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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/07/11大引け  2003/07/11


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株式情報局
2003/07/11大引け

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◆トラック排ガス規制関連
いすゞ自動車(7202)  195 +5 +2.63% 
プレス工業 (7246)  245 +6 +2.51% 
ヤマハ発動機(7272) 1,082 +25 +2.37% 
今日のところは前日の米国株の急落を受けて日経平均株価は一時、300円を超える下
げ幅となるなど、東証市場の電機ハイテクといった主力株の下落を受けて、短期指
向の資金が、主力株からこうした中低位の内需関連株へと移動しているといった指
摘も聞かれた。今日は株価指数・オプション取引のSQ算出日にも重なっていたが、
SQは売り越しとなるなど、相場全体の転換を予期させる状況ともなってきている。


◆LINUX関連銘柄
ジャストシステム(4686)  410 -75 -15.46% 
ピーエイ    (4766)  127 ---  0.00% 買気配
ぷらっとホーム (6836) 95,000 ---  0.00% 買気配
「一太郎」のLINUX版の開発を進めていることもあり、「人事・給与システム、
政府、リナックス採用--富士通など受注」と報じたことが材料視されて大幅高とな
る展開が続いてきたが、足元の業績は必ずしも好調と言えないだけに早めに当面の
利益を確定したいという売り圧力に押される結果となった。「一太郎」の
LINUX版に関しては今年中にもリリースされると見られているが、政府が一般
職員のパソコンまで全てLINUXに置き換えるのはまだ先のこととなるものと見
られており、LINUX版の「一太郎」が収益に貢献するのはまだ先といった慎重
な見方も市場関係者からは聞かれた。一方、おなじく政府のLINUX導入を材料
に連日のストップ高・買い気配が続いているぷらっとホームに関しては今日も買い
気配が続く格好。ぷらっとホームに関しては東証マザーズ上場銘柄ということもあ
り、流動性が少ないことなどが、なかなか寄り付かない要因ともなる。


◆低位材料株
東海観光 (9704)  42 +5 +13.51% 
ダイニック(3551) 173 +15 +9.49% 
丸栄   (8245) 244 +22 +9.91% 
淺沼組  (1852) 183 +18 +10.91% 
東鉄工業 (1835) 291 +18 +6.59% 
日本配合飼(2056) 219 +17 +8.42% 
ここ上げが急だったハイテク株、IT関連が調整色を強めていることや、来週以降、
日米のハイテク企業の決算発表が相次ぐことから、ハイテクを含めた主力株はまだ
やりづらいとの見方から低位材料株物色の流れが戻ってきたものだろう。


◆ディフェンシブ銘柄
東京電力(9501) 2,270 +10 +0.44% 
中部電力(9502) 2,200 +30 +1.38% 
関西電力(9503) 1,871 +21 +1.14% 
東京ガス(9531)  343 -3 -0.87% 
大阪ガス(9532)  302 +2 +0.67% 
電気・ガスといったディフェンシブ性の高い銘柄が堅調な値動き。今日の日経平均
株価の下げは米ヤフーの決算発表に端を発する米国株安に連れ安となったという側
面が強いが、きょう11日には米GE、更に来週には米マイクロソフトの決算発表な
ども予定されており、決算発表次第では株価が更に乱高下することも予想されてる。
そのため、米国株に影響を受け難い、こうしたディフェンシブ銘柄や一部の内需関
連株や資金を振り向けようとする動きが強まってきている。





◆フジタ(1725)
69 +5 +7.81% 
5月28日発表した、資本増強策に関する発表について、この日の取締役会で300億
円・7500万株の優先株の発行を決定した。割当先は三井住友銀行(8316)。当初転換
価格45円。


◆東鉄工業(1835)
291 +18 +6.59% 
第一四半期の受注高が前年同期比102%増と発表。2004年3月期予想受注高840億円(前
年比5%増)予定。線路設備メンテナンス事業の受注計上時期が、3月から4月に変更に
なったことにより受注高が前年比より増えてたが、当初の計画に変更無し。


