メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/10/21大引け  2003/10/21


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株式情報局
2003/10/21大引け

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◆モルガン・スタンレー証券は、情報サービスセクターの投資判断を引き下げ
た。「過去半年間の株価急騰により株価指標の割高感が強まったため」。リポート
では「PERは2003年度基準37倍、04年度基準33.5倍であり、日本の市場平均(約23
倍)や海外の同業の株価指標との比較で割高感が強い」。この日の株式市場では
CSKやNTTデータの株価が大幅安となっているが、モルガンのリポートを嫌気
した側面もある。


◆極洋(1301)
191 -3 -1.55% 
中間期と通期業績見通しの下方修正を発表。国内水産物市況の低迷に加え、一部業
者が輸入品から基準を超える残留農薬が見つかり、中国産冷凍ほうれん草が再び自
粛状態に戻ったことによる取扱の減少で計画を下回った。2003年9月連結中間見通し、
売上高1200億円(前予想1250億円)、経常利益14億円(同21億円)、中間純利益16億円
(同60億円)。2004年3月通期連結見通し、売上高2630億円(同2730億円)、経常利益48
億円(同60億円)、当期純利益14億円(同20億円)。


◆三井鉱山(1501)
91 -4 -4.21% 
昨日に同社のサブメインバンククラスの三井トラストHD(8309)が同社の債権に対
して、「念のため貸し倒れ引当を50億円行った」と発表したことが嫌気されたよう
である。


◆青木マリーン(1875)
230 +50 +27.78% 
ストップ高。昨日上方修正を発表しており、買い材料とされる。中間期の経常利益
は従来予想1.1億円に対して3.2億円にまで約3倍に増額、通期予想の上方修正期待も
高まり、買い安心感が強まる格好へ。


◆明星工業(1976)
362 +13 +3.72% 
ナイジェリア、オーストラリアなど海外でLNG基地工事が拡大、子会社売却益も
計上、今3月期は大幅な最終増益、復配の見通し。前々から手掛けてきたファンド筋
が巻き返しの動きに入っている。


◆駿河屋(2205)
163 -9 -5.23% 
第3者割当の中止を発表したことにより、この情報の周知徹底のために売買停止と
なった。中止の理由は、「契約内容の一部につき調整未了部分がが存在するために
合意にいたらなかった」。


◆新日鉄ソリュ(2327)
8,460 -990 -10.48% 
一時ストップ安。ここまで7日続伸、約40%の上昇となっていたこともあり、過熱警
戒感からの利食い売りなども集まっている模様だ。なお、モルガンでは情報サービ
スセクターの投資判断を「InLine」から「Cautious」に格下げ、中
期的な業界の成長余力は低下としている。


◆宝HD(2531)
906 +22 +2.49% 
2003年9月期業績の上方修正を発表したことを好感した買いが入っている。焼酎、清
酒などが好調で、経常利益は前回予想を6億5000万円上回り前年同期比ほぼ横ばいの
31億5000万円。通期見通しについては11月18日の中間決算発表時に公表。「バイオ
の側面が注目されることが多いが、本業の回復が明らかになり買い安心感が高まっ
ている」などとの声が出ていた。


◆フォーバルクリエーティブ(2724)
195,000 -8,000 -3.94% 
出来高は乏しいものの、月額使用料500-600円の低料金ウイルス検知・駆除サービス
を開始すると一部で報じられて反発。監視センターを経由させることで低料金を実
現し、中小企業の需要を取り込む考え。初年度の売上目標は1億円。継続的な受注が
可能となるストックビジネス的な側面が評価される。


◆メディアリンクス(2748)
9,800 -810 -7.63% 
社長が暴力団との関係を示して知人を脅したとして、警視庁中央署に逮捕された。


◆クラレ(3405)
890 +17 +1.95% 
2003年9月連結中間決算の上方修正を発表。子会社株式評価損25億円を計上、
SARSの影響を受けたオプト事業厳しい事業環境の繊維事業で売上が下方修正す
るが、ポバール、エバール、メタクリル樹脂、及び人工皮革の売上・収益が順調で
伸びたことで、利益が上方修正となった。売上930億円(前予想980億円)、経常利益
74億円(同70億円)、当期純利益49億円(同40億円)。


◆創通エージェンシー(3711)
304,000 -24,000 -7.32% 
20日の取引終了後、03.8期決算及び04.8期業績予想を発表。03.8期は事前予想を売
上高で4億円上回る99億円、経常利益で同1.2億円上回る17.2億円。一方、04.8期は
増収ながら経常減益予想が出されたことで、利食い売りが先行。ただ、アニメ関連
企業の業績予想は保守的であることが多く、期中の業績動向に対する報道などに注
目が集まってこよう。


◆NEC(6701)
954 -7 -0.73% 
9月中間連結決算。IT基盤ソフトウェア事業のオープンミッションクリティカルシ
ステム基盤や携帯電話のソフトウェア開発、基盤系サービスが拡大、SIサービス
事業では、オープンミッションクリティカルシステム工程ク、市町村合併への対応
んど事業拡大に取り組んだ。売上高384億円、経常利益40億円、中間純利益23億円。
2004年3月期連結業績見通し、売上高800億円、経常利益86億円、当期純利益50億円。


◆三菱化学(4010)
298 +7 +2.41% 
買い先行スタート後の堅調な値動きにより年初来高値を更新。20日引け後に発表さ
れた今中間期及び通期の業績見通しの増額修正を好感。なお、ゴールドマンでは今
回の業績予想の上方修正を受けて、レーティング「インライン」を継続している。


◆保土谷化学工業(4112)
251 +15 +6.36% 
「6月に来3月期復配計画や有機ELでの展開を評価した特定筋の買いで365円まで仕
手化したが、高値期日意識の動きが出始めているようだ」


◆住友ベークライト(4203)
635 +28 +4.61% 
3営業日続伸で9/1以来の年初来高値更新。9月の半導体材料の売上高は前年同月比
29%増と大幅増。日興シティでは、業績予想を上方修正し、ターゲットを620円から
750円へ引き上げたもよう。


◆日研化学(4529)
339 +68 +25.09% 
6月4日以来の年初来高値を更新。昨日に興和が同社の株式を330円で株式TOBを発
表したことにより、その価格付近まで買われている。興和は株式の60%以上を取得す
ると発表しているが、上場は維持する。このために需給が好転し更なる高値を期待
した買いが入りTOB価格を上回っている。


◆栄研化学(4549)
1,468 +200 +15.77% 
ストップ高。9月下旬以降、SARSの感染の有無を検査するキットの開発動向を材
料視され、投資家の注目を集めていたが、同キットの開発成功が会社側から正式発
表されたため、一気に買い注文が膨らんだ。独自の遺伝子増幅法「LAMP法」を
利用した、新型肺炎SARSコロナウイルス検出試薬の基礎開発に成功。この
SARS・RT-LAMP法について会社側では11月末に厚生労働省に製造承認申請
を行ない、商品化を目指すとしている。商品化されれば簡易で迅速な診断を行なえ
るようになることから、同社の業績にも寄与するものと期待される。


◆アルプス技研(4641)
1,091 +51 +4.90% 
前日20日の取引時間終了後に2003年12月31日現在の株主を対象に1株を1.1株に分割
する株式分割を実施することを発表。きょうのところは東証市場の主力株が軒並み
下落するなかで中小型株へ資金を振り向ける動きが強まっていることなどもあり、
株式分割の発表が素直に好感された格好だ。


◆ジャストシステム(4686)
396 -18 -4.35% 
先ほど、日本オラクルとのナレッジマネージメントソリューションでの協業を発表
しているが、特に材料視されていない。本日はモルガンが情報サービス業界の投資
判断を引き下げており、同セクターは軒並み安。


◆ヤフー(4689)
1,740,000 -140,000 -7.45% 
本日の引け後に中間決算発表を控え、好決算を期待しての先回り買いが継続してい
る半面、材料出尽くしを警戒する見方もある。10月28日火曜日に東証1部に上場する
と発表。9月中間連結決算。売上比率の高い3事業、オークション事業のサービス工
夫・拡充に努め、ヤフーBB事業の会員獲得のためのキャンペーンを行なうなどの
サービス拡充し、リスティング事業もヤフー不動産で新コーナー拡充や、中古車情
報サイト「カーセンサー」と提携する等サービス拡充に努めたことが増収要因と
なった。売上高331億円(前年同期比41.7%増)、経常利益175億円(同87.4%増)、中間
純利益104億円(同110%増)。2004年3月期見通し、売上高710億円〜730億円、経常利
益365億円〜375億円、当期純利益220億円〜226億円。


◆グッドウィル・グループ(4723)
785,000 -23,000 -2.85% 
20日、9月の月次動向を発表。同発表を受け、日興シティではレポートをリリースし
たとの観測。ファンダメンタルズは依然良好で業績のモメンタムも強いが、株価水
準は割高感として投資判断「2H」、目標株価60.1万円を据え置いた。


◆ウェザーニューズ(4825)
1,386 +46 +3.43% 
東証1部への指定替えが発表される。11月4日からTOPIXに採用予定、メリルで
は買い需要は約35万5000株と推定、通常の売買高の3.7日分に相当すると試算。


◆ダブルクリック(4841)
64,500 -5,000 -7.19% 
収益の柱であるメディア事業を親会社トランスコスモスの100%子会社に売却するこ
とを決定したため、今後の収益を見極める必要があるとみられた。この1カ月間、
ネット関連株人気に乗って株価が急上昇を続けていたことから、短期的な売買益を
確保する売りのきっかけになった。


◆日本高純度化学(4973)
1,540,000 -110,000 -6.67% 
この日に2450株の株式売出しを実施すると発表。売り出し人は、FBF2000LBが
2300株、みずほキャピタル100株など2法人3名が合計で2450株の売り出しを行う。売
出価格は10月30日〜11月5日の期間に決定される。


◆旭硝子(5201)
869 +9 +1.05% 
新型電気二重層キャパシタの成長期待が高まっている。日本電子(6951)が半永久的
に使用できる蓄電池開発を材料に急騰しているが、旭硝子とエルナー(6972)は現に
製造設備・販売ルートを有している会社であり、日本電子よりも実用化に近い立場
にあるとみる向きも。


◆大平洋セメント(5233)
238 -6 -2.46% 
2003年9月中間連結決算の上方修正を発表。受取配当の増加による金融収支の改善、
持分適用対象会社である韓国の双龍セメントの増益に伴う持分適用投資損益の改善
により経常利益が増加し、双龍セメントの債務調整に伴う持分変動益等の特別利益
の発生により増益となった。売上高4280億円(前予想4350億円)、経常利益100億円
(同70億円)、当期純利益60億円(同10億円)。


◆東京鋼鐵(5448)
160 +23 +16.79% 
特に材料は観測されていないが、鉄鋼株の出遅れ銘柄として物色されている。東証1
部市場の鉄鋼株が総じて堅調に推移するなか、今期の予想PER4倍台の同社株を見直
す動きが活発化しているもよう。


◆三菱製鋼(5632)
187 --- 0.00% 
200円回復目前で上げ一服。立花証では20日付けレポートで投資判断を「強気」。特
殊鋼・バネ・素形材の3事業が業績をけん引。


◆岡本工作機械製作所(6125)
284 +12 +4.41% 
液晶向けガラス基板研磨装置、半導体製造装置の伸びから今3月期経常利益は大幅拡
大、最終損益は赤字予想ながら、これは土地売却損を計上するためで、これで膿出
しは完了する。特定筋の介入思惑も根強い。


◆静甲(6286)
615 --- 0.00% 
中間業績見通しの上方修正。中間期は、主力の包装機械で前期末からの受注残物件
を中心に順調に売り上げることができ、電機機器ではIT関連を中心とした顧客か
らの受注増加により売上が上方修正となった。また経費節減により利益が改善した
ことも業績に貢献。2003年9月中間連結決算見通し、売上高130.1億円(前予想130億
円)、経常利益3.1億円(同2億円)、中間純利益1.35億円(0.7億円)。なお、通期の業
績見通しに変更は無しとしている。


◆ワイエイシイ(6298)
800 -20 -2.44% 
第7世代の液晶向けエッチング装置の開発から人気が続いているものだが、「内外で
の液晶投資の盛り上がりから実際に引き合いが活発化しているようだ」


◆石井工作研究所(6314)
433 +24 +5.87% 
業績予想の上方修正を好感。半導体事業が好調に推移しているほか、コスト削減が
寄与することから、03年9月中間期および04年3月期通期の業績予想を大幅に上方修
正している。修正率が大きいため、サプライズとなっているもよう。


◆アルゼ(6425)
2,900 +10 +0.35% 
業績予想の上方修正を受けて買い先行で始まったが、その後は上値の重い値動き。
三菱証券による3段階格下げが影響している。同レポートによれば、パチスロ機の大
幅規制強化を受けて中期的なEPS予想を下方修正しており、投資判断を「A」から
「B-」に3段階引き下げたもよう。


◆ダイコク電機(6430)
1,520 +100 +7.04% 
PER9倍台との割安さと業績の上方修正期待から引き続き買いが流入、特定筋介入
の観測も出ている。


◆シャープ(6753)
1,820 +74 +4.24% 
液晶テレビの普及・拡大で、シェアトップの同社業績の先行きに対する期待感が再
度高まっている。21日付の日経新聞で同社の谷善平副社長が液晶パネルについて
「年内に一段高が見込まれる」などと語っていることも株価の後押し要因。昨日付
けでドイツが投資判断を「HOLD」から「BUY」に引き上げ、目標株価も1870
円から2200円に引き上げてる。格上げの詳細など不明だが、中小型液晶の増産報道
など堅調な液晶需要を評価する声もある。


◆ザインエレクトロニクス(6769)
425,000 -7,000 -1.62% 
20日、同社製LSIが東芝のデジタルハイビジョンテレビに採用されたと発表している。
同LSIの採用は先の富士通日立プラズマディスプレイ社に次ぐものであり、今回の採
用によってさらに評価が高まっている。米TIの好決算、BBレシオの改善、円高基
調の一服なども沖風となっているもよう。


◆ヨコオ(6800)
1,587 +37 +2.39% 
21日付の大和証券の個人投資家向けリポート「マーケットウォッチ」に同社株が取
り上げられたことが手がかり材料。その中では「4〜8月期の売上高実績では期初計
画比で3.4%程度の上振れとなっているもよう。ETC車載機の本格化や美観に優れ
るカーナビ・カーTV用のフィルムアンテナの新製品が好調なため。携帯向けも
2001年の過剰在庫状態から脱却、前期から回復基調」などとしていた。なお、
HSBCでも、昨日付けで投資判断「BUY」を継続、中間期の業績は予想を上回
る可能性があるとしている。


◆多摩川電子(6838)
370 +10 +2.78% 
10月17日に公表した2003年通期連結業績見通しに計算ミスが発見されたことにより
上方修正となった。売上高と経常利益に変更は無いが、当期純利益が1.61億円の赤
字から0.74億円の赤字へと上方修正。


◆アドバンテスト(6857)
8,110 -170 -2.05% 
丸山社長は、第3四半期の受注額は第2四半期実績を上回るとの見通しを明らかにし
ている。野村では20日付けレポートでレーティング「2」を継続している。また、東
京エレクトロン(8035)よりも強気な姿勢で臨みたいと。


◆図研(6947)
1,225 -18 -1.45% 
伸び悩み4日ぶりに反落。昨日の上方修正発表を受けて本日も買い先行でスタートし
たものの、好業績期待などから連日のストップ高となっていたこともあり、目先の
出尽くし感が広がる格好となっている。


◆日本電子(6951)
1,000 +100 +11.11% 
高エネルギー密度の蓄電システムを開発、画期的な技術開発との評価から大きく仕
手化したが、その蓄電システムに自動車メーカーや太陽光発電メーカーなどから問
い合わせが相次いでいるとの報道から再度買いを集める。


◆日立造船(7004)
253 -8 -3.07% 
前日まで4日間で70円超の上げを演じただけに利益確定売りが出るのも自然だが、
235円まで突っ込んだことで値幅調整が完了、全員参加型仕手株としてすかさず押し
目買いが入ってきた格好。


◆日産車体(7222)
511 +80 +18.56% 
ストップ高比例配分、差引1600万株以上の買い物を残す。昨日発表した上方修正が
買い材料になる。中間期の経常利益は従来予想の73億円から116億円に増額修正、合
理化効果が利益を押し上げる格好になった。みずほでは目標株価を550円から1000円
にまで引き上げている模様だ。


◆カルソカン(7248)
810 +48 +6.30% 
愛知機械や日産車体の上方修正を受けて、自動車部品関連銘柄に対して好決算への
期待感も高まってきている。本日は海外投資家の買いが中心になっているとの観測
もある模様。


◆愛知機械工業(7263)
346 +32 +10.19% 
昨日は今3月期の連結経常利益見通しの大幅上方修正を好感した買いによりストップ
高となり、大量の買い物を残していた。また、立花証では、20日付けレポートで投
資判断を「強気」としており材料視する向きも。


◆ジーンズメイト(7448)
964 +1 +0.10% 
10月度売上状況。全店売上高前年比118.4%、客数115.5%、客単価102.6%。既存店売
上高前年比112.8%、客数109.8%、客単価102.8%。


◆サイゼリヤ(7581)
1,147 -98 -7.87% 
一時、1095円まで下落。2003年8月期の連結経常利益が前期より53%減ったうえ、今
期も減益の計画を示したことから、業績回復の道すじが見えない限り、投資は難し
いとの見方が出ていた。


◆モリテックス(7714)
1,311 +200 +18.00% 
ストップ高。短時間で検知できるSARS検知キットの開発をした栄研化学と提携
していることから人気化してきたが、9月中間期と3月期通期の連結業績予想の上方
修正を発表し、これを好感した買い注文が先行。通期では売上高を従来の117億円か
ら前期比3%増の129億9000万円に、経常利益も2億7500万円から同3.3倍となる3億
5500万円にそれぞれ増額した。FA分野向けの光ファイバー関連製品や化粧品業界
向けの画像機器の売上が計画を上回って推移していることなどが要因。ただ、9月中
間期の実績に比べて3月通期の増額幅は圧縮しており、「先行きが見えにくい状況に
あるため、下期についてはひとまず慎重な見方をした」などと語った。


◆HOYA(7741)
9,700 +560 +6.13% 
昨年5月下旬以来約1年5カ月ぶりの9600円超。今3月期9月中間期の好調さを好感した
買いが続いている。経常利益は前年同期比21.4%増の303億円。半導体製造装置用マ
スクブランクスやフォトマスクが好調に推移したほか、デジタルカメラ用レンズな
ども伸び、オプトエレクトロニクス事業の中間期の営業利益は206億円と前中間期比
23%増加。なお、中間期の配当は前中間期実績の25円に対して25円増配の50円とする。
メリルリンチ日本証券では20日付で同社株の投資判断を「買い」とし、目標株価を1
万2000円に設定。


◆リズム(7769)
176 +18 +11.39% 
経常利益は中間期が2億円から4億円に、通期が9億円から13億円にそれぞれ上方修正
している。全般的に焦点ボケとなっている本日、上方修正銘柄に対する短期資金の
関心の高さがより強まっていると窺える。


◆大建工業(7905)
330 +20 +6.45% 
昨日上方修正を発表、中間期経常利益は15億円から21億円にまで増額修正している。
これを受けて野村では投資判断を「3」から「2」に引き上げ、今期から来期にかけ
ての収益性回復を評価としている。



セガ (7964) 1,420 -139 -8.92% 
CSK(9737) 4,660 -380 -7.54% 
同グループの株が大幅安している。寄り付きから徐々に利食い売りに押され始めて
いたが、ソフトバンクがストップ安をつけるまで売り込まれたことをきっかけにし
て両銘柄とも一気に売り込まれたようである。


◆セーラー万年筆(7992)
503 -37 -6.85% 
特に新規の材料は出ていないが、DVD−R一貫製造装置の好調による業績の上方
修正期待が浮上している。6月中間期末現在の受注残高は42億7500万円で、これは前
年同期比実に15倍強の水準にある。下期に入っても引き合いはおう盛で、先にラジ
オたんぱの取材に対し、碓井初秋社長は「来期に向けての商談が始まっており、現
在これを積上げているところ」などとしていた。来期には復配に進むことが確実視
される。ただ、買い一巡後は伸び悩んでいる。


◆ミズノ(8022)
438 +8 +1.86% 
7/30に付けた年初来高値449円を意識。経済産業省と国内のゴルフ業界は共同で、ゴ
ルフ市場を活性化するため、女性や若者を呼び込んでプレーヤーの裾野を広げる行
動計画をまとめたと報じられている。国内最大のスポーツ産業の回復期待が高まる。


◆東京エレク(8035)
7,950 -150 -1.85% 
9月のBBレシオが発表され、前月の0.92から0.95へと改善を示していることで、朝
方は好感する動きに。ただ、その後の全体相場の軟化を受けて、裁定売りなどにも
押される格好へ。NY市場の時間外取引ではテキサス・インスツルメンツや通信系
半導体のアルテラなどが一段高となっていること、9月の北米地域の半導体製造装置
のBBレシオが0.95倍と8月の0.92倍から改善していることも、ハイテクセクターに
対しての買い安心感につながりそうである。


◆キャビン(8164)
152 -4 -2.56% 
2003年9月中間連結決算。第一四半期で春物の立ち上げが前期より遅れがちであり、
全体的に商品テイストの絞込みが遅れ売上が低S長に推移し、また、長引く梅雨の
影響で夏物を期末に処理したことかが響いた。売上高106億円(前年同期比9.6%減)、
経常利益2.8億円赤字、中間純利益3.4億円赤字。2004年3月期見通し、売上高210億
円、経常利益5.7億円赤字、当期純利益7.9億円赤字。


◆ダイエー(8263)
263 -19 -6.74% 
本業不振を受けて見切り売りが続く。みずほでは投資判断「5」を継続、財務体質改
善や子会社のリストラは進んでいるものの、最も重要な小売り本業に回復の兆しが
見られていないことを考慮としている。


◆リコーリース(8566)
1,999 -56 -2.73% 
2003年9月連結中間決算を発表。注力分野である、事務用、情報関連機器及び、医療
機器のリース取扱高が堅調であったことに加え、割賦取引も2桁の伸長になったこと
が業績に寄与。売上高1116億円(前年同期比3.7%増)、経常利益55.7億円(同8・3%増)、
中間純利益31.7億円(同7.6%増)。2004年3月期通期見通し、売上高2238億円、経常利
益111億円、当期純利益63億円。


◆野村(8604)
1,991 -79 -3.82% 
4日ぶりに反落。昨日まで賑わっていた証券株には全般的に利食い売りが優勢、ほぼ
全面安となる。大和では最近の証券株の急騰に関してコメント、大手証券は株式
マーケットと収益の連動性が弱まっていること、バリュエーション面で割高な水準
に近づいてきていることなどから、上値を追う材料には欠けるとしている。


◆新光証券(8606)
426 -25 -5.54% 
システムトラブルにより郵便局からの入出金がストップしている。、「支店に出向
けば入出金できる」。


◆マネックス証券(8626)
72,200 -9,400 -11.52% 
先週末に発表した2003年9月中間期の単独決算で経常損益が7億7300万円の黒字とな
り、上場来、始めての黒字転換を果たしたことが市場で引き続いて好感されている。
今日はソフトバンクの株価急落をきっかけにして、短期の利鞘狙いの個人投資家や
証券会社の自己売買部門などが一斉に利益確定の売りに動いたことから他の証券株
は軒並み大幅反落となるなかでの株価上昇。


◆ソフトバンク・フロンティア証券(8629)
330,000 -25,000 -7.04% 
一時、8日連続のストップ高となるも、その後は一転して売り気配。ソフトバンクや
ヤフー、ソフバンテクがストップ安となるなど、ソフトバンク関連株が軒並み安に。
ヤフーの決算発表を控え、材料出尽くしを警戒した売りが急がれているとの見方も。


◆フージャースコーポレーション(8907)
630,000 --- 0.00% 
株式分割を好感。11月末割当てで1株を3株に分割する。埼玉県を地盤とする新興の
マンション分譲業者。バス便を利用する競争の少ない郊外立地にターゲットを絞り、
居住性の高いハイセンスな物件を手ごろな価格で提供、販売効率を高めている。業
績は好調で株主還元にも前向き姿勢。10月2日の東証2部上場以来、成長性を評価す
る買いが続いていた。株式市場では大幅な株式分割が好感される地合いとなってお
り、上げ足に弾みがついた格好。分割新株は1月20日に効力発生(市場に還流)する予
定。


◆商船三井(9104)
470 +9 +1.95% 
メリルでは、海運業界の中でも、バルク船市況高騰による恩恵を最も享受している
企業として注目している模様。円高の影響から、日本郵船や川崎汽船の業績予想を
下方修正しているが、同社の予想は据え置いている模様。


◆インボイス(9448)
146,000 -2,000 -1.35% 
「特定筋が弄っている噂があるために、個人投資家の注目度が高い」(中堅証券営業
部)との声があった。IPOの株は値動きが激しいために個人投資家の人気が高く
ネット系を中心とした短期資金の出入りが激しくなる。


