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◆三井松島産業(1518) 211 +1 +0.48% 日々信用残の公表銘柄で、23日申込み現在の信用残は買い1702万株に対して売りは 1914万株と上回っている。また、24日の日証金ベースの貸し株残は270万株の増加 (新規490万株・返済220万株)。一方で融資残は158万株の増加にとどまり、一段の取 り組み改善が指摘される。同社の発行株式数は6649万株。連日、発行株式数を上回 る出来高を記録している。会社側では中間期経常利益を8億円に修正したが、進捗率 を考慮して一段の上乗せを期待する声も多い。思惑のみではなく、実際に業績の改 善を伴っていることが買い方の層を広げる。 ◆大手ゼネコン 大成建設(1801) 370 +7 +1.93% 大林組 (1802) 540 +8 +1.50% 清水建設(1803) 472 +12 +2.61% 鹿島 (1812) 386 +2 +0.52% 米格付け会社のムーディーズが大成建設、大林組、鹿島の無担保長期債務の格付け をそれぞれ2段階引き上げたことから見直し買いが入ってきた。 ◆巴コーポレーション(1921) 254 +24 +10.43% 連日の年初来高値更新。通期最終黒字展開を好感した昨日のストップ高の流れを引 き継いだ格好。ただし、短期資金中心とみられ、利益確定の動きが強まる。2005年3 月期の連結最終損益が50億円の黒字(前期は36億円の赤字)になる見通し。従来予想 (5億円の黒字)からの大幅上方修正。 ◆協和エクシオ(1951) 715 +26 +3.77% 昨日スモールミーティングが開催される。ＮＴＴの光ファイバー関連工事の拡大期 待、ドコモ向け工事の上ぶれ期待などが高まる格好になっており、ポジティブイン パクトがあったとの声が多い。 ◆山崎パン(2212) 1,006 +58 +6.12% 加工組み立て産業の代表株については「米景気動向」、「設備投資動向」の先行き に対する警戒感が働く。その反動から、山崎パンのような内需型で景気動向に対し て抵抗力の強そうな銘柄に資金が向かう。今上半期における体質の改善を考慮すれ ば、通期の計画は控えめとの読みも働く。 ◆デジタルアーツ(2326) 260,000 +40,000 +18.18% 子どもに見せたくないインターネットのページを遮断するためのフィルタリングソ フトを7月に発売しており、その売り上げが好調だ。前日はもみ合い商状となったが、 過去最大の商いをこなしていた。本日はさらにそれを上回る大商いとなった。 ◆ＡＳＳＥＴ(2337) 1,480,000 +80,000 +5.71% 8月31日現在の株式1株を5株に分割するため、きょうが権利付き最終売買日。権利落 ち後は投資単価の引下げで手掛けやすくなるため、分割後の値上がりを期待した買 いが優勢。 ◆マルキン忠勇(2538) 328 +20 +6.49% もろみ酢ブームの波に乗って2005年3月期は64%経常増益と前期に続いて大幅増益予 想となっていることや、マルキンバイオの展開力を評価する買いが継続。 ◆タスコシステム(2709) 93,500 +100 +0.11% 6月中間期売上高が会社計画をクリアしたものの、経費削減が予定より遅れたため、 利益が若干の計画未達であった。今後、不採算な直営店に関して譲渡を進め、収益 力強化を図る方向である。 ◆三光マーケティングフーズ(2762) 353,000 +5,000 +1.44% 10月31日現在の株主に対して、1対2の株式分割を実施すると発表したことを好感し た。同時に5000株の公募増資等も発表したが、店舗投資など前向きな資金使途にな ることから、悪材料とは判断されなかった。 ◆ＪＴ(2914) 880,000 -6,000 -0.68% カナダ現地法人「ＪＴＩ─マクドナルド」が、密輸に関与した疑いがあるとして、 ケベック州税庁から13億6000万カナダドル(約1146億円)に上る課税通知を受け取っ たことを嫌気。ＪＴ側は裁判で争う方針。日興シティグループ証券は、意外感はあ るが、甚大な被害を受ける可能性は小さいため、悲観視する必要はないとみる。仮 にＪＴＩ-マクドナルドに費用が発生しても、ＪＴの主張通り、買収した際の売り手 であるＲＪＲが負担する可能性が高く、影響は限られる。 ◆ブックオフ(3313) 1,675 -34 -1.99% 6月末割当で1対2の株式分割を実施した。株式分割に伴う新株が流通し始めた8月20 日から厳しい下げが続く。 ◆ランシステム(3326) 1,790,000 -200,000 -10.05% 1：3の株式分割を発表。株価水準からみて分割比率にサプライズがないほか、併せ て発表した決算において、今期見通しが東洋経済予想を下回っていることもあり、 ネガティブに受け止められる。2005年6月期の経常利益が前期比20%増の4億7500万円。 ◆イーネットＪ(3334) 870,000 -78,000 -8.23% 相場全体の商いが低調で、値動きの鈍さを嫌気した売りが朝方から優勢だった。後 場に東証一部銘柄が国際優良株を中心に上げ幅を広げると、直近上場銘柄から大型 株に資金を移す動きが広がり、売り物が膨らむ。最近に上場した銘柄は軒並み安い。 ◆ミヤコ(3424) 825 --- 0.00% Ｔ・ＺＯＮＥ(8073)は前引け後、同社株を追加取得したと発表。16万7000株を新た に取得、合計取得株式数は40.6万株(発行済み株式総数の8.86%)。Ｔ・ＺＯＮＥは19 日にも追加取得を発表しており、その際の合計取得株式数は23万株(同5.02%)となっ ていた。 ◆山喜(3598) 195 +13 +7.14% 紳士向け衣料の回復、猛暑効果から業績上ブレ期待が出ていることや、ＰＢＲが0.2 倍台と割安なことを見直す動き。ここ1ヶ月間で株価140円どころから265円まで光陽 社(7946)を急伸させた低位材料株に強い筋が介入し始めているとの観測も出る。 ◆日本ゼオン(4205) 756 +22 +3.00% 大和総研は「1」、目標株価1680円を継続。1Ｑはゼオノアフィルム、ゼオネックス、 ゼオノーラなどの高機能材料の伸長があり、会社計画を大幅に上回る好決算を達成 した。同証券では2Q以降、既に実現済みのエラストマー製品の値上げ効果が発現す る上、高機能材料の伸長が加速すると予想。 ◆アミューズ(4301) 2,300 --- 0.00% ＵＦＪつばさ証券は新規に「Ａ」に設定。目標株価は2700円。一時、4.4%高の2400 円まで上昇。今期は主力アーティストの活動が低調なため減収となる見通しだが、 来年度以降は、人気アーティスト「サザン・オールスターズ」の大型コンサートが 開催できる予定になっているほか、新人などの寄与も見込めるため、増収増益基調 に転換できるとの期待が高まった。 ◆アイ・エム・ジェイ(4305) 530,000 +35,000 +7.07% 3Ｑ累積業績がＥＳＰ・モバイル事業の利益増加とウェブインテグレーション事業の 黒字化が寄与し、増収増益を確保。来期においてウェブインテグレーションで手間 のかからない既存客増加による利益率の向上、ＥＳＰ・モバイルでＭ＆Ａなどによ る規模拡大、エンタテインメントで劇場作品の増加による黒字化などにより増収増 益が続く。 ◆ロングライフ(4355) 328,000 +28,000 +9.33% 第一生命保険グループと組んで、相互の顧客を増やすと報じられたことが買い手が かり。ロングライフは第一生命の顧客に自社介護施設を紹介してもらい入居率を高 める。約900万人の契約者を抱える第一生命と提携することで入居者の新規獲得が進 むとの期待から、買いを集める。 ◆ＴＹＯ(4358) 337 -3 -0.88% 2004年9月期の連結経常利益は、前期比3倍の7億5000万円程度になりそうと報じた。 テレビＣＭ制作の受注が好調で、従来見通しを3億5000万円上回ったことを好感した 買いが優勢。ＣＭ制作の受注は回復しはじめたばかりで、来期以降の収益拡大を考 えれば株価の上値余地はある。 ◆中外製薬(4519) 1,590 +26 +1.66% 7月20日から8月6日にかけ早期退職優遇措置による希望退職者の募集を行った結果、 216人が応募し、9月30日付で退職することになったと発表。これを受けて今12月期 に約42億円の特別加算金を特別損失として計上するが、公表している業績予想に変 更はないとする。 ◆ツムラ(4540) 1,640 +40 +2.50% ＵＢＳで「BUY2」および目標株価1850円を継続。家庭用品事業という収益が不透明 な事業を保有するものの、漢方薬という医療用医薬品の中でもユニークな分野に特 化している性質からセクター平均並みのＰＥＲが妥当。 ◆富士レビ(4544) 1,416 -12 -0.84% 2004年12月期通期の収益見通しを下方修正したことを嫌気。連結経常利益は前期比 21%減の65億円と従来予想を2億円下回る見通し。下方修正の一因は将来の成長につ ながる研究開発費の増加で、修正幅も大きくはない。 ◆大日本塗料(4611) 156 +2 +1.30% 2005年3月期の第1四半期(4−6月期)連結業績は売上高が164億6700万円(前年同期比 3.2%増)、経常損益が4億900万円の赤字(前年同期は7億6500万円の赤字)。9月中間期 や3月通期の予想に変更はない。 ◆ヤフー(4689) 1,070,000 -30,000 -2.73% 6営業日ぶりに一時4%近く下がった。株式分割を前日に発表して上昇して取引を開始 したが、分割をはやしてここ1カ月先行して値上がりしていたため、買い注文が続か なかった。1対2の株式分割が半年毎の恒例行事と化し、目先の出尽くし感。 ◆グッドウィル・グループ(4723) 227,000 +17,000 +8.10% 成長力の鈍化懸念から売り込まれてきていたが、徐々に自律反発狙いの動きが強 まってきている模様。31日にアナリストミーティングが開催予定の模様、新中期計 画の発表が予定されているようで、思惑材料視する声もある。 ◆構造計画研究所(4748) 487 +27 +5.87% 05年6月期の見通しは経常利益で前期比53.3%増の4.2億円となっており、四季報予想 の3億円を上回っている。また、07年6月期に経常利益で9億円を目指すとする中期計 画も支援材料。 ◆モリ工業(5464) 299 +38 +14.56% 今3月期の連結経常利益を従来計画の13億円に対して19億円(前期比28.0%増)に修正。 1株利益は約33円の見通し。従来の12.3%減益に対して一転して増益となるほか、1株 利益水準から見た割安感も注目。立花は参考銘柄として取り上げる。 ◆虹技(5603) 137 --- 0.00% 7月下旬以降、25日移動平均に頭を抑えられる展開が続いてきたため、上値の重さを 嫌気した個人投資家などの売りが出る。20日時点の信用買い残が189万と高水準。売 買高が増えてこないと、上値の重い展開が続きそう。 ◆住友金属鉱山(5713) 724 +7 +0.98% ＵＢＳは業績見通しを上方修正し、目標株価を800円から820円に引き上げる。 「BUY2」は据え置いている。 ◆東芝機械(6104) 422 +5 +1.20% 野村証券は、「2」から「3」に引下げ。産業機械需要の先行指標の動向などを踏ま えると、受注のピークが05.3期上期になる可能性があり、今後減益局面に向かう可 能性。バリュエーション面での割安感、中国の自動車産業向け成形機の売上拡大と いった魅力が残るものの、業績が踊り場へ向かう局面でのアウトパフォームを難し い。 ◆日立建機(6305) 1,289 +1 +0.08% 2004年9月中間期の連結業績予想の上方修正を発表。売上高は従来の2140億円から 2180億円(前年同期比11.9%増)に、経常利益は115億円から150億円(同53.9%増)に、 当期純利益も42億円から70億円(同43.7%増)にそれぞれ増額。 ◆プリヴェ・チューリッヒ企業再生グループ(6720) 860 +100 +13.16% ストップ高。ＵＦＪ銀行の大口融資先である国際興業が筆頭株主として保有する帝 国ホテルの発行済み株式39.4%すべてを取得する方向で交渉を進めていることが明ら かになったことを受けて、買いが膨らんだ。 ◆アルバック(6728) 2,765 -60 -2.12% 04.6期業績は韓国・台湾・日本などでＦＰＤ関連の投資が大きく拡大したことを主 因として、大幅増収増益を達成。同社では05.6期会社計画において引き続きかなり の増収増益を見込み、設備投資も大幅に拡大させる計画である。ＵＦＪつばさ証券 は、ＦＰＤ投資ピークアウトの懸念がある中で、拡大路線を突っ走ることに懸念が 残ると見る。 ◆松下電器産業(6752) 1,454 +14 +0.97% みずほはデジタル家電バブル崩壊へ」とするコメントを出している。