◆佐伯建設工業(1889)
190 +8 +4.40% 
大幅続伸で6/27以来の200円の大台を回復している。主力セクターが利食いから反落
となる中、短期資金は材料株へ向かっている。チャート上でも煮詰まっていただけ
に、これを上放れる格好。年初来高値265円が意識される。


◆日本農産工(2051)
223 +14 +6.70% 
後場から賑わう展開。目立った材料はないようだが、日本配合飼料の株高が刺激に
なっているとの見方も。日本配合飼料、協同飼料などと生産の相互委託で提携して
いる。


◆日本配合飼料(2056)
219 +17 +8.42% 
足元の収益急回復や株価の割安性などに着目した短期資金が多く流入しており、マ
ネーゲーム的な色彩も強まる。もっとも、今2004年3月期の連結業績は売上高が前期
比4%増の795億円、経常利益は同2.1倍の24億円に急回復する見通しで、16.7円の予
想一株利益をベースにしたPERは昨日終値でちょうど12倍と割安な水準。また、
今期末には3年ぶりに3円復配する方針であることも見直し買いを誘う要因になって
おり、「最近の合同鉄などと同様に、仕手性は強いが実態面に照らしても十分に説
明がつく銘柄」といった指摘が出ている。


◆伊藤園(2593)
4,280 -100 -2.28% 
売り先行スタート後、下値を探る展開が続いており、これまで下値支持線として機
能していた5日線を割り込む。ただ、昨日年初来高値を更新した際の天井達成感は乏
しいうえ、下ひげを残しており、売り一巡後の反発に期待する向きも。


◆キューサイ(2596)
630 +20 +3.28% 
今2月期第1・四半期の単体売上高は39億円、経常利益は約6億円。初めての四半期決
算発表のため前年同期との比較は明らかではないが、会社側の予算に対して売上高
で2.5%、経常利益では59.5%の超過達成となった。昨年12月から開始した「粉末青
汁」の通信販売好調が業績の好調につながる。通期の経常利益は14.1%増の23億円を
計画している。週末の持ち越しを嫌った個人投資家の投げが強まったことや、この
まま下げると見た個人投資家の空売りが入っているようである。


◆アスクル(2678)
3,800 -50 -1.30% 
三菱証券は、投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。アスクルはオフィス用
品を主体とするカタログ通販大手だが、既にインターネットを経由する受注高は全
売上高の3割強に達している。ただ、現状は小売担当のアナリストがカバーするケー
スが大半。このため小売セクターの低い株価評価に縛られやすく、同社の株価も低
く抑えられがち。5月期決算について、「売上高がついに1000億円規模を超えてきた。
メディカルや介護関連の取扱も始めるなど、かつての中小の文具屋的なイメージか
ら脱皮しつつある。物流のプラットフォームというビジネスの枠は、さらに大きく
広がる可能性を秘めている。足元の業績は営業利益率が向上するなど順調。会社側
公表の今期業績予想は保守的で、上積みの余地がある」と指摘する。


◆フードエックス・グローブ(2701)
374,000 +49,000 +15.08% 
一時ストップ高と連日の高値更新。6月の既存店売上高が通期計画の2%減を下回る
1.56%減、夏季限定飲料の販売などで客単価が前年同月比0.87%上回ったことから意
外と健闘しているとの見方から買いが入っている。ここ出遅れの消費関連が人気と
なっており、この流れにも乗っている。


◆エディオン(2730)
746 +45 +6.42% 
ドイツ証券が買い推奨してから人気が高まっているものだが、ここ人気の消費関連
物色の流れにも乗っている。


◆JT(2914)
716,000 +31,000 +4.53% 
ディフェンシブへの関心が集まる中、トルコ国営企業の事業競売応札検討など、海
外事業への展開積極化を評価する動きが強まっている模様だ。なお、野村では、欧
州と比べた際の株価の割安感などからアジアのタバコ株の水準訂正余地は大きいと
しているもよう。


◆帝国繊維(3302)
325 --- 0.00% 
昨日は立花証による「強気」レポート手掛りに年初来高値を更新。本日は反発ス
タートとなったものの、全体相場の調整ムードの高まりを背景に、利食いが先行。


