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タイトル:609studio No.186◆現代時評:[狂い咲きの年]  2004/10/19


───────◇◆◇609 Studio メール・マガジン◇◆◇──────
                             2004/10/19 No.186
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◆現代時評:[狂い咲きの年]                            ken

◆セ・コリョ新聞ダイジェスト版:2004年10月15日号

◆寄稿 [サハリン悲歌  第二章 2]        金 里博

◆20代のぼやき:[インドへ行きます3]       有木優一

◆編集長から:[この1週間]

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◆現代時評 :[狂い咲きの年]                           ken
   Ken氏もしくは現代時評へのご意見、ご要望などは 
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◆◆毎日新聞 2004・10・08 佐渡市相川下戸村の相川小学校にあ
る、相川測候所の桜の標本木(ソメイヨシノ)が咲いたと、新潟地
方気象台が7日、“開花宣言”した。 同気象台によると、翌春咲
くはずの花が秋に咲くことを「不時開花」という。相次いだ台風と
その際の塩害で、葉が全部落ちてしまい、木が「春になった」と錯
覚したらしい。 

◆◆毎日新聞  2004・9・27 ソメイヨシノ3本“四分咲き”高知市
桟橋通6の公園「わんぱーくこうち」で、ソメイヨシノの3本が季
節外れの花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませている。 敷地内に
ある1本は今月15日ごろから開花し、今では、春の満開時の4割
程度の開花状態の“四分咲き”になった。いずれの木も、今年の春
も満開の花を咲かせたという。 公社によると、「狂い咲き」と呼
ばれる季節外れの開花は例年あるものの、11月ごろに二つ三つ花
が咲く程度で、木全体で次々と花が開くのは初めてという。

■■今年は「狂い咲き」がとりわけ多い。ボクの80年近くの経験
でも、こんなに狂い咲きをあちこち見るのは初めてである。佐渡相
川測候所の、夏の「開花宣言」も異様なら、高知市公園のソメイヨ
シノの4分咲きというのも珍しい。 ちらほら咲きのソメイヨシノ
なら、いまやニュース種にもならない。

■■ボクの記憶では、8月の中頃に、近所の街路樹にコブシの花が
咲いていて、「オヤッ」と思ったのが始りだ。 気が付くとその隣
のモクレンも花を付けていた。「はて、モクレンもコブシも夏の終
りに咲くのだったかしら」と、そのとき一瞬誤解したのを覚えてい
る。 そのときはまだサクラは咲いていなかった。

■■まだそんなに空雨台風が何度も来ている頃でも無いし、「雨を
伴わない台風による異常ホルモンで、今年は狂い咲きが多い」とい
うニュース解説には承服し難かった。何か他に理由があるのではな
いか、と、今でも思っている。 一昔前なら「原子爆弾の死の灰の
せいだ」などと、もっともらしい原因説が出るところだが、いまや
そう言った恣意による仮託もない。 「末法の世のせいで、花まで
狂っている…」と、日蓮さんの時代の人なら言うかも知れない。 
 だが、なにせ「枯木に花が咲く」話だから、良い方へ採って、吉
兆喜瑞と喜んでおいてもいいだろう。

■■「優曇華(うどんげ)の花が咲く」という古めかしい言葉があ
る。 その優曇華とは白モクレンのことだという説がある。それな
らボクが見たモクレンの狂い咲きとちょうど一致していて、今年は
いいことがあるかも知れない。もっとも、いま世間で狂い咲きして
いるのは、殆どがソメイヨシノらしいが…・。

■■「優曇華、それはインドの想像上の花。正式名称は優曇波羅華
(ウドゥンバラ・プシュバ)。三千年に一度花が咲き、その時には
とてもよいことが起こる――如来菩薩や金輪明王・転輪聖王(立派
な王様)が現れる。このことから、日本では通常『滅多にない吉祥
』という意味で「優曇華の花が咲く」という言葉が使われた。

■■さて、この優曇華の花、実は想像の花ではなく実在のものらし
い、少なくともモデルが存在していたようだ。それはインド原産の
桑科イチジク属のフィクス・グロメラタで、葉は長さ十ー十八セン
チの先の尖った楕円形で牛のエサになり、実は長さ三センチほどの
倒卵型で食用となる。花は小型で、壺状の花托に包まれて見えない
ため、『滅多に花を見られない植物、三千年に一度開花を見ること
が出来たらイイことがある』とされたらしい」と、ネット検索でさ
っそく出て来た。 ITはモノを調べるのに都合がいい。