今年度はデジ カメ、ＤＶＤ、液晶テレビなどがコンセンサスを大きく下回るものになる。 ◆多摩川電子(6838) 866 +76 +9.62% 投資ファンド関連人気に乗ってＪブリッジ(9318)が上伸、そのＪブリッジの投資先 が多摩川電子であることから人気が波及してきている。 ◆アドバンテスト(6857) 7,140 --- 0.00% ＣＳＦＢによる投資判断引下げを受けたブロードコム主導による米半導体株が軒並 み値を下げており、直近で買った向きの利益確定が先行。 ◆ミヤチテクノス(6885) 2,130 +30 +1.43% 2004年6月期連結決算は売上高が120億5200万円、経常利益が10億1600万円、当期純 利益が8億5700万円。2005年6月期は売上高が140億円、経常利益14億円、当期純利益 9億円を見込む。 ◆グラフィックプロダクツ(6886) 585 +40 +7.34% 04年12月期業績の上方修正を発表。プラスチック金型などの伸びから、通期の経常 利益は前回予想を2400万円上回る6億2400万円(前期比8.5%増)になる見通し。売上高 は1億2200万円増額の38億9200万円を計画。 ◆カシオ計算機(6952) 1,457 -21 -1.42% ＵＦＪつばさは「Ａ」から「Ｂ」に引下げ。05/3期は計画未達の公算。06/3期も業 容改善のモメンタムは鈍化するとみる。 ◆ファナック(6954) 5,820 +30 +0.52% 景気減速に対する警戒感が高まる中、産業用ロボットなどの需要が減少に転じる可 能性が意識された。ファナックは機械株の中でも景気変動に先行する傾向があると いい、上値の重さが鮮明になる。 ◆日セラミ(6929) 1,340 +20 +1.52% 2004年12月期の連結業績見通しを上方修正したことが引き続き好感。また日経新聞 が「自動車大手が車の安全装備を強化する」と報じた記事中で、歩行者を遠赤外線 で検知し警告するシステムを紹介。上値の節目とみられた13週移動平均(1367円)を 抜いたことから、値動きの軽い展開が続きそう。 ◆芝浦電子(6957) 740 +100 +15.62% ストップ高。2004年9月中間期および05年3月期通期の連結業績予想の修正では、中 間の連結経常利益が従来予想を6割近く上回るなど業績拡大見通しを示したことから、 好業績を評価した買いが殺到した。海外への生産シフトによる効率化進展で原価低 減も進んだ。1株利益は83円となる計算で、株価の割安感が一段と強まった。予想 ＰＥＲは10倍未満、ＰＢＲは1倍割れとなっていることから、引き続き水準訂正の動 き。 ◆浜松ホトニクス(6965) 1,987 -12 -0.60% 今9月期末に創立50周年を記念して1株につき10円の記念配当を実施すると発表。普 通配当5円と合わせた期末配当は15円、年間配当は20円になる。 ◆三菱自動車工業(7211) 102 +12 +13.33% 7月28日以来、約1カ月ぶりに100円の大台を回復。売買高も約2億株近くに膨らみ、 東証1部でトップとなった。古川洽次副会長が、国内販売について大底は打ったとの 認識を示したことが、引き続き売り方の買い戻しの材料になった。ただ、買い戻し の一巡後は、ＪＰモルガン引き受けで発行した優先株計1260億円の普通株への転換 で株式需給が圧迫されるとの見方も根強く、やや伸び悩んだ。タイでピックアップ トラックを増産。欧州での需要増に対応するため、今年の生産台数を前年度比3割増 の約12万台に引き上げる。 ◆マツダ(7261) 351 -1 -0.28% 米国市場での販売車種を拡充すると報じられる。05年初めにも全面改良する新型ミ ニバンを初めて米国に投入。主力セダンの「アテンザ」にはスポーツモデルを追加。 03年度に赤字だった米国事業のテコ入れを狙って競争力のある商品を投入。 ◆シマノ(7309) 2,615 +135 +5.44% 中間決算の内容、並びに通期業績予想上方修正を好感。欧州向け自転車部品の好調 が背景、通期営業利益は従来予想の245億円から300億円に上方修正。配当金も19円 から25円に増配とした。大和総研は、「ＯＰ」引下げ。今期ＰＥＲが14倍程度であ るものの、来期減益となれば、割安感が薄れる。一株利益は176円台に増加する見通 しで、これを基にした昨日終値時点でのＰＥＲは14倍に低下していた。当面は上値 を追う展開が続く。 ◆ドウシシャ(7483) 4,160 +110 +2.72% 1Ｑは家電分野で新商品の発売がなく、売上高が前年並みにとどまったものの、営業 利益が前年同期比13%増と堅調に推移。ＵＦＪつばさ証券は1Ｑにディスカウントス トア向け商品開発等で利益率が大幅に改善したこと、下期に新製品の発売が予定さ れていることを勘案し、05.3期連結営業利益が会社計画を上回ると予想した。 ◆高速(7504) 1,330 +80 +6.40% 一時は10%高の1375円まで上昇し、東証1部上昇率ランキングで上位に顔を出した。 1：2の株式分割と1株あたり年間配当の引き上げを評価。またＭ＆Ａを活用して、業 界内でシェアを拡大する同社の戦略にも期待感が高まった。同時に、2005年3月期の 期末配当を6円とし、年間配当を17円50銭にすることも発表。分割前の一株を保有し ていた株主は通期で23円50銭の配当を受け取ることになり、従来予想(23円)から実 質的に50銭が上乗せされることになる。 ◆ヤマノＨＤコーポレーション(7571) 1,730 +200 +13.07% 6〜7月にかけて再生関連として人気化したブリヴェ、Ｊブリッジの上げが刺激と なってきている格好。 ◆ＰＡＬＴＥＫ(7587) 880 +30 +3.53% 野村証券は、「3」を継続。半導体市場の谷が05年に到来し、大幅なマイナス成長に なると予想しているが、同社への影響が相対的に小さいと考える。ただ、ＰＥＲが 16.8倍と半導体商社業界平均の13倍に比べ割高感。 ◆ニコン(7731) 1,059 +11 +1.05% 大和は業績予想を引下げ、「3」から「4」に引下げ。カメラ事業の収益率低下と露 光装置事業でのコスト削減スピードが大和総研予想と比較して遅い。 ◆信越ポリマー(7970) 634 +2 +0.32% ＵＦＪつばさ証券は、「Ｂ」を継続。主力の携帯電話用キーパッドや半導体シリコ ンウエハー用容器が前年同期比3〜4割の大幅増であったものの、全社システム導入 費用を計上したため、1Ｑ営業利益が表面上小幅増であった。06.3期においてシステ ム導入費用が一巡し、その効果が寄与するため、増収要因になる。 ◆ダイエー(8263) 216 -8 -3.57% ダイエーの再建問題をめぐる銀行団との攻防も最終段階を向かえ、ダイエー側の自 主再建プランが認められる可能性が低まったとの認識が広がった。株主責任を問わ れるとの警戒感が、ダイエー株の見切り売りを呼んだ。再建過程で減増資などによ る株主責任が問われる可能性は残るが、再建に向けた選択肢が多いことは株主に とっても前向きな材料として受け止められる。ただ、上値を追うような勢いはない。 ダイエーの7月の既存店売上高は前年同月比4%減少し、減少率は24日発表された全国 スーパー売上高の約2倍に達した。 ◆メガバンク 三菱東京ＦＧ(8306) 994,000 -46,000 -4.42% ＵＦＪＨＤ (8307) 526,000 +16,000 +3.14% 三井住友ＦＧ(8316) 624,000 -5,000 -0.79% 3営業日続落。ＵＦＪに「1対1」の対等合併比率を提案したことが嫌気され、三井住 友の株主利益を損なうとの見方が広がった。一方、ＵＦＪの株主にとっては歓迎す べき案と好感。三菱東京ＦＧは、今後の交渉で三井住友より有利な条件提示を迫ら れるとの懸念から、大きく下げた。三井住友ＦＧは一旦売られ、60万円を割るかも しれないが、統合についてはまだ未知数。押したところは買い場。メリルリンチは、 今回の提案で、三菱東京とＵＦＪとの統合という基本路線に変化が出るとは思えな いと判断。株価の短期的反応は、各行のファンダメンタルズに関係ないものになる とし、三井住友株が大きく下落するようなことがあれば、中長期的な買いチャンス が訪れる。 ◆ 道銀 (8353) 215 +16 +8.04% ほくぎん(8377) 260 +8 +3.17% 両社は経営統合を控えており、持株会社の上場を前に、現在の道銀とほくぎんは26 日に上場廃止。再上場の際の指数連動型ファンドの買い付け期待を背景に、2時40分 頃から急騰。 ◆名古屋銀行(8522) 502 -14 -2.71% 3営業日続落。ＳＭＢＣ抵当証券、明治安田生命、みずほ銀行などが保有する同行株 式774万1000株を売却すると発表したことで、需給悪化懸念が広がった。100万株を 上限とする追加売却も検討しており、最大で874万株の売り出し。株式の売り出しは 1株利益動向に影響を与えるものではないが、浮動株の増加が需給悪化につながると の視点から売りが先行。 ◆大手消費者金融株 武富士 (8564) 7,590 +440 +6.15% アイフル(8515) 10,930 +590 +5.71% プロミス(8574) 7,010 +300 +4.47% アコム (8572) 7,070 +330 +4.90% ロプロ (8577) 748 +26 +3.60% 武富士の創業者の持ち株の売却から、連れ高となった。 ◆武富士(8564) 武富士の武井保雄前会長ら創業者一族は、米投資会社ニューブリッジ・キャピタル に、発行済みの33%に相当する株式を年内にも売却する方針を決めた。創業者の持ち 株の売却はマイナスの材料に取られることも多いが、武井保雄前会長の場合は昨年 暮れに会社に対して批判的なジャーナリストへの盗聴容疑で逮捕されており、創業 者の保有株式分を減じることによりクリーンなイメージを回復する。ＨＳＢＣによ る買い入れ断念などの報道から売りが優勢であっただけに、値ごろ感からの買いも 入りやすい。売却額は3000-4000億円と推測。 ◆ロプロ(8577) 10日、直近高値825円を付けた後、下値を切り下げていた。前日時点で25日移動平均 (795円)とのかい離幅が8%以上に開くなどチャート面で妙味があることも買い安心感 を誘った。 ◆アドバンスクリエイト(8798) 624,000 +23,000 +3.83% 四半期決算と併せて株式分割を発表。9月末割当てで1：2の株式分割を実施、新株交 付日は11月22日とする。第3四半期決算については、経常損益並びに純損益が黒字化。 ◆大京(8840) 200 +11 +5.82% 大京と東電(9501)がマンション事業で業務提携することで合意。産業再生機構の支 援観測が強まる中だが、同分野での収益力強化による自力再建進展などへの期待に もつながりやすい。 ◆レオパレス(8848) 2,035 +75 +3.83% 16日に実施を発表した公募増資の価格が1901円に決まった。公募価格が目先の下値 メドとなるとして、自律反発機運が高まった。増資による新株の発行規模は発行済 み株式数の約14%に相当。公募増資発表直前の16日終値(2000円)を上回り、新株発行 の悪影響を吸収した格好。 ◆イオンモール(8905) 5,900 +440 +8.06% 特に目立った材料は観測されていないものの、イオンの出店拡大に対する期待感な ど。先の資金調達はダイエーの店舗買収資金と見られていたが、ダイエーが産業再 生機構入りならこうした可能性は薄れるとの見方で、自社店舗の拡大を積極化させ ることにつながる。 ◆東急(9005) 525 +21 +4.17% 4-6月期の連結業績で純利益が前年同期比5倍の131億円になったことを好感。期初時 点での2005年3月期通期予想(270億円)の半分近くを3カ月間で稼いだことになり、通 期の収益上振れを期待した買いが入る。4-6月期は、赤字だったグループ会社や事業 を前期に売却したことでレジャー・サービス部門などの損益が改善、純利益を押し 上げた。 ◆テクモ(9650) 1,012 -3 -0.30% ＵＦＪつばさ証券は、「Ａ」を継続。10月にX-box対応の「デッドオアアライブアル ティメット」を発売予定。今期6〜7タイトルで160万本の販売を見込む。05.12期連 結予想ＰＥＲ11倍の水準に割安感。 ◆白洋舎(9731) 335 +4 +1.21% 2004年6月中間連結決算は売上高が234億500万円(前年同期比1.1%減)、経常利益が9 億6000万円(同49.6%増)、当期純利益が3億4400万円(同2.5倍)。12月通期は売上高が 468億円(前期比0.4%増)、経常利益6億5000万円(同13.0%増)、当期純利益4億円(同 60.1%減)を見込む。 ◆ナムコ(9752) 2,645 +30 +1.15% 一時は6.5%高の2785円まで上昇。9月末時点の株主を対象として1株を2株とする株式 分割を実施、分割後の2005年3月期の期末配当を12円にすると発表したことを好感。 