◆テクモ(9650)
1,292 +97 +8.12% 
今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の3000万円に対して6億3000万円に上方
修正。売上高は30億円計画に対して39億7000万円に達する見通し。前期に発売した
Xbox向けソフトの追加販売が順調に推移したほか、パチスロ機液晶画面ソフト「賞
金首」が計画を上回る販売を達成した。通期の業績見通しについては「円高や消費
動向など不透明な市場動向を踏まえ」で従来計画(連結経常利益で33%増の23億円計
画)を変更していないが、中間期の大幅な増額修正を受けて通期見通しも上積みの可
能性が高いとして買いが先行。


◆富士ソフトエービーシ(9749)
3,500 -430 -10.94% 
7営業日ぶり反落。IT、ソフト関連銘柄の下げが目立っている。ソフトバンク
(9984)の急落の影響や、モルガン・スタンレーによる日本の情報サービス業界の投
資判断引下げを嫌気する向きも。モルガンでは中期的な業界の成長余力は低下と。


◆コージツ(9905)
107 +14 +15.05% 
準備金取り崩し、株主責任を問わない帳簿上の減資で累損一掃、今7月期は復配予定
と企業再生がはっきりしてきたことや、9月高値118円未更新と出遅れ妙味もあった
ことから見直し買いが入ってきている。


◆ファーストリテイリング(9983)
6,740 -130 -1.89% 
UFJつばさではレーティングを「B」から「A」へ引き上げたもよう。成長限界
との見方が台頭していたが業績は前期で底入れ、再び成長路線へ復帰する可能性が
高まっているとみている。


◆ソフトバンク(9984)
6,400 -740 -10.36% 
一時ストップ安の後急速に切り返すなど乱高下の動き。ここまでの急ピッチの上昇
に対して過熱警戒感も強まってきている格好。GSの貸し株による空売り増懸念、
信用取引規制強化による先行きの市場参加者減少懸念、ヤフーの決算発表後の出尽
くし懸念などが買い方の利食い売りなどを急がせる背景ともなっているもよう。東
証が同銘柄を21日から「日々公表銘柄」に指定したことを受けて、これまで買い方
に回ってきた個人投資家や証券会社の自己売買部門などが一斉に利益確定の売りに
動いた。





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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標
日経225 11,031.52 -130.19 
日経300 211.59 -2.29 
TOPIX 1,093.31 -12.28 
日経ジャスダック平均 1,502.83 -27.89 
日経225先物期近 11,030 -110 

外資系証券、売り2200万株、買い4450万株、差引き2250万株の買越し。
寄前成行き注文、売り3540万株、買い7260万株、差引き3720万株の買越し。
買越し幅は株価指数オプション10月物のSQ算出日だった10日(4000万株の買い越し)
以来の規模。
後場成行き注文、売り2150万株、買い2430万株、差引き280万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約529億円が成立。



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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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●竹中経済財政・金融担当相は、主要行の不良債権比率が1年半後に4%程度になること
が見え始めたとし、不良債権問題は最終局面に来ているとの認識を示した。
大阪市内での講演で述べた。
竹中担当相はこの日、大阪市内で開かれた「中小企業金融に関するシンポジウム」
(近畿財務局など主催)に出席した。
冒頭の講演で同相は、不良債権問題や企業収益の改善、株価の上昇などを取り上げ
て、構造改革の芽が出始めたと強調。不良債権問題では、主要行の不良債権比率に
ついて、「このままのペースでいけば1年半後に4%程度になることが見え始めた」と
説明。主要行の不良債権比率は2002年9月中間期で8.1%、2003年3月期で7.2%まで低
下している。
企業収益の改善では、4─6月のGDP成長率3.9%のうち8割が設備投資に支えられて
いるとして、「今後は消費の回復につなげることが重要」と指摘した。株価につい
ては、日経平均株価が4月以降の10週間で30%以上上昇したのは1952年以来初のこと
とし、「高度成長期にもバブル期にも経験しなかったこと」と改革の成果を強調。
そのうえで竹中担当相は、「今後の課題として、こうした成長の芽を地域へ浸透さ
せ、雇用への反映、中小企業金融につなげることが必要」と述べた。
中小金融機関のあり方に関連して、600以上の地域金融機関に求めた強化計画に触れ、
「新しい動きが出てきている」と評価した。
また、現在議論を進めている郵政民営化については、「郵政の改革は、地域経済や
地域金融改革との整合性をとりながらやらなければならない」と語った。







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