■■「8月から9月にかけて相次いで訪れた台風で葉を落としたり
傷めたりした木が、ホルモンのバランスを崩して花を咲かせたとみ
られる。ほかにも季節外れのアジサイが咲くなど、台風による影響
が思わぬ方向へ広がっている」と、これは姫路からの報道。狂い咲
きはサクラのみならず、アジサイにも及んだようだ。 

■■この夏、ユキヤナギが咲いたという話もある。 ひょっとする
と、花卉、花木の類も周囲に影響されて咲く習慣があるのかも知れ
ない。 「一緒に死のう」とインターネットで広告すると、見ず知
らずの若者達が集まって、レンタカーの中で練炭火鉢を焚いて集団
自殺する。あの現象よりは、異なった花々が一度に申し合わせて咲
くほうがずっと優雅で楽しい。 中国風に言えば「百花斉放」だ。

■■「ヤエヤマブキとモクレンの狂い咲きを見た」と、誰かがネッ
トで報告していた。 また、「7月末にシクラメンが咲いた」という
報告もあるが、シクラメンは日照環境さえ良くしてやれば年中いつ
でも咲くらしく、必ずしも「狂い咲き」のうちには入らぬようであ
る。 

■■奄美大島では「9月17日(金曜日:晴れ)スモモがやはり狂
い咲きしてしまいました。近づいてみてみるとあちらこちらで花が
咲いていました。 来年の収穫が心配されますが、xxさんは結構
ケロッとしています。不思議に思い聞いて見ると『この様な狂い咲
きは何回もあるが、翌年もちゃんと花が咲いて実をつけるから心配
いらない』とのことです」というBBSによる報告もある。

■■北海道旭山動物園のサクラも狂い咲きした、という情報もある
から、ネットで検索する限り、狂い咲きは、南は奄美から北は北海
道旭川まで、日本列島ほぼ総ての感じである。 「時ならぬ日本列
島縦断の花盛り」で、何十年に一度の目出度い現象として喜んでお
こう。 
                     
■■花咲爺(はなさかじじい)の話。 これは灰を樹上から撒いて
花を咲かせる話で、季節外れの「狂い咲き」とはちょっと違うよう
だ。 巌谷小波の『日本昔噺』以来,五大おとぎ話(かちかち山・
猿蟹合戦・舌切雀・花咲爺・桃太郎)の一つとされている。 が、
じつはずっと以前、室町時代からの日本古来の御伽噺で、出所、出
典はいまだに不明のままである。 インドの『ジャータカ物語』を
元として日本に伝わり、花咲爺さんとはお釈迦さまのことであると
、お寺さんでは説明するが、これも定かな話ではない。 じつは今
年のように狂い咲きオンパレードの年が古い昔にもあり、それが伝
説となって今日に続いているのではないか、という民俗学者の説も
ある。

■■と、ここまで、ボクは今年の異常に近い「狂い咲き」を吉祥・
喜瑞として片付けてきた。が、翻って考えると、いまの世の中、必
ずしも目出度い話ばかりではない。 とくに、どうにもならぬイラ
ク問題。まさに花が咲くのと正反対の悲惨さだ。 その写真をテレ
ビ・ネットの画像でみていると胸が痛む。 しかもあの辺り、熱砂
の大地で、シーズンが来ても花が咲くような土地には見えない。そ
れに較べるとわれ等が日本、サクラの花すら今年は、年に2度も咲
いた。やはり豊潤な土地柄らしい。 神は不公平のようだが、とま
れボクらはその不公平な神に感謝しよう。
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◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版] 2004年10月15日号  
              発行 ユジノサハリンスク市 翻訳 Kil Sang
◇詳細/写真、記事、は関連Webへ → http://www.609studio.com
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 州議員選挙の結果発表

 サハリン州選挙委員会の発表によると、先週の日曜日(10日)
に行われた第4期州議員選挙投票率は31.04%で、比例代表選
挙での得票率は「わが祖国はサハリンとクリル」ブロクが19.9
9%で最も高く、その次にエジナヤロシア党17.72%、ロシア
連邦共産党15.87%、ロシア自由民主党7.35%、年金者党
7.33%の得票を得たのである。これらの各党の得票率に比例し
て議員を選出できる。又、7つの選挙区選挙で2人ずつの議員が選
ばれたが、地域別当選者は次の通りである。1選挙区―ア・チョル
ヌイ(31.73%)、エス・ア・ポノマリョフ(23.89%)
、2選挙区―ア・ア・ロブキン(30.88%)、エス・ヴェ・イ
ワノワ(22.51%)、3選挙区―ヴェ・エム・ドルギフ(33
.51%)、ユ・オレグ(19.90%)、4選挙区―ヤ・ジェ・
アレゲドポノフ(22.36%)、ア・ア・ダニレブスキ(22.
04%)、5選挙区―グ・エス・ペ・カレブキン(25.03%)
、ヴェ・ペ・ゴルシェツニコフ(20.08%)、6選挙区―ア・
ア・ボロトニコフ(27.98%)、ヴェ・イ・エプレモフ(23
.36%)、7選挙区―エル・ア・ワリトフ(41.41%)、ヴ
ェ・ア・セレダ(30.93%)。


