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_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 【609 Studio 】 2003年10月8日 ☆☆☆ 写真展のお知らせ ☆☆☆ 韓国の写真作家 尹 胄榮(ユン・チュヨン)氏の写真展が開催され ています。 会場 新宿ニコンサロン(新宿西口エルタワー)Tel 03-5321-9172 期間 2003年10月7日から20日まで 詳細は http://www.609studio.com タイトル「地雷の国ーカンボジア」 写真展内容 20世紀において、カンボジアほど苦難の道をたどった国は、他にな いと言っても過言ではない。 第2次大戦の前はフランスの植民地下で、次いで戦争中は日本軍の占 領下となり、独立後は東西の冷戦の角逐の狭間で混乱と迫害を強いられ た。そして1979年のベトナムによる侵攻以降は旧ソ連と中国の代理 戦争ともいえる内戦が10年余にわたって続いた。 長期にわたった戦争の“産物”ともされる地雷が約600万個も未だ にカンボジアの地に埋められているといわれる。恐るべき地雷は、一つ 一つ人為的に取り除くか、また誰かが踏んで爆発しない限り永久に残る ことになる。平地の農村や山間の集落では今日でも事故が絶えない。い つも地雷の犠牲になるのは貧しい農民の子供たちなど、無辜の民である。 これらの人たちは治療のために家や田畑を売り払って都市部に離れて いかなければならない。被害者の数が多いことから、カンボジア政府の 対応は後手に回っている。 アンコール・ワット寺院のあるシュムリェップの街では身寄りのない 障害者を集めて生活の基盤となる住む場所や食料を与えるなど自立への 道を開く農村支援グループCVSGがある。 展示する作品は、戦争や貧困、障害のために失意の日々を送ってきた 人びとで、今新たに前向きに生きようとするたくましい姿の記録である 。作者がカンボジアに執着したのは、作者の国も同様の苦難の過去があ ったからである。モノクロ61点。 作者のプロフィール 尹 胄榮(ユン・チュヨン) 韓国中央大学校教授、朝鮮日報編集局長、無任所長官、駐チリ国大使 、文化広報部長官、国会議員等を経て引退。1979年以来写真に専念し、 写真展、写真集等多数。 1990年第15回伊奈信男賞受賞 ユン チュヨン氏 ホームページ http://www.yoonchuyung.pe.kr 会場のニコンサロン ホームページ http://www.nikon-image.com/jpn/service/salon/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 発行 2003年10月8日 お知らせ 編集・発行 609studio Michio Katayama 発行 毎週火曜日 購読料無料 配信 まぐまぐ配信システム ID:0000052236 e-mail info@609studio.com website http://www.609studio.com 投稿 http://www.609studio.com 掲示板へ 購読 購読解除は websiteへ ◇禁・無断転載◇ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ |