609studio　No.125◆現代時評：[社会正義と、ならず者と] 2003/06/24

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タイトル：609studio　No.125◆現代時評：[社会正義と、ならず者と] 2003/06/24

2003/6/24　No.125 ＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/ 【609 Studio 】６０９ｓｔｕｄｉｏメールマガジンは「現代社会　を斬る！」をコンセプトに論説委員Ｋｅｎ氏の論説「現代時評」をはじめ、サハリン情報として、ロシア唯一の韓国語新聞サハリンの「セ・コリョ」ダイジェスト版、その他、寄稿記事など話題満載！＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/　　　　　　　　◇◇休刊のお知らせ◇◇ 　来る７月８日号および１５日号の２号はは取材で出張のため休刊いたします。ご了承ください。なおその間のセ・コリョ新聞および韓国語放送は７月２２日号でご紹介いたします。 ───────────────────────────────── 　　　　　　　　◇609studio　ＩＮＤＥＸ◇ ◆現代時評：[社会正義と、ならず者と]　　　　　　　　 ken ◆セ・コリョ新聞ダイジェスト版：２００３年６月２０日号 ◆韓国新聞拾い読み：　　　編集部 ◆編集長から：[この１週間] ───────────────────────────────── ◆現代時評 [社会正義と、ならず者と]　　　　　　 ken ───────────────────────────────── ◆◆毎日新聞2003.6.18　扇千景・国土交通相が１７日、「（北朝鮮船は）日本をなめているのか」と発言するなど、厳しい姿勢を見せる日本側。一方で、同県の弁護士や教職員らで作る「平和をつくる富山県連絡会議」（大和秀雄事務局長）が１６日、「有事法制定を受け、北朝鮮敵視をことさらにあおるものだ」とする抗議文書を県に提出するなど、同省や県の姿勢を批判する声もあり、今後の動きが注目される。 ◆◆読売オンライン2003.6.6　北朝鮮の薬物密輸を巡っては、米国防総省や国務省の幹部が先月２０日の米上院小委員会公聴会で、「外貨稼ぎが目的」「北朝鮮政府が関与しているとしか考えられない」と指摘。北朝鮮が関与した薬物密輸の摘発は世界約２０か国で５０件以上にのぼり９７年１月には、メキシコの北朝鮮外交官がコカイン３８キロを密輸しようとしてロシア警察に逮捕される事件も発覚している。　外貨稼ぎの手段は、薬物だけではない。９７年６月、北朝鮮の貿易業者が日本に偽１００ドル札１０００枚を持ち込み、埼玉県内の知人に売りさばいた事件を北海道警が摘発した。この偽札は、銀行の鑑定機でもチェックできないほど精巧なものだった。北朝鮮の外交官が大量の偽ドル札を所持していた事件は、ロシアやリビア、エジプト、カンボジアなど世界各地で摘発されている。 ◆◆サンケイWEB 2003.6.13 ベトナム外務省のファン・トゥイ・タイン報道局長は１３日、北朝鮮による日本人らの拉致事件について「ベトナムの基本的観点は、すべての拉致に抗議することにある」と論評した。ベトナムは４月、国連人権委員会の事件解決を求める決議採択に際しては反対票を投じていた。日本はじめ各国の働き掛けを受けて方針転換した可能性がある。 ■■急に北朝鮮パッシングがエスカレートしだした、各マスコミが足並み揃えて。原因は、ボクには、解らない。今まで黙認していた法定船舶装備の未装備までを一転して認めぬといい、沖合いまで来た船を追い返えそうとしている。末端の、他に仕事が無い船員たちこそいい面の皮で、とうぜん恨みは残るだろう。 ■安倍官房副長官の談話では、「偽札を作り、麻薬を密輸し、わが国民を拉致する。ならず者か暴力団と同じで、話して解る相手でないから、圧力をかける必要がある」とのことだ。短絡化して説明されれば、そういうことかも知れない。 ■「天に代りて不義を撃つ、忠勇無双のわが兵は・・」、「正義のいくさ行くところ、誰か阻まんその歩武を・・」という歌が、前大戦中に歌われた。「ならず者」政府を撃つのが正義と、当時の世俗道徳はわれわれに教え、ボクらはそれを信じた。戦後、一転して、ボクらの正義は正義で無かったと教えなおされた。「正義」の定義は突如として変わる可能性がある。 ■いままた、偽札を作り麻薬を密輸し、ミサイルを輸出する「ならず者」を指弾するのが、ボクらの正義と、マスコミや政府は宣伝する。だがチョッと待て、偽札や麻薬をばら撒き、ミサイルを輸出するのが、はたして本当に「ならず者政府」であろうか。取り敢えず疑ってみようではないか。 ■「偽札作り」、それはボクらにも経験がある。戦争中の日本軍は大量に「軍票」と称する偽札を中国大陸から東南アジア一帯にかけてばら撒いた。観光旅行に行けばいまでも道端でお目にかかる。かたや米国は毎年４０００億ドルもの米ドル紙幣を輪転機で印刷し、世界中にばら撒いている。それが米政府公認のものだから「偽札」でないというのなら、北朝鮮が撒く「ニセドル札」も北朝鮮という主権国家が発行したものだから、その間に大した違いはない。紙幣とは、つまりは誰かが発行し、だれかがオカネと思って所持し使用する、物資交換の代理証券であるに過ぎない。それを印刷し流通させたからといって、大げさに凶悪犯罪に仕立て上げるほどのものではない。じじつ、幕末から明治維新にかけて、日本全土で発行された私幣は数千種類に及び、それで有罪とされた発行者など皆無だ。発行されて都合が悪い人、もしくは都合が悪い政府・社会だけが、発行・流通を禁止するため、便宜上罰則を設けているだけの話だ。少々極論かもしれぬが、北朝鮮がニセドル札を発行したからといって、我々部外者が犯罪人扱いすることはない。 ■「麻薬」も似たような話だ。　むかし江南の蘇州辺りでは、地主の旦那方は息子に阿片の吸飲を勧め、その余得で大事な息子連中が青雲の志を描いて故郷を出奔するのを予防したそうだ。オランダ議会は二十三年前、マリフアナやハシシュなどの「ソフト」ドラッグの「コーヒーショップ」での販売をあえて許可した。「麻薬」には絶対不変の定義もなければ、作ってはいけないと断言できるほどの理論的根拠もない。ただ、日本を含む主要先進諸国の間では、弊害の方が大きいから、作ったり流通させないとして罰則を設けているだけの話で、他所の国がそうした見解を採用していないからといって、すぐさま「ならず者」呼ばわりするのは、日本を含めたいわゆる先進国の勝手な判断であるに過ぎない。ほんとうは、「我々の国に持ち込まれては不都合なこともあり、ご遠慮願いたい」と、丁寧に翻意を促すていどの行為なのだ。 ■北朝鮮の「ミサイル輸出」に至っては、もっとハッキリしている。彼らが輸出産業として最重要視し、彼らの友邦に売っているのは、正常な商取引であって、非難すべき点はどこにもない。ミサイルが大量破壊兵器の発射手段としてひじょうに有効で危険だから、というのなら、その大量破壊兵器を地球上どの国がもっとも多く造っているかを論ずるのが先決だ。「世界武器ショウ」なるものが毎年開催され、それを公認し、非難しないかぎり、北朝鮮がミサイルを彼らの友邦に売るのを誰が非難できようか。いちばん危険といわれている大量破壊兵器にしても、まだ見つかってもいない大量破壊兵器の仮想製造国を弾劾するまえに、劣化ウラン弾を大量に発射した証拠が明瞭に残っている国を非難する方が先であるべきだ。　それをしないで、むしろ公然と大量破壊兵器を製造している国に加担して、いまから製造しようという国を非難するというのは順序違いも甚だしい。 ■だいたい、北朝鮮が「麻薬」を作り、「ニセ札」を頒布し、「ミサイル」を輸出する、その真の原因はどこにあるか。言わずと知れた「食わんがため」である。気の毒な国で、マツダケとミサイルしか輸出品目がなく、例年の旱魃で国民は飢えに苦しみながらも、外国からものを買う外貨が無い。営々辛苦して働いたからといって食えるようないまの北朝鮮ではない。てっとり早く外貨を稼ぐにはニセ札と、麻薬と、ミサイルしか無い。「生きるために、それをやってどこがいけないのだ」と開き直るのは当然だ。「いや、我々の言う事を聞けば何とかしてやる」と言われても、その「言うこと」とは、政体、すなわち根本的な「国のありかた」の変更らしいから、そう簡単にOKというワケにもいかぬだろう。 ■つまり「言うことを聞かねば兵糧攻めにするぞ」というのが、米国およびその子分の日本という国の意向である。　ボクはここではしなくも、真珠湾攻撃の前夜の日本を思い出す。　いわゆるＡＢＣＤ線に包囲され、ついには石油の全面禁止を宣言された日本は、「もうこのままでは座して死するのみ」と、思いきって米英相手に戦線布告した。あの暴戻なる米英と同じ態度の日米が、いま北朝鮮の眼前にある。「日本は屈服してくるか、それとも宣戦布告してくるか」、ルーズベルトとハル国務長官が手に汗を握って眺めていた、それと同じ状況が、いまや攻守ところを換えて、日米と北朝鮮の間にある。中にはさまった韓国がハラハラしながらそれを眺めている。 ■と、ここまでは、ボクはたぶんに北朝鮮に対して同情的である。ところがもう一つ大事なこと、つまり拉致事件に関しては、たしかに北朝鮮が怪しからぬ、とボクも思う。贋札や麻薬の話とちがって、拉致だけはぜったい許せぬ国家的凶悪犯罪である。だから前回のコラムで、ボクは「拉致、誘拐、キドナップが凶悪犯であることは、全世界の誰もが知っている」と書いた。ところが、どうやらそうでもないらしい。 ■例えば、プノンペンにおける２３カ国のＡＳＥＡＮ地域フォーラムでは、日本人拉致事件を初めて論議し、「対話を深めることで解決される」との議長声明を採択する、と決まっているらしいが、拉致の事実そのものについては、被害国などについての具体的言及は避け、「未解決の治安上、人道上の問題」という婉曲な言い回しにとどめるとのことだ。 ■これについては、去る４月の国連人権委員会強制的失踪作業部会で、わが国が提案した北朝鮮を特に名指した非難決議に反対票を投じた国が、ベトナムや中国など十数カ国にも達したことが背景にある。反対票を投じた国々としては、ボクらがこれほど明確に国家的刑事犯罪であると思っている拉致被害でも、なお疑問の余地があるという見解らしい。採決では、北朝鮮は「断固として拒絶する」と反発。中国、ベトナム、キューバ、ロシア、マレーシア、アルジェリア、リビア、スーダン、シリア、ベトナム、ジンバブエも反対した。もっとも、そのうちベトナムだけは、この６月に入ってから、日本政府の説得に応じてようやく納得し、日本に見方するようになったそうだ。 ■票決で反対した上記の国々の顔ぶれをみる限り、何か政治的な意図があるとも想像できるが、それにしても、あまりにも多くの国々が我々の北朝鮮による拉致事件を否認したのに驚かざるを得ない。そしてここは我々が北朝鮮を非難しているのは、はたして正しいことかどうか謙虚に、考え直してみる必要があろう。そんなことを言うと、いまのようにいきり立っている日本の世論としては、「おまえはそれでも日本人か」と、ボクを異端者扱いする可能性もあるだろう。 ■しかしかたや、十数カ国が日本に依る非難決議に反対票を投じているのも厳然たる事実である。何らの反芻なしに、その事実を一笑に付するのは憚るべきだろう。ではなぜ、彼らが反対票を投じたか、それを考えると思い当たることがある。核開発とかミサイル輸出とかについて、我々は米国に同調して北朝鮮を非難している。それがあまりにも理不尽だ、ということで、「そのような日本の言うことだから、拉致問題もマユツバだ」と、受取られたのではなかろうか。ずいぶん損な話だが、その可能性はじゅうぶんある。 ■ということは裏返して言えば、我々が北朝鮮を非難している核開発やミサイル輸出などは、論外も甚だしい北朝鮮に対する難癖付けかも知れないのだ。それを十把画一的に国際会議に持ち出すという非常識を我々は冒していながら、気が付いていない。気付かぬままに、われわれはあまりにも激しく米国の代弁をし、それでいて「ならず者」を非難するのが我々の「正義」だと信じて疑わない。ところがその「正義」の本元である米国は、北朝鮮の哀願を無視して席に着こうとしない。つまり米国は金将軍政府を転覆しようとし、日本はその片棒を担いでいる。抹殺されては堪らぬから、「それならソウルを火の海にする」と相手は言い、「都合で日本も攻撃するぞ」と威嚇する。「北朝鮮が攻めてくるかも知れぬ、そのとき助けて貰わねばならぬから、日本はアメリカの傘のもとに入る」という構図は、鶏と卵のどちらが先かの寓話の通りである。それに気付いた韓国は、先に手を打って太陽政策に転換した。ならば、火の海の相手は日本だ。　 ◆◆いまここで我々の正義とは何であるか、ならず者とは何であるか、それを考え直してみようではないか。もし万一、我々が正義について間違っていたなら、それは先の大戦のときと同じように、せっかくの偉大なる国家の指導者たちが靖国神社に入れてもらうのに肩身の狭い思いをするようなことになり兼ねない。