朴・ヘリョン会長、永住帰国希望者アンケート調査結果報告
 
今月3―6日間ソウルで開催された民族平和統一諮問委員会会議に
朴・ヘリョン韓人会長と全・サンジュ老人会長が参加した。朴会長
の報告によると、今年も世界各国から海外同胞代表1千人ほどが参
加し祖国統一問題について意見を交わしたが南北統一問題を巡って
の意見も論争も多く、統一は切迫であるが複雑で難しい問題であり
統一に向けて一致団結して全力を尽くすべきであるとの意見には参
加者皆が賛同したことがわかった。参加者たちは本会議に他、北側
の金剛山と開城市観光もしたが、朴会長はその日程をキャンセルし
て韓国赤十字社を尋ね、今年9月13日から2週間にわたって行っ
た永住帰国希望者アンケート調査結果を届けた。調査結果は2.5
53人の内、永住帰国希望者数は925人で、残りの1628人は
月200ドルの生活援助があるならばサハリンに残留したいと答え
た。

大韓鉱業振興公社代表来島

 さる4ー11日間、大韓鉱業振興公社海外調査部幹部2人がサハ
リン石炭工業現況を調べるために来島してウゴレゴルスクなどの各
地の炭鉱地を見学しながら専門家たちと意見を交わした。

今年平均賃金11.863ルーブル(約400米ドル)

 サハリン州統計局発表によると、2004年8カ月間のサハリン
州住民一人当たりの平均月収入は8,574ルーブル(昨年比12
2%)で、一人当たりの消費額は5,170ルーブル(昨年比12
3%)であった。平均賃金は昨年より28.6%増加した11.8
63ルーブルに達している。これはロシア全国の平均増加率(26
.2%)を上回る数字である。サハリン州の実質賃金増加率は18
.2%である。

最低賃金900ルーブルに引上

 国会の労働社会政策委員会が来年から最低賃金を1.5倍増加し
た900ルーブルまで引上げることを提案したことがわかった。当
初は1.2倍の引上を考えていたが物価上昇率を考慮しての実施的
な数字を同委員会が提案することになった。このためには99億ル
ーブルの追加予算が要る。

少数民族大会

 今月28―29日までユジノサハリンスク市で北方少数民族第5
次大会が開催される。サハリン州政府は組織委員長としてゲ・カル
ロフさんを任命し、又オハ、ノグリキ、トウモブスコエ、アレクサ
ンドロフスクーサハリンスキ、ポロナイスク、スミルヌイフ区域政
府が準備及び進行に積極的に協力することになっている。大会の予
算は2001−2004北方少数民族経済社会発展プログラムから
拠出される。

あれこれ

「初雪」

 9月末、ノグリキで15センチ程の雪が積もる初雪が降ったこと
がわかった。原油埋蔵地であるダギとナビリ地域で最近異常天気が
発生している。オホーツクで発生した暖かい蒸気が重い雲に変わっ
て同地域に流れ混んで昼夜の気温差が激しくなっているとノグリキ
気象観測所が伝えている。

「麻薬供給者拘束」

 先日連邦麻薬統制管理局と連邦サハリン保安局の共同作戦により
73万ルーブル相当の麻薬を押収した。ユジノサハリンスク市民の
一人からオハから大量の麻薬が提供されているとの提報があり取締
り作戦を行ったのである。麻薬販売員は拘束され今調べを受けてい
る。

 「水道メーター設置」

 グルジヤ共和国トミリシ市で市民たちの水道使用量を調べるため
にあるアパート団地に水道メーター機を設置することになって話題
を呼んでいる。近々個人住宅にも設置される予定である。
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◆寄稿 [サハリン悲歌  第二章  2]               金 里博
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その名・柳栄均(ユ ヨンギュン)
生きた「化石」・郭甲七(クヮク カプチル)の夫。