◆ダイニック(3551)
173 +15 +9.49% 
投資集団「泰山」関連との思惑もあるが、2004年3月期の業績回復、有機EL向け水
分除去シートでの展開力への評価の声も出ている。


◆ホギメディカル(3593)
4,580 +90 +2.00% 
反発。5日移動平均線をサポートに戻りを試す展開。SARSの影響によるマスク特
需が手伝い、今第1四半期の純利益は前年同期比7%増になると報じられたことが手掛
かりとなる。


◆創通エージェンシー(3711)
307,000 -8,000 -2.54% 
前日に第3四半期までの累計(9-5月)決算を発表、8月通期の業績および配当予想を上
方修正している。ただ、業績予想の修正幅が小幅にとどまったほか、同業のマーベ
ラス(7844)やウィーヴ(2360)に比べて割高感があるため、市場の反応は限定的の。


◆呉羽化学(4023)
465 +13 +2.88% 
7月1日の高値を更新。一部報道で、ガスバリア性PET系樹脂を2006年に事業化す
ると報じられている。商品化に成功すれば、炭酸飲料やビールなどのPETボトル
化が大きく進む可能性が高いと期待される。


◆紀文フードケミファ(4065)
692 +12 +1.76% 
4日続伸。一時30円(4.4%)高の710円と9年ぶりの高値を付けた。2004年3月期業績の
上方修正を発表したことを好感した買いが入っている。健康志向の高まりから豆乳
が拡大することや物流費の削減もあって、経常利益は前回予想を5億円上回り、前期
比37.4%増の21億円になる見通し。売上高は12億4000万円上乗せの171億5000万円(同
9.2%増)を計画している。「上期分だけの増額で、下期は慎重な見方をしている。な
お計画を上回る可能性があるのではないか」との声も聞かれた。


◆武田薬品工業(4502)
4,460 -150 -3.25% 
同社の持ち分法適用会社「TAPファーマシューティカル・プロダクツ」の第2四半
期決算が減収減益となったことが嫌気された。


◆山之内(4503)
3,300 -150 -4.35% 
日興シティでは、テクニカルポートフォリオのコア銘柄として新規に採用している。
昨日の上げで戻り高値を更新し、2年半に及ぶ下げトレンドが底打ち、上げトレンド
に転換したことが確認された。目先節目の3560円処を早晩ブレイクし、8月か10月頃
にかけて3800円処か4400円処へと上昇する公算が大きいと。


◆ヤフー(4689)
1,870,000 -180,000 -8.78% 
一時、ストップ安となる前日比20万円安(9.76%)の185万円まで下落。米ヤフーの4-6
月期決算発表は前年同期比2.37倍の5008万ドルと大幅増益の好決算発表となってお
り、EPSに関しても市場予想と同じ8セントとなったが、一部のマスコミは市場予
想の平均値として8.25〜8.5セントと報じていたことに加え、年初来の株価急騰の影
響を受けてPERも100倍を大きく超える水準にまで上昇するなど、決算発表を契機
に株価の過熱感を指摘する声が強まってきたことが米ヤフー株式の急落へとつな
がった。


◆日本オラクル(4716)
5,020 -320 -5.99% 
2003年5月期決算は、主力のデータベースソフトの売り上げ減少などで、事前の業績
修正どおり2期連続の減収減益となった。今期も大きな回復は難しいとの見方が強
まった。


◆楽天(4755)
186,000 -13,000 -6.53% 
米ネット関連株安が引き続き嫌気される。前日の米国市場では、米ヤフーが前日比
7.7%、アマゾンが同5.6%安、イーベイが同2.4%安となった。これまでの急ピッチな
上昇を踏まえると、目先の調整は当然との見方が強まる。なお、ヤフー(4689)も売
り気配からのスタート。


