とする意欲はみえない。

■■先月末の第162回国会冒頭において、民主党菅議員が「小泉首
相妄言録」なるフリップまで用意して、首相の発言がいかに無責任な
ものかと力説した。
  菅氏は首相の「(国債発行が30兆円を超えないとの公約を)この
程度の約束を守れなかったことなどたいしたことはない」、「会社も
いろいろ、人生いろいろ」、「自衛隊が活動している地域は非戦闘地
域」など過去の発言をパネルで示し、「こういう議論をやめてもらい
たい、すべては詭弁だ」と迫った。

■■また、菅氏は、首相の靖国神社参拝への対応を執ようにただした
が、「適切に判断する」と昨年来の決まり文句を繰り返されるのみか
、「(菅氏は)お遍路回りでもうちょっと円くなったかなと思ったん
ですけど。同じ質問だから同じ答弁をします」と、いなされるばかり
であった。 ことこの質疑応答に関する限り、小泉首相に軽くあしら
われるばかりで、菅氏が男を下げた結果に終わった。

■■昔、楚の屈源が初めて「詭弁」という言葉を使い、現代の我々は
ギリシャの詭弁学派からこの言葉を教わったが、最近巷で頻用される
「詭弁」という言葉には、そう取りたてて言うほどの意味は無い。
  むしろ考えてみると、「詭弁」という言葉を利用して、簡単に相手
を貶めようとする人々は、もともと論理に弱く、論戦を不得意とする
種類の人ではないかと思う。 

■■口争いしていて、「それは詭弁だ」とか、「それは屁理屈だ」と
か言うのは、理論で負けそうになったばあいの、いわば一種の逃げ口
上であるばあいが多い。論理には論理でもって争うべきに、自分側に
然るべき論理を持たぬから、とりあえず「屁理屈だ」とか、「詭弁」
だとかで相手を感情的に詰るのみで、今回の菅氏の「詭弁」「妄語」
発言などはその典型に見える。小泉首相に開き直られて苦笑いする菅
氏には「お気の毒」、民主党には「もうチョット勉強したら」と申上
げたい。

■■菅氏が「詭弁だ」と言った首相語録中の典型が「自衛隊が活動し
ている地域は非戦闘地域」という言葉であろう。しかし、これを仮に
ボクが翻訳すれば、「私が実地で見てきたわけではありませんが、外
務省や防衛庁の然るべき役人を出張調査させ、結果、まず大丈夫で非
戦争地域と判断し、派遣したところが自衛隊の活動地域ですから、そ
の辺りは先ず非戦闘地域であるとご認識下さい」となる。この言い方
なら、誰が聞いても詭弁ではない。 ところがこれは、テレビ・新聞
が日常報じるところをボクが小泉さんの代わりになって翻訳したまで
で、この程度のことは国民のすべてが知っている話である。 国民は
すでに知り尽くしていながら、「小泉首相はちゃんと説明しない」と
、じつは駄々を捏ねているのである。 なぜなら、彼、小泉さんの言
い方がぶっきらぼう過ぎて面白くないからなのだ。

■■いつの場合でも、小泉氏の言葉は単刀直入、「歯に絹を着せず」
に言い過ぎる。悪意を持って言えば首相の言葉は乱暴なのだ。横丁の
八ッあん熊さんの、落語の掛け合いならいざ知らず、国家の宰相たる
ものの言葉としては、いささか上品さに欠ける。 いやしくも国家の
首相たるもの、温厚かつ、それなりの風格を持って、国民に諄諄と説
いて聞かせてくれるならば、「詭弁」だとか「妄語」だとか言わない
ものを、という国民のささやかな怨みが、「首相の詭弁・妄語」と、
論理に弱い菅氏をして言わしめた、とボクは解している。

■■政治用語に「宥和(アピーズメント=appeasement)」という言葉
がある。「ときの政権担当者側が、辛抱し遠慮して、野にある側の態
度を大目にみて仲よくすること」である。 いずこの国の首相たりと
も、賢明で冷静な為政者たちにとって「宥和」は大きな武器である。
 そして鄭重な言葉をつかうのが「宥和」の習慣である。歴代わが国の
首相は、ナンとかして政府提案の法案を通したいため、野党や国民に
対して、どちらかと謂えば鄭重な言葉を使用してきた。つまり、首相
は「宥和」を実践してき、野党も国民もそれに慣らされてきた。
  それが期待に反して小泉首相は「べらんめー」の、いわば「いなせ
で無頼」な市井の言葉を使う。落語調、講談調で面白いが、それは「
宥和」でなくて、「挑戦的」ともとれる。 

