メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/07/08大引け  2003/07/09


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株式情報局
2003/07/08大引け

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◆大盛工業(1844)
35 +4 +12.90% 
期末に債務超過回避と上場維持をめざしているが、その一環として、投資事業を手
掛ける「ブライトンインベストコープ」を割当先とする第三者割当増資を発表した
ことから買いが入っている。


◆プリマ(2281)
98 -4 -3.92% 
値を消す。時間的にもこの売られ方は、証券自己売買部門の処分売りのようである
が、「低位株を売り、ネット系買い」の流れがこの銘柄にも波及してきたようであ
る。


◆安川情報システム(2354)
920 --- 0.00% 
日本システムディベロップメント(9759)、アイディネットワークスの2社と、DRM
ビジネスなどで提携したと発表。技術パートナーとしてDRMシステムの導入支
援・基幹業務へのインテグレーションを提供。


◆ブロッコリー(2706)
185 +34 +22.52% 
半年ぶりに年初来高値を更新。自社で版権を持つキャラクターの北米事業を強化す
るとの一部報道が材料視されている。2年後に北米事業の売上高を従来比6倍に引き
上げるほか、1作品当たりのロイヤルティーを従来の売上高比2〜3%から50%に高める
としており、サプライズとなっているもよう。


◆ダイワボウ(3107)
121 -3 -2.42% 
先週半ばから調整色を強める展開。一部報道で空気フィルター向けにほこり吸着力
を従来比3倍以上強めた帯電不織布の開発が伝えられているものの、材料視する向き
は乏しい。7/2に年初来高値134円を付け、その後割り込んだ5日線を寄り付きで一時
上抜いたが維持できず、失速している。


◆サカイオーベ(3408)
175 -38 -17.84% 
下落率トップ。ここまで順調な上昇基調を辿っていたが、昨日の伸び悩んだ動きを
受けて、目先の天井到達感も強まっている模様。短期資金も主力株に移行しがちで
低位材料株は利食い売りの対象になっている感も。


◆協和発酵(4151)
655 +1 +0.15% 
大和証券の個人投資家向けリポートに同社株が取り上げられたことが手掛かり材料。
三共の高脂血症治療薬「メバロチン」の後発医薬品が7月4日から発売となったが、
原体を供給していることで注目。リポートでは「現在、国内で唯一、三共の特許を
クリアし、メバロチン後発品の原体を供給。遺伝子組換え法により原体を効率良く
製造するプロセスを開発し、厚生労働省の製造承認を取得」などとしていた。


◆メディカルシステムネットワーク(4350)
460,000 (最終気配) --- 0.00% 
ストップ高買い気配。三井物産と戦略的事業提携で合意したとの発表に加え、1:2
の株式分割が好感されている。なお、1000株の公募に加え、オーバーアロットメン
トによる上限150株の売り出しも合わせて発表。


◆三菱ウェルファーマ(4509)
976 +1 +0.10% 
ドイツ証券は、投資判断を「Buy」から「Hold」に引き下げた。年初来安値
からの株価上昇率は49%、また2003年3月期決算発表日からの同上昇率は20%となるな
ど、株価の上昇が格下げの主因。ドイツ証ではリポートで「目標株価を1000円に据
え置くが、今後は目先達成感が広まることで株価の上昇は抑えられる公算が大きい
と考えている」などとしていた。


◆エーザイ(4523)
2,285 +30 +1.33% 
4営業日ぶり反発。アリセプトの脳血管性痴呆症への適応拡大が承認されなかったこ
とが嫌気されていたが、本日は落ち着いた動き。CSFBでは業績予想を若干なが
ら下方修正し、目標株価は2500円から2400円に引下げている。ただ、影響は軽微と
の見方から「NEUTRAL」。


◆ヤフー(4689)
2,150,000 +200,000 +10.26% 
ストップ高買い気配。株価は2000年8月28日(231万2500円)以来ほぼ2年11カ月ぶりの
高値水準となった。収益の順調な拡大が続くなか、米国でインターネット関連銘柄
が買い進まれたことで、株価上昇に弾みがついた。売買代金は138億円とジャスダッ
ク市場トップ。
時価総額は2兆円の大台を越える形となった。2兆円という数字は、8日前引け段階の
東証1部市場の時価総額ランキングでは2兆1040億円のJR東日本(9020)に次いで17
位に位置する形なっており、図体ばかりが大きな大手銀行グループで比較してみる
とヤフーの時価総額を上回るのは三菱東京FG(8306)の1行だけといった状況ともな
る。


◆トレンドマイクロ(4704)
2,520 +120 +5.00% 
ネット系でも比較的に出遅れ株であり、ソフトバンクの急騰につられる形で買い物
を集めている、まだ日経225採用銘柄であるために、指数による買いも下支えしてい
る。ただし、先に急騰していた同じ日経225採用のCSK(9737)は、動きがとまって
いる。


◆インテリジェンス(4757)
186,000 +10,000 +5.68% 
4日ぶりに年初来高値を更新。大和総研によるポジティブなレポートが観測される。
同レポートでは、年率20%程度での成長軌道が描けるとして、投資判断を新規に
「2」とした。また、製造現場向け人材派遣事業に進出するとの報道も追い風に。


◆テー・オー・ダブリュー(4767)
665 -45 -6.34% 
業績予想の下方修正が嫌気されている。売上高の計画未達や保有有価証券の評価損
により、03年6月期の業績予想を下方修正している。ただ、増収増益は維持する見通
し。


◆CTC(4739)
3,430 +240 +7.52% 
ストップ高。ソフトバンク株がストップ高で差引約100万株の買い物となっており、
他のIT関連株も後場から揃って一段高の展開。同社のほか、トランスコスモスや
日システム、日オラクル、FSASなど、値上がり率上位には値がさのIT関連が
並んでいる状況。


◆旭硝子(5201)
829 +31 +3.88% 
韓国電気硝子の連結化などによる業績上乗せ効果なども評価して、投資判断格上げ
の動きが目立っている模様。GSでは「IL」から「OP」に、UFJつばさでは
「B」から「A+」に2段階引き上げている。格上げの理由は(1)韓国電気硝子の連
結子会社化で中期経営計画の実現性高まる(2)中国にブラウン管用自動車用ガラスの
生産拠点を一気に確保し、その拡大による潜在成長性も高まるーーなどとしていた。
株価目標は1000円〜1200円。


◆板ガラス(5202)
418 +41 +10.88% 
古河電工の株高効果が波及している格好。信用倍率も0.87倍と売り超の状態であり、
株価の上昇が信用売り方の踏み上げの動きを一段と誘う状況とさせている。


◆JFEHD(5411)
1,900 +11 +0.58% 
鉄鉱石世界最大手のCVRDとの鉄鉱石鉱山の共同開発が伝えられているものの、
昨日の急伸を受けた利食い売りや戻り待ちに押されて伸び悩んでいる。ただ、7/7時
点での日証金ベースの貸借倍率が0.16倍であり、取り組み妙味は強い。


◆大同特殊鋼(5471)
213 -7 -3.18% 
物色の中心が主力ハイテクやIT関連セクターへ向かっており、やや見送りムード
も出てきている。一方、東海東京では、特殊鋼鋼材の採算が改善傾向にあることや、
好業績低PER銘柄として注目している。


◆住友鉱(5713)
441 -9 -2.00% 
金相場の軟化などが嫌気材料。米国株式市場の上昇で、金の投資妙味が後退する展
開ともなる。また、原油安を受けて帝国石油や石油株もさえない展開。


◆古河電気工業(5801)
504 +7 +1.41% 
赤字だった米国の光通信子会社OFSの追加合理化計画などが好材料視された。た
だ、一部のアナリストの間では、古河電工の最近の急ピッチな上昇に対し、警戒感
も出ていた。


◆高松機械工業(6155)
400 +40 +11.11% 
後場に入り大幅高、01年11月以来の400円台を回復。14:00に発表された5月の機械
受注が好感されている。事前予想は前月比マイナスとの見方が多かったなか、同
6.5%増とプラスになっており、サプライズとなっているもよう。