◆カルチュア・コンビニエンス・クラブ(4756)
1,215 -45 -3.57% 
同社の普通株式400万株の売出を発表。申し込み期間7月28日〜7月30日。払込期日7
月30日〜8月4日。売り出しは、同社が150万株売出、増田氏122万株売出、フュー
チャーシステム28万株。申し込み単位は100株単位。また、野村証券から申し込みが
あった場合は同証券に50万株の第三者割当を実施。


◆PA(4766)
127 --- 0.00% 
リナックス関連の有力候補として見直し買いを集める。最近のネット関連株相場で
出遅れ感があったうえ、株価水準が低位で値頃妙味も働く。経済産業省がシステム
トラブルを防止するためソフトの開発工程の標準化に乗り出すと報じられているが、
ここでも関連ビジネスを展開。OMGは今秋よりUMLの認定資格試験を世界中で
スタートさせる計画。ピーエイはOMGジャパンと合弁でUTIというUMLの教
育研究所を設立しており、UTIがこのUMLの資格試験事業を世界中で独占的に
展開することになる。UML言語をマスターするための教育関連事業も手掛ける。
UMLは今後、世界中で普及が加速する可能性があるだけに、収益面でのインパク
トが期待される。


◆プライムシステム(4830)
107 +15 +16.30% 
約半月ぶりに100円台を回復。日本フィッツ(4836)の急騰が刺激材料となる。傘下に
東証コンピュータシステムを抱えるため、株式市場の活況は追い風として作用する
との見方が強まっているもよう。


◆石塚硝子(5204)
203 -4 -1.93% 
第一四半期(3月21日〜6月20日)の業績を発表。売上高151.84億円(前年同期比10.8%
増)。子会社の経営統合でガラス容器関連事業の売上が増加し、清酒、調味料・焼酎
の容器が14.3%増と売上を伸ばしたことが要因。


◆東海カーボン(5301)
279 +5 +1.82% 
2003年度の12月連結決算見通しを発表。売上高600億円(前予想570億円)、経常利益
56億円(同40億円)、当期利益30億円(同21億円)。


◆新日鉄(5401)
167 -4 -2.34% 
八幡製鉄所で火災が発生し1人死亡2人負傷。


◆東京鋼鉄(5448)
150 -10 -6.25% 
取引開始後には前日のストップ高の流れを引き継ぎ、30円(19%)高の190円まで上昇
し、年初来高値を更新する場面があったが、利益を確保する売りが増えた。


◆富士テクニカ(6476)
1,550 +180 +13.14% 
99年9月以来の1500円台回復。新光証券が11日付で同社株の投資判断を新規に「1」
としたことが手掛かり材料。リポートでは「完成車メーカーの開発のアウトソーシ
ングや競合他社の競争力衰退から、受注拡大と残存者利益の獲得が予想される。自
動車金型業界における同社の地位はさらに高まる」などとしていた。業績は今期は
会社側予想と同じで連結経常利益23.5億円(57%増)、来期は29.7億円(1株利益220円)
を試算。


◆大崎電気工業(6644)
423 --- 0.00% 
立花証による「強気」レポートを手掛りにする向きも。立花では4-6月の家庭用電子
メーターが予想以上、PDP製造装置も好調とし、今期業績上方修正含みとの見方から
投資判断「強気」としたもよう。


◆アルプス(6770)
1,717 -142 -7.64% 
メリルでは昨日、投資判断「売り」を継続している。第1四半期の業績は会社計画線
での推移になった模様としているが、今期が減収減益基調であることや直近の株価
上昇を受けて慎重な見方をしている。


◆クラリオン(6796)
208 -5 -2.35% 
大和ではカーテレマティクスの中核であるカーナビ関連に注目したもよう。メー
カーのカーテレマティクスの取り組みが本格化しており、OEM比率の高いカーナビ
メーカーにメリットが生じるとみている。


◆ソーテック(6829)
93,000 +10,000 +12.05% 
ストップ高。「3期ぶりに黒字転換する見通し」と報じたことが市場で材料視された。
ただし、2004年3月期に関しては既に東洋経済の会社四季報でも黒字予想となってお
り、報道に関しては目新しさに欠けるといった声なども市場では聞かれた。パソコ
ン市場は低価格化が進むと同時に消費需要の低迷が進む格好ともなっており、今後、
縮小均衡路線から脱出するのにはこれまでにない革新的な経営方針の転換なども必
要となってきそう。特定筋介入の観測も。