ときの風潮に乗じて北朝鮮の船を拒否したり、「いったい舐めているのか」などの勇ましい言動は、少々見栄っ張りの政治家たちに任せておいて、たとい舐められつけ上がられようと、どうすることが日本・北朝鮮両国の将来にとって必要かを考え直してみるべきだ。　ともかく、ご主人様のお指図で白熊に石を投げて、「襲ってきたときは、必ずお助け下さいよ」と念を押しながら、ひょっとしたらそのご主人の方が先に逃げるのではないかと、はらはらしている図というのは見られたものではない。圧力を掛けるのも、ときと場合で必要だろうが、アメリカ様の鎧の袖に隠れて、入ってくる船を追い返す程度では、小学生の意地悪同様で、パンチも効かぬし、恨まれるだけ損だ。いちばんいい方法は、ゴルフ場へでも行くつもりで、小泉さんがもう数回、金将軍に会いにゆくことだ。親しくなり、気心も知れてくれば懸案も自ずから片付こうというものだ。一回だけ行って、あとは遠くから文句を言うだけなら、金さんだって面白くないだろう。　　　Ｋｅｎ氏もしくは現代時評へのご意見、ご要望などは　　　　　　info@609studio.com 　へ！ ───────────────────────────────── ◆[セ・コリョ新聞ダイジェスト版]　　２００３年６月２０日号　　　　発行　ユジノサハリンスク市　翻訳　Kil　Sang ◇詳細/写真、記事、は関連Webへ →　http://www.609studio.com ───────────────────────────────── 大盛況のサハリン韓民族のど自慢大会　１５日ユジノサハリンスク市コクチャブリ映画館で行われた第４回韓民族のど自慢大会は大盛況ぶりだった。韓国ＫＢＳ社会教育放送主催の同大会へ招待されたヴェ・ゴミレブスキ副知事は「サハリンには約１２０の民族がいるが、各民族にはそれぞれの民族の伝統を守る権利及び義務は平等に与えられている。これが民主社会の基本でもある。今後は今日のような文化交流を定着させ続けることが課題と言える」と挨拶した。予選を通過した１８人の歌コンクールと韓国からの慰問団の公演も含め４時間半に渡って大盛況の民族祭典であった。ＫＢＳチームはウスリスクでの大会のために１６日サハリンを発った。セコリョ新聞安チュンデ社長、文化貢献者称号授与　　小社の安チュンデ社長がロシア連邦文化貢献者称号を今月５日に授与した。文化分野で長期間誠実に努力したことを高く評価されたからである。本社社員一同は共に喜んでいる。モスクワ駐在大使館代表来島　モスクワ駐在韓国大使館の朴キュホ一等書記官が17日サハリンを訪問した。朴書記官は今年９月２２～２４日開かれる予定の「サハリンの韓国の日」の行事の事前点検のために島を訪ねた。サハリン州とユジノサハリンスク市政府関係者と韓人代表たちとその件について相談した。又、１８日にはウラジオストク韓国総領事館の羅チュンギュン夫妻が同胞たちの生活実態を調べるためにサハリンを訪問した。州知事経済フォーラムで報告　６月１７～２１日サンクトペチェルブルグで開催される第７回国際フォーラムでサハリン州知事が報告をすることになっている。フォーラムのテーマは「地方政策における地域経済総合協力：その経験と展望」である。知事の発言「サハリン１，２プロジェクトは何か」　上記プロジェクトを通じてサハリン州は何を得られるかについて私はしばし聞かれる。簡単に答えるのならば、サハリン及びクリル住民は同開発計画により少なくない利益を得てきた上、今後はより大きい利益を得ることが出来る。以前原油部門はサハリンの主な産業であったが、原油ガスを大量に採集したことはなかった。島の原油とガスは７５年間開発採集してきたためその量は少なくなっている。現在１７０万トン、１８億㎡のガスを採集しようとしている。サハリン２プロジェクトにはシェル、三井、三菱が参加しており、同プロジェクトを指揮しているのはエクソンモービル社であり、彼らの投資額は約２００億ドルに上っている。このような大型プロジェクトの経験のないロシアでは最初、外資誘致に対する非難と心配の声も大きかった。しかし、又この８年間の経験を通じて外国企業にとってもロシア、サハリン州にとっても有益な開発計画であることがわかってきた。開発計画はサハリン州の社会インフラ構築に大きく貢献する他雇用促進を齎す。