◆新川(6274)
2,255 +115 +5.37% 
7/3以来の年初来高値更新。半導体製造装置の回復期待が高まっているようである。
目先、昨年11月の2295円が射程圏に入っている。出来高も若干ながら増加基調にあ
り、本日は昨日の出来高を既に超えている。


◆鉱研工業(6297)
560 +80 +16.67% 
連日のストップ高。政府・与党が海底資源の権利確保のために大陸棚の調査を強化
するとの報道から人気に火がついたもの。海底調査ボーリング技術を擁しており関
連銘柄のリード役として評価される。


◆ワイエイシイ(6298)
395 +50 +14.49% 
パソコンの超小型演算処理装置や自動車などに搭載する半導体の選別装置を開発し
たこの報道を好感しているが、ここ戻りが急の半導体・液晶関連装置関連の出遅れ
としての見直し買いも入っている。


◆TOWA(6315)
1,002 +100 +11.09% 
ストップ高。液晶関連製造装置、半導体製造装置の伸びから2004年3月期からの本格
的な業績回復を評価する買いが継続している。


◆NEC(6701)
821 +21 +2.62% 
買い気配スタート。半導体株を中心に米国市場が大幅高、一段と上値追いの動きを
強める状況。信用取組みが厚く、他の総合電機と比べても買い物が集まっている状
況だ。ただ、日経平均は1万円の大台に乗せた後は伸び悩み、全体相場の目先達成感
とともに、過熱警戒感も広がる展開へ。


◆日本無線(6751)
430 -11 -2.49% 
同社の船舶自動識別装置の米国コースガードの型式認証を取得したと発表。同製品
は、従来のレーダーでは検知できない隠れた船舶も識別できる。今後、米国での販
売推進を期待している。


◆シャープ(6753)
1,735 +7 +0.41% 
米TIと100万画素のカメラ付GMS/GPRS携帯電話向けデバイスで協業すると
発表したことを材料視。シャープの持つCCDなどカメラモジュールや液晶モ
ジュールの強みと、TIの画像音声装置、ソフトウェアでの強みを融合し、国内・
海外の端末メーカーに売り込む。昨日の会見の席上、シャープの佐野良樹取締役
IC事業本部長は「最先端のデバイスと厳選されたシステム構築により、短期間で
製品化できる」などとしていた。受注目標金額は明らかにしていないが、両社では
2004年に5〜10社から受注したい考え。ただ、「業績への寄与は未知数。今日の上昇
はハイテク株全般に高いことが背景ではないか」との声もあった。


◆船井電機(6839)
14,950 +460 +3.17% 
主要販売先である米国市場で個人消費の回復期待が強まっていることや、国内株式
市場でハイテク株全般が買われ、業績好調な同社株にも買い安心感が広がった。


◆メガチップス(6875)
1,183 +150 +14.52% 
ストップ高と大場続伸。ここ地上波デジタル放送関連として人気化しているが、1月
高値1750円から5月安値618円まで大きく下げていただけにリバウンド狙いの買いも
入っている。ネットバブル時に高い天井を付けた銘柄ほど上昇しているのが最近の
市場の特徴。連続減益見通しが嫌気されて同社株は5月に安値618円まで下げた。そ
の後は戻したが、依然今年1月高値1750円、昨年1月高値4710円に対して大きな距離
を残し、ここでは出遅れ銘柄として買われているもよう。


◆UMCJ(6939)
139,000 +13,000 +10.32% 
4〜6月期から携帯電話向け液晶駆動のLCDドライバ、フラッシュメモリーがひっ
迫、すでに2003年12月期は増額修正済みだが、再度の増額が濃厚視される。


◆ソフィアシステムズ(6942)
118 +23 +24.21% 
ここ株式市場が大商いのなか活況となっていることから証券株など株式活況関連が
人気だが、株価情報システムを手掛けていることから同関連として上がっている。


◆アイレックス(6944)
187 -32 -14.61% 
NEC向けに高密度多層プリント配線基板を供給しており、NECの業績回復期待
が高まる中にあって、つれ高している格好。このプリント配線基板はカメラ付携帯
に使われることで、NECの次世代モデルへの期待もある。「2004年3月期には3期
ぶりの経常黒字転換を計画していることも手掛かり材料になっている」。


◆ファナック(6954)
6,570 -80 -1.20% 
マイナスに転じる。5月の機械受注が前月比6.5%増と市場コンセンサスを上回り、民
間設備投資関連の代表銘柄と注目されたが、発表後の買い一巡後は伸び悩みの動き
が鮮明化している格好。期待感が高まっていただけに、目先筋の利食い売りに押さ
れていると観測される。なお、機械受注の実績自体に関しては、ポジティブサプラ
イズとする向きが多い。


◆日東電工(6988)
3,850 -120 -3.02% 
3日続落で25日移動平均線に接近。日立による株式の一部売却の発表を嫌気する向き
も。なお、日立保有株の売却額は最低400億円以上で、日立の株式売却としては過去
最大規模であると報じられている。ただ、先週末から調整色を強めるものの、長い
下ひげを形成しているうえ、6/27に空けたチャート上の窓(3840円〜3910円)も埋め
ており、調整一巡感が出ていると指摘する向きも。


◆三菱自動車(7211)
300 +12 +4.17% 
2月20日の年初来高値に急接近。筆頭株主の独ダイムラー・クライスラーと2006年を
めどに軽自動車を共同開発すると一部報道で伝えられ、着実なダイムラーとの協業
進展で、開発コストの軽減やグループでの効率的な販売に期待感が高まった。


◆NOK(7240)
2,220 +75 +3.50% 
カメラ付き携帯電話やHDD向けなどにFPCの売上が絶好調。前2003年3月期に続
いて今3月期も増収増益の見通し。会社側では連結純利益を前期比19%増の150億円と
予想しているが、市場では増額修正が必至との見方が多く、今月3日付で同社株に対
して新規に強気の「2」の投資判断を示した大和総研では同純利益を166億円と予想。
みずほ証券は7日付で目標株価を従来の1970円から2300円に引上げており、国内外機
関投資家からの買いを誘う要因になる。


◆カッパ・クリエイト(7421)
6,370 +130 +2.08% 
一時210円(3.4%)高の6450円まで上昇。前期決算は経常利益で45%増益を達成し、今
期も25%の伸びを計画していることから、高成長持続への期待が広がった。


◆ネットワン(7518)
673,000 +35,000 +5.49% 
昨日は値動きが悪く乗り換えの投げでマイナスで引けたが、この日は出遅れネット
株との見方から買い物を集める。


◆ニコン(7731)
1,238 +65 +5.54% 
7/3以来の年初来高値更新。米ナスダックの1700ポイント回復などを背景に強含みの
展開。目先的には昨年7月のもみ合いレベルである1300円台半ばが視野に入る。東京
エレクトロン(8035)と、半導体露光装置の回路露光技術を共同開発するとの報道を
材料視する向きも。リーマンでは投資判断を「オーバーウエイト」から「イコール
ウエイト」に格下げしている。目標株価は1100円を継続。スキャナー市場での競争
激化、カメラの利益率低下、脆弱な財務体質からは現在の株価は十分買われた水準
であるとみている。


◆シチズン(7762)
665 -25 -3.62% 
615.4万株の売り出しを実施すると発表。売出価格は、7月15日〜18日のいずれかの
日に決定される。売り出しは、三菱信託、みずほコーポ、、三井住友、東京三菱の
各金融機関が行う。申込期日価格決定日の7営業日後を予定、。


◆ニチハ(7943)
1,038 +16 +1.57% 
4日付で立花証券が投資判断を「強気」とするレポートを発行した。窯業系外装材の
大手メーカー。店舗用の外装材など非住宅分野の高級品の営業戦略強化により、今
2004年3月期の連結経常利益は28.9%増の47億円、1株利益は70円弱の見通し。立花証
券ではPERに割安感があるほか、配当(年16円)面からも注目されるとしている。