◆山武(6845)
915 -78 -7.85% 
昨日急騰した反動に加えて、大和の投資判断格下げなども響いている。大和では、
株価上昇により割安感が薄らいできたとして、投資判断を「2」から「3」に格下げ
している。


◆メルコ(6913)
2,485 -75 -2.93% 
9日に2645円まで上昇し、4/17の年初来高値2655円にあと10円に迫っているが、その
後は利食いに押される。岡三証では、会社計画の上方修正期待から、堅調な推移が
予想されるとし、レーティング「やや強気」を継続したもよう。DRAM価格上昇も好
材料。


◆千代田インテグレ(6915)
2,225 +40 +1.83% 
従来12円であった年間配当より8円増配し、20円とすると発表。


◆日産自(7201)
1,192 -37 -3.01% 
日興シティでは自動車メーカー各社のレーティングを見直している模様。同社の
レーティングは「2S」から「3S」に格下げしている。ほか、トヨタを「1H」から
「2H」に格下げ、一方で、マツダを「2S」から「1S」、ダイハツと富士重を
「3S」から「2S」に格上げしている。株価の上昇に伴い、一旦利食いを進めてい
る。


◆マツダ(7261)
299 -11 -3.55% 
続落で7/2以来の300円を割り込んでいる。市場全般が調整ムードを強めてきており、
利益確定の動きが先行。一方、日興シティでは、投資評価を「2S」から「1S」、
ターゲットプライスを250円から350円に引き上げたもよう。


◆ヤマハ発動機(7272)
1,082 +25 +2.37% 
4営業日続伸と強含みの展開が続いている。連日の年初来高値更新後も高値圏で推移。
予想連PERは7倍台とバリュエーション面で割安との見方も。


◆オリジン東秀(7579)
1,450 -40 -2.68% 
既存店の落ち込みが嫌気される。6月のオリジン弁当の既存店売上高は、前年比5.0%
減と前月の1.0%減から大幅に悪化している。今期の既存店売上高は同横ばいが前提
となっているため、業績の下振れ懸念が生じているもよう。


◆シートゥーネットワーク(7588)
3,000 +90 +3.09% 
英テスコのTOBにより少数特定株主の持ち株比率が80%を超え94%となったことで
上場廃止になると発表。


◆ハイデイ日高(7611)
720 +19 +2.71% 
既存店の回復が材料視される。前日に月次動向を発表、6月の既存店売上高は前年比
0.9%増とプラスに転換した。サッカーW杯の影響による反動が大きいものの、2000
年6月以来36ヶ月ぶりのプラス転換が好感されているもよう。


◆京都きもの友禅(7615)
252,000 +1,000 +0.40% 
第1・四半期決算(4月〜6月末)を発表。売上高28億円(前年同期比12.1%増)、経常利
益2.2億円(同43.3%増)、当期純利益1.29億円(同44.1%増)、一株利益1424.12円。


◆ドッドウェルビー・エム・エス(7626)
469 -6 -1.26% 
会社側では現在集計中の2003年6月期の連結業績を売上高が前期より2%増の154億
6200万円、経常利益が同17%増の16億3400万円と予想していたが、市場の一部では金
融機関向けICカード発行機の納入の遅れなどが響いて計画に達しなかったのでは
ないかとの警戒感が浮上している。また、小泉首相が9月の自民党総裁選を前に再び
郵政事業の民営化を前面に打ち出し、次期衆院選の公約にしようとしていることも
郵便料金計器システムで高シェアを握る同社にとって逆風になりかねないとの見方
も出ている。


◆ソキア(7720)
175 +8 +4.79% 
4日ぶり反発。後場に入りじり高基調を強めてきている。薄商いながら売買高は7/3
以来の水準まで増加。もみ合いを上放れ、再び6/16の高値195円が意識されるものの、
5日線と25日線とのデッドクロスが示現しそうであり、先行きは不安定とも。


