609studio　609studio 号外◆セ・コリョ新聞　２００４年１月１６日号 2004/02/04

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タイトル：609studio　609studio 号外◆セ・コリョ新聞　２００４年１月１６日号 2004/02/04

＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/ 【609 Studio 】　　　　　２００４年２月４日　　　　　　　　　☆☆☆　号外　セ・コリョ新聞　☆☆☆ 　お送りできなかったセ・コリョ新聞１月１６日号をお届けします。 ───────────────────────────────── ◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版]　　２００４年１月１６日号　　　　発行　ユジノサハリンスク市　翻訳　Kil　Sang ◇詳細/写真、記事、は関連Webへ →　http://www.609studio.com ───────────────────────────────── 未払賃金が問題だ　１２日サハリン州政府会議で州労働管理局のマヤ・スメリョワ局長は未払賃金問題の深刻化について発言した。局長によると、州政府が賃金や未払賃金について注意を払っているにも関わらず昨年末現在４億７２００ルーブルに達する未払賃金があった。運輸、動力、林業、食品生産分野が特に状況が深刻であると局長は伝えた。林業関係者に対する未払賃金額は１．５倍増加し、企業所は閉鎖に至っており、漁業加工関係者の未払賃金額は２年前と比べ３倍も増加した。そして、住宅公社の未払賃金額は全体の３６．６％を占めている。又、コルサコフ、ウゴレゴルスク、マカロフ、トマリ、ホルムスク、ユジノサハリンスクなど地方自治体の借金も少なくないこともわかった。サハリン州政府は数企業に勧告をしており、３００企業に罰金を課した。それでも状況は改善しないため、賃金を支払わない企業に対する法的措置を講じるべきであると、サハリン職盟連合のエン・ソトフ委員長は主張している。若い夫婦家庭に住宅を　サハリン州青年政策管理局は若い夫婦家庭に住宅を供給するため、地域別住宅供給特別プログラム準備チームを組織した。チーム長はエス・ベロジョルスキフ副知事を受け持ち、州議会、財政管理局代表、住宅公社、建築専門家などが組織に参加している。プログラムは０５～１２年までの長期プランであり、提供すべき住宅数は９５４世帯以上と言われている。対象は夫婦の一人が３０才未満の家庭。住宅は無料ではなく、価格の３０％を入居の際支払う条件である。原油製品の原価節減に努力　先日、原油会社「ロスネプチ－サハリンモルネプチェガス」のラヴィルワリトフ社長が事業報告を行った。同社の発表によると、採取計画は順調であり、原油採取量では国内３位の実績を上げている。又、職員の賃金水準も高く、平均賃金額は約２万ルーブルまで達している。しかし、難題は悪天候や長年による採取などで原油製品原価が高いこと。同社は職員宿泊所の維持費の節減や設備の有効的利用などで原価節減に努めると言っている。あれこれ「ネベリスクから」　ネベリスクのチェプロ動力綜合体は今年の１月１日から暖房費を１㎡当たり５ルーブル引上げると発表した。結果１㎡当たりの暖房費は２９．９４ルーブル。地方動力工たちは住民らの需要に応えるために努力しているが、一台の新しいボイラーの組立ては中断したままである。ビイスク・チェプロストロイ綜合体はその責任を問われ提訴されている。誰に責任があるにせよ苦労するのは市民と言える。「ホルムスクから」　昨年「チェホフスキ・コンビナート」のアルコール生産量は減少した。他の地域も同様に生産量が減っていると関係者は言う。原因は安いヴォッカが大陸から大量に搬入されるため。チェホフスキ・コンビナートは対策としてジュース生産に乗り出しており、結果が好ましいため、ジュース生産の増加を計画している。「ポロナイスクから」　ポロナイスク市民たちは暖房の入らない寒い部屋で新年を迎えたと、サハリン国営テレ公社が伝えた。原因は都市の中央ボイラーの故障。修理に全力を尽くしているが専門家の不足で作業は難航している。「最後の手段として」　サハリンエネルゴ社はユジノサハリンスク市自治体の延滞電気料金２００万ルーブルを支払ってもらう為に、市内の街灯を消すなどの強力な手段を取った。