◆ヤマハ(7951)
1,708 +48 +2.89% 
米国店頭取引のADRプログラムLEVEL1に設定したと発表。設定理由は、外国
人投資家に対する利便性を高め、新規の投資家層の拡大を目的。としている。


◆セガ(7964)
1,084 +61 +5.96% 
指数に連動性が強いためにインデックス運用の機関投資家の物色対象になる。その
ために、日経平均が1万円を越える水準では、以前の日経平均が1万円の時にくらべ
て割安であったことから物色対象になる。


◆東京エレク(8035)
7,320 +560 +8.28% 
前引けにかけては上げ幅を広げる。TSMCの設備稼働率上昇見通しなどを受けて、
半導体製造装置関連株の上昇が目立つ。NECなどは寄り付いた後伸び悩んでいる
が、総合電機株などと比べ相対的な出遅れ感がある同社などに、物色シフトの動き
も強まる。


◆消費者金融株
アイフル(8515) 7,310 +1,000 +15.85% 
武富士 (8564) 7,900  +240 +3.13% 
アコム (8572) 5,610  +360 +6.86% 
プロミス(8574) 5,070  +140 +2.84% 
消費者金融が属する「その他金融」が業種別値上がり率トッブ。株式市場の活況か
ら景気回復期待が高まり個人向け融資の貸し倒れ率が低下するのではないかという
観測からここ人気化しているが、ノンバンク各社が長期金利の上昇に対して抵抗力
をつけているとの報道もあり、さらに人気を高めている格好。


◆シンキ(8568)
574 +80 +16.19% 
ストップ高比例配分、差引約70万株以上の買い物を残している。景気回復期待から
貸倒れ引当率の低下期待が高まっていることもあって、消費者金融株の上げが目
立っている。99年高値からは依然として10%程度の水準、アイフルなどは50%近くに
なっており、リバウンド余地は大きいとの見方につながる。


◆証券株
みずほイン(8607) 228 +8 +3.64% 
コスモ証券(8611) 254 +14 +5.83% 
東海東京証(8616) 250 +5 +2.04% 
株式市場の活況から株式売買手数料が急増、業績が一変してきたことが人気の背景。
とくに株式手数料比率が高い準大手証券の強さが目立っている。大手証券と比べて、
営業収益に占める株式売買手数料の比率の大きい準大手証券の方が相場活況が収益
面に与える影響は大きい。


◆松井証券(8628)
1,660 +180 +12.16% 
ネット証券では最大手の1社であり、商いが活況であることから手数料収入の増収を
期待される。また、一部のネット証券が約定反映がかなり遅くなっているが、「こ
こ数日のトラブルでは、松井は比較的にマシなほうだ。」と言われていることも買
い要因の一つになる。


◆三菱地所(8802)
957 +22 +2.35% 
同業の三井不動産などと比べ、持ち合い解消売りが少ないとの見方が広がっていた。


◆クリード(8888)
151,000 -6,000 -3.82% 
金利の上昇が懸念材料となっている。金利の上昇が続けば、ファンドの運用利回り
が低下するほか、支払利息の増加で調達コストが上昇するとの懸念が強まっている
もよう。レーサム(8890)やパシフィック(8902)など、他の不動産投資関連も軟調。


◆日本通運(9062)
475 -9 -1.86% 
堺鋼管事務所のトラックが鋼板を過積載した事件で大阪府警は道交法違反容疑で、
同社の所長ら2名を逮捕。


◆郵船航空サービス(9370)
1,770 --- 0.00% 
同社株の売出価格を決定した。売出価格1716円、総額17億6748万円、申込期間7月9
日〜11日、受け渡し期日7月17日、オーバーアロットメントによる売り出し10万株、
価格1716円。


◆KDDI(9433)
530,000 +35,000 +7.07% 
TCAが前日7日に発表した6月の携帯電話の加入者数でKDDIの「au」が19万
3500人増となり、ドコモ(9437)の17万1000を上回り3ヶ月連続で首位となったことが
市場で好感された。また、「ネット株物色の流れが通信株にも波及してきているで
は?」との声があった。