◆インターアクション(7725)
497,000 +21,000 +4.41% 
8日ぶりに50万円台を回復。18日の決算発表が接近していることから、好決算期待が
高まっている。03年5月期は期中に6度の上方修正を発表したほか、04年5月期も工場
はフル稼働が続いているため、好決算を先取りする動きとなっているもよう。一方、
18日には1:2の株式分割に伴う新株が交付されるため、需給悪化懸念を指摘する声
も。


◆オーバル(7727)
284 +15 +5.58% 
特定筋の介入から連日の高値更新に沸く。2004年3月期は復配と業績回復が鮮明化す
る予想と業績の裏付けも。


◆タカラ(7969)
726 -4 -0.55% 
家庭用カラオケ「eーKARA」が特許を侵害したとして、特許管理会社リコスが
タカラに対して9億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。


◆任天堂(7974)
9,590 -330 -3.33% 
CSFBでは投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げて
いる。最近の株価上昇はファンダメンタルに起因するものとは考えられず、ポジ
ションを引き下げる好機であると判断しているもよう。2005年3月期営業利益は21%
減益予想と。なお、目標株価も1万円に引き下げている。


◆丸紅(8002)
160 +8 +5.26% 
出来高トップで逆行高、朝方から堅調な展開が続いている。昨日までは同セクター
の伊藤忠商事(8001)が、347円の年初来高値を付けまで買われていた。今日は利食い
売りに押される。この日は、伊藤忠商事比べて出遅れということから、割安な丸紅
に買いが向かったようである。東証の売買高1位。


◆小林産業(8077)
229 +19 +9.05% 
ここ特定筋の買いからジリジリと高値をとってきているが、その間にカラ売りが溜
まっており、売り方の踏み上げの買い戻しも徐々に入ってきている。業績は2003年
10月期は有価証券評価損一巡から最終黒字化予想。


◆伊藤忠エネクス(8133)
480 -6 -1.23% 
立花では投資判断を「強気」にしている。第1四半期業績は計画線で推移、前期を底
にして業績は急回復に転じると評価している。また、次世代低公害燃料とされる
DMEの実用化を試験中で、期待材料としている模様。


◆丸栄(8245)
244 +22 +9.91% 
日証金が貸借取引の申込停止措置を解除したことを好感しているが、ここ6月までに
高値をつけたあと調整していた低位材料株が切り返す流れが強まっており、同社も5
月高値400円から調整していたことから、この流れにも乗ってきた。


◆オリックス(8591)
7,200 -50 -0.69% 
UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。宮内
CEOによる説明会にはサプライズはなかったものの、株価上昇で目標株価を上
回ってきたことが格下げの背景としている。目標株価は6700円としている。


◆ジャフコ(8595)
6,890 -480 -6.51% 
2003年4〜6月最終損益が29億円の赤字となったことから売られている。4月安値から
7月高値まで倍化強上げてきただけに利益確定売りも出やすいタイミングにもあった。


◆松井証券(8628)
1,549 -117 -7.02% 
金融庁によるネットでの株取引監視の強化が伝えられている。売買審査や顧客管理
体制の強化を主とした改正案が公表されており、賑わう大手ネット証券経由の売買
にブレーキがかかるとの懸念も。


◆損害保険ジャパン(8755)
681 -16 -2.30% 
米シグナから損保ジャパンシグナ証券の株式を50%取得し従来の持分とあわせて100%
にし、完全子会社化すると発表。同時に会社名を変更し、新会社名を「損保ジャパ
ンDC証券」と変更。


◆不動産株
三井不動産(8801)831 -46 -5.25% 
三菱地所 (8802)886 -45 -4.83% 
2003年問題の影響もあるが、3大都市圏のオフィスビル空室率が過去最悪となったこ
とから嫌気売りが出ている。