このような行為は不法的であると市長は強く批判、払う義務がないと訴えている。「反テロ作戦」　極東で昨年１２月から反テロ作戦を実施しているが、その結果、１０万以上の弾薬、３３４６の弾丸、１４．３Ｋｇの爆発物、３００Ｋｇの麻薬を押収した。又、４３８３件の犯罪が発覚し、８７９人の犯人が逮捕された。ロシア内務省極東担当管理局によると、反テロ作戦に毎日１万１千人の人々が参加している。「蹴られて死亡」　昨年１２月、クリルスクで３０代の若い男性が打撲傷で死亡したことがわかった。警察の調べによると、男性は知合いと酒を呑んで酔っていた。酷く酔っている彼を知合いは通りかかりの二人の男性に家まで送るように頼んで去ってしまったと言う。死亡した男性が歩けないほど酔っていたので、２人の男性は死亡者が気を失うまで蹴ったのが死亡原因。呼訴文－サハリン韓人代表モスクワ会議にて（サハリン韓人市民団体指導者たちは昨年１２月１２日モスクワで開催されたサハリン韓人社会団体指導者会議で採択した決議文と以下の呼訴文を日本、韓国、ロシア、米国政府と赤十字社、ＵＮ，人権担当ヨーロッパ裁判所に送ることにした）－基本人権：個人性の自負心と価値観、正義と民主主義の勝利に対する深い信念を再び価確信しながら。全人権宣言の原則、そして人種殺戮犯罪を防ぎ、又そのような犯行に対し刑罰を課する事に関する条約、人権及び民主主義の確立に役立つと信じて：－ホロコーストの犠牲者たち、第２次世界大戦の際のドイツや日本、米国などの戦犯犠牲者らに対し既に行われた復権事業を知った上：　第２次世界大戦前と大戦中、韓国から南部サハリンに強制徴用されて炭坑や山、軍施設で重労働を強いられた４万３千人の韓人の名前で日本とロシア、米国、韓国、ＵＮ、国際関係団体に訴える。　４万３千人は奴隷のように働かせ、精神的屈辱、憲兵らの暴力を受けた。しかし、犯罪者らは如何なる責任も否定しており、韓人たちは訴えるところもなく苦しんできた。　　戦後、日本はサハリン韓人を祖国に返さず如何なる関心も払わずに、彼らが日本国民であったことすら忘れ、サハリンに放棄した。１９４６年、ソ米協定の中で韓人に対する言及がなかったことを口実に再び人種的殺戮を犯した。ロ韓間の国交樹立までサハリン韓人は血肉との再会はおろか、生死確認すらできず暮らしてきた。半世紀がすぎてからやっと日本と韓国の政府と社会団体の支援の下で復権運動を始めることができた。日本政府の反省と一連の努力に感謝する。しかし、強制連行と強制労働、犯行、不法行為について、国際的基準に従っての実践を私たちは要求する。私たちはもう待てない。　戦前、戦中の犠牲者に対し、現在居住国と居住地を問わず復権を行うべきである。多くの人々が、生きるために南部サハリンを離れ旧ソ連地域に移住したことを知らなければいけない。会議参加者全員が正義と人道主義の勝利を信じ、又日本とロシア、米国、韓国の政府、国際社会が我々の運命を理解し、復権を支援すると期待し堅く信じている。（サハリン州韓人会長朴・ヘリョン、サハリン州韓人老人会長全・サンジュ、サハリン州韓人離散家族会長金・ミョンヨル、ハバロフスク極東韓人離散家族会長孫・チャンヒョン、ウラジオストク極東離散家族会長李・チュンウン、モスクワサハリン韓人会長朴・ノヨン、サンクトペチェルブルグサハリン韓人会長金・ヨンフン、ロストフサハリン韓人会長ファン・ヒョウン、中央アジアカザフスタンサハリン郷友会長李・チョンヒ）＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/ 発行　　　　　2004年2月4日　　　号外編集・発行　　609studio 　　Michio Katayama 発行　　　　　毎週火曜日　　購読料無料配信まぐまぐ配信システム ID:0000052236 e-mail info@609studio.com website 　　　http://www.609studio.com 投稿　　　　 http://www.609studio.com　掲示板へ購読購読解除は websiteへ　　　　　　　　　　　◇禁・無断転載◇ ＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/

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