◆東京ガス(9531)
337 -5 -1.46% 
6月30日に付けた年初来安値を6営業日ぶりに更新。ディフェンシブ銘柄として同社
株を保有していた国内外の機関投資家や個人投資家がハイテクや素材といった景気
敏感株に資金シフトする動きが続いている。今月1日には英蘭ロイヤル・ダッチ.
シェルと共同で横浜に火力発電所を建設する計画を明らかにするなど、一層の収益
拡大に向けた事業展開には積極的姿勢を示しているが、景気回復局面で魅力が乏し
くなるのはやむを得ない。


◆ベンチャーリンク(9609)
360 -28 -7.22% 
昨日業績の下方修正を発表、前5月期の経常損益は45億円の黒字予想から37億円の赤
字に減額修正。事前に下方修正観測があったものの、5億円前後の赤字と想定されて
いただけに、赤字幅の大きさにあらためて失望感が強まる状況。


◆NTTデータ(9613)
489,000 +34,000 +7.47% 
連日の年初来高値更新。昨年7/10以来、約1年ぶりに50万円を回復している。ソフト
バンク(9984)が連日のストップ高となるなど、IT関連銘柄が動意付いている。目
先的には昨年3-6月のもみ合いレベルである60万円手前が意識されてきた。


◆ディジットブレーン(9653)
100 +41 +69.49% 
1週間ぶりに年初来高値を更新。ソフトバンクの急騰が刺激材料となり、同グループ
銘柄は軒並み動意づく格好となる。JASDAQ市場では、ヤフー(4689)とソフバ
ンテク(4726)が買い気配からのスタート。


◆ソフトバンク(9984)
3,570 +500 +16.29% 
連日のストップ高。4営業日連続で年初来高値を更新し、2001年7月13日以来約2年ぶ
りの高値。寄り付いた後はやや伸び悩む展開にもなった。前日はネット証券2社が売
買代金の5分の1を占めるなど、依然として短期資金中心の展開と推測される。本日
は米国ネット関連株の上昇などが追い風に、寄り付き直後の利食い一巡後は早々に
買い直される展開へ。大和では、更に株価は上振れる可能性があるとみている。一
方、同社が注目されるのは相場が過熱している段階に多い点は留意したいとも。
ブロードバンド「ヤフーBB」の6月末の進捗状況を発表。
ヤフーBB接続回線数282.2万、前月比14.2万。
BBフォン利用者数251.6万、前月比16.2万。
接続可能局舎数2155、前月比7。





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ブロードバンド料金比較
http://www10.plala.or.jp/AMS/kakaku.html
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◆指標
日経225 9,898.72 +103.56 
日経300 189.43 +2.24 
TOPIX 976.30 +9.26 
日経ジャスダック平均 1,167.30 +1.30 
日経225先物期近 9,870 +60 

外国証券、買い3980万株、売り2950万株、差引き1030万株の買越し。
買越しは3営業日ぶり。
寄前成行き注文、買い9100万株、売り4440万株、差引き4660万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約852億円が成立。
後場成行き注文、買い2050万株、売り2480万株、差引き430万株の売越し。





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NEC得選街
http://www10.plala.or.jp/AMS/nec.html
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●東証の売買システムに一部遅延が生じる。売買システムは証券会社と東証の注文を
やり取りするもので、10時前程度から、訂正や取り消し通知に遅れが出る。相場報道
システムも、先週末のシステムの改善にもかかわらず最大で2分20秒程度の遅れが出た




●5月の機械受注統計
民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」は、前月比6.5%増の9320億
円となり2ヶ月ぶりに増加となった。。
需要者別にみると、民需は前月比4.7%増の9,895億円、官公需は同14.4%増の3,024億円
、外需は同11.4%増の7,329億円、代理店は同9.9%減の946億円。
機械受注統計は内閣総理大臣の指定した主要機械等製造業者280社が受注した生産設備
用機械の金額を集計した統計。受注から出荷されるまでには6ヶ月程度のタイムラグが
生じることから設備投資の先行指標としての性格が強い。