◆東京建物(8804)
233 -2 -0.85% 
6月2日〜18日の間に東証の市場にて、294万2000株を6億8803万円で自社株を実施し
た。


◆東京電力(9501)
2,270 +10 +0.44% 
福島県知事が福島第一原子力発電所の6号機の再稼動を容認しており、夏場の電力不
足懸念が回避される見通しとなったことを好感。リーマンまで電力リスク低下を背
景に「オーバーウエイト」を継続。目標株価は2600円としているほかに、ドイツで
は「バイ」に格上げとの観測も。


◆東海観光(9704)
42 +5 +13.51% 
全体が物色難の中で短期投資家の資金が値動きの軽い仕手株に戻ってきたようであ
る。また、「仕手株は月末、週末高くなる傾向がある」との話しがあった。


◆ベネッセコーポレーション(9783)
2,015 -65 -3.12% 
3日大幅続落。長い期間下値支持線として機能していた25日移動平均線も割り込む。
一部報道で8月までに通販誌など既存の3誌を休刊し、不採算事業の整理が伝えられ
ているものの、材料視する向きは乏しい。


◆ダイテック(9796)
1,300 +20 +1.56% 
自治体向け電子入札システム「電子入札WINSUITE」を新発売すると発表。
この製品は、マイクロソフトの技術支援を受け、自治体向けに「電子入札コアシス
テム」をベースにしWINDOWSに特化した電子入札システム。なお、この製品
による影響は業績には織り込んでいない。


◆ヤマダ電機(9831)
2,950 -160 -5.14% 
前日に発表した2003年4−6月期の連結売上高は2111億円。四半期業績の開示は今回
が初めてであり、前年同期との比較はできないが、通期の連結売上高予想の22%を
計上したことになる。2002年4−6月はサッカーワールドカップ特需があったため、
今4−6月期の大型テレビの販売は前年同期比減少したが、第一四半期の売上高の発
表内容を売り材料視する向きは少ない。
「最近の急ピッチな株価上昇で25日移動平均線からの上方かい離が約19%に達してい
たため、目先の材料出尽くし感からの利益確定売りが広がった」との指摘が聞かれ
た。会社側も「4−6月期の業績はおおむね計画通り」。


◆ソフトバンク(9984)
2,880 -370 -11.38% 
前日10日の米国株式は米ヤフーなどのネット関連株主導でNYダウ、ナスダックと
もに大幅安となったことを契機に当面の利益を確保しようとする利食い売りの動き
が活発化してきたことが今日の株価下落の要因となる。ソフトバンクに関しては、
短期の利鞘狙いの個人投資家や証券会社の自己売買部門の買いが集まったことから
株価は10日までの2週間で株価は約2.5倍にまで急騰するなど、過熱感が強まってい
た。業績面に裏付けされた株価上昇でない分、株価はその日その日の相場のムード
によって乱高下し易いといった指摘も聞かれた。ブロードバンド事業の将来性など
が注目材料だったが、「現実の収益力などに照らせば期待感が先行し過ぎ」との声
も多く、上値では利益確定売りが増加。ソフトバンクインベストメント(8473)やヤ
フー(4689)などグループ企業も軒並み安い。






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ブロードバンド料金比較
http://www10.plala.or.jp/AMS/kakaku.html
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◆指標
日経225 9,635.35 -320.27 
日経300 182.60 -6.14 
TOPIX 945.78 -28.36 
日経ジャスダック平均 1,173.44 -7.89 
日経225先物期近 9,600 -320 


外国証券、売り3490万株、買いが2940万株、差引き550万株の売越し。
寄前成行注文、売り1億4440万株、買い1億3610万株、差引き830万株の売越し。
後場成行注文、売り1240万株、買い880万株、差引き360万株の売越し。
昼休みバスケット取引、約425億円の取引が成立。