■■こうした「いなせで無頼」な言葉は、ややもすれば「説明不足」
の謗りを免れないし、事実として説明不足になる。 いわゆる「ワン
フレーズ・ポリティークス」だ。「そこを言外に察して、生きのいい
行動力を買ってくれ」と、小泉さんは言いたいのだろうが、揚げ足を
取りたくて虎視眈々の野党にして見れば、「説明不足だ、詭弁だ」と
言う方が聞こえがいい。

■■「生きが良くべランメーな言葉」は、はやくいえば乱暴な言葉で
ある。簡単に言えば「暴言」に近く、悪意に表現すれば「妄言」にな
るかも知れない。紳士の嗜みとしては避けるべき種類の言葉である。

■■もっとも前々から小泉首相には「ボキャ貧」の渾名がある。「ボ
キャブラリー(語彙)が貧困」というわけだ。 たしかに、語彙はあま
り豊富で無いらしい。 しかし、ジャーナリズムが酷評するほど、こ
とさらに彼がボキャ貧とも思えず、まして、アタマが悪いとも思えな
い。 二流大学出身の政治家としては、賢ならず愚ならず、貧ならず
富ならざる程度の学があり、平均的ボキャブラリーの人、と、ボクは
見る。「ボキャ貧」と酷評するマスコミ連中に比較すると少しは劣る
かも知れぬが、彼らマスコミ・ジャーナリズムという種族は、むかし
風に謂えば「口舌の徒」であり、売文の社員たちでもある。彼らは、
実行力など皆無に近いが、商売柄、言葉や文筆に強いから、小泉さん
が適わぬのも致し方ない。

■■昔から「人間は、言葉でものを考える」という説がある。言葉が
少なければ、思考力も劣るということらしい。事実は兎も角として、
先般の新聞にも、どなたか知名人が、「小泉純一郎首相のワンフレー
ズ・ポリティークスは、言葉をごまかし、極めてあいまいに使う。非
論理的、非常に感覚的に言葉を使いながら、人々を危ういところに持
っていこうとする。 それを受け入れる人々の今の言語能力にも問題
がある」と書いていた。

■■なるほどそうと言えぬことも無い。 例えば哲学者などが、深遠
な宇宙の真理を説く場合、横丁の八ッあんが断定的にものを言うよう
な言い方では体(てい)を為さない。哲学には気高く高尚な文体が必
要である。突き詰めてものを考えるには、それなりのボキャブラリー
が必要なのかも知れず、そういった意味では、小泉首相には日本の将
来を背負って頂くほどの知的思索能力は無いかも知れない。しかしそ
れは、小泉さんのみならず、森前首相にも、小渕前々首相も、遡って
は橋本、村山、羽田氏らに至るまで、近年の首相はおしなべて「どん
ぐりの背比べ」であった。ただ彼らは、小泉さんと異なり、「べらん
めー」を使わなかったから「説明不足」とか「ボキャ貧」の謗りを受
けることが少なかっただけである。

■■それより少々前の首相連中には、もう少し学があったようだ。古
来、わが国も含めて東洋の政治家たちには、「偉大なる哲人政治」の
思想があり、儒教的哲学の素養を求められた。 安岡正篤や中野幸次
が流行り、無学な田中角栄ですら、中国訪問のときには「今は晴れる
北京の空」という紛いもの七言詩を創った。もともと儒教哲学は修辞
学に近く、それを学んだ政治家連中は文筆の人としても秀でていたの
である。
  ところが今の政治家は儒教文学の素養に遠く、「ボキャ貧」、つま
りは「説明不足」が普通になった。ナニも小泉氏だけが例外ではない。

■■じじつ、いま政界で問題なのは、その程度の小泉首相ですら、次
の後継者が居ない、といわれている。 格調高きむかし風の、尊敬で
きる理想的な首相を求めることじたいが難しい時代になったのだ。
 「人生いろいろ、これ当たり前じゃないですか。おかしいと思う方
がおかしい」といった程度の発言をする首相で、我々はガマンしなけ
ればならないのである。 自分の能力を棚に上げて、それを「妄言」
と捉える菅民主党などは、もう一度、四国お遍路参りして、アタマを
冷やしてくる必要があろう。