内閣府発表機械受注統計
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/menu.html



●6月のマネーサプライ(通貨供給量、月中平均残高)
代表的な指標であるM2+CD(現金、預金と譲渡性預金の合計)は、前年同月比1・8%
増だった。伸び率は、今年1月以来6カ月連続して1%台の低水準が続き、企業の資金需
要が依然低調な上に、不良債権問題を抱える金融機関が慎重な貸し出し姿勢を続けて
いることがうかがえた。
預金通貨と現金通貨を合わせたM1は4・7%増。定期預金などの準通貨は0・8%減だった
が、前月と比べマイナス幅は縮小した。M2+CDに郵便貯金などを合わせたM3+C
Dは1・5%減。これに投資信託などを合わせた広義流動性は、郵政事業改革で統計対象
の一部に変更があった影響で、5月は一時的に前年同月水準を下回ったが、6月は0・2
%増と再び増加に転じた。



■6月の景気ウォッチャー調査
3カ月前と比較した景気の現状判断DIは42.1で、5月調査の38.4から上昇。また、2、
3カ月先を見る先行き判断DIは45.4で、5月の42.6から上昇。現状判断では、家計動
向関連(5月の37.4から6月は41.0)、企業動向関連(同39.5から43.6)、雇用関連(同42.
4から45.7)の全てのDIが上昇し、前月を3.7ポイント上回り、3カ月ぶりの上昇とな
った。家計動向は、重症急性呼吸症候群(SARS)の沈静化で旅行やレジャー関連が
持ち直したことに加え、たばこ税増税前の駆け込み需要もあり、上昇。具体的なコメ
ントとしては、「7月からたばこの税金が上がるので、駆け込み需要で来客数が増加し
ている」(北関東=コンビニ)、「SARSの影響も少し沈静化し、海外旅行の問い合
わせが少しずつ増えている」(九州=旅行代理店)などがあった。
企業動向は、「大幅な増産の要請があり、休日返上で対応する部門が出てきている」
(中国=輸送用機械器具製造業)とのコメントに表れているように、輸送用機械や電機
機械など製造業の一部が比較的順調だったことで上昇し、それに伴って雇用関連も上
昇。
先行き判断DIは、前月比で2.8ポイント上昇し45.4となった。先行き判断DIは、S
ARSの影響に対する懸念がほぼ払しょくされたことや、製造業の回復に対する期待
などにより、3カ月連続の上昇となった。
「SARSの影響も終わり、夏の旅行需要が増加する」(南関東=旅行代理店)、「コ
ールセンターの引き合いが出ている」(東北=人材派遣会社)──などのコメントがあ
った。
内閣府では、景気ウォッチャーの判断を総合して、「景気はやや持ち直しの動きがみ
られる」と総括している。5月の「景気は足踏み状態にある」との判断から上方修正さ
れた。(



■亀井善之農相と日本フードサービス協会など外食産業の業界団体との懇談会が8日、
農水省で開かれた。BSE発生後の消費回復に伴う牛肉輸入の急増で8月に発動が見込
まれる関税引き上げ措置について、外食産業は「BSEという特殊事情によるもの」
だとして発動回避を要請。これに対し、農水省側は「(輸入が急増すれば自動発動する
)ルールに従って実施する」との姿勢を崩さず、議論は平行線だった。



■東京債券市場
株式への資金シフトに伴なって債券が売られ、長期金利の代表的指標である新発10年
物国債の利回りは午前中に一時、前日終値比0.105%高い年1.200%まで上昇(債券価格は
下落)した。終値は同0.06%高い年1.155%。海外市場での債券安や、国内外の株式市場
の上昇で債券市場から資金が流出。前日に福井俊彦日銀総裁が長期国債の買い切り増
額に否定的な見解を示したことも債券売りを加速した。しかし、この日の5年物国債の
入札が比較的順調に終わり、午後に入って長期金利の上昇は限定的だった。





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