強制連行された夫は
孤独と男の性に負け
ロシアの女と愛を分け合い
子どもも産まれた。

柳栄均は
1943年に徴用
サハリンに連行され
1993年4月6日
サハリンにて死亡(享年76歳)。

「私は17歳で見合い結婚したの。
夫は野良仕事を帰って来た所を
突然襲われて連行されたよ。
着の身、着のままで。
どこかの旅館で3〜4泊して
どこかに連れていかれたよ。
それ以後の事は全然分からない。

ところがある日
サハリンから手紙が届いて
生きていることがわかった。
それでサハリンを訪ねた…
夫はロシア人の女性と再婚していた…
膝から下の足を切断してちゃんと歩けなかった…
夫はロシアの食事に馴染めなかったらしかった…
私は再婚の考えすらしなかった、出来なかった…
ひたすら夫の帰りを待っていた…
そうした結果がこの老婆だよ…
サハリンで会って
暫く一緒に生活したのだけれど
夫は決して優しくはなく
愚痴ばかりいっていたけれど
それでも私のたった一人の夫だから
墓を建ててやりたいのよ…」

人間は
歴史の枠を越えて住むことは出来ない。
だが
その歴史も
時代と民族と国家の枠内では
万華鏡のように変化するようだ。

人生の殆どをロシアサハリンに住みながら
高麗食から離れることの無かった柳栄均と
本国に住んでいたので
儒教の呪縛から逃れることの出来なかった郭甲七。

植民地警察強権によって
初夜から別れさせられたその日まで
二人の愛はさておいても
性愛と結婚愛は確実に存在し、成長過程に在り
だからこそ
暫くの同居も
愚痴と乖離と不自然が漂い
うまくいかなかったのだろう。

だが
人は生きて夫婦になれなくても
死しては夫婦に戻れることを
老・郭甲七の墓への執念に表れている。

青年・柳栄均の悲劇と愛
老年・郭甲七の愛と悲劇は
そのまま、高麗人の愛と悲劇なのだ− 
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◆20代のぼやき:「インドへ行きます3」             有木優一 
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 インドへ行く日程が変更になった。11月20日前後を目処に考
えていたが、受け入れ側の配慮により、急遽12月半ばになりそう
だ。その受け入れ側の彼と先日お酒を呑む機会があった。そこで、
彼はこのような質問を僕にぶつけてきた。

 「もし、ビルから子供が飛び降りようとしている場面に遭遇した際
、周りに誰もいない、もう飛び降りる寸前という状況で、ビデオジャ
ーナリストと名乗る君はその子供をどうしますか。」

 僕は、そのとき何と答えたのだろう。しかし、とてもあやふやな返
事をしていることには気付いていた。そして、胸が苦しくなり、

「撮りながら、助けます。」
と、中途半端な返事をしていた。

  しかし、今考えると、僕はきっとそういった場面に遭遇した際、そ
の子供を助けるだろう。たとえ、それがスクープ映像となり、社会に
投げかけることで子供100人の命が助かる問題であろうとも、僕は
絶対その子供を助ける。単純にそれを100回繰り返せれば、子供は
100人助かるのだ。こういう僕はジャーナリスト失格なのかもしれ
ない。なぜなら、そこには何かしら自殺までに及んだ理由が存在する
はずだ。だから、僕はその「声」を撮る。

 しかしながら、自殺する子供を無条件で助けることが、すべてに通
ずる人の正しい道、とまでは豪語しない。僕は99、99・・・%そ
れが正しい行動とは思うが、100%とは言い切れないのだ。だから
、僕は僕の範疇内にある0,0・・・1%の人の意見も認めるだろう。

なぜなら、それも事実だから・・・。
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◆[編集長から]              Michio Katayama
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 10月も半ばになるとさすがにあの暑さも影を潜めました。
サハリンからの便りでは、16日にユジノサハリンスクでも初雪だと
か。季節は一歩一歩進んでいます。

◆在日米軍再編、極東条項とらわれず 町村外相「幅広い議論を」
「極東条項」があった!又骨抜き・・・。
  
◆いつから「対テロ対策」が軍隊の使命になった?本来治安は警察の
それだったのに。

◆国の”嫌がらせ”事例募る。地方6団体が三位一体改革推進のHP
開設    http://www.bunken.nga.gr.jp/sanmi/ 

 「嫌がらせがある」からこんなページが。国は国民・市民の見方で
ない証拠。じっくり見てみよう。

◆水俣に最高裁の断。遅い裁判の責任は?
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発行     2003年10月19日   No.185
編集・発行  609studio   Michio Katayama
発行     毎週火曜日  購読料無料
配信          まぐまぐ配信システム       ID:0000052236
              MailuX配信システム         ID:MM3E1B97842E020
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