■■ボクの見るところ、谷垣財務相などは、小泉氏の後釜としていけ
そうな気がする。が、詭弁・失言に不向きなのはよいが、それだけ実
行力が不足ではなかろうか。 換言すれば、いかに詭弁と詰られよう
と、政治家の失言的べらんめーは、たぶんに政治的実行力と正比例す
ることが多いのだ。 鈴木善幸という元首相を思い浮かべれば納得で
きるだろう。

■■と、ここまで、ボクはいささか小泉首相を擁護しすぎたようだ。
しかし念のために言えば、彼の言葉、彼の発言は、誇るべきわが日本
国の首相としての矜持に欠けることが多いのは事実だ。 端的に言え
ば下品であり、ボクはそれを恥ずかしく思う。一国の首相たるもの、
願わくば上品で、格調が高くあるべきだ。
  さらに、彼、小泉首相は、少なくとも今日まで、いかなる政治的成
果も挙げていない。誉めるわけにはいかない。にもかかわらず、無用
の政敵ばかり作り過ぎて、本丸の郵政民営化すら危殆に瀕している。
 今後を見よう。
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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] 2005年1月28日号 
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事、は関連Webへ → http://www.609studio.com
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サハリン北方少数民族原住民州経済発展に協力決定

 2005年1月18日、サハリン州北方少数民族原住民代表らとサ
ハリン州北方地域で原油ガス採取を行っている会社との間で、原住民
たちの社会経済発発展のための協力に関する協定が調印された。協定
書は、サハリン州政府と原油ガス採取会社が北方少数民族問題を理解
し、彼らの生活水準向上と保健、教育、文化、スポーツの発展のため
の支援プログラムの計画と実行に協力し、そのための相談と実務チー
ム組織作りに合意したもの。本協定書は今後、測量の交渉やサハリン
少数民族の伝統文化保護と発展、天然資源利用を巡っての相互理解と
法的対処の基礎となるものと思われる。

特権維持のための闘争

 先週の土曜日(22日)、ユジノサハリンスク市のレーニン広場で
、ロシア共産党主管の市民デモが行なわれ500人ほどが集まった。
デモに参加した年金生活者たちは最近発表された特権規則の取り消し
とブルジョア的国会と政府の解散、そして大統領の辞職を要求した。

北方少数民族のデモ

 20日、ノグリキ区域ヴィンスコエ村でオハとトイモフスコエ区域
少数民族代表約200人が参加してデモが行なわれた。デモ隊は当地
域の原油ガス開発会社代表らが現れるのを待っていたが、姿を見せな
かったため、翌日の21日、チャイヴォ沿岸の原油ガス採取現場への
道路を遮断するなどの実力行使に踏み切った。目撃者によると道路現
場の建設労働者との衝突もあったとのこと。夜11時まで閉鎖する予
定であったが事態の悪化を心配して午後5時には道を開いた。原住民
たちは自分らの要求が受け入れられるまで闘争を続けると強気をみせ
ている。

最低生活費

 1月18日、サハリン州政府は最低生活費を発表した。住民一人当
りの最低生活費は4.430ルーブル、経済活動人口の場合は4.7
15、年金生活者3.375、児童4.241ルーブルと発表された。

公務員たちの賃金引上げ

 サハリン州政府が公務員賃金20%引上げ予算を今年の正規予算と
して策定したことがわかった。

2004年度州経済現況

 社会分野:サハリン州政府議会は今年度の政策目標を次のように決
めた。「母性の安全とサハリン住民の衛生保健伝染病防止保障、雇用
促進、州特別奨学金新設、若い医療専門家養成支援、教育資金援助、
年金生活者支援」

原油部門:原油採取は2003年度に比べ11.2%増加。天然液化
ガス建築事業は選挙地域的に進んでおり10万m3を目的にしており、
工場の各種設備建設の基礎作業も始まっている。又、サハリン―2プ
ロジェクト計画により、200km以上の原油パイプと約50kmの
ガス管溶接が完成し、二つの海岸プラットホーム基礎作業も始まった。  
サハリン―1プロジェクトにより世界4位、7位のチャイヴォ油田建
設も完了し、昨年11月には北部で油送菅の初溶接を記念する行事が
行なわれた。又、日本と米国と液化ガス供給契約を提携しており、日
本とは年間300万トンの液化ガス供給契約を結んだ。昨年原油ガス
開発による税金収入は2003年度に比べ25%増加した14億ルー
ブルに達した。