分割によって株式の流動性向上が期待されるほか、分割前の従来予想(20円)と比べ、 実質4円の増配となることから買いが入った。 ◆トッキ(9813) 1,030 --- 0.00% 2004年6月期決算は、経常利益は1億3100万円。売上高は114億1900万円、当期純利益 は1億500万円。今期は売上高160億円(前期比40.1%増)経常利益4億3000万円(同3.2 倍)、当期純利益2億1500万円(1株利益14.4円)を計画。 ━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お得な情報満載！有名ホテルご優待券や映画鑑賞券のプレゼントも！ ▼無料会員登録だけで！▼ http://www.accesstrade.net/at/c.html?rk=010004sj000cnn ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━ ◆指標 日経225 11,130.02 +144.69 日経300 217.44 +2.58 TOPIX 1,128.92 +12.32 日経ジャスダック平均 1,834.20 +6.81 日経225先物期近 11,110 +100 外資系証券、売り1920万株、買い2660万株、差引き740万株の買越し。 ━━[ドライバー必見のライセンス保険]━━━━━━━━━━━━━━━━━ スピード違反や駐車違反など交通違反の反則金を全額補償します。 安心・簡単・便利でドライバーをサポートするライセンス保険。 20年以上の歴史・400万件以上加入の実績があり、多くのドライバーの方に支持 されています。 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注目ポイントが密集している格好。ＴＯＰＩＸでは13週、26週線が罫線の「三角も ち合い」の上値抵抗線となっており、これを上回ると「もち合い放れ」となり、先 高期待が大きくなるといった見方もされる。 ●7月の企業向けサービス価格指数[日銀] 前年同月に比べ0.3%低下の93.8となった。前年比マイナスは1998年4月から76カ月連 続。主な内訳は、運輸が米国、中国向け荷動きの活発化、原油高による航空燃料の 値上がりなどで1.3%上昇。不動産は売上高の増加に伴う店舗賃料アップでマイナス 幅が2.8%(前月は3.2%)に縮小した。一方、法務・会計は税理士サービスが中小取引 先の業況悪化で下がり、0.7%低下。 ●7月の販売実績[日本電気大型店協会] 記録的な猛暑の影響で、エアコンが前年同月比83%増と大幅な増加となった。「アテ ネ五輪特需」の盛り上がりからデジタル家電も好調で、ＤＶＤ機器は同82%増、テレ ビが同39%増と、大きく伸びた。 ***************************************************************************** ◇◆◇★メールマガジン「日経ブッククラブ」でビジネスの潮流がわかる★◇◆◇ 日本経済新聞社の新刊案内、サイン会、フェア情報を月２回無料でメール配信！ 旬の「ビジネス用語」解説も大好評！ちょっとした空き時間で知識が身につく！ http://ad2.trafficgate.net/t/r/22/161/9777/ ***************************************************************************** 株式情報局 http://ams.adam.ne.jp/kabu/haisin/melmaga.html kabujyo@imac.to ***************************************************************************** ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃ダ┃イ┃ヤ┃ル┃ア┃ッ┃プ┃無┃制┃限┃ ┃月┃額┃１┃０┃０┃円┃ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ 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