又生態破壊の恐れがあると言われるがそれに関する充分な検証を終えている。州の財政と家系の収入、生活環境に貢献することは間違いないと確信できる。（本社の要請に対するサハリン州知事の返答を掲載）あれこれ「極東人口減少」　この１０年間、１５０万人が極東を離れた。昨年の全国人口調査によると現在極東の人口は約６７０万の全国の５％に過ぎない。今後１０年間の地域発展プログラムには離脱を防げる方策が含まれている。しかし、２０１０年まで６０万以上の人々が同地域を離れるだろうと推測されている。「漁業１２５周年」　　１８７８年ロシア商人ヤコフ・セミョノフがホルムスクの昆布採りを始めたのがサハリン州漁業の始まり。それから１２５年が経ったのを記念して今年の８月頃、州政府主催の漁業国際博覧会を開催される予定である。「州中央都市整備」　　サハリン州政府は中央都市の美観整備のためにサンクトペチェルブルグから専門家を呼び寄せ新しい都市計画案を依頼した。そのための拡大会議がこの間行われた。「住宅ローン契約」　１０日ユジノサハリンスク市長は医師と教師３０人と優先的住宅提供と１０年間の無利子住宅ローン契約を結んだ。現在市内の８千家屋を修理改造中。読者からの手紙「次のようなことも教えてください」　７月５日に実施される州韓人会長選挙の際に、公約の他、次のような候補者の情報も教えてください。１．出生地と生年月日２．両親の来島時期とその経緯３．学歴４．定年前の職場５．犯罪経歴６．現居住地と仕事の内容７．永住帰国要否８．支持している党９．１世たちの要求の中で何が最も大事だと思うか１０．促進会との関係はどうする１１．会長の仕事に専念できるか。　　　　　　　（ユジノサハリンスク市年金生活者　李・テヨブ） ───────────────────────────────── ◆［韓国新聞拾い読み］　　　　　　　　　　　　　　　編集部 ───────────────────────────────── ◇北朝鮮当局が直接運営するネットサイトが登場　（朝鮮日報　６月２２日）　朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）当局が直接運営するインターネット・サイト「ウリ（われわれの意）民族キリ（同士の意）（http://www.uriminzokkiri.com）」が４月から運営中であると、北朝鮮官営朝鮮中央通信が今月１９日報じた。北朝鮮当局は１９９６年、米国内の親北朝鮮団体「北米州祖国統一同胞会議」を前にたて、北朝鮮の統一対策を宣伝するインターネット・サイトを立ち上げて以来、これまで日本（１２）、米国（６）、中国（２）、オーストラリア（１）などの新北朝鮮団体を通じて北朝鮮関連サイト運営を支援してきた。しかし、サイトを直接運営することは今回が初めて。「韓民族同士」は金日成（キム・イルソン）・金正日（キム・ジョンイル）一家の偶像化（白頭（ペクドォ）山の３大将軍）コーナーを一番上に載せており、統一関連コーナーや北朝鮮報道機関の当日のニュースコーナー、北朝鮮の社会・文化・芸術分野のニュースを伝えるコーナーなど、さまざまなコーナーで構成されている。しかし、同通信は北朝鮮のどの機関が当サイトを運営するかは明らかにしていない。北朝鮮はインターネット上の情報検索のため、米インテル社のウィンドウプログラムの他、朝鮮コンピューター管理センターが開発した「マンギョン」、中央科学技術通報社の「光明（クァンミョン）」など独自開発したプログラムを利用していると伝えられた。「マンギョン」は郵便体系、コンピューター知識体系、ホームページ検索体系、資料検索体系などからなっている。 →朝鮮日報　　http://japanese.chosun.com ───────────────────── 　このサイトは朝鮮語だけのよう。ただ新しい情報が掲載される可能性があるので北朝鮮ウオッチャーにとっては、見逃すことができない。 ───────────────────────────────── ◆[編集長から]　　　　　　　　　　　　　Michio　Katayama ───────────────────────────────── 　梅雨たけなわの日本列島です。そんなうっとうしさを吹き飛ばすのが先日（土曜・日曜）の阪神巨人戦。場所は東京ドームなので、雨の心配もなく、心置きなくテレビ観戦できました。　