石炭工業部門:2004年度石炭採掘量は2003年度に比べ13.
2%増加し、300万トン。石炭輸出量も2倍増加し27万3千トン
。ブイコフとシャフチョルスコエ炭坑の閉鎖を防ぐために州政府は外
国投資者を捜している。石炭部門の賃金未支問題も解決された。

電力部門:昨年サハリンエネルギー社は2003年度に比べ1.5%
増加の電力を生産しており、国営地方発電所も予定通り修理を終え、
210メガワットの電力を生産した。そして9つの自治体が非常事態
に備え12基のディーゼル発電機を購入した。昨年、暖房問題は起き
なかった。

木材生産部門:生産品目が著しく増加した。昨年の木材生産量は20
03年に比べ3.1%増加した。

水産業部門:昨年初期から生物資源管理法の改善が問題とされた。現
在25カ所の養魚場(国営16、個人経営9)のほか13―15ヵ所
の増築計画あり。昨年は4カ所の鮭養魚場増設があったが、これは個
人資本で行なわれたものである。

あれこれ

「電気料金滞納者減らず」
 サハリンエネルギー社は先週の定期会議で長期間電気料金を払って
いない企業への電気供給を中止するとの決定を下した。電気料金滞納
額は5千万ルーブル以上に達しているとのこと。

「義父殺人」
 トイモフスコエ地域に住む33才の男が60才の義父との口喧嘩の
喘ぐ暴力まで振るようになり、息子に頭を殴られた父が死亡する事件
が起きた。息子は酒に酔っていたとのこと。彼は殺人容疑で拘束され
た。

「一人暮らしの老人のために」
 ベラルーシのヴィチェフスク州は農村の空家と幼稚園、学校などの
建物を修理し、老人ホームに利用している。このような施設が6カ所
もあり、1カ所に250―270人の一人暮らしの老人が入居してい
るとのこと。

「金貨を拾った」
 ウクライナに住む11才の男が建築現場で遊んでいる時、1898
年発行と書かれている金貨の入っている壷を見つけた。少年の父と村
人たちはその周辺から500個の金貨を探し出した。それの総額は4
万ドルに相当すると専門家が評価している。法律上、彼らには25%
の謝礼金が渡されるとのこと。

「熊出没注意」
 サハリン州狩猟管理局によると、昨年サハリンに生息している熊の
数は3千頭。ハンター達は昨年春76頭、秋に62頭を狩った。しかし
、昨年夏、鮭・マスが少なかったために熊たちは空腹のまま冬眠に入
った。そのため、平年より早く冬眠から目覚め、餌を捜して部落に現
れる可能性が高いため、専門家たちは注意を呼びかけている。
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◆ 現代語感:[戦後60年その5 冷戦]    MK
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 冷戦( =Cold War)は、第二次世界大戦後の世界を二分した、ソビ
エト連邦を盟主とする共産主義(社会主義)陣営とアメリカ合衆国を
盟主とする資本主義陣営の対立構造。1945年から1989年まで
続き、直接武力衝突する戦争を伴わなかったため、直接衝突による「
熱い」戦争に対して、「冷たい戦争」と呼ばれた(アメリカの政治評
論家ウォルター・リップマンが1947年出版の著書のタイトルに使
ったことから一般に流布したとされる)。

⇒しかし冷戦構造は一面危うい状況でもあった。世界を二分する両陣
営の拮抗は一つ間違えば世界戦争を誘発する危険が。たとえば、朝鮮
戦争、キューバ危機それにベトナム戦争などは、局地で終わった。し
かし逆に考えれば「冷戦構造がこれらの戦争を生んだ」というほうが
正しい。また冷戦構造は、戦後のわが国の政治や経済にも多大の影響
を与えた。(次号に続く)
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◆[編集長から]              Michio Katayama
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 節分が終わり、もう春。しかし寒いですね。サハリンは真冬です。
報告によると、最低気温は−20℃前後です。

◆「内閣支持率、最低の33% 女性で急落」と各紙が世論調査。
一方の小泉首相、31日夜、衆院解散・総選挙の可能性について、
「私が任期中にはないでしょう」と。そら、できないわな。

◆にせ「ヨン様訪問ツアーにご注意を」 公式HPで注意呼び掛けたべ
・ヨンジュン側 。新作撮影のロケ現場を訪れることが売りだとか。
何でもにせがはびこる。(朝鮮日報)

◆アルジャジーラが身売り?アメリカの圧力か?米フォックスTVが名
乗りのうわさ。
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発行     2005年2月8日   No.200
編集・発行  609studio   Michio Katayama
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