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NEC得選街
http://www10.plala.or.jp/AMS/nec.html
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●塩川正十郎財務相
住宅ローン減税を2004年に縮小、05年に廃止する予定について「景気の動向、住宅の
需給動向を見た上で党と相談してみる」と述べ、状況によっては延長も検討する考え
を示した。政府税制調査会では、住宅ローン減税を予定通り打ち切るよう求める意見
が多いが、財務相は「直ちにその通りするのは、ちょっと早計かなと思う。年次を切
って解消に向かうか、時期を含め相談する」と語った。住宅ローン減税は、03年まで
に居住した分はローン残高により10年間で最大500万円を所得税額から控除できる。た
だ、04年分については6年間で最大150万円に縮小、05年分から打ち切りになるため、
景気への悪影響も懸念される。



●竹中経済財政・金融担当相
公的資金約2兆円の注入を受けたりそな銀行の2003年3月期決算について、債務超過の
疑いはない、と語った。竹中担当相は、りそなグループの新経営陣による資産再査定
の結果、債務超過だったらどうするか、との質問に、「債務超過の疑いはない。債務
超過であるという証拠は何もない。しっかりとした独立の公認会計士が監査報告書を
書いて、自己資本比率が(健全性基準の)4%を下回るが、債務超過ではないという正式
の監査報告が出ている。それに基づいて行政の判断をしていくのが自然の姿だ」と語
った。その上で、りそなの再査定は、いわゆる企業買収などの際の査定と基本的に異
なり、新経営陣がりそなを再建するため、資産をしっかり把握するのが狙いだ、と説
明。



●郵政3事業の2003年3月期決算
郵便貯金、簡易保険資金の一部を信託銀行に委託して株式運用などを行う「単独運用
指定金銭信託(指定単)」の今年3月末の含み損が9兆281億円に達し、前年3月末の5兆6
467億円から3兆円以上拡大。郵貯、簡保資金全体の運用状況でも、通年ベースで初め
て、約7000億円の含み損となった。一方、郵便事業は、前年3月期の80億円の黒字から
225億円の赤字に転落した。小包分野で苦戦した上、不況で企業がDMの発送を抑制し
たため、郵便物の取扱数量が8年ぶりに前年割れした。



●5月の鉱工業生産指数確報
製造業の稼働率指数は97.3となり、2001年2月以来の高い水準となった。輸送機械工業
や電気機械工業などの稼働率が大きく上昇したことが要因。
上昇幅も前月比+2.3%で、2002年5月以来の大幅なものとなった。
稼働率指数は、昨年夏場以降、一進一退を続けてきたが、5月は生産指数が前月比+2
.6%と比較的大きく伸びたことに対応して上昇。前年比でみると、11カ月連続の上昇が
続いている。
一方で、生産能力は低下が続いている。5月の指数は92.6で、現基準で最低を更新。前
月比では9カ月連続の低下。今月は、コンピュータ関連と自動車の工場海外移転による
国内工場の閉鎖が主な要因。



■オーストラリアのハワード首相は、15日からの訪日を前にシドニーで日本人記者団
と会見し、「貿易・経済面での枠組み文書に調印できる」と述べ、両国間で続いてい
た経済緊密化協議が合意に達するとの見通しを示した。
外交筋によると、合意する主な内容は、通関手続きや競争政策など11分野での規制緩
和の推進や、将来の貿易自由化についての研究会発足など。
首相は「すべての国と自由貿易協定(FTA)交渉を進めるのではなく、別の方法を考
えるべきだ」と指摘。日本の農業問題が障壁となるFTA締結推進に固執せず、柔軟
に2国間の経済連携を深めていく姿勢を示した。
安全保障分野では、北朝鮮問題やイラク情勢、対テロ対策などが首脳会談の議題とな
ると指摘、「テロ対策では会談後に声明を発表したい」と述べた。



■亀井善之農相
ベネマン米農務長官とワシントンで会談し、輸入牛肉の増加に対応した関税引き上げ
について「法に基づいて実施する」と語り、輸入急増が確認された場合は関税暫定措
置法の手続き通りに現行の38・5%から50%への関税引き上げを8月から実施する方針を
伝えた。
ベネマン農務長官はこれに対し「懸念を持っている」と語り、措置に強く反対する意
向を表明。会談後の記者会見で「(実施の場合は)あらゆる選択肢を検討する」と語り
、何らかの対抗措置も視野に入れていることを示唆した。





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