結果は・・・。無論阪神の二連勝！！！いやー、ホント負ける気がしないのですよね。 ◆「戦争のヒロイン」は国防総省がつくった偶像だったのでは？。イラク戦争で捕虜になった後に救出された米陸軍上等兵ジェシカ・リンチさん（２０）の「物語」に、欧米メディアが疑惑の目を向けている。（朝日新聞） ⇒英ＢＢＣテレビは、▽リンチさんの体には銃創がなかった▽イラク側は可能な限りの治療をした▽病院にイラク兵は１人もいなかったので救出劇に危険はなかったと報道。「国防総省がハリウッド映画みたいに演出した」と批判した。ワシントン・ポスト紙も１７日、リンチさん周辺や国防総省、イラクの病院関係者ら数十人に取材した特集を掲載。リンチさんの部隊は道に迷った末にイラク軍と遭遇し、慌てて交戦したため味方の車両同士が衝突▽この事故でリンチさんは重傷を負った▽銃の故障でリンチさんは１発も発砲していないと指摘。軍情報に基づく３月時点の同紙の報道を訂正した。　なんとも「大本営発表？！！」記事になってしまった当時の発表。それでも（今になってでも）記事の全面訂正に踏み切る勇気を持つのは結構なこと。　ブッシュ政権は大量破壊兵器を発見できずに、今またヒロイン捏造事件。　当のリンチさん。国防総省の話だと「捕虜になってから救出されるまでの記憶がない」とか。まさかわが国の国会議員の「記憶にございません」を真似た？わけではあるまい。　だからコイズミサン、言ったでしょう。「本当の友人とは・・・」と。 ◆沖縄慰霊の日は２３日。５８年前の沖縄戦で、旧日本軍の組織的戦闘が終わった日にあたるためにこの日に決められた。しかし沖縄の悲劇はその後も続いた。６月２３日は、沖縄守備隊司令官牛島中将が自決し、組織的抵抗を終えた日にすぎない。沖縄県は、条例で「慰霊の日」と定め、公休日とした。しかし、自決の前に出された「石や木を持って最後の一人になるまで戦え」と言う命令のため、その後も壕にこもったり、８月まで住民虐殺が続いたりして、この日が沖縄戦終結と言えるかどうかについては疑問が残る。＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/ 　　　　　　◆◇◆609studio　ホームページの案内◆◇◆ 　　　　◇◇ピアニスト　林佳勳 Lin Jiaxun のページ◇◇ 　天才的なピアニスト林　佳勳さんの演奏をお楽しみいただけるページです。詳しくは　http://www.609studio.com/lin.html 　　　◎サハリン・ウリマル放送　配信中！！◎ 　サハリンの韓国語放送のソースを毎日入手！！毎日更新！！　　　プログラムのダウンロードも出来るようになりました！！なお、バックナンバーのCD-ROM配布致します。メールでお申　　し込みください。メールで「インターネット受信報告」をしていただければ製作者の励みになると思います。　http://www.609studio.com/html/broadcasting/urimal.html 　　　◎609studio 韓国語版　Kil　Sang　ホームページ◎　　　　　　　http://www.609studio.com/kil_sang.html　　　　＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/ 発行　　　　　２００３年６月２４日　　　No.１２５編集・発行　　609studio 　　Michio Katayama 発行　　　　　毎週火曜日　　購読料無料配信まぐまぐ配信システム ID:0000052236 MailuX配信システム ID:MM3E1B97842E020 e-mail info@609studio.com website 　　　http://www.609studio.com 投稿　　　　 http://www.609studio.com　掲示板へ購読購読解除は websiteへ　　　　　　　　　　　◇禁・無断転載◇ ＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿//＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/＿/

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